【感想・ネタバレ】仕事選びのアートとサイエンス~不確実な時代の天職探し 改訂『天職は寝て待て』~のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年04月24日

深く広い知識と経験に裏打ちされた、他者や仕事への愛と尊敬に満ちたキャリア考察記。
いろいろあるけど、自分の人生を抱きしめ暖め、ともに生きていこう、と思える本。
今回もありがとう、山口周。

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Posted by ブクログ 2020年12月01日

転職についての本であるけれど、転職以外にも応用できるような深い内容が多くがとても勉強になった。
冒頭に書いてある言葉「重要なのは著書が『何を言っているか』よりも『どのように考えたか』という点です」 が示すように、内容を鵜呑みにして暗記するのではなく、なぜそのように考えるか深く考察することが重要で、...続きを読むこの本からはさまざまな学びがあった。

その中で一つ心に残ったことをここに記録しておく。
「ロジカルシンキングは大事だけれど、適切な状況下でロジカルシンキングを捨てることがコアに求められる」
全て言語化してロジカルに考えがちであるが、それにこだわりすぎるとうまくいかないこも多い。
職業柄職場での悩み相談を聞くことが多く、職員同士のいざこざの仲裁をすることがあるが、大抵の場合はコミュニケーションエラー、特に言語化にこだわる人が言語化しきれない内容または人に対してイライラしているケースが多い。
ある程度相手の意図を汲んで溜飲を下げることも必要。かといって、何でもかんでも我慢すれば言い訳ではなく、絶妙なバランスでロジカルシンキングとそうでない場合とを切り替えることが大事なのだろう。

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Posted by ブクログ 2020年08月24日

・自由を獲得するためには、大いなる不自由を一度受け入れなければならない


・いい偶然を呼び込むには、同僚ゾーンに紹介してもらう。そのためには今の仕事、人脈をまずは大事にする。なんでもない毎日を丁寧に生きる。
誰に対しても裏表のない、自然体の、「いい奴」でいる。

いい偶然、をキャリアも結びつけるた...続きを読むめには
 英語、読書

読書
 面白がって読むこと。積読を恐れない。
吸収効率が高いかは面白いか、面白くないかで判断していい。

  関連分野を固めて読む。繋がりが生まれてくるため。
 ノウハウ本ばかり読むのは危険。物事を本質的に考える力が落ちていくため。


  攻めの転職では、何を失うかを考える。
大企業の信頼や福利厚生は、それを失った状態を考えることは難しい。

好きなことでも、それでお金をもらうようになると、嫌いになる可能性が高い。


「仕事選びを予定調和させることはできない。自分をオープンに保ち、いろんなことを試し、しっくりくるものに落ち着くしかない」

「内発的な動機」にこだわる
譲れないものは何か 

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Posted by ブクログ 2020年05月29日

未来が不確実になった今、計画がもつ価値はどんどん下がっている。
自分をオープンに保ち、いろんなことを試し、しっくりくるものに落ち着くしかない。

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Posted by ブクログ 2020年01月05日

攻めの転職であっても、転職で失うものを再確認すべきという言葉が印象的でした。この言葉がきっかけでもう一度自分の転職するかどうかについて、客観的に考えらました。

世に出ている転職関係の本の中では、比較的抽象度が高めなような印象。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年12月15日

