感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自分のセンス・才能に自信がなく
コンプレックスになっている人にとって
悩みを解決するための重要なヒント
をもたらしてくれる 一冊だと感じました。
センスとは 生まれついての才能ではなく
作成者自分の持つ多様で深い知識の中から
いかに自分の伝えたいことを
相手にわかりやすく 感じやすいように
情報を最適化するかについて
論理的に解説されており
とても 参考になりました。
ファッションやイラストなど
作品の見た目(特にビジュアル面)を考える仕事に
就きたいと思っている人に
ぜひ オススメしたい本です。
Posted by ブクログ
センスは知識の集積である。
びびっときました。
凡人であるが故に、無形の力である、センスを磨きたいなと心の底から思わせてくれる本でした。
知識を蓄え、それに伴う予測することがセンス。
ストンと落ちた言葉でした。
研鑽により磨き、高めていきたいです。
様々な分野の人に響きやすいように、幅広い事例を挙げていて、確かにとなります。
Posted by ブクログ
日本企業の製品開発の特徴として、調査ありきの製品開発がある。そのデメリットは、第1、自分が何がいいかわからなくなる。自分の頭で考えなくなる。第2に、調査結果で決めたとなると、責任の所在が曖昧になる。新商品が無理だったら首になるという責任感がなくなる。緊張感のなさは向上心を弱めてしまう。
アウトプットの前段階においては、知識に基づいた方向性の決定が大切。「ワクワクする旅がしたい。」という時、世界の国を知っていなければ大体のイメージがわかない、アメリカしか知らなければそもそも選択の余地がない。色々な国を知っていて、ネパールに行ってみようとなったりする。
僕たちは、過去と未来が引っ張りあっている世界に存在していて、古いものに対して「美しい」と思う感情が、未来へ、新しいものへと進もうとする力に拮抗してバランスを取っている。みんなが、「へぇー」と思うものは、ある程度知っているものの延長線上にありながら、画期的に異なっているもの。「ありそうでなかったもの」です。独創性のみ考えていると独りよがりのものになる。
知識を効率良く増やす際に三段階のアプローチがある
第1、「王道から解いていく」というもの。王道のものには、その製品らしいシズルが含まれており、最適化されている。王道を知ることにより、そのジャンルの製品を最適化する際の指標ができる。さらに、王道を理解する過程で、知識を自然と獲得している。一度王道を見つければ、その後の知識の獲得、センスの獲得も容易になる。基準があれば獲得した知識も整理されやすくなる。
第2に、「今、流行しているものを知る」という方法。流行しているものはたいてい一過性のものだが、王道と流行のものの両方を知っておくことで知識の幅を一気に広げられる。そのために有用なツールとして雑誌がある。
第3に、「共通項」や「一定のルール」がないかを考えてみるというもの。これは知識の集積というより、分析や解釈によって自分なりの知識にしていくというプロセス。
Posted by ブクログ
自分の認識の狭さを改めて認識できた本だった。
「センス」という言葉を論理的に、また実に実用的な形でどうあるのかを説明している素晴らしい本だと感じた。
元々は、私自身がデザイナーであることから購入を選んだ本だったが、なにかに悩んでいる人は1度読んで見て欲しいと思える本だった。
Posted by ブクログ
センスは自分の知識の集大成であり、知識をインプットしながら、同時にそれを研鑽し、繰り返しアウトプットして行くことでセンスが磨かれる
ということかなと思った。
まずは自分がしたいことの知識を貯めて行こうと思った一冊だった。
Posted by ブクログ
「センスのよさ」とは、数値化できない事象の良し悪しを判断し、最適化する能力だと定義。
判断するには知識が必要。
最適化するには思い込みの枠を外し、アウトプットの精度を上げることが必要。
なるほど。やはり私は知識不足だったようです。まずは仕事の領域の雑誌で情報収集してみることにしました。
ロゴ作りも苦手だったけど、商品と書体の歴史的な知識も意識してみよう。
やっぱ「センスないなー」って感じる人ってデートにしても服装にしても情報収集と客観視が足りてないんだよなー。自戒込めてですが。
Posted by ブクログ
20230903
センスとは特別な人に備わった才能ではない。それはさまざまな知識を蓄積することにより、物事最適化する能力であり、誰もが等しく持っている。
まず、普通を知ることが大事。
技術がピークを迎えるとセンスの時代がやってくる。
なぜ日本の企業にセンスが無いのか。市場調査という落とし穴。
イノベーションは知識と知識の掛け合わせである。
センスとは知識に基づく予測である。
経営者のセンスが企業の底力になる。
流行っている=センスではない
知識のクオリティが精度の高いアウトプットを作り出す。
好きを深掘りしてセンスあるアウトプットをする。
幼児性で新鮮な感性を取り戻す。
服選びは自分を客観視し、最適化する身近な方法。
ガラパゴスで生きている自分を自覚しよう。自分という存在がいかに小さな島の中で、閉じこもった生活をしているか、それを認識するところから、世界は広がっていくはず。
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10年前の本
センスを磨くにはまず知識をつける
王道を学ぶ→流行りを学ぶ→共有項を見つける
過去を知ることの大切さ
新しいものを広めるには時間がかかるというスタンスでいく。
目上の人を飲みに誘おう、勇気がいるけどこれができる人が少ないらしい
