山口周のレビュー一覧

  • 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~

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    数学や国語、英語は主要科目、されど、美術や図画工作は副教科。この格差というものをずるずると引きずり、サイエンス重視というものは、今でも私自身に根付いてしまっている。副教科では、いわゆるセンスとか呼ばれるものわ身につけるが、その効用は科学的に証明されていることを知った。(アートの効果をサイエンスで証明しなければならないという矛盾はあるが。)

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    2025年06月17日
  • 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

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    現代社会を生き抜く上で有用な哲学の知識をわかりやすく教えてくれる。
    各哲学者の残した哲学的思考が、実社会でどのように役立つか、あるいは示唆を与えてくれるか、という視点でまとめられている。哲学者が当時なぜそのような思考に至ったか、というプロセスにも重きを置いている。自分の思考がバイアスに囚われていないか考える良い機会になった。
    【メモ】
    逃げにくくなっている現代だからこそ、ストレスの高い場所から逃げる。
    人は、不確実な報酬ほどはまりやすい。
    アンガージュマン:世界をどのようにしたいか、主体的にコミットして生きる
    認知的不協和:人は、自分の行動を合理化するために、意識を変化させる。
    予告された報酬

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    2025年06月09日
  • 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~

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    ネタバレ

    著者の山口さんの本は4冊目となるが、読むたびに
    美意識を高めることの重要性を再認識する。
    アート、芸術は学んで何になるの?と思う人が多いと思うが、そもそも法律や勉強の順位が正しいものなのかということを考えると内にある美意識・軸をもって判断することが大切だと思う。
    特に例としてだされていたオウム心理教の事件が高学歴の人ばかりであり、勉強というわかりきった正解で生きてきた人だからこそ社会における理不尽さを目の当たりにし、わかりやすい序列がしかれている教祖の教えに従ってしまったというのは、
    偏った考えの危険さを表しており、だからこそ美という目にみえない正解のないものから倫理を鍛えることが大切だと思っ

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    2025年06月07日
  • 知的戦闘力を高める 独学の技法

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    ついつい、自分の弱点を埋める書籍を選びがち。ただ、時間には限りがあるし、「何を学ぶのか何を学ばないのかを明確に」する事を意識して自分の軸を強化しておかないとと思った。とりあえずはリベラルアーツと言われる領域にも手を出してみよう。

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    2025年06月01日
  • ニュータイプの時代―――新時代を生き抜く24の思考・行動様式

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    ●2025年5月25日、Yahooフリマのクーポンを使うために本探し。キーワード「アート」で検索かけたら出た。帯なし・850円。

    説明より:「
    ★10万部突破!! NHK『ニュースウォッチ9』『視点・論点』で話題沸騰!
    ★HRアワード2019「書籍部門」入賞!!
    ★今、最も注目される著者が明かす、新時代を生き抜く24の思考・行動様式

    「20世紀的優秀さ」は終わりを迎える。
    今すぐ思考・行動をアップデートせよ!

    大きく切り替わった時代をしなやかに生き抜
    「思考法」「働き方」「生き方」「キャリア」「学び方」をまとめた新時代の決定版ガイド。

    近年、社会構造の変化やテクノロジーの進化に伴い、個

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    2025年05月25日
  • 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~

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    「サイエンス」「クラフト」そして「アート」。アカウンタビリティーが低い感性がVUCAの世界を生き抜く杖になる。

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    2025年05月23日
  • 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~

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    現代の経営は、過去のようにサイエンス(分析と合理性)、クラフト(経験や実行力)だけではダメで、アート(感性・創造性)とのバランスが大切。とりわけ優れた経営者には、アートという美意識が求められるというのが、この本の骨格。切り口は斬新で、まぁ確かに論理ばかりを突き詰めても限界はあって、どこかで感性に従って決断しないといけないんだろうなぁと納得できる部分もあれば、それはちょっと、こじつけなんじゃないのと思う部分もあり。良くも悪くもフーンと思いながら、読ませていただきました。

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    2025年05月23日
  • 知的戦闘力を高める 独学の技法

