阿部智里のレビュー一覧
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ネタバレ『空棺の烏』からウッキウキの八咫烏シリーズ第5巻。
どん底もどん底に突き落とされた…。
ひたすらに辛い、ずっと辛い…。
まず、登場人物紹介にお馴染みの面子がほぼいない。うん?と読み進めると舞台は現代(1995年)の日本。
でもどうやら、『空棺の烏』で若宮たちが禁門を開いたあとの話のようなので時系列的には『空棺』の数年後のよう。
まず、最初の印象は「因習村じゃん…」と思った。
ただ、そのまま進むと生贄の少女はそのまま悲しい結末を迎えるはずなのだけれど、この作品はそうはならない。
醜い山神を我が子として育てる生贄の少女。
…って、ちょっと待って…!
山神って八咫烏シリーズで散々出てきた、山内を創 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回から八咫烏シリーズは第2部に突入!
優れた参謀であった(私の大好きな)雪哉は
いけすかないトップへと成り上がっていた。
(すごく悲しい…)
民の為に…と、考えられた地政に
外界から『幽霊』に連れてこられた人間は
違和感を覚える。
花街で働かなくても良くなったとしても自由は奪われている。
家族はバラバラにされている。
しかし当人達は
『この暮らしはとても良い』
と、口を揃えて言う。
何か宗教的に洗脳されているかのよう…。
それにしても『幽霊』は何者?
何で金烏は出てこない?
雪哉達の本当の考えは?
(まだ大好きな雪哉が悪徳政治家になってしまったと
信じたくない私)
正直言って今ま -
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Posted by ブクログ
『黒猫を飼い始めた』のシリーズ。「新しい法律ができた」で始まる掌編がたくさん入ってお得。
圧倒的に面白かったのは白井智之「ぜんぶミステリのせい」
こんなにソフトな話書いてここから入る人いたらどうするつもりなんだろう。この短さで犯人当てに挑戦してミステリに向き合ってて好き。
大沼紀子「もう、ディストピア」も反転がうまくて面白かった。
五十嵐律人「革命夜話」はさすが得意分野って感じでこれがラストで締まってよかった。
退屈する話も特になく、各作者の色が出ていて軽く読むのによかった。赤川次郎の赤川次郎らしさたるや。
『異セカイ系』の名倉編が参加してて嬉しかった。また長編書いてほしい……! -