あらすじ
「スキルのデフレ化とセンスのインフレ化」はあらゆるジャンルで進行している! 『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社)の楠木建と『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか』(光文社新書)の山口周が「仕事ができる」の正体を求めて新時代の仕事論を語り尽くす。仕事ができる人――本書でこの言葉の定義は「この人ならなんとかしれくれる」、もっと言えば「この人じゃないとダメだ」「余人をもって代えがたい人」である。プログラミングができる、英語が話せる、財務分析ができる――「あれができる・これができる」と言っているうちは半人前。スキルを超えたセンスにこそ「仕事ができる」の正体がある。スキルを伝授しようとする本は無数にある。しかし、センスの問題に正面から向き合った本は稀少だ。ほぼすべての人がセンスの重要性について薄々は気づいているにもかかわらず、である。本書はスキルとセンスの相克をテーマに、日本のビジネスシーンで「スキル優先、センス劣後」の状況が起きる理由から、「何がセンスを殺すのか」「センスを磨くとはどういうことか」まで、「仕事におけるセンス」の問題について2人が縦横に論じる。
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Posted by ブクログ
どうしたら仕事ができるようになるのか、ではなく、仕事ができるということの意味を問いかける一冊。
好きな著者お二人の対談とあらば、読まないわけにはいかない。
テーマも面白いし。
スキルは言語化・数値化できるが、センスは言語化・数値化が難しい。
スキルは習得出来るけど、センスは身につけるための定型的・標準的な方法はない。
「役に立つ」はスキルで、「意味がある」はセンス。
…なんてことがお二人の間で軽快に問答されていくのが楽しい。
センスとは具体と抽象の往復運動、ということは
楠木さんが著作「経営センスの論理」でも指摘されていたことで、あらためて納得。
センスがある人をよく視ることが、センスを手っ取り早く錬成する方法でもある。
これからは、スキルを身に付けるより、センスを磨き続けることの方が大事になるんだろうな。
Posted by ブクログ
いやー、面白かった
職場で周りにスキルが高い人はたくさんいて、
そこに自分がハマらないとか、
負けてる部分があるなと感じてた時に
この本を読んで自分の感覚も
しっかり大事だと認識できた
『スキルよりもセンス』
スキルはわかりやすいし、学んでると感じやすい
センスはなんかモテる的な感覚
でも鍛えることはできる
そのセンスとは何かを対談形式で聞ける本
Posted by ブクログ
単にスキルがあって仕事ができるを良しとせず(もちろんスキルがあるに越したことはないとしているが)感覚として仕事ができるとはどういうことなのか、様々な事例を出しながら会話する二人は小気味よい。
そうそうそーゆーことだよ、と共感できる部分が多かった。結局センスになってしまうんだろうなぁ。
センスあるなーはわりと共通する。
Posted by ブクログ
・仕事ができる。は顧客に価値を与えられる。人に頼りにされる。これはスキルの延長線上にはない。マイナスからゼロへ。ゼロからプラスはセンス。平均点にお金を払う人はいない。
・スキルとセンス。「明らかにプレゼンテーションのスキルがあるにもかかわらず、話がものすごくつまらない人」がいる。「プレゼンテーションの構成や方法は出鱈目なのに話に大いに引き込まれる人」もいる。
・スキルは安心感がある、センスというと人々は不安になる。ただ役に立つ(便利)ことから意味があることにすでに世の中は移行している。
・解決がスキル、問題設定がセンス。環境変化では問題設定が。
・「私は直観派」「私は論理派」っていう分類自体が眉唾物です。どちらもある人とどちらもない人、あっさり言えば「できる人」と「できない人」に二分されるのではないか。
・「個性の時代」とか「多様性の時代」などと言いながら、一方で「スキルが大切です」というのは、一歩引いて見ればけっこう矛盾を含んだ話なんですよね。
・分析、調査は仕事ができない人にとって吸引力がすごい。
・仕事ができる人の共通項として、もちろん仕事は情熱を持ってやるんですけれども、一方で仕事をしている自分を客観視しているというか、「ま、しょせん仕事だよな」という、ちょっと醒めたところがある気がする。 「ワークライフバランス」。仕事ができる人には、仕事人である以前に一人の人間、生活者であるという意識が伝わってくる人が多いように思います。
