山口周のレビュー一覧

  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

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    大企業にイノベーションを起こすことを考える機会があったので、
    何冊か手に取った内の1冊。

    少し古い本ですが、想像以上の出来で、とても驚きました。
    こんな良い本だったとは…。

    著者は、日本にイノベーションが起こらないのは、
    個人の資質の問題ではなく、組織やリーダーシップの問題だと主張します。
    そして、どういった組織やリーダーシップであれば、イノベーションを起こすことができるのかについて論じています。

    ただし、この本は、イノベーションの「起こし方」については深く語っていません。
    (著者もそれは理解しています。)
    そのため、イノベーションを起こすための土壌の上に、
    イノベーションを起こすべき方

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    2020年03月26日
  • 外資系コンサルのスライド作成術 作例集―実例から学ぶリアルテクニック

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    すぐに活用できる見て分かりやすいフレームワークが載ってる。思考の整理とアウトプットイメージづくりとして参考にする。

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    2019年11月22日
  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

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    最近読んだ本としてはかなり良かった。2013年発行だが、山口周氏の本はどれもよい。本書はイノベーションがテーマだが、内容は組織論とリーダーシップ論といってよい。様々な例をあげてわかりやすく解説されている。ダーウィンが実は地質学者、副操縦士より機長のほうが事故をおこしやすい、アムンセンとスコットの南極の話、エジソンの蓄音機、ケネディの会議、等々、再読してもよいと思う。

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    2019年01月20日
  • 外資系コンサルのスライド作成術 作例集―実例から学ぶリアルテクニック

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    ゆっくり読みたいと思って、休日1日使って一気に読みました。この本はパワポで資料作成するときの技術などを学ぶには最適な本です。スライドの事例があるので、まずは真似てみるのが良さそう。ただ、思ったのがこのスライド事例にある絵を自分が思いつくかどうか。読んでいて気が付いたんですが、やはり資料は作る前にノートなどに手書きで作成しないといい資料が出来上がらない。1つのページで伝えたいことをしっかり頭で考えて、その内容を手書きでノートに落とし込む。その後に資料作成をする。仕事で資料作成を山ほどしますが、この本の技術を最大限生かして、より見やすい資料を作っていきたいです。ただ、資料作って大変なんですよね。。

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    2018年07月16日
  • 人生の経営戦略 自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

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    かつての行動成長経済危期、バブル期はむしろ考えないことが強く求められた。
    今はgdp成長率ほぼゼロ。

    組織社会国家の問題を解決するには?発言と離脱。

    結果が全てマキャベリと、自分らしさのルソー。その中間のアリストテレス。人生の目的をエウダイモニア=善き生と置いた人。

    蛇のように賢く、鳩のように素直に。聖書の言葉。第三の道。

    自分でコントロールできる戦略変数は?時間資本。

    目的は?人生の最後にウェルビーイングを実現すればいいではない。自分がいつ死ぬかわからない。すぐ死ぬかもしれない。だからいつも、持続的に幸せが目的。

    3つのウェルビーイング。自己効力感、社会的つながり、経済的安定性。

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    2025年12月11日
  • 未来を照らすコトバ ビジネスと人生、さらには社会を変える51のキーワード

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    山口周さんの広く深い知見から、人生に役立つ・興味深いTipsがちりばめられている。
    ラジオで紹介されたキーワードが、特に規則性なくちりばめられているので、興味があるところから辞書的に見るのも良いと思う。教養とは何か、何のために必要なのか、どのように習得するのか、古代ギリシアから現代の思想をインプットにして分かりやすく伝えてくれている。対談で柔らかい文体なので、サクサクと読み進められる。ラジオもちょっとしか聴いたことが無かったので、今後毎週聴いてみたいと思う。

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    2025年12月10日
  • 教養としての日本改造論

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    日本改造論というタイトルで、政府や行政への提言もあるが、「いかに生きるべきか」を対談形式で、二人の巨匠が親しみやすく伝えてくれる。幸せは他者との比較の中ではなく「その人だけの感覚」、歳を取るということは「時」という情報が加わることで魅力を感じることという考えには、肩の力を抜けさせてくれる力がある。人の心のありようや、自分はどうありたいか、どうあるべきか、について考えさせてくれる。しかし、対談ではなく山口周さん単独の本を早く読みたい。

