山口周のレビュー一覧

  • ChatGPTは神か悪魔か

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    一冊を手にし、心がざわつく感覚。AIの未来に関する識者たちの深遠な議論に完全に引き込まれた。特に和田氏の“政治家よりAI”という斬新な提言には目からウロコ。生成AIの持つ可能性とリスク、私たちが直面する未来は神の恩寵なのか、それとも悪魔の誘惑なのか。読んで、自問自答を繰り返した。

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    2023年10月07日
  • 外資系コンサルのスライド作成術 図解表現23のテクニック

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     スライド作成を「早く、分かりやすく、正確に」行う方法をまとめている。本書は、難しい言葉がなく、シンプルな作りで読みやすい。逆に家b、スライド作成の真髄は、実践によるところが大きく、地震の感覚を養うことが大切だと言える。

     グラフの選択とチャートの見やすさがスライドの極意である。グラフは、実数値、構成比、指数値の使い分けが大事である。実数値は、絶対的な数字を表すので、見せ方次第で大きく印象が変わることが見受けられる。値の変化を見せるのに有効である。一方で、構成比は相対的な値なので、円グラフや面積図を使うことが効果的で、比率の移り変わりが良く見える。指数値は、長い時間や変化を細かく分析したいと

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    2023年09月23日
  • 世界で最もイノベーティブな組織の作り方

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    頭に雷。再び痺れた。本の内容はイノベーションではなく組織論とリーダーシップ論。イノベーションは内から変える。

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    2023年09月16日
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    振り返りの一環として読んだ
    結構良い振り返りの機会になった
    リベラルアーツの使い方として、「疑うべき常識の見分け方」がわかるようになるというのは非常にわかりみが深い

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    2023年09月06日
  • 知的戦闘力を高める 独学の技法

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    著者の読書量や知識量がすごいのは分かるが、その見せつけ感が溢れてるのは否めない。知識をバックグラウンドにした例示や比喩が多く、主張にたどり着くまでに時間を要する。

    というデメリットはあるにせよ、学びは多い本だった。日常の疑問をストックしておくことや、読書の方法はなるほどと思わされるし、是非実行に移したいと思う。

    情報が溢れている現代において、どんな情報は捨てるかという判断も大切。

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    2023年07月21日
  • 外資系コンサルのスライド作成術 図解表現23のテクニック

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    スライド作成の基本的な事項が記載された書籍。本のタイトルには作成術とあるが、構成や考え方をシンプルに纏めたもので、汎用性が高いものばかり。メッセージの3条件(①1スライド1メッセージ、②明快な主張(ポジションを取っている)、③ポイントが明確)や、グラフ選び、縦と横の軸を決めるなど

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    2023年07月13日
  • 劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~

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    面白く読んだ。
    一方で気になったのは以下の点。
    1、「今は第三次ガラガラポン革命の前夜」(第二章)
     80年周期から組織が一新されるのは2025年前後という予想。明治維新と太平洋戦争終結による組織の一新からの年数からの推論だが、では明治維新以前の80年前は、あるいは160年前は、と考えていくと……。この種の予想は希望を持たせるためのものなのかもしれないが逆効果ではないか。そもそも尋常ではないレベルの外圧や未曽有の敗戦がなければパラダイムシフトができないということになってしまうのではないか。
    2、「アートにもサイエンスにも弱いオッサンたち」(第一章)
     前著で欧米先進企業と日本企業との対比をくっ

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    2023年07月07日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    社会が今変わってきている過渡期だということを教えてもらいました。肌感覚としては感じていたことをクリアに説明してもらったという感じです。
    私にとっては働き方について考えさせられた本です。成長することや利益を追い求める働き方ではなく、真にやりたいコトに皆が取り組める社会、理想だなーと思いました。
    働く目的について、新しい風を吹き込んでもらいました!

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    2023年06月22日
  • 新装版 外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

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    PM業務について極めて実用的で、納得感のある本。
    列挙される例もアートを引き合いに、機微や感性を上手く言語化している。

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    2023年06月22日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    株式会社に勤める私、高い成長率や売上目標が課され、目標達成のための事業企画や営業企画を泣きながら作るような毎日に疲れて手に取った本。
    今すぐに大きく変えられる問題ではないけど、本気で変えたいのであれば、この状況を疑問に思っている我々がちゃんと資本主義をハックして少しずつ疑問を呈していくことで、徐々に変えていこう、という仲間を募るような本。他力本願ではダメだと叱責頂いたよう。
    今の仕事を続けることが現状維持に加担していることになるので、転職への重い腰を上げる時かと思ったりもする。が、転職が面倒に思えていまだに腰は動いていない。
    まずは、今の職場でコンサマトリーな仕事ができるよう、周囲への配慮を始

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    2023年06月14日
  • 外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~

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    本書はコンサルのHowについて一通りの整理がなされており、知的生産に関わる方にとっては思考や行動の整理として読むべき一冊だ。

    私も現在コンサル企業に勤めているが、コンサル業務は詰まるところ以下7つのステップに集約される。
    1. 論点整理と、問いの洗い出し
    2. 仮説構築
    3. 調査や検証アプローチの設計/スケジューリング
    4. 期待値コントロール
    5. インプット/情報収集
    6. プロセッシング(分析/示唆出し)
    7. 行動へのガイド

    これらの各ステップについて、本書の内容も併せてまとめてみようと思う。

    1. 論点整理と、問いの洗い出し
    顧客から依頼がある場合、往々にして論点や課題が整理

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    2023年05月24日
  • 外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~

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    名著・定番×面白い
    興味がある本を軸に本を展開することで、
    本と本を数珠のように繋げていくこと
    →全方位的には時間の無駄

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    2023年02月19日
  • 「仕事ができる」とはどういうことか?

