水野学の一覧
「水野学」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします!
-
作者をフォローする
- フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
ユーザーレビュー
-
「センスのよさ」とは、数値化できない事象の良し悪しを判断し、最適化する能力だと定義。
判断するには知識が必要。
最適化するには思い込みの枠を外し、アウトプットの精度を上げることが必要。
なるほど。やはり私は知識不足だったようです。まずは仕事の領域の雑誌で情報収集してみることにしました。
ロゴ作りも
...続きを読む苦手だったけど、商品と書体の歴史的な知識も意識してみよう。
やっぱ「センスないなー」って感じる人ってデートにしても服装にしても情報収集と客観視が足りてないんだよなー。自戒込めてですが。
Posted by ブクログ
-
20230903
センスとは特別な人に備わった才能ではない。それはさまざまな知識を蓄積することにより、物事最適化する能力であり、誰もが等しく持っている。
まず、普通を知ることが大事。
技術がピークを迎えるとセンスの時代がやってくる。
なぜ日本の企業にセンスが無いのか。市場調査という落とし穴。
...続きを読む
イノベーションは知識と知識の掛け合わせである。
センスとは知識に基づく予測である。
経営者のセンスが企業の底力になる。
流行っている=センスではない
知識のクオリティが精度の高いアウトプットを作り出す。
好きを深掘りしてセンスあるアウトプットをする。
幼児性で新鮮な感性を取り戻す。
服選びは自分を客観視し、最適化する身近な方法。
ガラパゴスで生きている自分を自覚しよう。自分という存在がいかに小さな島の中で、閉じこもった生活をしているか、それを認識するところから、世界は広がっていくはず。
Posted by ブクログ
-
センスは知識からはじまる
著:水野 学
センスとは、数値化できない事象を最適化することである。
センスのよさとは、数値化できない事象の良し悪しを判断し、最適化する能力である。
普通を知るということは、ありとあらゆるものをつくり出せる可能性がたくさんあるということである。
現代においても、ごく身
...続きを読む近なところで知識にもとづく予測はできるし、予測する必要がある。それがセンスを磨くことにつながっていく。
本書の構成は以下の5章から成る。
①センスとは何かを定義する
②センスのよさが、スキルとして求められている時代
③センスとは知識からはじまる
④センスで、仕事を最適化する
⑤センスを磨き、仕事力を向上させる
ほんの数年前までは、センスであったり、リズムであったり、美意識であるというものは、仕事力とは一線の距離を持って捉えられていた。しかし、現代において、その距離は非常に近く、近いどころは仕事力の源泉はセンスであったり美意識と捉えておかしくない環境も存在している。
新たな付加価値を提供する上で、既存の知識の延長線上だけではその価値はなかなか提供できない。顧客があっと驚く感動体験はセンスが良い業務の中で生み出されることは多く、多くの優良企業ではそれがスタンダードになっていると言っても過言ではない。
センスは生まれつきではなく、後天的な努力で身に付けることもできる。知識の集積と確度の高い経験からそれを叶えることがでできる。
良いものに触れ、良い判断を行う機会に触れることでセンスは研ぎ澄まされることになる。
センスがわかっているかわかっていないかは今後も両極化され続けることになる。速くそのことに気付き手立てを個人としても組織としても実行することで救われることも多い。
表現できない世界にこそ先行者利益の源泉は眠っている。
Posted by ブクログ
-
センスは知識から始める、ということで、ある分野のセンスを鍛える際には、何がなぜ王道かを知る、何が流行っているか知る、というのを意識することで、センスが育つとのことです。
実践できそうな気がしましたので、読んでよかったです!
Posted by ブクログ
-
企業や商品のらしさを徹底的に演出し人々にらしさを伝えること、それがブランディングデザイン。
「らしさ」の追求が「売れる」ブランドを作ること。
慶應義塾大学のブランディングデザインの講義をまとめ、編集した内容。
元々デザイン関連の学部ではない学生を対象としていることもあり、デザインを仕事にされてる
...続きを読む方には当たり前とも思える内容ではあるものの、普段なんとなくフワッと理解していたデザインやブランディングのあるべき姿を、わかりやすく表現されている。
差別化のしにくいこの時代に、企業や商品を徹底的にその本質を表現する形で「らしさ」を押し出すブランディングをすることで「売る」ではなく「売れる」状態になる、ということを水野学さんが携われたプロジェクト事例から丁寧に伝えられている。
昨今ではデザイン思考としてユーザー側の視点に立った物事の進め方が広く知られているが、改めて勉強になる。
デザインとはアートやセンスではなく対象の情報を整理し理解し大多数の第三者がしっくりくる着地点を目指すこと、全てのデザインは説明が出来るものであること、改めて理解できた1冊だった。
Posted by ブクログ
水野学のレビューをもっと見る