・センスに序列をつけてる時点でセンスない。
・「常に機嫌よくしていて挨拶を欠かさない」
・偉い人というのは貸しが多い人。仕事ができる人は気前がいい人が多い。
・「スキルとセンス」についても同様のことが言える。言うまでもなく、「部分」を十全に成立させ、機能させるためには「スキル」は必要だ。逆に言えば「スキル」が必ず具体的な個別活動と紐づく以上、「スキルは部分化する宿命」にある、ということだ。したがって、いくら「部分」の機能を向上させたからといって、それで「全体」がうまく成立し、機能するとは限らない。俯瞰的な視野からシステムの弱点をつかみ取り、時流に合わせてシステムを改変していくには「全体」を大きな枠組みとしてそのままに捉える「センス」が不可欠になる。
学びが多すぎて泣きました。
Posted by ブクログ
「センス」と「スキル」、、、仕事ができる、できないをユニークな切り口で分析している。
野球好きの私としては、個人的に山本昌とイチローの逸話が面白く、わかりやすい例えでした。
Posted by ブクログ
スキルは教科書的な向上させ方が確立されている。センスはそれがない。スキルは外部からセンスは内面から。その特性からスキルは供給が過剰になり、センスは不足する。市場価値の原理によりスキルはデフレしセンスはインフレする。スキル、センス両者とも必要だがセンスの身につけ方は自分で確立するしかない。
Posted by ブクログ
「仕事ができる」とはどうゆうことか?
全部教えてくれる。。。
■役に立つのは「スキル」、意味があるのは「センス」
・役に立つスキルは、ユニクロ
・「意味があるかどうか」はユニクロの10倍の価格のデザイナーファッション
・昔は役に立つことが大事だったが、「意味」は人によって違う。
→問題は解決すればするほど、「量」から「質」へシフトする。
■身の置き場所が非常に重要
・努力すれば成功する、は間違っている。
・野球のプロは1軍登録選手300人、陸上だと300位は評価されない。
・戦うフィールドは非常に重要
■仕事ができるかどうか、自己の評価の必要は一切ない
・どうしても自己評価は甘くなる。だいたいが過大評価になる。
・自己を客観視する事は、顧客の立場で自分を見る事。
→仕事ができる人は、常にこの視点が自分の思考や行動に組み込まれている。
■部分最適化・スキルフルな人にならない
・最終成果を見落として、目先の事に目が行ってしまう。
・会社がもっと業績を上げるためにはが、英語・プログラミング・などスキルに目が行ってしまう。
・組織全体をトップからプロキシの考え方で下へ下へとおろしていくのは、洗練されたマネジメント。
★飛行機のCAがカレーとチキンでカレーが切れる。
→多くの人に謝る。→お詫びのスキルを上げる×【部分最適化】
→チキンとカレーの配分比率を変える。そもそも期内職への期待を考えるとカレー1本でいいのでは?
【全体感】
・みんなが部分最適化になってしまうのは、経営能力の問題
・担当者レベルの仕事では、部分最適化が必要だが、経営者は全体を見なければならない。
■センスと意欲
・センスはあるけど意欲はない
→一番リーダーに向いている。楽して勝とうとするので、全員幸せになる。
・センスがあって意欲もある
→対象を支える参謀が向いている。
・センスはないけど意欲はある。
→一番問題。玉砕覚悟の突撃をさせて部下を殺す。
・センスも意欲もない
→きっちり管理して現場をやらせる。
■プロの仕事・TODOのつながり「順序」が恐ろしく凄い。
・箇条書きにして「これを全部やれ」×
・「まずこれだけやろう」〇→やる事の順番がロジックで出来ている。
・単なる優先順位ではなく、どうゆう戦略で順序だてて動くか。
(原田氏のマックの立て直し)
・従来は作り置き→オーダーを受けてから作るスタイルに大きな投資・負担をかけて変更
→全店一斉に切り替え。→そのタイミングで100円マック。→多くの人が「美味しくなったことを実感」
→そこからメニューをヘビーで単価が高いものに変えていく。→カロリー、オイリー、体に悪いと言われながらも一番売れる。
→うまく利益が回りだしたところで不採算店を閉じる→業績が一気に回復。
■戦略とは
・必殺技ではなく、筋が通った独自の戦略ストーリー
・山本昌投手、イチローの方が球が速い。
「速い球を投げるのがプロではなく、速く見える球を投げられるのがプロ」
・配球の組立で50歳まで現役
■競争がある中で、何故成功するか?