昇格を機に、改めて職業の選択肢を探索したいと考え購入
仕事選び=自分らしい職業人生を送る為の留意点について、広告代理店・コンサル2つのキャリアを持つ筆者の視点で多面的に述べている良書
・勝ちパターンが決まっていた20世紀後半は異常な時代。私たちは転換し続ける世の中で世界に身を投げ出す様にして、まず『...続きを読む生きて』いかなければならない
・日本はルサンチマンに覆われている
 ルサンチマン:樹になる果実を取るリスクを恐れる人は「あの果実は不味いに違いない」と考える様になる。嫉妬と羨望の入り交じった感情。抜け駆けに対する社会的圧力や規範
・日本企業の新卒積極採用もこの要因。先行報酬を回収させずに辞めるなんてけしからん
 20代:成果<報酬 30~40代:成果>報酬 50代~成果<報酬
・一方、30代~40代は報酬先送りの時代でもある。ファイナンス視点ではリスクプレミアム受け取るべき
・会社と従業員の間は貸し借り無しがいい。貸し借りがある事で主体性が失われてしまう
・職業選択において、自分が何になりたいか と 自分は何がやりたいか は異なる
 なりたい:憧れ。イメージ先行 やりたい:好きで得意
・好きな事はやがて得意にもなる。長期的な努力は才能を凌駕する
・キャリア形成の上では、自分が何を譲れないかを明確にする事が重要
 キャリアアンカー:最も重要な価値観。エドガーシャインが8つに分類
 自分は全般管理コンピタンスかな。
・仮面と実像。自分の本性とは異なるパーソナリティを仕事の要請で長く厳しく実践していると、本来の自分を見失う
・パーソナリティは脆弱。社会からの要請に対し合わせる事が可能。しかし、それでは本当の幸せは得られない。アイデンティティクライシス
・キャリアはいい偶然によって作られる。種まきをし、機会に気付く為の好奇心、はじめはうまくいかなくても根気よく続ける粘り強さが必要
・30代以降の転職で最も障害になるのは柔軟性。頑なで意固地な人にはいい偶然はやってこない
・いい偶然をどうやって起こすか
 人間としてぶれない美意識や規範を持つ。信頼して紹介できる人物である
・どうキャリアに結びつけるか
 基礎的な戦闘力を高めておく。①プロセッシング(入力を何らかアウトプットする)と
ストック(知識)
①最低限のロジカルシンキング(ロジカルシンキングだけでは差別化につながらない)・英語
②読書、面白がって読む、関連分野まとめ読みによる知識関連付け(メトニミー隠喩とメタファー)、階層付、本を跨ぎ絵として立ち上がらせる、知っているところは端折る。
※メトニミー(隠喩)とは恥ずかしながら初めて聞いたが、辞書によるとそのものの特徴を直接他のもので表現する方法らしい
・チャンスを掴むには宙ぶらりんの状態に耐え、窮鼠猫を噛む様な行動を取らない
・自由を獲得するには大いなる不自由を受け入れなければならない
 勝海舟の自由さの源泉は剣の腕
・自由は非常にしんどい。失うものも考慮
・仕事の種類は課題先行か好奇心駆動
・内発的動機は金銭的報酬により悪影響を受ける場合がある。動機がすげ替えられてしまう
 成果と報酬のバランス
・世の中に必要とされている実感が、精神健康を保つためには必要
「人間が幸福であるために避けることのできないもの。それは勤労である」トルストイ
・エモーショナルカーブは勢いと楽観主義で乗り越える
・雑用により周辺参加ができ、重要な事を学んでいく。通過儀礼

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Posted by ブクログ 2019年10月11日

まさに、山口ワールド。
冒頭からグイグイ引き込まれて、気が付けば読み終えていたような一冊です。
「転職ノウハウ本がほとんど扱っていない、自分らしい幸せな職業人生を歩むための「考え方」や「習慣」を主に扱っている」(p.30)の記述からも伝わるように、読者の血(知)となり肉となるような考え方をしっかりと...続きを読む学ぶことができる一冊です。
登場するエピソードや、引用されている文献なども実に的確で理解がますます深まります。
出会えてよかったと思える一冊でした。
現在のところ、今年一番インパクトのあった本となりました。
付箋は、35枚付きました。