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    納得感の強い本でした。
    内容は山口周さんの他書籍と重複する箇所もいくつかありましたが、今この時フットする本という所が、
    最近の自身の読者体験でも大いに共感する内容でした。
    リベラルアーツを学ぶ初心者向けの本の紹介などあり、
    教養をビジネスに繋げたいと思う方へのとっかかりには良い本だと思いました。

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    2025年05月14日
  • 新装版 外資系コンサルが教えるプロジェクトマネジメント

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    マネージャーになる前に読み、マネージャーになった後にも読みかえし、実践したいと思うことばかり。

    ・相手が不安だと思っていることを理解し、その不安に気づいていることを知らせる
    ・何を言っても許されることを保障する
    ・チーム内の情報量を増やす

    などなど…。
    これからも読み返そうと思う。

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    2025年05月12日
  • ニュータイプの時代―――新時代を生き抜く24の思考・行動様式

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    ゴミ仕事というインパクトのある言葉には大袈裟に言い過ぎだと思ったがどこかで納得してしまった。
    オールドタイプとニュータイプが比較して書かれていたが、自分、あるいは自分の周りの環境はオールドタイプのほうが多く、移り変わりのはやい現代社会においては通用しなくなるとどこかでは分かっていたけど再認識した。管理職のような立場ではないが、オピニオンとイグジットの姿勢をもつことを大切にしたいと思った。
    個人的には子供の頃によく言う「将来使わないし役に立たないのになぜこれを学ぶのか」という問いの答えが感じとれたと思い、これからは問題を解決するのではなくみつけていくことに視野を広げたい。

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    2025年05月11日
  • 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

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    上司に勧められてシリーズ。哲学、ってもう恥ずかしいほどの全く未着手ジャンルを、ビジネスや現代人の生活に役立つように抜粋して読み解いてくれる大変素晴らしい本。いっぱいハイライトしたので定期的に読み返したい。
    「見送っていい常識と疑うべき常識を見極める選球眼」をもつために哲学を学ぶべき、というイントロからわかりやすい。
    ・ルサンチマンはビジネスチャンス
    ・ペルソナのポートフォリオでバランスをとって生きていく のであれば、ストレスの高いサイロからは逃げろしかない
    ・自由であることは耐え難い孤独と痛烈な責任を伴う
    などなど
    面白いにゃー

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    2025年05月11日
  • 仕事選びのアートとサイエンス~不確実な時代の天職探し 改訂『天職は寝て待て』~

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    ネタバレ

    山口周さんの書籍は2冊目だったが内容も強引さがなく読みやすかった。
    キャリア形成のきっかけは80%が偶然であり、
    努力はいい偶然を引き寄せるために行うこと、
    いい偶然を引き寄せるためには、
    好奇心、粘り強さ、柔軟性、楽観性、リスクテークがポイントであり、機会を増やすこととその機会を掴むために能力を培っていくことは
    まさにその通りであり、またいい偶然における人脈力にある、人脈の広さ✖️信用の深さを第2階層である同僚ゾーンから広がっていくものとあるので、
    今すぐなにもなくても先の機会にむけて力をつけていきかついやな仕事や無駄と思うことも学びを見つけて取り組んでみようと思った。

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    2025年05月07日
  • 「仕事ができる」とはどういうことか?

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    自分の中のモヤモヤが見事に言語化されていると思った。職場の後継者を作るというミッションを与えながらも、自分が指導することは直接の解とならず、というのはこの本のフレーズで説明がつくなと思った。では、どうすれば良いのだろう。結局、自分自身が仕事を楽しんで、より良い自分になろうとし続けること、それを観ている後進が必ずやいる、と信じて、より良い自分に向かって精進すること、これが全てのように思えた。連休に良い読書ができて良かったです。

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    2025年05月02日
  • 自由になるための技術 リベラルアーツ

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    ネタバレ

     美意識に限らず、人の感性に訴えるものが重要視されてきているというのは、近年の世界的な潮流です。
     例えばアメリカでは、二〇〇八年のリーマンショック以降、マインドフルネスが一種のムーブメントになっています。シリコンバレーでは、トレーニングとして取り入れていない会社はないほど普及しています。マインドフルネスとは、「いまという瞬間に意識を向けるもの」で、言うなれば外部ではなく、自分の内部に目を向けていくための手法です。創造性の源にもつながっているのではないでしょうか。
     世の中は、何かが過剰になり何かが稀少になると、なんとかバランスをとろうとする動きが常に生まれるものだと思います。例えば、一九七〇

