山口周のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
字が多いので読書に苦労。難易度は高い。多方面からの切り口で新しい気付きを得られる。今まで読んだ本のある種の集大成、エッセンスを感じた。例えばスピノザのくだりは、暇と退屈の倫理学を思い起こさせる。楠木建氏の本との接点も多い。専門家じゃないので、深掘りはあえてしたくないけど、十分深い話が多い。参考文献と実例もあり説得力がある。著者は参考文献の一文をこうも簡単に紹介しているが、そのページをどうやって記憶しているかが興味深い。それはこの本を書こうと思った著者の動機を考えることにもあるかも知れないが。結局人生は気の持ちよう、考え方ということかな。
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Posted by ブクログ
『武器になる哲学』は、山口周による実践的な哲学入門書。ソクラテスやカント、ニーチェなどの古典的哲学者から現代思想家まで、ビジネスや人生の課題に活かせる“思考の武器”として哲学を紹介している。特徴は、抽象的な概念をビジネスシーンや日常の判断にどう応用できるかに焦点を当てている点。たとえば「正しさとは何か」「幸福とは何か」「自由とは何か」など、複雑なテーマに対し、哲学者の考えを“道具”として使う姿勢を学べる。
感想としては、哲学が「役に立つ」ことを鮮やかに示してくれる一冊で、思考力や視野を広げたい人にとって格好のガイドブック。特に若手ビジネスパーソンや自己成長を求める人には刺さる内容で、「迷った時に読み返したい」知的な地図帳のよう。難解に見える哲学を、自分ごととして捉え直すきっかけになる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ自由になるためには、さまざまな視点で物事を見て感じて考えて思索して想像して考える教養と行動力が必要である。
難しいことではない。善い人と会い育み、古典名著や近代、現代にいたるまで読み継がれている本を読み思索する。そして、自分が知らない場所に行って五感で体験をする。
それだけだ。その数が多い程、人生は濃く深みが増して豊かになる。
まずは自分の中にある偏見というコレクションから向き合うところから、多様な視点で物事の世界の解像度が見えることだろう。
テクノロジーがいくら発展しようが、様々な思想や考えを学び、自分で考え学習を止めずに思索し、五感で感じる体験を自分の糧とすることが重要であることを教えてくれる良書である。
知らない誰かが作った常識(自由)ではなく、自分にとっての自分だけの真の自由であらんことを。 -
Posted by ブクログ
センス⇄スキルの対比について描かれた本。
センスは人生のインプットの蓄積であり、事後性の高いもの。
最初からこれと決めつけて磨きにいっても(磨き方に型がないが、、、)、それが自身の本質に根付いているとは限らない。
それでも試行錯誤する中で、自らの内から生まれてくるのがセンス。
そのセンスで仕事の方向性を決めていくことでしかよい仕事はできないと、この本では説かれている。
スキルは体系化された、あくまでも具体的な、ある種の答え。
ただ、体系化されている時点で少し古い。
目の前の現象に対しての答えにはならないし、あくまでも応用する必要がある。
その応用のためにはセンスで方向性を決めてあることが大前提となる。
センス(抽象)⇄スキル(具体)
この2つの間を自分なりに、行き来し続けて、センスを磨くのが仕事ができるためのコツ。
■感想
スキルがすごく重視される。
目の前の課題が解決されるかのように、スキルを絶対視する人がいる。
3C、SWOTって分析のための分析?それって必ずしないといけないの?
と疑問に感じることが正直あったが、スキルよりもセンスだよ
と山口さんと楠木さんが言い切ってくれ、違和感を肯定してもらえた気分になった。