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センスという言葉からイメージするとひらめきになるが、そうではなく知識が必要だという内容。あるものを開発するなら、その物の知識を学ぶことが大切。これは今からでも服を選ぶ際、その人の特徴やシチュエーションによって選べばセンス良い服を選べるそうだ。センスは知識からという本を読んでいると自分の好きなああいうものやこういうものもこうやって開発されたのかな?と現場を見られた気がして楽しく読めた。
Posted by ブクログ
タイトルの通りの内容。たしかにひらめきとか天から降りてくるようなアイデアって地味な作業とか積み重ねじゃなくてパッとでてくるもの。センスがあるものだって認識されてることが多いかも。言われてみれば確かにだった。
風水の話(推測)は確かにそうだな!と思った。なぜそうなったのかまで考えるところデザイナーって感じがして好きだった。
好奇心旺盛であること、ルーティンから外れて小さな変化に触れることの大切さがわかる。意識すれば簡単にできること。私もやってみよう。
Posted by ブクログ
前職の上司からの推薦で読みました。程度がいいなと思われる人間は博学でユーモアがあり、日々努力している。腰の入った経験があればセンスは自ずとついてくる。しばらくしたらまたパラパラめくりたいです。
Posted by ブクログ
・センスとは定性的なものを最適化することであり、それは知識の活用によって達成される、という考え方が述べられた一冊。
・知識を得て、基準を知ることで、最適化のゴールが明らかになる。センスとは、知識に基づいて予測することである。
・技術(イノベーション)の発展が頭打ちになれば、センスの発揮(最適化)が求められる時代になる、の説明が面白かった。
Posted by ブクログ
「不勉強と思い込みはセンスアップの敵」(本書159頁)とあるように、一見するとセンス=才能と考えがちな我々に対し、いかに知識の蓄積と客観性が「センス」につながるかを説いた本。
一部に論理の飛躍を感じるが、我々が才能すなわち先天的なものとして捉えがちな“センス”を、万人が会得するチャンスがあり、かつそれを磨いて自らの生活や仕事のアウトプットに繋げられる、そんな可能性に気づかせてくれる一冊。
Posted by ブクログ
昔からセンスやひらめきに乏しく、少しでもいい意見を出すためにと、情報を集めたり細かな資料調べ、作業を積み重ねて切り抜けることがあった。
はっきりとセンスは知識の積み重ねと言い切る内容は、誰もが努力と意識をみがけばより上質な世界を切り開くことができるというセンスなし自覚者に希望をもたせる。
“知識にもとづいた方向性の決定が大切”とした上で、
“ブラッシュアップしていくときは、あっと驚くものを目指し、最終的なアウトプットは、新しく、美しく、尖ったものであるべき。”
なるほどと思った。
最終的なブラッシュアップに手を抜かないということは覚えておきたい。
また知識の集積には主観性は敵。
これらのことは1人の人間力についても言えると思う。客観性のある知識の積み重ね、最終的に見た目の美しさ、尖った部分もあって、魅力ある人間力につながる。
“最終的なアウトプットとは、土台となる知識がいかに優れているか、いかに豊富かで、かなりな部分が決まってくる”
書体について興味を持ったのは初めて。
新たなものを知識として得る一歩を後押ししてくれる書。
Posted by ブクログ
センスが良い・・・とは自分には無縁のことだと思っていたが、センスを磨くにはコツがある。
当たり前にことが多いものの、目から鱗。
普段何気なくやっていることでも、法則化することで、より最適化され、最速化される。今後は意識的にセンスを磨いていきたい!
Posted by ブクログ
センスというのは知識の集大成。
大人になっても知的好奇心を持つことが大切。
そのためにも、いつもと違うことをしてみる、または好きなものを深めてみる。そこから気づくこともあるなと感じました。
Posted by ブクログ
センスの善し悪しとは、何とも言葉にしにくいものだと思っていた。しかし、この本ではセンスは知識の集積と言っている。センスのいい人とは元々、感覚で上手くいく人であると思っていた。しかし、知識を効率よく集め、客観的に物事が見れることで誰でもセンスのある人になれる。その知識の集め方には、王道とは何か、流行しているものは何か、それらの共通点を探すことで正しい知識が集まる。
Posted by ブクログ
センスとは、数値化できない事象を最適化すること。
その判断のために知識を身に付ける。判断の精度や信頼度を上げる(^^)服も好き嫌いは取り払い、体型や肌色などから客観的に検討していくことで なぜそれを選んだかも説得力が出てくる。パッケージデザインと一緒ってそのまま その通り!センスない人って多分に知識不足でー自分を含めてですが オシャレもインテリアも身近なものから情報収集していこう。
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「センスとは数値化できない事象を最適化することである」
センスという一見するとふわっとしていて捉えどころのない概念を紐解いていく。
この本は凡人がどの様にセンスの良い考え方が出来るか?を丁寧に教えてくれる本である。
知識の集積の上にセンスが成り立つことが分かる。
Posted by ブクログ
センスという抽象度の高い問題を、「センスとは知識からはじめる」と分かりやすく言い換えて様々な例をもとに説明している。
日頃から「センスがないから」といって諦めていたり、言い訳に使っている人はいないだろうか。そのような人にこそ是非読んでもらいたい。
この本を読むまでは
同僚に教えてもらいこの本と出会うまでは「自分にはセンスが無い」と思っていたのでタイトルから刺さりました!