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    野球のプロは一軍登録選手
    300人だけど
    陸上選手の300位は評価きれない
    →戦うフィールドは非常に重要

    マック 原田氏
    従来は作り置き→多額の投資→注文されてから作るスタイル→全支店で!このタイミングで100円マック→多くの人が美味しくなったと実感
    マックは体に悪いとわかりながらも売れる

    ストーリーがあるから人がついてくる
    数字や目標では人はついてこない


    ▪︎キャリアプラン
    正解がないが自分自身をどうプロデュースするか

    優れた人はぶれない
    意思決定がはやい

    努力していると安心する

    自分が生きるポジションを理解して
    身を置くこと

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    2023年02月16日
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    山口さんとの対談集。テーマはリベラルアーツ。
    歴史、哲学、宗教、美術の達人たちとの対談で、現代を生きる我々に必要な知的な基礎体力をいかに身につけるかを掘り下げている。

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    2023年01月23日
  • 知的戦闘力を高める 独学の技法

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    知的戦闘力を高めるための生産性の上がるシステム構築

    漠然と取り組みがちな学習に対して背景に照らした視点を明確にしてくれる内容

    戦略=テーマ(何について学ぶか)は持つべき

    インプットの評価は知識量を増やすことではなくそこから新たな問いの量を増やすことができたかどうかが基準となる。(本やネットで拾えるものをそのまま取り込むことは不効率)

    構造化、抽象化が身につけるということ。クロスオーバーに直結。人生三毛作、個性・強み・自己ブランディングはクロスオーバー(=領域をまたがる)知見。

    イノベーション、知は予定調和しない。セレンディピティ、偶有性によって生まれる。クロスオーバーが大事。

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    2023年01月08日
  • Slowdown 減速する素晴らしき世界

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    当たり前のように言われている、あらゆるものが加速している、加速は良いことである、という事を多くのエビデンスを使って否定している本。
    あらゆることがスローダウンしていて、スローダウンこそ良いことであるとの、気づかなかった視点を与えてくれる。
    最近東京に転勤になって改めて感じたことが、全てにおいて便利になりすぎている。明らかに行き過ぎ。災害などでその生活が維持できなくなった時、耐えられるのか非常に疑問。この本を読んで、都市圏の生活こそ一番にスローダウンすべき案件だと感じた。

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    2022年12月18日
  • 外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~

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    「知的生産性を高める意識のある30代がコアターゲット」との記載があり、自身は正に該当する。

    思考方法だけではなく、どう動くかまで説明があり、思考法だけを論じた本よりも現実に応用しやすいと感じた。

    一方で、本書独自の驚愕する様な新しい情報はないので、その点を求めている人にはオススメできない。

    本書で論じられている内容を既に実践できているか、出来ていないのかを確認するための、自己健診の位置付けで読むと有効。

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    2022年11月16日
  • 劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~

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    組織のトップは世代を経るごとに劣化していく、そうして各組織のトップに収まっているオッサンは一流から二流、二流から三流になっていく。
    オッサンは長生きはしているものの、それだけでは尊敬には値しない。
    ダメなオッサンには、オピニオン(意見)とエグジット(離反)を使って圧力をかけよう。
    若者は、組織外でも生きられるモビリティを獲得せよ。

    どっちかというと、若者が読む前提で書かれた本でしたね。無能なのに権力の座にすがっているオッサンにどう対応していくか、ということで、所属した組織へ依存しなくても済むようスキルを身に着け、やめるやめないの選択肢を得るという至極当然な結論だったように思います。
    あんまり

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    2022年10月25日
  • 劣化するオッサン社会の処方箋~なぜ一流は三流に牛耳られるのか~

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    30半ばの自分にはとても心に刺さった本。

    人生100年時代になった今、まだまだ若造であること、いろいろな挑戦をどんどんしていくことの必要性が十分すぎるほど理解できた。

    転職もしたことないままこの年になったことを悲観していたが、まだ遅くない。

    「学び直し」が当たり前になる世界を生きる。

    人生は変えられる。

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    2022年10月23日
  • マンガと図解でわかる 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

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    イノベーション、改革と叫ばれる昨今、過去のやり方だけでは行き詰まり感があったので手に取った。
    機能的便益、情緒的便益から時代のニーズが変わって自己実現的便益に突入して、美意識が求められる時代になっていると理解が進んだ。

    サイエンス型の先にアート型がいること、お互いを理解し合い、歩みを進めることで今の時代に適合することができる。
    漫画なのでサクッと読めて良かった!

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    2022年10月10日