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Posted by ブクログ 2019年07月20日

終身雇用は日本の伝統文化ではない
高度成長時代を元に出来上がった制度

かつては資本が貴重な時代だから労働力が過小評価
今は最も希少なのが、労働力、資本は過剰

運動量=モビリティを高めて色々と試さないとダメ
試行錯誤しても有益な示唆は得られない

好奇心、粘り強さ、柔軟性、楽観性、リスクテイク

...続きを読む幸運は準備の出来ている人だけに訪れる

何でもない1日を丁寧に生きる

他人と同じ答えを出す能力をいくら鍛えても競争優位を形成する事は出来ない

ストックを構築するための読書
学びの大きい本をいかに選ぶか→面白いか面白くないか
いかに効率的に読むか→眠い時には読まない、関連分野の固め打ち

自由になろうと思ったら、どこかで不自由を我慢しなければ行けない。

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Posted by ブクログ 2019年06月01日

本書はかなり変わってる。それはもちろん良い意味で。

元のタイトルが“転職は寝て待て”らしいので、タイトルを変えて正解だと思う。さすが元電通の人といったところか。

タイトルの意味深さ、カバーの画も相まって目を惹く。所謂店頭買いだが、かなりの良書であった。

仕事にフォーカスした哲学書と云えばそう捉...続きを読むえられる。哲学書をかなり読まれているようなので、いろいろな知識を知れて良かった。書き方は、曖昧さを残しつつ、自身の考えをふんだんに書かれているので満足する。おそらくこれは哲学的思考だからかもしれない。

“仕事”に関してさまざまな観点から分析している。内容を転じれば、自己分析や企業分析に活かせる。著者の豊富な(?)転職経験が盛り込まれているのが良かった。そして、なにも“転職すべき”とか“自由を求めるべき”とか固定観点一辺倒でないところもなお良い。頭いい人はこういう風に考えているのかと、思考回路が見えたような気がしないでもないのでなんか嬉しかった。

タイトルから、著書“ハッカーと画家”を想像した。こちらも良かったので、アートと関連付けた著書(一見因果関係のないものが登場するタイトル)は良いのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2021年05月28日

山口周氏の本2冊目
山口周氏の解像度の高いロジカルな分析と引用文献のチョイスが心地よい。
過去に経験した転職の失敗の謎が解けてスッキリした。
キャリア形成で試行錯誤してきた中でぼんやりと見えつつあった方向性が言語化されて明確になった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年01月27日

■ひとことで言うと?
 転職時には転職動機と失うものを十分意識せよ

■キーポイント
 ・コナトゥスとエイドス
  →コナトゥス:本来の自分らしい自分であろうとする力
  →エイドス:自分の姿形や立場などの形相
 ・人生を見つけるためには、人生を浪費しなければならない。 by アン・モロー・リンドバ...続きを読むーグ
  →何が好きかはやってみないとわからない
 ・「好き」と「憧れ」
  →好き≠憧れ
  →自分は何になりたいのか? < 自分は何がやりたいのか?
 ・内発的動機と外発的動機
  →内発的動機:自分起因による動機(好奇心、使命感など)
  →外発的動機:外部起因による動機(報酬、ステータスなど)
   →その決定は本当に内発的動機によるものか?
 ・キャリア・アンカー
  →安定・バランス型、自律・挑戦型、管理型、奉仕型
 ・平均への回帰
  →状況は上昇と下降を繰り返す傾向にある
   →「耐える」も一つの戦略(あと半年待てないか?)
 ・自由とは?
  →自由には孤独と責任が伴う(自由のコスト)
  →自由のために一度不自由を受け入れる
 ・得るものと失うもの?
  →暗黙的に失うもの(社会的信用、保障、安心感など)も意識せよ
 ・課題先行型と好奇心駆動型
  →課題先行型:与えられた課題を解決する
  →好奇心駆動型:自ら課題を設定し行動する
   →求められるスキルがまったく異なることに注意
 ・エモーショナル・サイクル・カーブ
  →転職後の心は上昇局面と下降局面を経験する
   →「仕事に対するリアリティ・ショック」と「組織に対するリアリティ・ショック」
   →過去の成功体験と決別し、今を受け入れる

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Posted by ブクログ 2020年10月19日

フォアキャスティングの時代。夢中になれるものに身を任せてオリジナリティのあるキャリアを形成するのが良さそうだ。と新人からアドバイスを求められると答えることにしている。ただし、惰眠とソシャゲにハマるのはやめておこう。

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Posted by ブクログ 2020年09月06日

・転職後は、自分が引きずっている前職の癖やノスタルジーにケリをつけることが必要。
・終身雇用は日本古来のものではなく、むしろ戦後のこと。国策として、伸ばすと決めた産業に対して労働コストを低く抑え続けることで、コスト競争力を高めようとした。
・個人が発揮できる能力は、その仕事についていろいろと試行錯誤...続きを読むを経てみないと結局のところわからない。
・好きと憧れを混同すると、職の選択に後悔する。
・オンリー1ということは、価値を持っているという意味ではない。
・自由を得るには不自由を経験した先にある。そのジレンマを乗り越えられる人が自由を手にできる。

