山口周のレビュー一覧

  • 劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~

    Posted by ブクログ

    劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~
    著:山口 周

    年をとっただけで「老いる」ということはない。つまり「オッサン」というのは、好奇心を失い、謙虚さも失い、驚きながら学び続けるという姿勢を失ってしまった人たちのことを言う。

    そしてその人物像とは①古い価値観に凝り固まり、新しい価値観を拒否する②過去の成功体験に執着し、既得権益を手放さない③階層序列の意識が強く、目上の者に媚び、目下の者を軽く見る④よそ者や異質なものに不寛容で、排他的

    本書はそんな「オッサン」への処方箋について以下の8章により説明している。
    ①なぜオッサンは劣化したのか
    ②劣化は必然
    ③中堅・若手が

    0
    2021年05月19日
  • 「仕事ができる」とはどういうことか?

    Posted by ブクログ

    再読だけど、また考えさせられることがあって読んでよかった。

    ・仕事ができるとは、どちらかというとスキルよりセンスの問題。
    ・仕事ができない人はTO DOリストで考える(タスクが並列)。できる人は、やるべき順序も含めて考える(物事の因果関係を意識している)
    ・部分だけではなく全体を見ている。
    ・具体と抽象を往復しながら両面で考えている。
    ・けっきょく意思の力。

    みたいなことが述べられている。

    目的意識の有無なのだろうと理解している。
    その事業を通して(所属する組織の取組みを通して)何を実現しようとしているのか、その目的意識を持っている人は、実現に寄与するアクションを考えて実行するし、そうで

    0
    2021年05月11日
  • 「仕事ができる」とはどういうことか?

    Posted by ブクログ

    「自分自身はどこだったら勝てるのか。それをもう意図的に自分らしさを磨いていくということが、ほかの人には努力にみえないかもしれないけれども、そっちの方が本当の努力なんだと。」という、島田紳助氏の話が印象的でした。分かりやすい努力をしていると安心するけれど、そもそもマーケットや戦略を立てないで進んでいくのはどうなのかという視点に納得。。
    そしてそれはただ周りを伺って考えることではなく、出来合いの価値基準でなく自分自身で形成された価値観があることが前提だと。めちゃくちゃ難易度は高いけれど、自分と社会を見つけて考えまくって動きまくって行かねばと刺激を受けました。おふたり、本当に面白い!

    0
    2021年04月26日
  • 仕事選びのアートとサイエンス~不確実な時代の天職探し 改訂『天職は寝て待て』~

    Posted by ブクログ

    深く広い知識と経験に裏打ちされた、他者や仕事への愛と尊敬に満ちたキャリア考察記。
    いろいろあるけど、自分の人生を抱きしめ暖め、ともに生きていこう、と思える本。
    今回もありがとう、山口周。

    0
    2021年04月24日
  • 仮想空間シフト

    Posted by ブクログ

    今後のことについて語っていてとてもワクワクしました。オンとオフで都市と地方を行き来するのが逆転すると言う視点が新しかったです。

    ワーケーションが進めば世界中どこでも居心地の良い所にいて、パソコンを使って仕事ができるような社会がもっと加速すればいいなと思いました。

    AirBnBを使って世界の色々なところに拠点を持ちたいと思いました!

    0
    2021年04月13日
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

    Posted by ブクログ

    各界の著名人との対話の中で、リベラルアーツの大切さが伝わってくる。ここから、いかに我々はリベラルアーツを学ぶか、にシフトする必要性を感じた。

    0
    2021年04月05日
  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

    Posted by ブクログ

    現在、課長の職に就く自分にとって、「リーダーシップを学ぶ為だけ」をとっても簡潔で分かりやすくまとめられている。

    Where 何を目指すのか
    Why  なぜそれを目指すのか
    How  どのように目指すのか

    これを4つの誰でもわかるような事例をあげて教えてくれる。

    0
    2021年03月21日
  • 劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新卒一括採用、年功序列形式の旧来の日系スタイルでは会社の上層部は「オッサン」が占めている。私が過去に勤めていた日系企業においても年配者の影響力が強く、新しいものを始めるのにスピード感がなかった。そんな状況を論理的に分析し、若者がどう対処するのかの処方箋を提案してくれている、自分はオッサンにはなりたくない!常に新しいことに挑戦し、成長を続けていこう!

    人的資本+社会資本=モビリティ
    汎用性の高い、知識やスキルなどの人的資本と信用や評判といった社会資本を厚くすることでモビリティを高めることができる。

    経験は量よりも質!
    成長において経験の量は重要ではない。
    分かるという事はそれにより自分が変わ

    0
    2021年02月06日
  • 「仕事ができる」とはどういうことか?

