【感想・ネタバレ】自由になるための技術 リベラルアーツのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年08月04日

1,
お気に入りポイントは、山口さんと様々な人が対談しているところ。そこからの学びや考え方が凝縮されている。
【学び】
姿勢と呼吸を整えることによって、禅的な心がけが可能になる。
坐禅で最終的に目指すのは、心とアクセスすること。
歴史の学びは、『心の糧』にする。歴史学者の以外の人にこそ役立つ学問。
...続きを読む・見送っていい常識と疑うべき常識を見極める選球眼を身につける。そのために必要なのがリベラルアーツ
【行動】
・姿勢と呼吸を整える。まずは、一息二息だけでいい。姿勢を整えた後に、呼吸を整える。

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Posted by ブクログ 2023年04月03日

建前の表面的な能力にとらわれず本質を見極められる人物になるべき、そのために一層の精進が必要だと改めて気付かされた。

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Posted by ブクログ 2023年01月23日

山口周さんの本は面白い。リベラルアーツを学ぶ上で対談者が最適の人選であり、語られている内容も一貫性があり読みやすく理解しやすい。この対談者それぞれの本も読んでみたい。

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Posted by ブクログ 2022年10月26日

リベラルアーツに関する本は他にも読んだが、この本が一番分かりやすく、おもしろい。引き込まれるように読んだ。

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Posted by ブクログ 2022年01月20日

リベラルアーツを学ぶ必要性がわかった。
多様性をもつことや、誰が言ったかではなく、何を言ったのか理解する必要があることなど、先人たちが発したことを知ることが大事だ。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年01月13日

読んでよかった対談本。各対談のあとに著者の振り返り、解説があるのが良い。「あぁ良い話を聴いた」で終わらず、理解を深められる。

対談相手は出口治明氏やヤマザキマリ氏など専門分野もしてきた経験も様々だ。それぞれがコロナ禍をどう見つめ、何を考えているのか。この一冊で知ることができた喜びがある。内容が濃い...続きを読む。正解のない時代を生きるため、自分の選択を正解にしていくために今後も考え続けたい。

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Posted by ブクログ 2022年01月03日

山口先生の対談を中心とした著書。他の著書と大きく内容が被ることはなく、一方で参考文献としてポイントでは上手くReferしながらテンポ良く対談が進む。文体は平易ながら非常に得るものが大きい。
お得な一冊。

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Posted by ブクログ 2021年12月04日

これまで対談型の書籍を敬遠していたけど、この書籍は非常にためになった。どの方のセクションも参考になるが、個人的には菊澤教授のセクションが一番刺さった(リーダーの条件、主観的、価値判断)。

随所にリベラルアーツに関するおすすめ書籍が載っていたので、読んでみようと思う。

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購入済み

匿名 2021年11月30日

この本を読んでさっそく古典や哲学類の書籍をいくつか購入しました。それくらい私の心を揺さぶる内容でした。現代のように変化が早く情報に溢れている時代、先人達の知恵、知識を拝借し、相対化というスキルを身に付けることで世界に振り回されない「知的な足腰」、リベラルアーツを養っていきたい。

#タメになる #アツい

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Posted by ブクログ 2021年04月05日

各界の著名人との対話の中で、リベラルアーツの大切さが伝わってくる。ここから、いかに我々はリベラルアーツを学ぶか、にシフトする必要性を感じた。

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Posted by ブクログ 2023年10月29日

教養というものが、仕事や人生にプラスとなるものなのかについて、今までは、Yesと自信をもって言えなかったのだが、納得がいった。
良書だ。私にはちょっと難しかったけど。
自由になるための技術って、固定観念から解放されるということか。イノベーションを起こすための武器、というのもわかるけど。私は、武器では...続きを読むない、と思う。

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Posted by ブクログ 2023年09月06日

振り返りの一環として読んだ
結構良い振り返りの機会になった
リベラルアーツの使い方として、「疑うべき常識の見分け方」がわかるようになるというのは非常にわかりみが深い

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Posted by ブクログ 2023年05月31日

ちゃんとモノを考えている人たち同士の対談、読んでいてためになり、レベルアップした気がした。つっこみどころも色々あったようにも思う。

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Posted by ブクログ 2023年01月23日

山口さんとの対談集。テーマはリベラルアーツ。
歴史、哲学、宗教、美術の達人たちとの対談で、現代を生きる我々に必要な知的な基礎体力をいかに身につけるかを掘り下げている。