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    2025年12月09日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    「文明的豊かさを生み出すビジネス」から「文化的豊かさを生み出すビジネス」へ。
    大量生産、大量消費の時代が終わりを迎えつつある今、ビジネスはどのように変わっていくべきなのだろうか。
    不足を満たすという視点から、大切なものを生み出す時代への変換点にきているのだろう。

    ビジネスで考えた時に、それはかなり難しいものかもしれない。
    お金を回しつつも、精神的に豊かになる仕組みを生み出す。
    考え、チャレンジし続けていく必要があるのかもしれない。

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    2025年11月30日
  • 人生の経営戦略 自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

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    転職するには、今の仕事を辞めてからするのではなく、ぎりぎりまで続けて見通しがもてるようになってから行う。これがリスクを取ることである。手本となる時間の使い方を見つけ、マネする。才能より長く続ける方が大事である。好きなことと仕事を組み合わせえるような働き方をする。今の自分にとって長く続けてきたこととは、何だろう。ゴルフくらいか。仕事で成功するには、打率よりも打席の数を重視する。失敗しても経験値は大切である。投資(自己投資)は早めに大きな金額を投じることで、後々リターンが大きくなる。新しいことに挑戦し続けなければ成長はない。コンフォートゾーンを抜け出していくことが大切である。結局どの自己啓発本にも

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    2025年11月29日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    1.私たちの社会は、明るく開けた「高原社会」へと軟着陸しつつある
    ・私たちの社会は、古代以来、人類が長らく夢に見続けた「物質的不足の解消」という宿願をほぼ実現しつつある。長らく続けた上昇の末に緩やかに成長率を低下させている現在の状況をメタファーとして表現すれば、それは「高原への軟着陸」として言い表せる
    ・緩やかに高度を落としつつ「高原」へとアプローチする現在の状況は、しばしば「低成長」「停滞」「衰退」という言葉で表現されるが、このようなネガティブな表現で現在の状況を形容するのは極めて不適切
    ・19世紀半ば以降、私たちを苛みつづけた「無限の上昇・拡大・成長」という強迫から解放された社会を、どの

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    2025年11月29日
  • 教養としての日本改造論

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    書店で見かけて思わず著者名買いしてしまいました。

    現状の日本の状況に関するトピックですが、問題点や推定される原因、加えて方向性も2人の対談でクリアにされており、かつ納得感が高いです。

    国という比較的大きなものを扱った話ではあるものの、同心円を小さくすると自分の身の回りで発生していたり実践できたりすることも多く、今後の行動指針として多くの言葉を頂戴したような気がします。

    改めて「自分の声に従って情熱を持ってことにあたる人のみが物事を変えられる」ということを実感しました。

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    2025年11月23日
  • 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

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    世界を捉える枠組みが増えた。思考フレームワークとも違うのよね。哲学てこういうことなのか、というのがなんとなく分かった。

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    2025年11月22日
  • 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~

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    多くの人が論理的、理性的、分析的な情報処理スキルを身に付けた結果、差別化の消失になった。
    問題の因子が増加しその関係が複雑に変化するとそのアプローチは機能しない。
    それには全体を直感的には捉える感性と真・善・美が感じられる打ち手を創出する構想力、想像力が求められる。

    人の承認欲求や自己実現欲求を刺激する感性や美意識が重要。

    会社を作品として考えてみる。

    ヨーゼフボイスの提唱。
    『論理や理性でシロクロつかない問題は直感や感性を頼りにする』

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    2025年11月21日
  • 読書を仕事につなげる技術 知識が成果に変わる「読み方&選び方」の極意

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    ネタバレ

    読書をしたいが、気が進まない時に気になって読んだ本です。著者の本の読み方や考え方が書かれた本で、全てが全て納得するわけではないが、そこが面白く、読書術とともに著者の考え方の傾向知れて面白かったです。
     私は、一冊を読み切るまで、他の本は読まないようにしていましたが、何冊か同時並行で読むようになったおかげか、1日の読書量が増えました。この本を読むことで、本をどのように読むか、どう生活に活かすかなど、読書に対する意欲が湧くような本です。全ページ読まなくても良いと思いますが、おすすめの本です。