    Posted by ブクログ

    スキルではなく、センス!
    それに尽きるのだなと、しみじみ感じながら読み進めていた
    言語化出来るものや、スキル・知識が重視される傾向がある社会に一石を投じる良書。

    0
    2021年01月29日
  • マンガと図解でわかる 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

    Posted by ブクログ

    元々の素材がいい本だけれど、資本主義と合理主義にまみれてしまった頭から理解するにはとてもいい分かりやすい漫画版です。
    これはオススメ。

    0
    2021年01月06日
  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

    Posted by ブクログ

    「ここではない別の場所」へ。その先を示すのがリーダーの仕事。
     高度成長の時代は作れば売れる、欧米をお手本とした明確な目標があった。
     この20年、私たちは自分たちが行なっている営みの価値を突き詰めて考えられないまま、企業の価値を上げられないでいる。
     この機会に自分たちの営みの意味づけ、異議づけ、位置づけを常に意識できるかと自問自答してみる。

    0
    2020年12月22日
  • 仕事選びのアートとサイエンス~不確実な時代の天職探し 改訂『天職は寝て待て』~

    Posted by ブクログ

    転職についての本であるけれど、転職以外にも応用できるような深い内容が多くがとても勉強になった。
    冒頭に書いてある言葉「重要なのは著書が『何を言っているか』よりも『どのように考えたか』という点です」 が示すように、内容を鵜呑みにして暗記するのではなく、なぜそのように考えるか深く考察することが重要で、この本からはさまざまな学びがあった。

    その中で一つ心に残ったことをここに記録しておく。
    「ロジカルシンキングは大事だけれど、適切な状況下でロジカルシンキングを捨てることがコアに求められる」
    全て言語化してロジカルに考えがちであるが、それにこだわりすぎるとうまくいかないこも多い。
    職業柄職場での悩み

    0
    2020年12月01日
  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

    Posted by ブクログ

    良い組織とは、上位下達で軍隊のように動く組織ではなく、良い意味でゆるい組織であると言う事はよくわかった。そういう組織であれば、自然とイノベーションは創造されると言うことか。

    0
    2020年09月22日
  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

    Posted by ブクログ

    またもや山口周氏にしてやられる。
    イノベーションを実現したけりゃ、組織とリーダーシップを見直せ。自分を新たにする=イノベーションなのだ、と。

    以下、ヒットした所から抜粋。ニーチェがゴイゴイスー。

    日本企業の組織診断を行なっていると「自分には権限がないので」ということをよく口にする管理職がいるのですが、ではその人は権限を手に入れたら何かを始めるのでしょうか?僕はそうは思いません。今日、自分の判断で動き出さない人は、明日、権力を手に入れたとしてもやはり動き出さないでしょう。


    経営においては「合理的な解は、そもそも合理的な解になり得ない」というパラドックスを持っているということをよく再確認

    0
    2020年09月17日
  • マンガと図解でわかる 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

    Posted by ブクログ

    同じ著者の「ニュータイプの時代」が面白かったので手にとった。ビジネスでの意思決定モデル、言い換えればその人が仕事をする上で何を得意としているか、その人のビジネスツールのモードを「サイエンス(理性・論理)」「クラフト(経験・知識)」「アート(感性・直感)」であるとし、サイエンス、クラフトだけでは複雑化した世界に対応しきれないということを指摘。アート的思考を取り入れた美意識としての「真(認識)」「善(倫理)」「美(審美)」がこれから大切だと説く。自分の場合に限るがこれを読んで理解したとしても、仕事で出世するとか収入がアップするわけではないがとても面白く読んだ。漫画の絵柄のタッチも好み。深く学ぶため

    0
    2020年08月29日
  • 仕事選びのアートとサイエンス~不確実な時代の天職探し 改訂『天職は寝て待て』~

    Posted by ブクログ

    ・自由を獲得するためには、大いなる不自由を一度受け入れなければならない


    ・いい偶然を呼び込むには、同僚ゾーンに紹介してもらう。そのためには今の仕事、人脈をまずは大事にする。なんでもない毎日を丁寧に生きる。
    誰に対しても裏表のない、自然体の、「いい奴」でいる。

    いい偶然、をキャリアも結びつけるためには
     英語、読書

    読書
     面白がって読むこと。積読を恐れない。
    吸収効率が高いかは面白いか、面白くないかで判断していい。

      関連分野を固めて読む。繋がりが生まれてくるため。
     ノウハウ本ばかり読むのは危険。物事を本質的に考える力が落ちていくため。


      攻めの転職では、何を失うかを考える

    0
    2020年08月24日
  • マンガと図解でわかる 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

    Posted by ブクログ

    一生懸命データ分析しても、同じようなアイデアしか生まれないことに気付かされた。今まで考えたこともなかったが、アートを学ばなければと思った。
    漫画で短時間で要点が分かり、いい本だと思った。

    0
    2020年08月16日
  • マンガと図解でわかる 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

    Posted by ブクログ

    最近、アートを学ぶとよいとよく言われているが、その背景、理由がよくわかっていなかったので、この本を読みました。マンガと図でわかりやすくなっています。

    論理的思考を重視すると、情報がいくらあっても意思決定できない。
    論理だけで考えることは多くの人も行き着く考えでおり、競争が激化する。
    →まさに、自分の仕事において、このような状況に陥っているような気がします。
    よって、サイエンスだけでなく、アートを入れた超論理的な思考を身につけていく。

    0
    2020年07月02日
  • 外資系コンサルのスライド作成術 作例集―実例から学ぶリアルテクニック

    Posted by ブクログ

    作成例も役に立ちますが、冒頭のスライド作成の基本ルールを理解することが最も大切です。これからコンサルになりたい方、コンサルになりたての方は大変参考になります。

    0
    2020年05月04日
  • 外資系コンサルのスライド作成術 作例集―実例から学ぶリアルテクニック

    Posted by ブクログ

    眺めて、こんな書き方が!と思える良い本です。
    良い資料作りは、良い資料をどれだけ見てきたかと、どれだけをそれを真似して作ってみたか!だと思います。

    0
    2020年04月04日