山口周のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書を意識的に始めて1年が経ちこの読書は、身になってるの?と一度立ち止まってみようと思いこの本を読みました。
毎月10冊以上読むようになってからは、読みたい本がないということはなくなりましたが(積読がどんどん増えていく方が多い)、本の選び方も偏ってきていると思い別の視点で本探しをしようという思惑にピッタリの本でした。
さまざまな本を読むと行き着くところは、宗教、哲学、経済が必要なんだと気づきます。
しかし、日本の義務教育ではこの3つとも取り上げることはなくベースの考え方がありません。
この本では、その不足している分を補うベースとなる本を作者マンダラケ(図)で表し、かつ読書方法について書 -
Posted by ブクログ
ネタバレ山口周氏の本。
期待通り、自分には刺さる本
ほんと、この方は言語化抽象化、構造設計が上手な方だなと思う。内容のみならず整理の仕方も学び深くてよい
メモ
• 経営する意思 Will to manage
•登山の社会から高原の社会へ 現在はその間のつなぎ目の社会
•新卒一括採用は候補者に考える余裕を与えない仕組み
•歴史家のトインビーは歴史の研究において、社会衰退の最大の要因として自己決定能力の喪失というテーマを論じている
•コントロールできる戦略変数は時間資本のみ
戦略資源をいかに配分するか
時間資本→人的資本→社会資本→金融資本
⭐︎人的資本の裏打ちがないかか、突然社会資本にはつながらな -
Posted by ブクログ
【この本がとにかく言いたいこと】
市場の需要を探査し、それが経済合理性に見合うモノかどうか吟味し、コストの範囲内でやれることをやって利益を出すという営みは既にゲームとして終了している
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物質的不足を解消するという課題は達成されたのだからそれを祝祭し終焉を受け止める
ビジネスの使命は終了している
経済が停滞していると言われてるが良いこと
成長し切ったのだから当然
消費の非物質化されて
物から体験へ移行している
旧来からのビジネスは上から下まで利益を追求することに困っている
歴史的使命を全うしているのに使命終了の延命をマーケティングという単語でやってるだけ
売れないと思 -
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外資系コンサルのスライド作成術 作例集
実例から学ぶリアルテクニック
著:山口 周
出版社:東洋経済新報社
良書 スライドと丁寧な解説の組み合わせになっています
こまったとき、ときどき見ています。
大変重宝しています。
買ってよかったと思える書です
解説を書いてなかったので、メモ程度で。
いわゆる、One Paper で、相手を秒殺する
そのためのツールを探す図鑑と理解しています
複数のページの連携などはない。あくまでも One Paper なのでご注意を
パラパラめくって、どんどん、パクっていけばいい
また、グラフは、1つしか使ってはいけないとは限らない。
自分の伝えたいことが -
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【まとめ】
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?―経営における「アート」と「サイエンス」』山口周
1. サイエンス(論理・理性)だけでは差別化できず、アート(美意識)が差別化と共感を生む。
2. 現代は自己実現的消費の時代で、価値判断に美意識が不可欠。
3. VUCA時代では既存ルールでは対応困難で、美意識という感性的判断軸の重要性が増している。
4. 教養(哲学・文学・詩)への接触で、メタ認知・柔軟性・表現力が高まる。
5. 経営判断は「アート」が軸、サイエンスとクラフト(実行)が補完。
【気付き】
- 論理や数値だけでの意思決定は限界。直感や美 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読書は「量」より「質」だ——本書を読んで、そんな当たり前のようで見落としがちな視点に改めて気づかされました。
山口周さんは、読書を「時間の投資」として捉えています。限られた時間の中で、どの本にどれだけ時間を使うか。その判断基準を持つことが、読書の質を高める第一歩だと感じました。気分に合わない本は無理に読まなくていいし、複数冊を同時並行で読むことで「今の自分」に合う本と自然に出会える。著者自身が10冊以上を並行して読んでいるというのも、読書に対する自由な姿勢を象徴しています。
また、「読書は忘れるためにする」という考え方も印象的でした。大事な部分だけを転記しておき、脳の容量を空ける。必要なと -
匿名
購入済み哲学を日々の人生にどう活かせるかが分かり、非常に参考になりました。
考えさせられることが多かったので、再度読み直し、自分で考えられるようになりたい。 -
Posted by ブクログ
ビジネスとアートは対極のイメージがある。
現在のビジネスシーンでは数値化されたものを分析、比較するスキルがもてはやされる一方、結果として結論はコモディティ化し薄っぺらいもので差別化が図れなくなっている。
美意識が求められる背景
正解のコモディティ化では複雑化、多様化した状況を打破できなくなってきた
自己実現社会へ移行し感性に訴えることが競争力の源泉になってきた
ルールの間や不備をつく不祥事が増加しシステム自体を図る別のモノサシが必要
どのように美意識を鍛えるか
マインドフルネスを通じて自己認識を大事にする
「読む」と「見る」は異なるものと認識しパターン化せずに目に入るものそのものを意識
シ -
Posted by ブクログ
ネタバレ印象に残ったフレーズ
目的を持たないプロジェクトが成功することはあり得ない
人間は意義を感じない仕事には情熱を持って取り組めない
プロジェクトがどういった意義を持っているか定期的にリマインドさせる
「行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」と言ったようにマインドを変えるためにはまずは行動してみることが重要
リーダーは全ての責任を取るということ。メンバーのミスに対して叱責するのではなく、ミスが起きてしまったのはリーダーの配慮が足りなかった。とリーダーの責任とすること
リーダーの仕事は目的を決めること
知的指数=IQと社会的成功にはほとんど関係がみられ