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Posted by ブクログ 2022年10月08日

リベラルアーツを語るのに最適な人選に驚かされる。
さまざまなコメントが、明日への活力になったりする。

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Posted by ブクログ 2022年07月31日

どの方の対談も知らないことばかりで勉強になりましたし、山口さんの引き出しの多さは流石でした。対談という形式だからこそ、よりリベラルアーツの重要性を感じることができた気がします。

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Posted by ブクログ 2022年04月12日

リベラルアーツを題材にした、角界の著名人と著者の対談集。
変化の激しい時代。専門知識だけで物事を判断しようとしても、新しい変化には対応しづらいし、全体の流れとは別の方向に向かう判断をしてしまうリスクもある。全体を俯瞰して、総合的に判断する力が必要であり、それを支えるのがリベラルアーツである。というこ...続きを読むとだと理解していますが、リベラルアーツという言葉がややバズワードすぎて、時間とお金に余裕のある人の、単なる絵画、音楽、文学などの趣味の領域を指すものと、単純に理解されがちな嫌いもある気がします。著者の主張はよくわかるので、ビジネスだけでなく一般人が、日々の暮らしの中で総合的な判断をするために必要となる基礎的な知識であることを、かみくだいて説くような書もぜひ出していただきたいと願います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年03月13日

VUCAの時代と言われるいまでも、多くの企業がコンサルティング会社や広告代理店に巨額の費用を支払って、「何年先にどうなるのか?」という未来予測を依頼しています。はっきり言ってそんな発想が時代遅れなのです。未来を他人に聞くのではなく、「あなたは、一体どうしたいのですか?」と、そろそろ問いそのものを変え...続きを読むなければならない時期に来ているのだと思います。

複雑で不安定な現代社会では、「分析」「論理」「理性」といった、これまで絶対視されてきたサイエンス重視の意思決定や方法論が限界にきていることを述べ、このような時代には、経営の判断にも、自らの「真」「善」「美」の感覚、すなわち「美意識」を鍛え、拠り所としていくことこそが重要だと訴えました。同書が幸いにも多くの読者に受け入れられたのは、私と同じような問題意識を持っている人が多かったからでしょう。(p.20)

パブル経済の崩壊から三○年近くが経ったいまなお、戦後の高度経済成長があまりにも成功したために、ご指摘の製造業モデルから脱皮するのに苦労しています。一方、世界は大きく様変わりし、まったく異なる成長モデル、成功モデルが次々と生まれています。

いま、日本が行き詰まっている理由は、モノづくり信仰の一方でGDPに占める製造業の構成比が二割程度、雇用者数は約一〇○○万人で全体の一七%程度となったことからわかるように、もはや製造業では社会全体を引っ張れない状況になっていることが主因です。代わって伸びているのはサービス産業です。
また、この三〇年間、日本の正社員の労働時間はほとんど減らず、年間二〇〇〇時間前後で推移しています。にもかかわらずGDPの平均成長率は一%にとどまっている。日本と同様に少子高齢化が進行している欧州では、年間労働時間は一三〇〇~一五〇〇時間程度で平均二·五%近く成長しています。

なぜ日本でこのように成長率が低迷しているのかというと、製造業からサービス産業へと産業構造が変化しているのに、人材も働き方も製造業の工場モデルを続けているからです。サービス業で問われるのは、与えられた課題をこなす力よりも、課題を見つけ出す力、新しいサービスにつながる独創的なアイデアを生み出すカです。APUが評価されているのは、 そうした力を養うには、 とがった個性を尊重する教育に転換しなければならないということに、社会が気づき始めた証左かもしれません。(p.87,88)

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Posted by ブクログ 2021年11月21日

古典を読んで人生の士台を築かねばと思いました。多様性を支える数字、ファクト、ロジック。人・本・旅に学ぶこと。知識と思考、特に情報がスマホで手に入る時代だからこそ、自ら考えることが大切。自らの思考を超えるには本を読むこと。

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Posted by ブクログ 2021年11月03日

専門化が進む中で、各専門領域を横断するためのリベラルアーツの重要性を説いた書。「理論理性」と「実践理性」の差をどう扱うかが人間の見せ所という記述が特に印象的だった。
リベラルアーツを身につけるために何をすべきかは明示されていないが、まずは「古典」を読めということだと理解した。

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Posted by ブクログ 2021年09月22日

山口周さんと7名の知識人とのそれぞれの対談をまとめた本。
1章と終章は山口さんの書き下ろしであり、終章に関しては、必読である。ここ数年、流行っているが、なにかとぼんやりしていた「リベラルアーツ」が見事に定義され、かつそれを学ぶ意義を綺麗なロジックで組み立てている。