予測不能な時代に対して、いい偶然を招き寄せるための習慣をしていこう、ということ。

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Posted by ブクログ 2020年04月16日

いますごく悩んでいる。続けるべきか辞めるべきか。そんな時に手に取った。
[仕事選びを予定調和させることはできない。自分をオープンに保ち、いろんなことを試し、しっくりくるものに落ち着くしかない]
やってみなきゃわからんけども、一方で3年くらい経たないとわからんこともある。
[会社に依存しないで生きてい...続きを読むけるような「自由さ」を獲得するためには、人生の一時期に逆に隷属的に仕事に支配されることで「自由に生きるための力」を獲得しておく必要がある]
答えはない。
好きと憧れを混同しない。
[読書が自分自身を知るための絶好のリトマス試験紙]
[憧れている領域の本を読んでみて、どうにも面白くない、わくわくしないと取ったら、それは職業として向いていないと考えたほうがいい]
答えがないことに少し呆然とする。
まずやることは、ボロボロに見える自分のキャリアをまず愛すること。

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Posted by ブクログ 2019年12月22日

「自分は世界に何を求めているか」から、「世界は自分に何を求めているのか」という問いへと180度切り替えるべきだ。

天職とは本来、自己を内省的に振り返ることにより見出すものではなく、人生のあるときに思いもかけぬ形で他社から与えるものではないか。

「聖マタイの召命」は、天職とは自己によって内発的に規...続きを読む定されるのではなく、本来は神から与えられるものと考えられている。

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Posted by ブクログ 2019年09月07日

<目次>
第1章  転職はすべきか?なさざれるべきか?
第2章  従来のキャリア戦略の問題
第3章  「いい偶然」を呼び込むには?
第4章  「攻め」の天職と「逃げ」の転職
第5章  転職後の心の変化への対処

<内容>
「アート」と書いてあるが、ほとんど関係ない。キャリアカウンセラーのテキストをよ...続きを読むり具体的例を交えながら、わかりやすくまとめた感じ。要は、「転職」への心構えから「転職」後の気持ちのフォローまでが描かれている本。哲学者や文学者などのひと言が掲載されていて、心が落ち着きます!

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Posted by ブクログ 2019年08月24日

社会構造考えたら、転職は誰もが考えるべき。

した方がいいという話じゃない。

好奇心を持って知見を横に広げるべき。

メタファー的読書。野球の本を読みベーブルースに興味を持ち、ベーブルースの本を読みアメリカの本を読み、アメリカの本を読みトランプの本を読む。アンテナを広く保ち、立体的な知見を養う。
...続きを読む
偶然の産物。

キャリアはゆっくり形成するもの。

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Posted by ブクログ 2019年08月21日

仕事選び、ということで転職に絡んだ話が中心となっているが、読んでいて分かるな、と思うことが多かった。特にいい人であることを否定しなかったり、逃げの転職もある程度認めている点は理由も含めて同意できた。
転職を現時点で考えていなくても、これからの時代を見据えてどのように動けば良いか、そのヒントを知るのに...続きを読む良いのではないかと、感じた。

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Posted by ブクログ 2019年07月28日

オビの煽り文句「『好き』✖️『好き』で選んではいけない」というのはややミスリーディング。「好き」と「憧れ」を混同するな、「好き」による継続は才能を凌駕するが、「憧れ」では一旦環境が変わると潰しが効かないから、なるべく「好き」なものに出くわすセレンディピティを高めるよう動け、というのが著者の主張。シン...続きを読むプルだが良書。息子に是非読ませたい。

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Posted by ブクログ 2020年09月18日

キャリア選択に関する考察。「すべてはやってみなければわからない」という点に同意です。「憧れ」の仕事と「好き」な仕事は別物。大変だけど楽しい、面倒だけど苦ではない、そういう面があればこそ継続できるように思いました。計画に「価値はない」という考えに対しては、計画通りに進まなかったとき、状況に合わせて方向...続きを読む転換できる柔軟性や自分なりの判断基準を身につけておくことが、真に大切なのではないかと感じました。

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