山口周のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
リーダーとしての振る舞い方、考え方をまとめた本。
喋り言葉のようで平易な文章と、様々な事例や例え話でイメージを湧かせてくれるので、かなり読みやすかった。
フレームワークやTipsの紹介というよりは、「リーダーはこうするべきだよね」という説明をいかに腹落ちさせるかという主旨だと思った。
「手段に口を出さず、目的を伝えよう」「いつでも上機嫌でいてコミュニケーションを取りやすくしよう」「ビーイングを変えるにはドゥーイングを変えよう」など、読者自身が(確かにそうした方がいいかも...)と思うような説明で、イケてる先輩からアドバイスを貰っているような学びがある。
とはいえ、事例がこじつけに感じた -
Posted by ブクログ
仕事する上で量的生産性より、
意味を持ち価値ある生産性が重要
問題の解決者より問題を発見できる人になる
野性的感覚、好奇心、発言力を重視することで
自分のアイデンティティに繋がる
what=何をするために存在するのか
why=それは何故重要なのか
HOW=どのようにして実現するのか
を明確化し、それらを整合的に共感できるストーリーとして伝えることが重要
今までの仕事のやり方=オールドタイプ
新しい仕事のやり方=ニュータイプ
が、わかり参考になった。
ただ、私が知らないだけなのか
カタカナとか専門用語使いすぎ…
もっとシンプルに書いて欲しい。
その解説として用語を使ってくれれば
もっと -
Posted by ブクログ
落合陽一氏をはじめ、他の著名で学識の高い人たちがChatGPTについて論じている一冊だが、落合陽一氏が圧倒的に先を行っていて他を周回遅れに引き離しているというか、他の御仁達と次元が違い過ぎて面喰った。
落合氏の研究・活用実績の充実度、現在進行形のアプローチの深度、そして大局的見地からの抽象度の高さが群を抜いていてインパクトが非常に強いだけに、2章以降が補足や前置きのような形になってしまっている。ただ僕は率直にそれぞれの意見に興味深い点や参考になる点があったので、総合的に見ても面白い本だった。
微分可能オントロジーとしてのポテンシャルを活用したり、共感覚が如くマルチモーダリティを活用したアウ -
Posted by ブクログ
ネタバレ1900年から2000年の期間があまりにも変化の激しい時代だった。だから僕らはこの期間を生きているためにこれがずっと続くだろうと思っている。しかし、僕らの普通はほとんど起こりえない時代を生きたためにおかしくなってしまってる。変化の激しい時代も終焉を迎え、資本主義から新しい時代へと移っていく。公正と安定がより増す時代である。また今まで起こったようなとても大きなイノベーションはもう起きない。これから起きる変化は起きても小さな変化である。変化が小さいために、人間は退屈になってしまう。だから、娯楽やスポーツ、音楽、芸術がより発展していくように思う。そこにITは大きな役目を果たすだろう。消費資本主義は終
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Posted by ブクログ
総評
プロジェクトマネジメントというビジネスにあける汎用的なスキルについて学べる。プロジェクトの目的に立ち返って考えていくことが重要だと感じた。
要約
1. プロジェクトは始まる前に全てが決まる。
勝てないプロジェクトはやらない。勝てないと思うなら、期待値を下げたり、人員リソースを増やしたり、納期を遅らせたりするなど勝てるプロジェクトに調整する。
2. プロジェクト序盤に注意すべきこと
期待値をコントロールして、できるだけ低くすること。
目的に都度立ち返ること。
情報の流通量を増やすこと。
3. プロジェクトをうまく「着陸」させる
何かおかしいと思ったらすぐに共有する。
FBする文化を -
Posted by ブクログ
土岩さんが貸してくれたやつ
4時間くらいで読める
落合陽一はマジで何言ってるのか分からなかった。
山口周は毎度面白い
職業って、271種類くらいなんだな。
ここ50年で亡くなった職業はエレベーターガールだけ。
無意味な命題について「正しいか正しくないか」議論するのは時間の無駄
月野探査船に人間を載せるべきではないに対し、
「人間は非線形処理のできる最も安価なジェネラティブ・コンピューターシステムであり、その重量は70kg程度と非常に軽い」と返した
ジェネラティブ=生成力のある
つまり、「情報処理システムとして非常に軽くてしかも安い」
今の優秀な人って→ようは「正解を出すのが得意な人」