・収益の背後にあるストーリー 流れがある。論理でつながっている。
・全てを一度にやるのではなく、「ここだけを徹底的にやる。後はほおっておいていい。ここが何とかなれば、あとは何とかなるから。」
・ストーリーがあるから人がついてくる。数字や目標では人はついてこない。
・ストーリーがある中に、色々な要素が組み込まれる。(同じ情報を取得しても活かし方が変わる)
(DXがいい。ではなく、DXをストーリーのどこに組み込み、どう変わるか)
■話を聞いてもらう行為で、それぞれが意味を形成する。
・パワポを使わずに伝える。(パワポは並列箇条書き思考を促進する)直列が大事。
・パワポはセンスを殺す。
■仕事ができる人の思考はインサイド・アウト
・情報は不完全でも、まずは自分なりのロジックやストーリー、自分なりのハッピーエンドが見えている。
・知らない事もたくさんあるが、後からとりに行けばいい。
■キャリアプラン
・お笑い芸人がひたすら漫才の練習をする。→分かりやすい努力で陥りやすい。
・お笑い芸人としての戦略を考える。→正解がないが自分自身をどうプロデュースするか。
■人間らしさはデータでは見えない矛盾
・松下幸之助
・妾がずっといて一緒に事業を作ってきた奥さんをないがしろに
・儲けに対する異常な執着
・過去の成功パターンに執着して重要な意思決定が出来ない。
・自分の子供に会社を継がせたくて迷走
■一流の人は自分が小さい
・二流:自分が二流だとわかっている。
・三流:そうゆう意識がない
・一流:評価自体がどうでもいいし、気にしない。人間理解は平面的ではない。
■オープンハウス荒井社長
・「いろいろあるけど要するに」というフレーズで結論がすっと出てくる。
・問題を抽象化、論理化してしまう。
・センスのない人は細かい具体的な話を色々する。一向に本質に至らない。
・「これってこうゆうことじゃないか」→「本質はここだからこうやったら解決する」=「要するに」
・センスの優れた経営者は、日常の仕事の中でこの往復運動を呼吸のようにやっている。
→未知の新しい事象が日々起こっても、ディープラーニングで膨大なストックが支える。「いつか来た道」
★センスがある
=具体と抽象の往復運動を物凄い振れ幅とスピードでやっている。
→優れた人はぶれない・意思決定が速い。
■どこが自分の土俵か
・スキルは色々な所で使えるが、「センス」はその場限り。間違えると空回り
・土俵を見つけるのは場数。だんだんわかってくる。
・自分の強みはこれだ×
・色々な事にトライして、結果を直視。
■上手なインプット
・何を知りたいのか、が分かっている。
Posted by ブクログ
役に立つことはスキル。意味があることはセンス。まさしすその通りで、スキルの積み上げの先に価値があるのでは無く、何を解くべきかわからない課題を時間軸をもって解決するのがセンス。センスを磨いていきたい。
Posted by ブクログ
「仕事ができる」とはどうゆうことか?
■役に立つのは「スキル」、意味があるのは「センス」
・役に立つスキルは、ユニクロ
・「意味があるかどうか」はユニクロの10倍の価格のデザイナーファッション
・昔は役に立つことが大事だったが、「意味」は人によって違う。
→問題は解決すればするほど、「量」から「質」へシフトする。
■身の置き場所が非常に重要
・努力すれば成功する、は間違っている。
・野球のプロは1軍登録選手300人、陸上だと300位は評価されない。
・戦うフィールドは非常に重要
■仕事ができるかどうか、自己の評価の必要は一切ない
・どうしても自己評価は甘くなる。だいたいが過大評価になる。
・自己を客観視する事は、顧客の立場で自分を見る事。
→仕事ができる人は、常にこの視点が自分の思考や行動に組み込まれている。
■部分最適化・スキルフルな人にならない
・最終成果を見落として、目先の事に目が行ってしまう。
・会社がもっと業績を上げるためにはが、英語・プログラミング・などスキルに目が行ってしまう。
・組織全体をトップからプロキシの考え方で下へ下へとおろしていくのは、洗練されたマネジメント。
★飛行機のCAがカレーとチキンでカレーが切れる。
→多くの人に謝る。→お詫びのスキルを上げる×【部分最適化】
→チキンとカレーの配分比率を変える。そもそも期内職への期待を考えるとカレー1本でいいのでは?
