山口周のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
個人的な学びと感想
物質的な豊かさは先進国では多くの人が満たされており、経済は成長しきったので停滞は当然の事であり、プラスのイメージを持つべきだ。
これからは文明的豊かさを生み出すビジネスから文化的豊かさを生み出すビジネスへの転換が必要で労働から活動へ資本主義は移行する。労働は苦役を伴うが活動は楽しむもの。労働の必然性や必要性が無くなり、豊かで多様な個性を持つ個人が自由意思に基づいて労働=活動が自発的に行われるようになり、理想的な社会を作り出す。
この人達を何とか助けたい、これが実現できたらすごいという衝動に駆られてその仕事に取り組んだ結果イノベーションが起きることが多い。
自分がどのような活動をしたいかわからないのなら興味の有る事無い事とりあえず全部やってみること!
この本を読んで応援したい活動に責任消費をし、自分が幸せに生きる自己実現を目指し、世の中を悪くしているのは無関心な善人であると言うことから、色々なことに関心を持とうと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
『独学の技法』を読んで
独学というテーマに興味があり、タイトルから独学の具体的な方法が学べそうだと思い手に取った。本書では、まず「なぜ独学が必要なのか」という背景から始まり、独学を進めるための具体的な方法、そして最後にはリベラルアーツとして読むべき本がいくつか紹介されている。
最初はノウハウ集のような内容を想像していたが、実際には「行動の目的」や「思考のプロセス」にまで踏み込み、理論的かつ実践的に解説されており非常に学びが多かった。特に印象的だったのは、「システムとしての抽象化」という考え方だ。これは、単に本の内容を要約するのではなく、そこから導かれる原理を「どんな状況にも応用できる仮説」として再構築するという発想であり、新鮮だった。
今後はこの抽象化のプロセスを、自分の読書ノート作成にも取り入れてみたいと思う。また、巻末で紹介されていた本の中にも興味を引かれるものが多く、今後の学びを広げるきっかけになりそうだ。 -
Posted by ブクログ
ビジネス書でよくみる著者なので読んでみた
この本で推奨していることの全体の7割くらいはやっているような状況でちょっと安心した。できてないのは、良かった本の再読と、教養本の読書と、自分のプロデュースの思考あたり。良かった本の再読は今まであまりしてこなかったが、ここ5年くらいで響いた本をもう一回読み直すと1回目とは違う示唆が生まれるかも。今までは同じ本を読むのは時間の無駄な感覚が離れなかったが、その思考は無くなった。少し頭が柔らかくなった気がする
多読から自分の強みをどう捉えるかというのもなかった視点。ジョブズのデザイン×コンピュータの例は非常に分かりやすい。好きな分野でどんな掛け算が自分にとって良いか考えるきっかけとなった。
本棚は今度大きいものが家に入るので、カテゴリー別に整理してみて、本と本の組み合わせからいろいろ発想してみようと思う -
Posted by ブクログ
サスティナビリティという言葉が生まれて久しいですが、企業が追求すべきサスティナビリティとは何か、なぜ行う必要があるのか、といったことが対談形式でまとめられています。
企業活動として「儲かるサスティナビリティ」、すなわち、社会的価値を発揮しながら、同時に経済的価値をも生み出す事業を生み出すことが必要である…これが本書の根底に流れるメッセージです。
すでにビジネス視点でサスティナビリティ事業を行っている企業も紹介されています。会社の目的である「儲け」を出し、かつ税金とはまた違った社会的な貢献を行うことで企業の存在感を高めていく、といった、ある意味野心的な試みともいえます。
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サスティナビリティは「環境活動家の飯のタネ」「きれいごと」「とりあえず『わが社も大事にしています』と言っておけば良い」といったネガティブな方向でとらえられがちですが、きちんとビジネス=人間の欲望と結びつけ、自然な形で進められることを示した点に共感を覚えます。
また、「なぜサステナビリティ事業を行うのか」といったWhyを根本から考え、自らのコアコンピタンスと結びつけるとともにきちんとビジネス化することにより、株主を含むステークスホルダーが納得する形で持続的に進められることを知ったのも大きな学びでした。
本書はその他にも、この本にはビジネスを進めるうえで含蓄がある言葉や考え方が多数掲載されています。
サスティナビリティという言葉に興味がある方はもちろん、むしろサスティナビリティという言葉に否定的な感情をお持ちの方も、一度読んでみると良いでしょう。 -
Posted by ブクログ
人のリソースには限りがあります。
その中で自分を変えるために新しいことにチャレンジする、新しいことを始めるためには、すでにぎゅうぎゅうに詰まったスケジュールの中で「何かをやめる」必要があります。
著者は、何かを始められない人は、この「やめる」ことができたい人だと言います。
確かに始められない理由を「忙しいから」と言ってしまいがちです。
「理想の自分」を目指す上で、より必要ではないことをやめて、より必要なことを始めてみる(試してみる)。もし自分に合わなかったり、あまり効果がなかったりすればそれもやめて、次の新しいことを始める時間を空ければいい。
そう思うと、ガッツリやることリストを作るよりも、とりあえずやってみる。そんな簡単なことでいいのかな、と思えました。 -
Posted by ブクログ
山口さん、分かりやすく痛快に言い切る感じが、相変わらず良い感じです。
◉GDPに関する言及が、なるほどと思わせる。
アメリカが世界一の覇権国であることの証であり、かなり恣意性を含んでいる。今後は無形資産を参入を目論んでいる。
ネットやAIは、お金を移転させているだけで、パイ自体は増えていない。つまりGDPには貢献していない。
より便利になることにお金が回っている。それにより、格差社会を助長している。
便利で快適にするための生産はほぼ完了していて、GDPで評価すること自体が無意味であると。
むしろ低い成長率が続くことは正常。
◉労働で楽しさが重要になるとの内容は同意する。
ただ、私的には、まだ現場レベルでは時間がかかると思う。
そもそも解決すべき問題がなくなる=仕事がなくなると言われて長いが、減り具合が緩やかでいつの話?が正直なところ。
◉マーケティングは、問題を生み出すこととの言及はなかなか痛快。新しいことで先延ばし。
1970年代、電通の戦略十訓は初見だったが、刺激的。
①もっと使わせろ
②捨てさせろ
③無駄遣いさせろ
④季節を忘れさせろ
⑤贈り物をさせろ
⑥組み合わせで買わせろ
⑦きっかけを投じろ
⑧流行遅れにさせろ
⑨気安く買わせろ
⑩混乱を作り出せ
◉イノベーションは「人助けしたい」「これを実現したい」の衝動からスキルを働きかけでうまれるもの。いまはスキル側からのアプローチで逆になりつつあると。
今回は読んでて冗長的と感じる部分が正直あったが、仰っていることは一貫性があって、納得できる部分がおおかった。