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Posted by ブクログ
・アート、クラフト、サイエンス
・アカウンタビリティは、「言語化できる」「再現できる」が重要。
・千利休はチーフ・クリエイティブ・オフィサー。
・デザインも経営も、選択と捨象
・マーケティングとは、パーセプション(認識)が全て。
・実定法主義と自然法主義
・Don'tBeEvil 悪者になるな。
・システムを修正できるのは、システムに適応している人だけ。
・オウムも戦コンも同じ。
・システムの変化にルールが追いつかない世界。
・アナクシマンドロス。水の哲学。
・哲学から学べるもの
1.コンテンツからの学び
2.プロセスからの学び
3.モードからの学び
・真に重要なのは、その哲学者が生きた時代において支配的だった考え方について、その哲学者がどのように疑いの目を差し向け、考えたかというプロセスと態度。
Posted by ブクログ
ひさしぶりに新書を読んだが、新鮮で刺さることが多かった。いかに読書メモ。
日本はKPIを重視し、計測可能な指標だけをひたすら伸ばしていく一種のゲームみたいな状態に陥っている。
井深大がしたためたソニーの設立趣意書、何をやるべきか、やるべきではないかという意思決定の際に準拠すべき基準は、面白いのか?愉快なのか?という軸、つまり、理性よりも感性。これは私が研究をやる上でも通ずるところがある。ソニーについては今後も本を読んでみたい。
もし経営における意思決定が徹頭徹尾、理論的かつ理性的に行われるべきでなのであれば、それこそ経営コンセプトとビジネスケースを大量に記憶した人工知能にやらせればいい。これも研究の課題設定に通ずる。
なにをしないのか決めるのは、何をするのか決めるのと同じくらい大事だ。会社についてもそうだし、製品についてもそうだ。スティーブ・ジョブズ。これは分かったようで理解しきれていない。これをもっと理解したい。
ビジョンについて。アジアで売上トップに、などは目標であり、人を共感させるような真善美が含まれない。これは私が独立した際、どういうビジョンをかかげるかにも通ずる。私自身、明確なビジョンがない。
デザインとテクノロジーはコピーできる。ストーリー性だけは、コピーされてもオリジナル価値が揺るがない最後の価値。濱口秀治,デザイン思考を超えるデザイン思考。これは読みたい。
世界の国は罪の文化と恥の文化に二分され、日本は恥の文化に分類される。これは本当にそうだと思った。
セルフウェアネスの重要性。自分の状況認識、自分の強みや弱み、自分の価値観や志向性など、自分の内側にあるものに気づく力のこと。これは伸ばしたい。
美意識を鍛える方法。絵画を見る、哲学に親しむ、詩を読む、など、これは取り入れていきたい
Posted by ブクログ
ロジカルのみのセンスのないおもろない人からの脱却を狙って読んだ
今の時代ロジカルのみの意思決定ではついていけないという前提をまず持つこと。変化のスピードが早くそれを予測できない部分があるし、それにルールが追いついていないなどが理由。そこで頼りになるのが、美的感覚。ストーリーを作り自分なりの善悪判断の軸を持たないと、既存システムの中でひたすら頑張るだけで、持続可能性や独自性がない。
また、その美意識がリーダーシップにそのままつながるという衝撃。確かにその感覚を持っている人のみが正しい判断ができるとすれば、それがそのままリーダーシップである。美意識がまさかリーダーシップにまで繋がるとは
Posted by ブクログ
美意識を鍛えることがなぜ必要であるかを詳細に説明してくれる。
特に「論理と理性の限界」「自己実現的欲求の台頭」についてはまさしくその通りだと感じた。経営という観点から話が進められるが、強い製品やサービスには「差別化」が必要であるにもかかわらず、合理的に進めようとすればするほど正解が集約されていくので差別化が難しくなってくる。
また、消費そのものが「この人はそのような人だ」というものを表す記号になってきているため、単純に機能的な価値を持ったモノだけでは選ばれなくなっている。
そこで必要になるのが美意識である。直感や感性が研ぎ澄まされ、アート思考によって判断していくことでイノベーションが生まれる。
ただ、言語化できないところが身につけるには難しいなと感じた。ではどのように美意識を鍛えていくかというと、一朝一夕には鍛えられるものではないので、時間をかけて身につけていくしかないと思う。
印象的だったのは、哲学の学び方である。哲学を学ぶとき、「ソクラテスが無知の知と言った」のように内容そのものに触れて終わりになってしまうことが多いが、本当に学ぶべきは「なぜそのような考えに至ったのか」「哲学者自身がどのように世界や社会と向き合ってきたのか」ということに注目する必要がある。
とにかく思考の幅やレトリックの引き出しをたくさん持つことによって鍛えていくことができる。
ちなみに鍛える方法は以下4つ
①絵画を見る
②哲学に親しむ
③文学を読む
④詩を読む
ただ、美意識を鍛えることの重要性は分かったが、サイエンスやクラフトがない人間がそこだけに走ると全く本質からズレるだけなので、そのバランスが重要だと感じた。
Posted by ブクログ
最近、生活していて思うことは、デザインに力を入れていないお店は客足が伸びない、長く続かない。まさに私が感じていたことを言語化してくれている本でした。
売上や顧客データなどの理論を基にした「サイエンス」と過去の経験を基にした「クラフト」、この2つだけに重きを置く時代は終わった。そこから導き出される結果は差別化されず(正解のコモディティ化)、生き残れない。
そこに「アート」(感性や直感、ストーリー性)が乗ることで他社との差別化が生まれるという興味深い内容だった。
数字ばかりを追うがあまりに不正を繰り返した会社、倫理的に考えたら悪だと判断できるようなことを法律に抵触していなければ良しと判断した会社。こうして外的要素を基準にして失敗した会社。(三菱自動車、DeNA、ライブドアなど)
直感やストーリー性を重視し、成功した会社(Apple、マツダなど)。
その比較が非常に面白かった。
また、そのバランスが非常に大事で「アート」をトップに、その脇を「サイエンス」と「クラフト」で固める組織が成功する。これは今に始まったことではなく、千利休、織田信長、豊臣秀吉の関係もそうであったという視点も面白かった。
デザインを考える時には、“顧客に好まれるデザイン”ではなく、“顧客を魅了するデザイン”を。顧客の中には美意識の高い人も低い人も含まれる。低い人に合わせれば自ずとセンスの悪いデザインになる。美意識が高い集団がセンスの良いデザインを提供することでより高みを目指せるという、当たり前のようだけどなかなか気づけない視点も面白かった。
科学的データも交えながら、実在する会社や団体の変遷を様々な着眼点で理論立てて説明してくれており、様々な気づきを与えてくれた。
これらの内容は、一般企業に限らず、医者や科学者などにも共通するとのこと。
若い頃には美術や哲学なんて…と思っていたが最近になって自然と少しずつ興味が湧いてきた。この本を読んで、それは必然なのかもしれないと感じた。この本を読んだことで、より「美」に対してのアンテナの感度を高められるきっかけになったと思う。
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