【全体感】
・みんなが部分最適化になってしまうのは、経営能力の問題
・担当者レベルの仕事では、部分最適化が必要だが、経営者は全体を見なければならない。
■センスと意欲
・センスはあるけど意欲はない
→一番リーダーに向いている。楽して勝とうとするので、全員幸せになる。
・センスがあって意欲もある
→対象を支える参謀が向いている。
・センスはないけど意欲はある。
→一番問題。玉砕覚悟の突撃をさせて部下を殺す。
・センスも意欲もない
→きっちり管理して現場をやらせる。
■プロの仕事・TODOのつながり「順序」が恐ろしく凄い。
・箇条書きにして「これを全部やれ」×
・「まずこれだけやろう」〇→やる事の順番がロジックで出来ている。
・単なる優先順位ではなく、どうゆう戦略で順序だてて動くか。
(原田氏のマックの立て直し)
・従来は作り置き→オーダーを受けてから作るスタイルに大きな投資・負担をかけて変更
→全店一斉に切り替え。→そのタイミングで100円マック。→多くの人が「美味しくなったことを実感」
→そこからメニューをヘビーで単価が高いものに変えていく。→カロリー、オイリー、体に悪いと言われながらも一番売れる。
→うまく利益が回りだしたところで不採算店を閉じる→業績が一気に回復。
■戦略とは
・必殺技ではなく、筋が通った独自の戦略ストーリー
・山本昌投手、イチローの方が球が速い。
「速い球を投げるのがプロではなく、速く見える球を投げられるのがプロ」
・配球の組立で50歳まで現役
■競争がある中で、何故成功するか?
・収益の背後にあるストーリー 流れがある。論理でつながっている。
・全てを一度にやるのではなく、「ここだけを徹底的にやる。後はほおっておいていい。ここが何とかなれば、あとは何とかなるから。」
・ストーリーがあるから人がついてくる。数字や目標では人はついてこない。
・ストーリーがある中に、色々な要素が組み込まれる。(同じ情報を取得しても活かし方が変わる)
(DXがいい。ではなく、DXをストーリーのどこに組み込み、どう変わるか)
■話を聞いてもらう行為で、それぞれが意味を形成する。
・パワポを使わずに伝える。(パワポは並列箇条書き思考を促進する)直列が大事。
・パワポはセンスを殺す。
■仕事ができる人の思考はインサイド・アウト
・情報は不完全でも、まずは自分なりのロジックやストーリー、自分なりのハッピーエンドが見えている。
・知らない事もたくさんあるが、後からとりに行けばいい。
■キャリアプラン
・お笑い芸人がひたすら漫才の練習をする。→分かりやすい努力で陥りやすい。
・お笑い芸人としての戦略を考える。→正解がないが自分自身をどうプロデュースするか。
■人間らしさはデータでは見えない矛盾
・松下幸之助
・妾がずっといて一緒に事業を作ってきた奥さんをないがしろに
・儲けに対する異常な執着
・過去の成功パターンに執着して重要な意思決定が出来ない。
・自分の子供に会社を継がせたくて迷走
■一流の人は自分が小さい
・二流:自分が二流だとわかっている。
・三流:そうゆう意識がない
・一流:評価自体がどうでもいいし、気にしない。人間理解は平面的ではない。
■オープンハウス荒井社長
・「いろいろあるけど要するに」というフレーズで結論がすっと出てくる。
・問題を抽象化、論理化してしまう。
・センスのない人は細かい具体的な話を色々する。一向に本質に至らない。
・「これってこうゆうことじゃないか」→「本質はここだからこうやったら解決する」=「要するに」
・センスの優れた経営者は、日常の仕事の中でこの往復運動を呼吸のようにやっている。
→未知の新しい事象が日々起こっても、ディープラーニングで膨大なストックが支える。「いつか来た道」
★センスがある
=具体と抽象の往復運動を物凄い振れ幅とスピードでやっている。
→優れた人はぶれない・意思決定が速い。
■どこが自分の土俵か
・スキルは色々な所で使えるが、「センス」はその場限り。間違えると空回り
・土俵を見つけるのは場数。だんだんわかってくる。
・自分の強みはこれだ×
・色々な事にトライして、結果を直視。
■上手なインプット
・何を知りたいのか、が分かっている。
Posted by ブクログ
価値基準が役に立つコトから意味あるコトへと変換する中で、問題解決についても、量から質へと転換しつつある。そんな中で、どの問題を解くのか、直観でアタリがつけられるセンスが非常に重要であり、そのセンスの内容を様々な好事例とアンチパターンから読み解く経営書。
センスがない場合は、「作業の誘惑」に負ける。小さなことに気を取られ、最も大きな問題に正面から立ち向かっていないケースなど。逆に、センスある人は、優先順位や取り組む手順が徹底されている。要は時間軸を持って、ストーリーとして戦略を語れるかという点である。