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    2025年04月16日
  • ビジネスの未来――エコノミーにヒューマニティを取り戻す

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    山口周さんの本は毎回面白い。
    「ビジネスは既に役目を終えている」から始まって、ベーシックインカム云々の話に繋がった。まぁどうあるべきかについて正解はでないけど、現状のビジネスという立ち位置について理解が深まった。

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    2025年04月14日
  • 人生の経営戦略 自分の人生を自分で考えて生きるための戦略コンセプト20

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    結構面白かった。人生を経営戦略の視点で色々教えてくれる。
    特に、時間資本→人的資本→社会資本→金融資本の変換は面白かった。
    「好き」や「楽しさ」が長期的な価値を生むという記載もあったので、内発的動機を大切にしたい自分に深く刺さった。

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    2025年10月15日
  • 知的戦闘力を高める 独学の技法

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    内容、主張、具体例、の一部は、同著者の『自由になるための技術 リベラルアーツ』と重複している。よりハウツー的な要素を知りたい人は本書の方がオススメだと感じた。

    以下は本書の内容の解釈。

    Q:独学の戦略の本質は何か?
    A:自分の本性や興味関心を起点として、自分らしい「問い」や「論点」を持つこと。

    Q:アウトプットを極大化するためのインプット(読書)技法の本質は?
    A:日常の疑問を捕まえて「問い」を持って読書する。長期的視点よりむしろ偶発的な興味関心で関連分野もまとめ読みすること。古典作品を深く繰り返し読むこと。

    Q:本質を掴み生きた知恵に変えるにはどうすればよいか?
    A:得られた知識を抽

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    2025年02月19日
  • ChatGPTは神か悪魔か

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    タイトルが象徴するように、未知なモノに対しては、どうしても「敵か味方か」を分けたくなる。その後、敵でも味方でも自分と比較して能力を識別する。それは、社会性生物が個の生命を守るための本能みたいなものだろう。ChatGPTに関してもこれ。だからよくある議論は、ChatGPTが仕事を奪う(悪玉説)、でも新規性は無いしハルシネーションもある(悪の弱点)、故に最終判断や更に創造的な活動は人間が担う(正義は勝つ)みたいなパターン化したもの。そういう話でも良いのだが。

    何冊か読んできて、そこに書かれている内容では無いが、私の思考は次の通り。今のAIの弱点は、ある段階の哲学や価値観によるものである事と、個人

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    2025年02月17日
  • 外資系コンサルの知的生産術~プロだけが知る「99の心得」~

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    問いに答えるためにインプットをする、という部分がとても参考になった。自分で情報収集するときももちろんだが、部下に仕事を振るときにも良いやり方だと思う。
    目的型でのインプットも大事だが、定常的に・乱読的にインプットをする習慣もまた大切とのこと。そして、インプットした情報は検索可能にしておくこと。得た知識をいったん忘れるために、ノートを取るのもしっくりきた。
    断片的な知識や知恵の羅列のような印象の本だが、それでいいと思った。自分の経験や立場と照らし合わせて、取り入れられそうな知見があればそれを活用すれば良い。しばらくしてからまた読んでみたい。

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    2025年02月12日
  • 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50

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    ところどころ著者特有の論理の飛躍や論理の一貫性の欠如に基づく批判があったりして首を傾げる箇所はありつつも、新たな知見がテンポ良く得られて有意義な書籍だった。
    以下、心に残った箇所。
    【人】
    多少理不尽が混じっている方が人は動く(カルバンの予定説からの論理的発展として)。
    報酬連動じゃない方が成果は上がる(デシ)。
    人々の妬みややっかみを刺激することでブランドは成り立っている(ニーチェのルサンチマン)。
    自由とはあまりにも苛烈な責任を伴う(フロム、サルトル)。
    悪とはシステムを無批判に受け入れてむしろ真面目に働く者によってなされる(アーレント)。
    人が良心と道徳に従って行動できるかは、同じ道徳に

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    2025年01月25日