以下、響いた箇所。

185
...続きを読む本における組織の不条理は、決して無知や非合理的な考え方のために起きているのではなく、むしろ一人ひとりがこのように取引コストのような見えないコストを忖度して損得計算し、合理的に行動した結果として起きています。(菊澤)

☆終章激アツ

268
現代をしたたかに生きていこうとするのであれば、リベラルアーツほど強力な武器はない。何らかの形で組織やシステムに関わる立場にある人であれば、リベラルアーツを学ぶことは、おそらく人生において最も費用対効果の高い投資になるであろう。(山口)

271
イノベーションには"相対化"が不可欠だから

273
重要なのは、よく言われるような「常識を疑う」という態度を身につけることではなく、「見送っていい常識」と「疑うべき常識」を見極める選球眼を持つということなのです。

275
目の前の世界を、「そういうものだ」と受け止めてあきらめるのではなく、比較相対化する。そうすることで浮かび上がってくる「普遍性のなさ」にこそ疑うべき常識があり、リベラルアーツはそれを見るレンズとしてもっともシャープな解像度をもっているのです。

282
リーダーの仕事は、異なる専門領域の間を行き来し、それらの領域の中でヤドカリのように閉じこもっている領域専門家を共通の目的のために駆動させる事にあります。

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Posted by ブクログ 2021年09月14日

【星:4.5】
著者が芸術・宗教などいわゆるリベラルアーツと呼ばれる分野での一流人との対話をとおして、リベラルアーツの重要性を明らかにしていく内容。

この本を読んでリベラルアーツがどうして役に立つのか、なぜ必要なのかということをよく理解できた。

リベラルアーツを語らせるならこの著者以外にいないで...続きを読むしょ、そんな風に感じさせる。

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Posted by ブクログ 2021年08月13日

山口周氏が様々な視点からそれぞれに造詣が深い方を招いて、リベラルアーツを推しまくる!という趣旨の本書。笑

テーマは7つ
歴史/論理的に考える力/宗教/禅
組織の不条理/幸福の研究/イタリア

山口氏の著書は何冊か読んでいるから、全体的な内容としては新たな発見はないものの。
先生らとの対談は、それぞ...続きを読むれの専門分野について知らなかった、興味深かったことが沢山あったと共に、実生活に繋がっていることばかりで面白かった。

個人的に特に好きだったのは、下記3つ。

★論理的に考える力(出口治明)
産業構造が変化しているのに、働き方が製造業モデルから抜け出せていない。
日本人が勉強しないのは社会システムが歪んでいて忙しすぎるから。

多様性 意見や価値観が混在すると、数字やfactロジックで考えるから意思決定早い。
同質 忖度や空気をよむために意思決定が遅くなる。

★禅 人としてどう生きるか(平井正修)
ころころ転がるから心とも言うが、心は水のように形を変える自由自在なもの。
好き嫌いや損得、是非や善悪で呪縛して喜怒哀楽で固めてしまうから苦しくなる。
これらをほどく方法を教えるのが仏教であり、禅である。

・茶道、柔道、商道など「道」というものの真髄は、それらを通して人格を磨き完成させていくことにある。
→これこそ日本の美意識なのかも。ビジネスを通じて目指す目標のひとつになり得ると思った。

★組織の不条理(菊澤研宗)
・日本組織の不条理は、無知や非合理的考えが原因なのではなく、むしろ一人ひとりが見えないコストを忖度して損得勘定し、合理的に行動した結果。

・経済合理主義=目的合理性を追求することで、逆に不条理を招いてしまう可能性がある。

脱するためには、損得計算に従う客観的な行動をあえて主観的な価値判断=価値合理性(真善美、美意識)によって制御して行為する必要がある。

見えないもの(倫理、道徳、誠実さ)を見る力を養うことの大切さ

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Posted by ブクログ 2021年08月06日

現在の自分が置かれている立場で何をすれば世界を変えられるのだろう?主観と客観の受け取られ方が逆転していないか?これらの問いは今後の行動について考えさせられた。

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Posted by ブクログ 2023年06月27日

対談録でサクッと読める。日本と海外の国の国民性の成り立ちとか、マインドセットというか、そういう根本にあるものは宗教の違いとかの話は為になる。でも教養として「リア王」や「忠臣蔵」を知らないと議論が成り立たない会議って、どうなんすかね。。それこそスノッブなんじゃないだろうか。ガンダムやエヴァンゲリオンな...続きを読むら日本人の教養として知ってますけどね。。