センスの特性としては、センスがあるかないかは客観視しづらいということ。特にセンスがない人はそのことに一生気付かない。また、センスは全方位のものではないので、自分の土俵をわかることもセンスのうち大切。様々な土俵(バッターズボックス)にたち、どこが自分のフィールドかを実感することが大事だ。
逆にセンスを阻害するものとして、偉い地位を維持しようとすることだったり、CEOがChief Executive Tantoshaとして作業に集中して「横串おじさん」になっていたりするとまずい。エリートは、わかりやすい努力をすれば上にいける世界を求めがちで、その弊害がこの社会には残っている。
センスを磨くには、具体と抽象を往復し、抽象レイヤーの思考を鍛えること。後天的に磨ける部分が多い。ただ、努力に逃げてはいけない。島田紳助も練習するなと言ったように、戦略づくりに時間を割くべきだ。尚、センスとは事後性が高く、振り返ればあのときの経験が活きた、というもの。なので、読書のようにすぐに結果が出ない投資であることを念頭に置きたい。最後に、自分はこう思う、が先に来るコトも大切。そこの意思を持ち続けることが重要だ。
その他メモ
・リベラルアーツ、自分の価値基準を自分以外の人にわかりやすく話せる
・Willingness to Pay - Cost = Profit
Posted by ブクログ
ビジネス関係の書籍の中では最初に読んで欲しい本。
自分はこの本を読んで「センス」に対する解釈が大きく変わった。
2人の会話形式で書かれているため、読みやすい。
Posted by ブクログ
再読だけど、また考えさせられることがあって読んでよかった。
・仕事ができるとは、どちらかというとスキルよりセンスの問題。
・仕事ができない人はTO DOリストで考える(タスクが並列)。できる人は、やるべき順序も含めて考える(物事の因果関係を意識している)
・部分だけではなく全体を見ている。
・具体と抽象を往復しながら両面で考えている。
・けっきょく意思の力。
みたいなことが述べられている。
目的意識の有無なのだろうと理解している。
その事業を通して(所属する組織の取組みを通して)何を実現しようとしているのか、その目的意識を持っている人は、実現に寄与するアクションを考えて実行するし、そうでない人は言われたこととか目の前のTO DOをこなす(具体とか部分に終始する)だけである、ということだと思う。経営者で言っても、社会をどうしたいとか会社をどうしたいとかどんなサービスを手掛けたいなどの意思(と実行力)がある人はできる(具体的な事象から本質を見抜いて効果的な打ち手を導き出せる)人で、そうでない人はできない人ということだと思った。
自分は当然前者でありたいと思っているけど、簡単ではない。
(いきなり他責になってしまうが)所属する組織が自分たちの実現すべきこと、存在意義を定義できていないと思う。だから、所属員は目的意識を持って働いている人はほとんどいない気がするし、いてもバラバラだと思う。(自分たちの実現すべきこと、存在意義を定義できていて、共有できている組織なんて、なかなかないのではないかという気もする。)
自分が組織の存在意義を定義することを引っ張っていければかっこいいけどそんな実力はないし、自分一人だけでも目的意識を持って取り組もうとも思うけどけっきょく楽な方に流されたり挫けたりそもそもなにが目的なのか見出せなくて、いまいち楽しくない。
愚痴みたいになってしまった。
で、本の内容とは離れるけど読んでみて思ったのは、自分は本当は社会に対して何を実現したいとかどんな付加価値を提供したいとかはけっきょくないのではないか。誰かと楽しいことをして、そこそこ感謝とか信頼されたり面白いやつだと思われたいだけだなどうやら、と思った。
そんなふうな発見があったことが、読後の成果でした。
見方によってはとても甘い考えだと思うけど、そんなような欲望を叶えられる働き方を手に入れたい。フリーランスの生き方を模索してみようと思った。
Posted by ブクログ
「自分自身はどこだったら勝てるのか。それをもう意図的に自分らしさを磨いていくということが、ほかの人には努力にみえないかもしれないけれども、そっちの方が本当の努力なんだと。」という、島田紳助氏の話が印象的でした。分かりやすい努力をしていると安心するけれど、そもそもマーケットや戦略を立てないで進んでいくのはどうなのかという視点に納得。。
そしてそれはただ周りを伺って考えることではなく、出来合いの価値基準でなく自分自身で形成された価値観があることが前提だと。めちゃくちゃ難易度は高いけれど、自分と社会を見つけて考えまくって動きまくって行かねばと刺激を受けました。おふたり、本当に面白い!
