山口周のレビュー一覧
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『コンテキスト・リーダーシップ 「最高の上司」と「最悪の上司」は文脈で決まる』(山口周)は、「優れたリーダーには共通する資質がある」という定説を疑い、リーダーの良し悪しは、その人の能力だけでなく“置かれた文脈”によって決まると考える一冊です。
本書の面白いポイントは、「理想のリーダー像」を追い求める発想そのものを問い直している点。強い決断力を持つリーダーが必要な局面もあれば、メンバーに任せて聞き役に徹するリーダーが必要な局面もあります。ある組織では名経営者だった人物が、別の環境では成果を出せないことがあるのも、リーダーシップとコンテキストの相性から考えると理解しやすくなります。
特に興味深 -
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『人文知は武器になる』(山口周・深井龍之介)は、歴史・哲学・文学といった人文学を「教養として知っておくもの」ではなく、現実の仕事や人生で使える“思考の武器”として捉え直す一冊です。
本書の面白いポイントは、「なぜ今、人文知が必要なのか?」を現代社会の変化と結びつけて考えているところ。正解が決まっている問題であれば、データや論理、そしてAIを活用することで効率よく答えを出せます。しかし、「そもそも何を目指すのか」「何を良いとするのか」といった正解のない問いになると、最後は人間自身が価値判断をしなければなりません。そこで重要になるのが、過去の人類が積み重ねてきた人文知です。
特に興味深いのは、 -
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ネタバレ印象に残った点
・最初の段階で読むべき2割が見えない場合は、そもそもその本には手を出さない。29
★5冊読むより、「1冊を5回」読む。読書家というと数多くの雑多な本を読んでいると思われるが、これは趣味の読書に許されるものの、知的生産に従事する人にはあまり有効でない。理由は単純で、1回読んだだけでは必ず忘れるから。37
★★知的生産性の基礎体力を高める読書は、深みのある本を何度も反芻しながら読むことで初めて可能。一度読んで「ああわかった」といった読書を繰り返している人は気を付けた方がいい。結局は「どこかで聞いたような話」をさもしたり顔で語るだけの薄っぺらい人物になるだけ。40
★エッセンスだけ -
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・アート、クラフト、サイエンス
・アカウンタビリティは、「言語化できる」「再現できる」が重要。
・千利休はチーフ・クリエイティブ・オフィサー。
・デザインも経営も、選択と捨象
・マーケティングとは、パーセプション(認識)が全て。
・実定法主義と自然法主義
・Don'tBeEvil 悪者になるな。
・システムを修正できるのは、システムに適応している人だけ。
・オウムも戦コンも同じ。
・システムの変化にルールが追いつかない世界。
・アナクシマンドロス。水の哲学。
・哲学から学べるもの
1.コンテンツからの学び
2.プロセスからの学び
3.モードからの学び
・真に重 -
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ラジオ番組は本書の元になったコーナーがメインではありますが音楽のコーナーが大変面白く放送開始から毎週欠かさず2年ほど聴いていました。
山口館長の解説が本の解説ではなくキーワードの解説であることに加えて長濱ねるさんとの対話であったことが、参考図書に興味が無くても読んでいなくても説得力があって興味を惹かれる大変魅力的な番組になった要因だと思っていました。
参考図書の全部が全部読みたいと思ったわけではありませんが気になった本は順次読んでいて大変参考になっています。本書では時系列とは別にテーマを決めてそれに沿った形でまとめていますが、放送時は今週のテーマは何だろう?というのも楽しみの一つではありました -
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ネタバレ『武器になる哲学』添付箇所・統合まとめ
哲学は、未来をつくり、欲望を理解し、課題を発見し、過ちを防ぐための実践知である
山口周『武器になる哲学』の今回の添付箇所では、哲学や思想が、単なる知識や教養ではなく、現実の意思決定や行動を変えるための「武器」として整理されています。
取り上げられた内容は、一見すると「未来予測」「報酬」「イノベーション」「歴史的悲劇」という異なるテーマに見えます。しかし、全体を通して共通しているのは、次の問題意識です。
私たちは、自分で考えて行動しているつもりでも、予測、常識、欲望、専門家の意見、社会の仕組みによって、知らないうちに思考や行動を決められている。
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podcast関連の本、連続。今度はコテンラジオの深井 龍之介。
それもリベラルアーツの巨匠、山口周との対談。
難解なところも多々あったが、結構響いた。
一番きいたのは
わかる は 変わる
かな。本当にわかる、ということは、自分が変わって初めていえる、というもの。
それと、
世界で最もうまくいった革命は「明治維新」で、
それが実現できた背景には各藩が独自の教育をしていたから、
というドラッカーの説。
やはり均一ではいかんのだ。
地方の賢い奴が本当に将来を考え作り上げる社会。
そう、本当に不思議なのは、
江戸時代の既得権益者であった武士がどうして自分の権利を放棄したか。
もちろん不平武士 -
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哲学と歴史、それぞれの専門家による対談形式で、人文知の面白さを学べる一冊だった。
歴史を単なる過去の出来事としてではなく、現代と結び付けて考えることで世界の解像度が上がり、それが人生や社会をより良くすることにつながるという考え方が印象に残った。一方で、人文知は即効性のある知識ではなく、ダイエットやジョギングと同じように継続して学び続けることが大切だと感じた。
また、21世紀に成長している企業の共通点が「おせっかい」という視点も興味深く、俯瞰的・複眼的に物事を見る重要性を改めて考えさせられた。
この本を通じて最も心に残ったのは、「何に時間を使うのか覚悟を決める」ということ。一度ですべてを理 -
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リーダーシップに対する考え方が大きく変わった。
本書では、リーダーシップはリーダー個人の能力や資質ではなく、周囲との関係性の中で生まれる社会現象だと捉えている。また、その意味づけは行為そのものではなく、文脈(コンテキスト)によって大きく左右されることを、さまざまな事例を交えながら考察している。
リーダーシップとは、他者を支配して動かす技術ではなく、他者との関係の中で一緒に物語をつくり上げていく営みなのだという考え方が印象に残った。
また、AIが苦手とするアジェンダ設定や仮説構築についても触れられており、これからの時代のリーダーに求められる役割を考えるきっかけとなった。リーダーシップを新た -
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視座を高めてくれる良書でした。
本書の根幹〜
リーダーシップの発揮は、能力や「何をしたか」ではなく、場のコンテキストやその流れをいかに読むかにかかっている、という事。
前半部分はその論理的説明です。後半は、コンテキストを読んで適切なタイミングで手を打って成功、または逆に読み誤って失敗した企業や国家が例示される、いずれも興味深く読み進めました。
以下、トピック。
リーダーシップは、行為ではなく、前後の状況や背景、上司と部下のこれまでの関係といったコンテキスト、部下による「行為の意味付け」によって現れる。
「任せる」と「丸投げ」の違いは、コンテキストの違いから生じる。
リーダーシップ -
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ネタバレ控えめに言って最高だった
考え方の、時間軸や空間軸が確実に広がった
(強く印象に残った内容)
AI時代でどう生きるか
優秀の定義はかわる
複数の視点を持ち、正確な現状認識が重要となる
そのために、
人文知を学び、時間軸を長く、空間軸を広くとる
現代のアメリカ一強から権力が分散する時代での生き方
人間は基本的に変わらない
過去の経験活かさない手はない
歴史はどう動いてきたか
これからの世界
No.1がNo.2の戦略を真似たら負ける
日本の未来
「空気を読む」スキルは世界で活かせる
ダブルスタンダードで耐え続けているのは日本だけ
「跡継ぎ企業」と公共性
日本にしかとれない戦略