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Posted by ブクログ 2023年05月20日

リベラルアーツの定義がそもそもよくわからないが、縛りがなく自由で常識を相対化する教養のようなものと捉えた。
一次情報に触れることの大切さに納得した。人と会う、人と話す、旅に出る、本を読む、他人の手を介さずに得た情報から自分独自の視点が生まれるのだろうな。
今ここだけで通用することなのか、そうでないの...続きを読むか、その見極めツールとなりそうだ。

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Posted by ブクログ 2023年05月03日

リベラルア-ツをテ-マにした対談集。自分的には
組織の不条理の回が一番面白かった。組織は、愚かな人ではなく、賢い人により判断を見誤るという指摘は、組織分析するときの一つのテ-ゼなのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2023年01月05日

目的
山口周の本を読んでみたかったから。
リベラルアーツって言葉はきくけどなにかよくわからなかったから

感想
リベラルアーツとは、自由になるための技術
哲学、古典、歴史など、昔からある普遍的な知識を身に着けようと思った。
不確実な時代だからこそ、自分がどうしたいか?幸せになるためには?といった価値...続きを読むを求め、人間らしく生きていこう

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年06月19日

リベラルアーツとは「自由になるための技術」。
リベラルアーツの真髄は、「問う」ための技術。
社会を生き抜くための功利的な武器になりうるのは、「なぜならイノベーションには相対化が必要だから」

→当たり前を疑う
★ただし、よく言われる「常識を疑う」でなく、「見送っていい常識」と「疑うべき常識」を見極め...続きを読むる選択眼を持つ。

→相対化するための「知的な足腰」を得る
★それは、哲学や古典・歴史などの普遍的なスキル・知識である。
リベラルアーツは「したたかに生きる」ための足腰になる。

複雑で不安定な現代に「分析」「論理」「理性」の絶対的サイエンス重視の意思決定や方法論が限界にきており、自らの「真」「善」「美」すなわち「美意識」を鍛える。

個人のコナトゥスの発揮こそ。
縛りがない。ほどける。

1.中西輝政氏 歴史と感性
2.出口治明氏 論理的に考える力
3.橋爪大三郎氏 グローバル社会と宗教
4.平井正修氏 人として
5.菊澤研宗氏 組織の不条理
6.矢野和男氏 ポストコロナと普遍的価値
7.ヤマザキマリ氏 パンデミック後に訪れるもの

7名との対談。
★共通して言えるのは、
「歴史」・「人」・「本」・「旅」・「哲学」・「禅 自己認識」
は絶対ということ。

現代社会では、
法が追いつかない故に実定法主義が危険であり、
「理論理性」だけでなく「実践理性」が大切。

これからより広がるであろう無連帯と幸福のあり方。その上で、リベラルアーツはやはりさらに不可欠なものとなるのであろう。

あくまでもこの書では各々のリベラルアーツの考え方であり、リベラルアーツの植え付けには、他の様々な書物を読む必要があると感じた。
各7人の書物や推薦する書物などもあり、今後はそれらを読み自身の蓄えにしていきたい。

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Posted by ブクログ 2022年04月30日

リベラルアーツとは、日本では教養と訳される事が多いが、本来意味するのは、「自由になるための手段」という事らしい。これが、捲って1ページ目。少し違和感があるが、リベラルアーツは、奴隷階級と自由人を区分した上で、自由人が身につけるべき3学4科の事であり、とりわけ3学が文法、修辞、論理として思考様式に関わ...続きを読むる学問であり、奴隷が身につけるべき技術とは一線を画すもの。やや乱暴に言えば企画職と技術職を分け、企画職が身に付けておくべき心構えや考え方のような感じか。頭のスキルと手のスキルの違い、とも言えるだろうか。同様に、ノブレスオブリージュに通底する所もあり、即ちエリートが身につけるべき教養という意味で理解をしていた。

だから、自由になるため、とか、何かを勝ち得る手段とは少し異なるし、本著で議論される、目的合理性の話や、著者自身がみっともないコンプガチャや儲け方のビジネス本に辟易してエリートの「美意識」を別で書にした、という話と矛盾する気がした。著者も結局は、そうした商業主義にリベラルアーツを利用していないだろうか。

ただ、その一点で丸ごとツマラナイという話ではなく、中西輝政との歴史話、出口治明お得意の人、旅、本。特に私には菊澤研宗との組織論の話が面白かった。山口周の本は、著者紹介的な意味合いもあるので「出会い系」のような側面があり、広がりが嬉しくもある。

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Posted by ブクログ 2021年11月27日

専門家以外の話を聞かないのは思考停止。このフレーズに尽きる。芯となるリベラルアーツ(教養)が身に付いていれば、常識の疑い方も変わってくる。

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