Posted by ブクログ
スキルではなく、センス!
それに尽きるのだなと、しみじみ感じながら読み進めていた
言語化出来るものや、スキル・知識が重視される傾向がある社会に一石を投じる良書。
Posted by ブクログ
■ 読み心地:軽快な対話の裏にある「本質」
経営学者とコンサルタント。異なる視点を持つ二人が「仕事ができるとは何か?」をテーマに、縦横無尽に語り合う一冊です。
対談形式なのでスッと頭に入ってきますが、語られている内容は極めて鋭い。現場感へのツッコミどころは多少あるかもしれませんが、それ以上に「思考の型」を整理してくれる恩恵の方が遥かに大きいと感じました。
■ 印象に残った3つのポイント
1. 「すべての行動は利益につながっているか?」
「仕事ができる人」は、コピー取り一つとっても、それが「WTP(顧客が支払いたい価値)を上げるのか」それとも「コストを下げるのか」という全体の樹形図の中で捉えている、という指摘にはハッとさせられました。作業を単なる「点」ではなく、利益構造という「線」で結ぶ意識。これがセンスの正体なのかもしれません。
2. 「チェックリスト」ではなく「シークエンス(順序)」
プロの仕事は、やるべきことを並べた箇条書きではなく、「AがあるからBが生き、結果としてCに繋がる」という時間的な奥行き(ストーリー)があるという点。戦略とは、まさにこの「順序の論理」なのだと痛感しました。
3. 「インサイド・アウト」の意志を持つ
「世の中がどうなるか(予測)」に振り回されるのではなく、「自分はどうしたいか(意志)」を基点に動くこと。面白い人の話には、常にこの「自分はこう思う」という主観が宿っている。予測不能な時代だからこそ、この「自律的な意志」こそが生存戦略になるのだと勇気をもらえます。
■ 読後の変化:読書という「事後性」のジレンマ
本書で特に印象的だったのが「読書の効用は、読んだ後にしかわからない(事後性)」という話です。
「効率的な読書法」を求める人ほど、実はその果実を得られない。四の五の言わずに読み、自分を客観視し続ける。その地道な積み重ねが、いつか「仕事のセンス」として結実する……。そんな読書の本質を突きつけられた気がします。
■ こんな人におすすめ
日々の業務が「こなすだけの作業」になっていると感じる人
「仕事のセンス」を論理的に理解したい人
今のキャリアに、自分なりの「意志」を注入したい人
Posted by ブクログ
① 労働市場と「仕事ができる」ということ
労働市場では平均点にお金は払われない。
→「この人なら大丈夫」と必要とされる状態が、仕事ができている状態。
仕事ができるかどうかは**他者評価(市場・顧客評価)**で決まる。
→自己評価は本質ではない。
自分が「やってもらって嬉しいこと」を考え、それを他者に提供する。
仕事ができる人は意志が先にくる。
→「自分はこう思う」を貫く。
→自分で面白がれるから、人にも伝えたくなる。
② センスと「事後性」
センスは後天的に習得するもの。
センスの特徴は「事後性が高い」こと。
→プロセスと結果の因果関係が分かりにくい。
→「やってみないとわからない」。
だからこそ経験が重要だが、
→読書は他人の優れた経験を効率よく追体験できる「事後性の克服手段」。
本は「意味のある経験」だけが抽出されている。
→他人の濃縮された経験の上に乗れるのが読書の価値。
③ リーダーシップとストーリー
優れたリーダーは順列(時間軸)で考える。
→そこにストーリーがある。
人は数字や目標ではなく、ストーリーについてくる。
PowerPointは情報を並列(二次元)で整理するツール。
→本来の思考は時間軸に沿った直列(シーケンシャル)。
→並列情報を、自分で直列に組み直して語らないと意味が伝わらない。
テンプレート思考はセンスを殺す。
→「並列」よりも「直列(因果と時間)」が重要。
④ 意味とモチベーション
人は意味がわからないと動けない。
AIが示す相関に因果がある可能性はあるが、
→ブラックボックスだと意味が理解できず、モチベーションが湧かない。
当事者が意味を感じていない事業はうまくいかない。
⑤ 抽象化・統合(CT)の力
直感と統合のコンピテンシーは重要だが、伸ばし方は難しい。
抽象化や統合は本来面白い。
→しかし面白さがわかるまでが大変。
→わかると自然にやりたくなり、それが「仕事ができる」につながる。