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    2025年11月20日
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    山口周氏による対談集。
    さすが山口周氏、対話のレベルが高い。
    個人的には、中西輝政氏、出口治明氏との対談がよかった。
    もっとリベラルアーツを学ぼうと思う一冊。

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    2025年11月21日
  • 人生の経営戦略 自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

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    ネタバレ

    今年は自分中計を作るといいつつ既に11月も半ば。一時帰国中ということもあり、仕事も読書もいまいちコミットできず(どうしようもない窓際オジサンです)。

    そんな折に出会ったのが本作。

    山口氏といえばリベラルアーツ推しの元コンサルみたいなイメージです。比べるべくもありませんが、私も哲学で修士までいってから世に出たタイプ(ただし、アジアの片田舎で呻吟する今の状況は氏とは雲泥の差がありますが)。

    ということで、仄かなジェラシーを感じつつも若干の親近感あり笑

    しかも、本タイトル、まさに自分が今年考えていたことじゃん、と膝を打ち、これまた新品にて購入と相成りました。

    ・・・
    元コンサルの山口氏によ

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    2025年11月10日
  • 未来を照らすコトバ ビジネスと人生、さらには社会を変える51のキーワード

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    山口周は、どのような対談であっても多種多様な自身の知識の引き出しから適切な事例を引き出して知恵に消化することができる稀有な思想家である。

    従って、関心のあるコトバを短い時間でまとめ、示唆を与えるということは山口周の得意な分野と思われる。人生やビジネスに役立つ言葉をピックアップし思索の軽いジャブを打ちながら深堀りするテーマを決めていっているように思える。思索の初期草稿といった具合であろうか。

    対談するときはその道の専門家との対談が多い。そうしないと山口周のコンテンツが強すぎて対談が山口周の講演会となってしまう。
    わたしは長濱ねるは名前ぐらいしか知らない。知識量の多すぎる山口周に教えて下さいと

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    2025年11月09日
  • トップ1%に上り詰めたいなら、20代は“残業”するな(大和出版)

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    「残業するな」というのは、思考を放棄して”努力すれば何とかなる”という安易な方向に逃げるなということ。努力すれば必ず報われるわけではないのに献身の末に絶望して世界を恨んだり、社会予測が当たるほど世界は単純ではないのにAIに奪われる仕事リストを間に受けたりと、誤った人生観や世界観に基づいて意思決定してしまうことは意外と多い。この本は、そうした凝り固まった勘違いを解きほぐし、もし気付けないまま悪循環に陥ったときでも抜け出すための道筋を示してくれる。視野を広げ、より良く生きるための処世術を身につける素敵な機会をくれた一冊だった。

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    2025年11月05日
  • 未来を照らすコトバ ビジネスと人生、さらには社会を変える51のキーワード

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    対話形式で読みやすさもあり、学びも多い書籍。ラジオは聴いたことなかったが、おふたりの優しさや纏う空気感、人間、読書への異なる愛情を感じ、幸せな想いになりながらも学べる不思議な書籍

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    2025年11月03日
  • 読書を仕事につなげる技術 知識が成果に変わる「読み方&選び方」の極意

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    読書に対しての価値観が変わる。

    読書に対して所持していた罪悪感を「自然と発生するもの」として捉え、開き直ることから発生する新たな気づきにカルチャーショックを受けた。

    本を汚く読むこと
    ビジネス書と教養書の読み方、記録の仕方の違い
    ビジネス書への向き合う順番、
    ビジネス書マンダラ
    書店の散歩
    など。

    自然と取り組んでいたこともこのように文章に落としてもらい、顕在化してもらうことで、新たな発見があった。

    2015年の書籍なので、多少の古さは感じる。
    記載のあるエバーノートは、当時は良かったが、個人的にはNotebookLMもおすすめです。

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    2025年11月01日