山口周のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
サスティナビリティという言葉が生まれて久しいですが、企業が追求すべきサスティナビリティとは何か、なぜ行う必要があるのか、といったことが対談形式でまとめられています。
企業活動として「儲かるサスティナビリティ」、すなわち、社会的価値を発揮しながら、同時に経済的価値をも生み出す事業を生み出すことが必要である…これが本書の根底に流れるメッセージです。
すでにビジネス視点でサスティナビリティ事業を行っている企業も紹介されています。会社の目的である「儲け」を出し、かつ税金とはまた違った社会的な貢献を行うことで企業の存在感を高めていく、といった、ある意味野心的な試みともいえます。
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サスティナビリティは「環境活動家の飯のタネ」「きれいごと」「とりあえず『わが社も大事にしています』と言っておけば良い」といったネガティブな方向でとらえられがちですが、きちんとビジネス=人間の欲望と結びつけ、自然な形で進められることを示した点に共感を覚えます。
また、「なぜサステナビリティ事業を行うのか」といったWhyを根本から考え、自らのコアコンピタンスと結びつけるとともにきちんとビジネス化することにより、株主を含むステークスホルダーが納得する形で持続的に進められることを知ったのも大きな学びでした。
本書はその他にも、この本にはビジネスを進めるうえで含蓄がある言葉や考え方が多数掲載されています。
サスティナビリティという言葉に興味がある方はもちろん、むしろサスティナビリティという言葉に否定的な感情をお持ちの方も、一度読んでみると良いでしょう。 -
Posted by ブクログ
人のリソースには限りがあります。
その中で自分を変えるために新しいことにチャレンジする、新しいことを始めるためには、すでにぎゅうぎゅうに詰まったスケジュールの中で「何かをやめる」必要があります。
著者は、何かを始められない人は、この「やめる」ことができたい人だと言います。
確かに始められない理由を「忙しいから」と言ってしまいがちです。
「理想の自分」を目指す上で、より必要ではないことをやめて、より必要なことを始めてみる(試してみる)。もし自分に合わなかったり、あまり効果がなかったりすればそれもやめて、次の新しいことを始める時間を空ければいい。
そう思うと、ガッツリやることリストを作るよりも、とりあえずやってみる。そんな簡単なことでいいのかな、と思えました。 -
Posted by ブクログ
山口さん、分かりやすく痛快に言い切る感じが、相変わらず良い感じです。
◉GDPに関する言及が、なるほどと思わせる。
アメリカが世界一の覇権国であることの証であり、かなり恣意性を含んでいる。今後は無形資産を参入を目論んでいる。
ネットやAIは、お金を移転させているだけで、パイ自体は増えていない。つまりGDPには貢献していない。
より便利になることにお金が回っている。それにより、格差社会を助長している。
便利で快適にするための生産はほぼ完了していて、GDPで評価すること自体が無意味であると。
むしろ低い成長率が続くことは正常。
◉労働で楽しさが重要になるとの内容は同意する。
ただ、私的には、まだ現場レベルでは時間がかかると思う。
そもそも解決すべき問題がなくなる=仕事がなくなると言われて長いが、減り具合が緩やかでいつの話?が正直なところ。
◉マーケティングは、問題を生み出すこととの言及はなかなか痛快。新しいことで先延ばし。
1970年代、電通の戦略十訓は初見だったが、刺激的。
①もっと使わせろ
②捨てさせろ
③無駄遣いさせろ
④季節を忘れさせろ
⑤贈り物をさせろ
⑥組み合わせで買わせろ
⑦きっかけを投じろ
⑧流行遅れにさせろ
⑨気安く買わせろ
⑩混乱を作り出せ
◉イノベーションは「人助けしたい」「これを実現したい」の衝動からスキルを働きかけでうまれるもの。いまはスキル側からのアプローチで逆になりつつあると。
今回は読んでて冗長的と感じる部分が正直あったが、仰っていることは一貫性があって、納得できる部分がおおかった。
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Posted by ブクログ
有意義な内容ではあったが、ビジネスマン対象に書かれているため少し効率重視な感じがした。
リベラルアーツといわれる幅広い教養を得ることで、問題解決能力を高め、知的戦闘力を高める。
つまり様々な分野の知識を吸収することで、分野超えた幅広い解釈や洞察が出来るというわけだ。
変化の激しい現在では、インプットした情報は短期間で陳腐化してしまうため、「覚えないこと」を前提にし、その情報を自分なりに抽象化・構造化したうえで、外部のデジタル情報として整理しストックするという「脳の外部化」を提唱している。(p8)
後半では、それぞれの分野のお勧めの本が紹介されている。
私自身、これからは古典や長年にわたって読まれている本を読もうと思っていたので、非常に参考になりそうなラインナップである。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【なぜ】
著者読み
【ここだけ】
問いをずらす、身の丈にあったインプットを。
【感想】
99個。みたいなこの手の本はなんかまとめづらい。とりあえず多すぎて。
山口周本6冊目、著者の大切にしてる根幹が何かは見えてきた気がする。
【メモ】
問いをずらす
58.想像力を働かせる…ドキッとした
86.ゴミを見定める。「あっ、これはゴミだ」の表現は笑った
87.身の丈にあったインプットを…本に出会った背景によって捉え方は変わる。それは、自他においても自分の中でも。
「読書にはタイミングが存在する。ジャストミートするまで待つ必要があることがある」
90. 独学には3つ。お金を払って学ぶ、お金をかけずに学ぶ、お金をもらって学ぶ。