宣伝部出身者はCT(抽象的思考)が高い傾向。
→コピーライティングは本質を削ぎ落とす訓練だから。
⑥ 仕事ができない人の特徴
「知識の過剰在庫」を抱えている。
→何が自分に必要か整理できていない。
センスがいい人は
→自分が何を知りたいのか分かっている。
→何が足りないか分かっている。
→役立つ/役立たないの判断がシンプル。
Posted by ブクログ
もう少し仕事ができるようになった時に読むと、さらに味わい深そう。
センスとはなにか、を著者らの経験や出会った人たちの言葉などから対話している本。
いま時点では、
・良し悪しと好き嫌い
・どこの土俵で戦うか
・点ではなくストーリー
あたりが大事だなという感想。
Posted by ブクログ
自分の中のモヤモヤが見事に言語化されていると思った。職場の後継者を作るというミッションを与えながらも、自分が指導することは直接の解とならず、というのはこの本のフレーズで説明がつくなと思った。では、どうすれば良いのだろう。結局、自分自身が仕事を楽しんで、より良い自分になろうとし続けること、それを観ている後進が必ずやいる、と信じて、より良い自分に向かって精進すること、これが全てのように思えた。連休に良い読書ができて良かったです。
Posted by ブクログ
野球のプロは一軍登録選手
300人だけど
陸上選手の300位は評価きれない
→戦うフィールドは非常に重要
マック 原田氏
従来は作り置き→多額の投資→注文されてから作るスタイル→全支店で!このタイミングで100円マック→多くの人が美味しくなったと実感
マックは体に悪いとわかりながらも売れる
ストーリーがあるから人がついてくる
数字や目標では人はついてこない
▪︎キャリアプラン
正解がないが自分自身をどうプロデュースするか
優れた人はぶれない
意思決定がはやい
努力していると安心する
自分が生きるポジションを理解して
身を置くこと
Posted by ブクログ
やはり楠木さんの書籍は面白い。
スキルばかり追い求める風潮に対して、スキルだとコモディティ化してしまう。スキルはセンスとやりたいことがある時に有用な手段であって、もっとセンスを重要視するべきと説く。
巷に転がる静的なベストプラクティスを「シナジーだ」「サブスクだ」と単発で飛び付いてそこから何をやるかを並列にリストアップしていくストーリーなきアウトサイドインではなく、何がやりたいかというたぎる思いを出発点にして必要なことを時間軸と勝ち筋のストーリーをもった戦略の中で組み立てていくインサイドアウトによって動いていくべきであり、抽象化して要約しつくした本質を見抜いて勝つために何をすべきかがわかるのがセンスである。ということ。
Posted by ブクログ
スキルとか資格とか振り回されている人にオススメです。最後はセンスを身に付ける技術があると言うことで1周回ってきてしまいますが考え方の整理にはなると思います。
Posted by ブクログ
外で読むには少し恥じらうタイトルですが…
流石の内容。読後感も清々しい。春の日の午後の読書にうってつけ。
センスは、正体不明で、いわく言い難く、優劣も付け難い。そのためこれまでなんとなく存在を感じつつも、科学的経営アプローチではなかなか議論に登らなかった。先進国の経済発展が爛熟を迎えて、課題よりも解決が溢れるようになると、課題を発見する力としてのセンスが注目されるようになってきた、という事か。
普段から戦略や企画を練る立場して、世界のどこかできいたようなアイデアをパワポでキレイに箇条書きするだけで悦に入ってた自分を恥じたい。
ありきたりな施策でも実行順序とストーリーこそがオリジナルなもので、そこをつかむのがセンスなんだろうな。
今のところセンスは数値化できなさそうだけど、海外でMBAがありきたりになってMFAなんかが流行ってることを考えると、早晩数値化されマウント合戦も始まるんだろうな。そしたら、アテネフランセとか流行るんだろうな。ビジネスチャンス。
Posted by ブクログ
スキルないよりあった方がいいけど、スキルだけではこれからは厳しい時代になるのだろうと、自分の仕事に対する姿勢を考えさせられる本でした。
この本のテーマ「センス」。
センスを磨くためには、自分の頭で考えながら仕事していくことが大切なんだろうなと思った。
例えば、
この仕事の目的は?