センスは知識から始まるということを業界用語はあまり用いず書かれているため、思考にスッと入ってくる文章でとても読みやすく、デザインのような芸術的なことだけではなくて仕事や普段の服装、会話などにも共通するセンスを説いた本なので読めて良かった本の1冊になりました😊
Posted by ブクログ
センスは主観ではなく、客観的な情報の集積の先にあるもの。
自分なりのセンスの解釈は、広範囲かつ深度のある情報から、その時に求められる目的に合わせて「最適化する能力」
Posted by ブクログ
センスは才能である。という思い込みが間違いであると気付かされた。1,2時間程度でサクッと読めて良い。
センスの良さとは、数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力
センスを磨くには普通、いわゆる王道を知るのが重要。そこから流行を知り、共通項を考える。
センスは知識の集積
市場調査では新しい価値を生み出せない。聞いたことも触ったこともないものをいいと言う人はほとんどいない。調査に頼ってばかりだと自分は何がいいか、何を作りないかを考えなくなる。
技術がその時点の限界まで進歩すると、ノスタルジックな思いに身を寄せ、美しいものを求める傾向がある
Posted by ブクログ
情報を徹底的に集め、良し悪しを知る。
そこから解を見つけ出す。
というのはデザインに限らず、どんな仕事にも当てはまる考え方だなぁと思いました。
そして、自分の知識の無さ・偏りに意気消沈。
もっともっと知識を付ける、幅を広げるため、勉強します!
Posted by ブクログ
様々な事に興味を持ち、学び咀嚼し、その客観的な知識をもとに最適解を予測すること=センス、ということかな。
自分的には思い込みを捨てるのが大事だと思った。
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センスとは、数値化できない事象を最適化すること
まず『普通を知ること』が必要
イノベーションは、知識と知識の掛け合わせ
センスとは、知識にもとづく予測
センスの最大の敵は思い込み、主観性
思い込みを捨てて客観情報を集めることこそ、センスをよくする大切な方法
流行っている=センスがいい、ではない
Posted by ブクログ
センスは生まれ持った才能ではなく、誰でも得ることができる。なぜならセンスは知識の集合体なのだから。ということだそうです。
確かに、一定の分野について豊富な知識を得ておけば、どの場面でどんな目的でどんなターゲットに向けて何を提供すべきか、たくさんの知識の引き出しから選び出せるわけだから、最適なものを提供できるということか~。
iDやくまもんを生み出した著者は最初はグラフィックデザインを専門にしていたとのことで、フォントへのこだわりもひしひしと感じた。普段使っているフォントがどの国でどの時代にどんな理由で生まれたかなんて考えたこともなかった。歴史好きの自分としてはフォントの歴史に興味をそそられました。「この企画書にはこの目的で作られたこのフォントを使おうかしら」なんて考えられたら素敵。
Posted by ブクログ
センスと呼ばれるものを理論的に説明してくれている。
・「普通」を知っていれば、それより少し良いもの、すごく良いものなどのさじ加減ができる。普通とは良いものも悪いものも知り、その真ん中がわかる事。
・市場調査からは新しいものは生まれない。
・見え方のコントロールがブランド力を高める
・思い込みを捨てて客観情報を集めることがセンスを良くする
・シズル(肉がジュージュー焼ける様。転じて。美味しそうに見せる、そのものらしさを見せること)が必要
例:クリアアサヒのビールの泡のパッケージ
・誰が、どんな時に、どんな場所で使うのか、と具体的に思い浮かべることがセンスの最適化に必要
・センスを磨くには知識が必要だが、知識を吸収して自分のものにするには、感受性と好奇心が必要。感受性+知識=知的好奇心
Posted by ブクログ
内容としてはタイトルの通りの1冊です。
センスは知識の集積から生み出されるものとして、一見関係なさそうなセンスというものを論理的に導くための1冊となっています。
Posted by ブクログ
くまもんをデザインした方の著者。
とにかく、知識が必要!そうですよねーと思いつつ不勉強な私には耳が痛かった。
ちょうど、好きな服は似合わないけど、どんな服が似合うのかもわからない…という悩みがあったので、本書の内容を、服選びに早速活用したくなりました。
センスという曖昧に感じていたものの輪郭が少しだけ見えた気がする。