91. 人の時間はお金になる。つまり自分の浪費する時間は誰かの富に還元され続けている。
94. 違和感はありすぎても、なさすぎてもいけない。知的怠慢になってはいけない。
96.過去の強い反感が何か思い出す。何か自分の大事なものが大切にされなかった場合にそう感じるはず。これは過去に良いことを思い出すよりも効果的だと考える。
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Posted by ブクログ
リベラルアーツとは平たく言えば「教養」なのだろう。ただ一言では尽くせない深さを感じる。
リベラルアーツはどのように身につけ活かしていくべきかとの視点で読み進めた。
リベラルアーツとは
固定観念や時々に顔を見せる常識とされるものから自由になるための思考技術
事象を相対化して問い立てする技術を本質とするもの
普遍的な価値基準
リベラルアーツはなぜ必要か
ファイナンスやガバナンスなど一部の専門知識だけでなく歴史や文化など人間性を豊かに育むことなしに真のリーダーや変革はない
専門知識がなく、得意分野でなくとも全体を俯瞰して言うべきことは言う姿勢を促し変革の種となる
どのように取り入れ行動に反映するか
損得ではなく善を基準に考え行動する
専門知識に偏らず美意識や哲学など普遍的価値観を学ぶ
誰かが言ったことに忖度することないよう自分の頭で考え、責任持って発言する
現代はあまりに専門化、分業化が進みそれぞれの知識は共有されにくくその世界だけの知識や常識になりやすい。異分野、異文化どうしの二項対立となり極端な世界となる。
これらを中和するすべての土台となるものがリベラルアーツ。リベラルアーツなくして専門性は追求できないのではないだろうか。
盲目的に信じ行動することに歯止めをかけ問いかけする技術とも言える。
古典や美術に意識的に触れ、論理だけでなく直感も大切にし普遍的な価値観を身につけよう。
自分の頭で考え責任持って行動する。これほど自由なことはない。 -
Posted by ブクログ
現代社会を生き抜く上で有用な哲学の知識をわかりやすく教えてくれる。
各哲学者の残した哲学的思考が、実社会でどのように役立つか、あるいは示唆を与えてくれるか、という視点でまとめられている。哲学者が当時なぜそのような思考に至ったか、というプロセスにも重きを置いている。自分の思考がバイアスに囚われていないか考える良い機会になった。
【メモ】
逃げにくくなっている現代だからこそ、ストレスの高い場所から逃げる。
人は、不確実な報酬ほどはまりやすい。
アンガージュマン:世界をどのようにしたいか、主体的にコミットして生きる
認知的不協和:人は、自分の行動を合理化するために、意識を変化させる。
予告された報酬は、創造的な問題解決能力を著しく毀損する
これからの結びつきはソーシャルメディアと2枚目の名刺になる
反脆弱性:一見頑強に見えるシステムも実は脆さを孕んでいる。多くの失敗をできるだけ若い時にしておく、いろんな組織やコミュニティに出入りして人的資本(スキルや知識)や社会資本(人脈、評判、信用)を分散させる
疎外:ルールや規則より、理念や価値観など内発的なものによって、望ましい行動へと促す
偶発的なエラーによって進化が進む。自分の意図よりもポジティブな偶然を生み出す仕組みをつくる。
アノミー:家族、ソーシャルメディア、ヨコ型のコミュニティがアノミー(無連帯)を防ぐカギとなる。
パラノとスキゾ:何かあったら逃げる。自分がなにをやりたいか考えるは無意味で、仕事は実際にやってみないと合うかは分からない。積み上げ型の論理的思考より大胆な直感が大事。危ないと感じるアンテナの感度と逃げる決断をする勇気。
ソマティックマーカー:決断する際は理屈だけではなく感情も重視する。
未来予測:未来を予測する最善の方法はそれを発明すること -
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●2025年5月25日、Yahooフリマのクーポンを使うために本探し。キーワード「アート」で検索かけたら出た。帯なし・850円。
説明より:「
★10万部突破!! NHK『ニュースウォッチ9』『視点・論点』で話題沸騰!
★HRアワード2019「書籍部門」入賞!!
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「20世紀的優秀さ」は終わりを迎える。
今すぐ思考・行動をアップデートせよ!
大きく切り替わった時代をしなやかに生き抜
「思考法」「働き方」「生き方」「キャリア」「学び方」をまとめた新時代の決定版ガイド。
近年、社会構造の変化やテクノロジーの進化に伴い、個人や企業は、新しい考え方や成功モデルへの書き換えを求められています。
これまで長いこと評価されてきた能力や資質は今や飽和状態となり、急速に凡庸なものへと変わっています。
本書は、今起こっている社会構造の変化を「6つのメガトレンド」として読み解き、これから求められる24の新時代の思考・行動様式を、オールドタイプ(旧型の価値観)からニュータイプ(新型の価値観)へのシフトという形で解説します。
◎サイエンスからアートへ。今、社会で起きている6つの変化とは?
◎今後は問題を「解決」できる人より、「発見」できる人の価値が増す
◎「人工知能に奪われる仕事」を考える人ほど生き残れない理由
◎「部下が使えない」と嘆く管理職が決定的に勘違いしていること
◎日本企業からイノベーションが起きない、喜劇的だが本質的な理由
◎アップルが市場調査をやらないのに勝ち続けられる理由
◎ケネディやチャーチルの演説が心に響く理由
◎革新的な企業が生産性向上のために、あえてやっていること
◎努力は本当に報われる?「1万時間の法則」がデタラメな理由
◎人生の豊かさは「逃げる」巧拙に左右される
◎人生は大量に試して、うまくいったものを残すしかない
◎アマチュアなのに、いつもエリートに勝てる人とは?
◎リベラルアーツを「武器」にする思考法とは?」
→ まゆさんが「1万時間の法則ちゃんとやってね」とよく言うけど、なんか嘘っぽく聞こえてた。