どうして上手くいかなかったのか?
今回のケースはあの時の失敗から学んだ、あの考えが応用できるかもしれない。
そうか!これはあの本に書いてあるあのことを抽象化すると同じことが言えるかもしれないぞ
・・・のような。
自分のセンスが発揮できる場所を選ぶことが必要だし、それはモチベーションの高く仕事できるところなのだろう。
具体と抽象。目の前の仕事に真剣に取り組むことも、全体を俯瞰してみることも、両方必要ということだと捉えた。
レゴ、カルロス・ゴーン、お詫びのスキルがひたすら上達する客室乗務員など面白い話が複数あった。
対談形式で時々クスッとなることもあり読みやすく、有意義な読書時間となった。
Posted by ブクログ
センス⇄スキルの対比について描かれた本。
センスは人生のインプットの蓄積であり、事後性の高いもの。
最初からこれと決めつけて磨きにいっても(磨き方に型がないが、、、)、それが自身の本質に根付いているとは限らない。
それでも試行錯誤する中で、自らの内から生まれてくるのがセンス。
そのセンスで仕事の方向性を決めていくことでしかよい仕事はできないと、この本では説かれている。
スキルは体系化された、あくまでも具体的な、ある種の答え。
ただ、体系化されている時点で少し古い。
目の前の現象に対しての答えにはならないし、あくまでも応用する必要がある。
その応用のためにはセンスで方向性を決めてあることが大前提となる。
センス(抽象)⇄スキル(具体)
この2つの間を自分なりに、行き来し続けて、センスを磨くのが仕事ができるためのコツ。
■感想
スキルがすごく重視される。
目の前の課題が解決されるかのように、スキルを絶対視する人がいる。
3C、SWOTって分析のための分析?それって必ずしないといけないの?
と疑問に感じることが正直あったが、スキルよりもセンスだよ
と山口さんと楠木さんが言い切ってくれ、違和感を肯定してもらえた気分になった。
Posted by ブクログ
上司が貸してくれた。
2人のインテリおじさんが会話形式で「仕事に必要な能力は何か」について語ってる本。
横文字が多いのが鼻についたけど、本人たちはきっとそれが当然の世界で生きてるんだろうなってのはわかった。
「イイ仕事をするにはスキルよりもセンスが大事」って考え方には完全同意です。
仕事にセンスを感じられる人が好きだし、自分もセンスを磨いていきたいなって常々思ってます。
Posted by ブクログ
楠木建氏と山口周氏の対談形式の仕事についての話。
全章通して仕事におけるセンスとスキルの考察を討論している。
誰もが知っている企業の代表者の行動や対話術を取り上げたり、時代の流行の在り方にも及ぶ。
仕事が出来る人になりたい、稼げる人になりたい、出世して肩書きが欲しい。
世の中の仕組みや現存する会社や組織の有権者の中、それをどう落とし込んで行くか考えていない、そう言われているかのようだった。
見習うべきも並んではいるものの、周囲あってのセンスとスキル。
コレをやっておけば絶対安心とか間違いがない。
そうしたものがあれば良いけれど、全体をみると正解なんてないのかあったとしても正解は変化する。
どこかのコンサルがしきりに叫ぶ「仕組み」「課題解決」はずっと同じではない。
最後にある、おわりにという章は山口周氏の後書き。
ここで作曲に喩えてある辺り、読み切って良かったと思えるもの。
自分を肯定しながらも、他者のニーズに応えて行く。
いつの世もそれを上手に出来た人が充実できるのだと思う。
それには時短や手間要らずとかはないと覚悟も必要。