山口周のレビュー一覧

  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    山口周さんの本は面白い。リベラルアーツを学ぶ上で対談者が最適の人選であり、語られている内容も一貫性があり読みやすく理解しやすい。この対談者それぞれの本も読んでみたい。

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    2023年01月23日
  • ハーバードの美意識を磨く授業

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    ハーバードの美意識を磨く授業: AIにはつくりえない「価値」を生み出すには
    著:ポーリーン・ブラウン 監訳: 山口 周

    なぜ、「美意識」がこれからの世界において重要なのか?という問いについては以下の5項目がその解となっている。
    ①正解の無価値化
    ②論理的・理性的な情報処理スキルの限界
    ③全産業のファッションビジネス化
    ④利便性から情緒への価値源泉のシフト
    ⑤人口知能との仕事の奪い合い
    本書は、上記が「WHYの問い」には答えているものの、「美意識をどのようにして高めるのか?」あるいは、「美意識をどのようにビジネスに適用するのか?」という「HOWの問い」に対しての解を追求している。

    構成は以下の9章から成る。
    ①なぜ「美意識」が必要とされているか
    ②人の感情をゆさぶる不思議な力
    ③ブランドコードを確立せよ
    ④深い「共感」と「洞察」から導かれる世界
    ⑤その人にしかない感覚をどう伸ばすか
    ⑥知的センスのいいひとが実践していること
    ⑦新たな空間価値をどう生み出すか
    ⑧「言語化」された時、すべてが浮かび上がってくる

    本書の冒頭にある、日本での「美意識」における第一人者であり本書の監訳を担われている山口周氏の言葉が秀逸すぎる。つかみどころのない「美意識」と本書における前提がとても丁寧に書かれており、その言葉を読むだけでも本書を手に取る価値は十二分にある。

    「美意識」をビジネスに落とし込むのはまだまだ先と思うことなかれ、世界・日本における直近でのわくわくするビジネスには、随所に本書のモデルがちりばめられている。美意識が主流となり、旧態依然の考えに固執していれば、どのような業種であっても現状維持どころが衰退するということは容易に想像ができる。

    事例などでつかみどころのない概念を出来る限り見える化したり、想像できるように可視化することを本書では挑戦している。

    読むのに頭をフル回転しなければいけないものの、新しく、そして必要な概念に対しては脳みそが汗をかくことを避けてはいけない。本書は十二分にその価値がある。

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    2022年11月27日
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    リベラルアーツに関する本は他にも読んだが、この本が一番分かりやすく、おもしろい。引き込まれるように読んだ。

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    2022年10月26日
  • Slowdown 減速する素晴らしき世界

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    人口、経済、情報、テクノロジー、債務etc...地球の気温を除くあらゆるものがいかにスローダウンしているかを様々なデータを通じて紹介している本。特にテクノロジーにおけるイノベーションの減速は肌感覚として強く実感できる。解説の山口さんがいう現代に生きる人々を惑わす「全ては加速している」という迷信を解除してくれる良著。ニックランドに始まる加速主義は、実際に世界は減速しているからこそ技術至上主義者に魅力的に映るのかもしれない。

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    2022年09月17日
  • ビジョンとともに働くということ 「こうありたい」が人と自分を動かす

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    中川政七商店の中川さんとの対談。ビジョンについての考え方、制定するためのステップなどを実践経験を交えての対話。実際にビジョンを考え、つくり、実践している中川さんの話には説得力があるし、それを聞いて補足し、他の事例を語り、解説する周さんがさらにわかりやすくしている。ブランドのビジョンを考えている人、組織のトップに立つ人におススメ。

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    2022年08月24日
  • トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな(大和出版)

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     タイトルにある「残業するな」とは、スジの悪い仕事(自分の成長、評価に繋がらない仕事)に時間を割くな、ということだと理解した。
     これは仕事に限らず、生活全般に言えることでもある。特に自分は断われないタチなので、時間の浪費に繋がる付き合いに流されず、自主的な行動を心掛けたい。

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    2022年08月15日
  • ビジョンとともに働くということ 「こうありたい」が人と自分を動かす

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    山口周氏の対談本(?)として外れがなく、期待に沿う内容。本書は中川政七商店の中川氏が相手であり、山口氏が社外取を務めていることから白熱した議論のないところが物足りなかったが、いたずらにパーパス、ミッション、ビジョンの言葉を並べるだけの経営者を容赦なく切り捨てる切れ味は抜群。

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    2022年08月14日
  • 外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~

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    めちゃくちゃ実用的な高い生産性を出すための行動の心得がまとめられている。
    常に手元において日々見返したい一冊。

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    2022年08月04日
  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

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    戦後復興期、高度経済成長期の成功体験は懐かしみながらもそれはそれとして。今の自分達の弱点と課題を冷静に分析しよう。そんな組織論、リーダーシップ論を読みやすく書いてくれている本でした。面白かったです。ワクワクします。ザ・日本企業に勤める私自身の分析にも役立ちました。肥やしにしたいです。します。

