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日本人の高い創造性が、なぜイノベーションにつながらないのか? イノベーションを生み出すための組織とリーダーシップのあり方を、組織開発が専門のヘイグループに所属する著者が、豊富な事例やデータをまじえながら、柔らかな文体で解き明かす。
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Posted by ブクログ
評価の対象となる個人の目標は、何をもってゴールとするかを必ず問われる。ゴールが定まれば多くの人間は最小限の力でそこに辿り着こうとする。 こうなるとイノベーションの芽とモチベーションを両方削りとることになる。何をもって会社に、社会に必要な仕事と定義するのか。 これは全てリーダー論に帰着することになる。...続きを読む
自分を取り戻すために、組織という虚構を見つめ直し、他者との関係の中で、生きること。 未来に、世界的な集合知が形成されるのか気になりました。
戦後復興期、高度経済成長期の成功体験は懐かしみながらもそれはそれとして。今の自分達の弱点と課題を冷静に分析しよう。そんな組織論、リーダーシップ論を読みやすく書いてくれている本でした。面白かったです。ワクワクします。ザ・日本企業に勤める私自身の分析にも役立ちました。肥やしにしたいです。します。
この本は今もある日本の組織の病相に眼差しを向けて、具体的な処方箋を示している。 多様な人を集めたとしても、多様な意見が出るように仕組みをしなければ、意味がない。 特に権力格差指標の高い日本では、自然に任せたら多様な意見は容易に出なくなってしまう。
現在、課長の職に就く自分にとって、「リーダーシップを学ぶ為だけ」をとっても簡潔で分かりやすくまとめられている。 Where 何を目指すのか Why なぜそれを目指すのか How どのように目指すのか これを4つの誰でもわかるような事例をあげて教えてくれる。
「ここではない別の場所」へ。その先を示すのがリーダーの仕事。 高度成長の時代は作れば売れる、欧米をお手本とした明確な目標があった。 この20年、私たちは自分たちが行なっている営みの価値を突き詰めて考えられないまま、企業の価値を上げられないでいる。 この機会に自分たちの営みの意味づけ、異議づけ、...続きを読む位置づけを常に意識できるかと自問自答してみる。
良い組織とは、上位下達で軍隊のように動く組織ではなく、良い意味でゆるい組織であると言う事はよくわかった。そういう組織であれば、自然とイノベーションは創造されると言うことか。
またもや山口周氏にしてやられる。 イノベーションを実現したけりゃ、組織とリーダーシップを見直せ。自分を新たにする=イノベーションなのだ、と。 以下、ヒットした所から抜粋。ニーチェがゴイゴイスー。 : 日本企業の組織診断を行なっていると「自分には権限がないので」ということをよく口にする管理職がいるの...続きを読むですが、ではその人は権限を手に入れたら何かを始めるのでしょうか?僕はそうは思いません。今日、自分の判断で動き出さない人は、明日、権力を手に入れたとしてもやはり動き出さないでしょう。 経営においては「合理的な解は、そもそも合理的な解になり得ない」というパラドックスを持っているということをよく再確認しておいたほうがいいでしょう。合理的というのは論理的に正しいということですが、論理的に正しいことを追い求めれば解は必ず他者と同じになり、しかもスピードは遅くなります。ところが戦略というのは本質的に差別化とスピードを求めますから、ここには二重のパラドックスが発生することになります。 リーダーとは、フォロワーの人生をどのような企てに投下するかを意思決定する「権限と責任」を持っている人たちのことです。そのような立場にあるリーダーが、フォロワーの心を鼓舞できるような「where」を示さないまま、いたずらにフォロワーの人生を組織の延命のために浪費しているとすれば、それはほとんど犯罪ですらあると筆者は思っています。 「where」を提示できないのは、自分たちが行なっている営みの価値を突き詰めて考えられていない、何を実現したいのかについて浅いレベルの思考しかしていない、から。 ニーチェ:権力への意志 ニヒリズムとは何を意味するのか?至高の諸価値がその価値を剥奪されるということ。目標が欠けている。『何のために?』への答えが欠けている。 今ここで、企業内のサブ・サブシステムとしてチームや部門を率いる立場にある人が、そこでビジョンを打ち出せないのであれば、大きな組織を率いる立場になってもビジョンを打ち出せない。ビジョンの提示は、企業トップのみならず、フォロワーを牽引する立場にある全ての組織内リーダーに求められるものである。
大企業にイノベーションを起こすことを考える機会があったので、 何冊か手に取った内の1冊。 少し古い本ですが、想像以上の出来で、とても驚きました。 こんな良い本だったとは…。 著者は、日本にイノベーションが起こらないのは、 個人の資質の問題ではなく、組織やリーダーシップの問題だと主張します。 そし...続きを読むて、どういった組織やリーダーシップであれば、イノベーションを起こすことができるのかについて論じています。 ただし、この本は、イノベーションの「起こし方」については深く語っていません。 (著者もそれは理解しています。) そのため、イノベーションを起こすための土壌の上に、 イノベーションを起こすべき方法論が加われば(つまり、それについて書かれた別の本を読めば)、 (現時点では)天下無敵になることでしょう。 「現時点では」と言ったのは、そもそもイノベーションは、起こしたくても起こせるものではないからです。 必要なのは、上記2本柱に加え、運とか忍耐とか自分を信じ続けるマインドセットでしょうか。 それが、現時点の自分の理解です。 いや~、本当に素晴らしい本に出合えて満足です。 この本は、自分の殿堂入り本棚行きですね。 そして、著者のファンになってしまいそうです。
最近読んだ本としてはかなり良かった。2013年発行だが、山口周氏の本はどれもよい。本書はイノベーションがテーマだが、内容は組織論とリーダーシップ論といってよい。様々な例をあげてわかりやすく解説されている。ダーウィンが実は地質学者、副操縦士より機長のほうが事故をおこしやすい、アムンセンとスコットの南極...続きを読むの話、エジソンの蓄音機、ケネディの会議、等々、再読してもよいと思う。
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