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    2022年08月02日
  • 思考のコンパス ノーマルなき世界を生きるヒント

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    対談を通して、色々な分野の人たちの価値観に触れることの出来る本だった。本の中で出てくる人たちは、今の日本という国の中にいながら、一歩外に出てこの国あるいは人間社会を見ているようなそんな気がした。近すぎず離れ過ぎずに、「今」を見ている人たちの話には多くの気づきがあった。

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    2022年07月30日
  • 外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~

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    これは、何度か読み直して活用していきたい。
    自分たちの仕事はコンサルではないけれど、技術屋として製品の使用を考える上でとても使えそうな気がする。

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    2022年06月24日
  • ビジョンとともに働くということ 「こうありたい」が人と自分を動かす

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    今を生き抜く企業として、ビジョンの大切さを改めて感じた。
    またキャリアの前半は激流下り、後半は山登りという引用は特に印象に残った残りました。

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    2022年06月16日
  • 外資系コンサルのスライド作成術 作例集―実例から学ぶリアルテクニック

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    一流のコンサルのグラフ・チャートついての実例集であり大きな価値がある。
    (著者のオススメ通り筆写も実施)
    一部補助線の位置など誤植?のようなものは見られたし、グラフもこうしたほうがより良いみたいなものもあったが、それでも★5なのには相違ない。

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    2022年05月08日
  • ビジョンとともに働くということ 「こうありたい」が人と自分を動かす

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    事業部を考えると、MUST、WILL、CANが重なる部分は明確なのに、会社全体をみると、それがぼやけてしまうんだよなぁ…。

    コトバではなく、絵にするというのはとても納得!

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    2022年05月01日
  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

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    この本は今もある日本の組織の病相に眼差しを向けて、具体的な処方箋を示している。
    多様な人を集めたとしても、多様な意見が出るように仕組みをしなければ、意味がない。
    特に権力格差指標の高い日本では、自然に任せたら多様な意見は容易に出なくなってしまう。

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    2022年03月19日
  • マンガと図解でわかる 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

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    美意識を鍛えていこうと思ったと同時に、自分に素直に、見て感じて想像することが大切なのだと感じました。

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    2022年03月12日
  • 「仕事ができる」とはどういうことか?

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    ネタバレ

    「仕事ができる」とはどうゆうことか?

    ■役に立つのは「スキル」、意味があるのは「センス」
    ・役に立つスキルは、ユニクロ
    ・「意味があるかどうか」はユニクロの10倍の価格のデザイナーファッション
    ・昔は役に立つことが大事だったが、「意味」は人によって違う。
    →問題は解決すればするほど、「量」から「質」へシフトする。

    ■身の置き場所が非常に重要
    ・努力すれば成功する、は間違っている。
    ・野球のプロは1軍登録選手300人、陸上だと300位は評価されない。
    ・戦うフィールドは非常に重要

    ■仕事ができるかどうか、自己の評価の必要は一切ない
    ・どうしても自己評価は甘くなる。だいたいが過大評価になる。
    ・自己を客観視する事は、顧客の立場で自分を見る事。
    →仕事ができる人は、常にこの視点が自分の思考や行動に組み込まれている。

    ■部分最適化・スキルフルな人にならない
    ・最終成果を見落として、目先の事に目が行ってしまう。
    ・会社がもっと業績を上げるためにはが、英語・プログラミング・などスキルに目が行ってしまう。
    ・組織全体をトップからプロキシの考え方で下へ下へとおろしていくのは、洗練されたマネジメント。

    ★飛行機のCAがカレーとチキンでカレーが切れる。
    →多くの人に謝る。→お詫びのスキルを上げる×【部分最適化】
    →チキンとカレーの配分比率を変える。そもそも期内職への期待を考えるとカレー1本でいいのでは?
    【全体感】

    ・みんなが部分最適化になってしまうのは、経営能力の問題
    ・担当者レベルの仕事では、部分最適化が必要だが、経営者は全体を見なければならない。

    ■センスと意欲
    ・センスはあるけど意欲はない 
     →一番リーダーに向いている。楽して勝とうとするので、全員幸せになる。
    ・センスがあって意欲もある 
     →対象を支える参謀が向いている。
    ・センスはないけど意欲はある。
     →一番問題。玉砕覚悟の突撃をさせて部下を殺す。
    ・センスも意欲もない
     →きっちり管理して現場をやらせる。

    ■プロの仕事・TODOのつながり「順序」が恐ろしく凄い。
    ・箇条書きにして「これを全部やれ」×
    ・「まずこれだけやろう」〇→やる事の順番がロジックで出来ている。
    ・単なる優先順位ではなく、どうゆう戦略で順序だてて動くか。

    (原田氏のマックの立て直し)
    ・従来は作り置き→オーダーを受けてから作るスタイルに大きな投資・負担をかけて変更
    →全店一斉に切り替え。→そのタイミングで100円マック。→多くの人が「美味しくなったことを実感」
    →そこからメニューをヘビーで単価が高いものに変えていく。→カロリー、オイリー、体に悪いと言われながらも一番売れる。
    →うまく利益が回りだしたところで不採算店を閉じる→業績が一気に回復。

    ■戦略とは
    ・必殺技ではなく、筋が通った独自の戦略ストーリー
    ・山本昌投手、イチローの方が球が速い。
    「速い球を投げるのがプロではなく、速く見える球を投げられるのがプロ」
    ・配球の組立で50歳まで現役

    ■競争がある中で、何故成功するか?
    ・収益の背後にあるストーリー 流れがある。論理でつながっている。
    ・全てを一度にやるのではなく、「ここだけを徹底的にやる。後はほおっておいていい。ここが何とかなれば、あとは何とかなるから。」
    ・ストーリーがあるから人がついてくる。数字や目標では人はついてこない。
    ・ストーリーがある中に、色々な要素が組み込まれる。(同じ情報を取得しても活かし方が変わる)
    (DXがいい。ではなく、DXをストーリーのどこに組み込み、どう変わるか)

    ■話を聞いてもらう行為で、それぞれが意味を形成する。
    ・パワポを使わずに伝える。(パワポは並列箇条書き思考を促進する)直列が大事。
    ・パワポはセンスを殺す。

    ■仕事ができる人の思考はインサイド・アウト
    ・情報は不完全でも、まずは自分なりのロジックやストーリー、自分なりのハッピーエンドが見えている。
    ・知らない事もたくさんあるが、後からとりに行けばいい。

    ■キャリアプラン
    ・お笑い芸人がひたすら漫才の練習をする。→分かりやすい努力で陥りやすい。
    ・お笑い芸人としての戦略を考える。→正解がないが自分自身をどうプロデュースするか。

    ■人間らしさはデータでは見えない矛盾
    ・松下幸之助
    ・妾がずっといて一緒に事業を作ってきた奥さんをないがしろに
    ・儲けに対する異常な執着
    ・過去の成功パターンに執着して重要な意思決定が出来ない。
    ・自分の子供に会社を継がせたくて迷走

    ■一流の人は自分が小さい
    ・二流:自分が二流だとわかっている。
    ・三流:そうゆう意識がない
    ・一流:評価自体がどうでもいいし、気にしない。人間理解は平面的ではない。

    ■オープンハウス荒井社長
    ・「いろいろあるけど要するに」というフレーズで結論がすっと出てくる。
    ・問題を抽象化、論理化してしまう。
    ・センスのない人は細かい具体的な話を色々する。一向に本質に至らない。
    ・「これってこうゆうことじゃないか」→「本質はここだからこうやったら解決する」=「要するに」
    ・センスの優れた経営者は、日常の仕事の中でこの往復運動を呼吸のようにやっている。
    →未知の新しい事象が日々起こっても、ディープラーニングで膨大なストックが支える。「いつか来た道」

    ★センスがある
    =具体と抽象の往復運動を物凄い振れ幅とスピードでやっている。
    →優れた人はぶれない・意思決定が速い。

    ■どこが自分の土俵か
    ・スキルは色々な所で使えるが、「センス」はその場限り。間違えると空回り
    ・土俵を見つけるのは場数。だんだんわかってくる。
    ・自分の強みはこれだ×
    ・色々な事にトライして、結果を直視。

    ■上手なインプット
    ・何を知りたいのか、が分かっている。

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    2022年03月07日
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    リベラルアーツを学ぶ必要性がわかった。
    多様性をもつことや、誰が言ったかではなく、何を言ったのか理解する必要があることなど、先人たちが発したことを知ることが大事だ。

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    2022年01月20日
  • ハーバードの美意識を磨く授業

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    「ハーバードの」から始まるタイトルで、期待値を下げてしまっていたが、中身は非常に良かった。

    勢いや論理性に頼るだけでなく「美意識」が大切、というのはこれから自分が身につけるべき素養だと感じられる刺激的なメッセージだった。

    水野学さんの「センスは知識からはじまる」を読んだときも感じたが、同じように、普段いかに五感を使っていないか、を痛感させられた。

    「美意識」を知ることとはつまり、自分の内面を知ること、言語化することだと思う。
    「いま」に集中して生きることで、1つずつを丁寧に観察していきたい。

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    2022年01月19日
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    ネタバレ

    読んでよかった対談本。各対談のあとに著者の振り返り、解説があるのが良い。「あぁ良い話を聴いた」で終わらず、理解を深められる。

    対談相手は出口治明氏やヤマザキマリ氏など専門分野もしてきた経験も様々だ。それぞれがコロナ禍をどう見つめ、何を考えているのか。この一冊で知ることができた喜びがある。内容が濃い。正解のない時代を生きるため、自分の選択を正解にしていくために今後も考え続けたい。

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    2022年01月13日