阿部智里のレビュー一覧

  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    ネタバレ

    薄々そうじゃないかと予想はしていたけど、『玉依姫』の対になる話でした。
    ひたすらに辛い…。『玉依姫』のエピソードの裏で八咫烏たちがどのように思案し、対策を練り、そしてあの悲しい出来事が……。

    冒頭、すっかり頼もしく成長した雪哉や、思いがけないラブの予感にまだ気持ちは落ち着いていました。(むしろやや浮足立ってた)
    ところがどっこい。
    突如として『空棺の烏』でも予告されていた大地震が山内に発生。みるみるうちに山内に甚大な被害が。
    きっかけは山神がゴクを喰べたこと。

    ここからは『玉依姫』と同様の時間軸で物語は進行していく。目を背けたい事実が刻々と迫りつつ。
    そして起こってしまう悲劇。
    茂丸嘘でし

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    2025年11月04日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

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    ネタバレ

    『空棺の烏』からウッキウキの八咫烏シリーズ第5巻。
    どん底もどん底に突き落とされた…。

    ひたすらに辛い、ずっと辛い…。
    まず、登場人物紹介にお馴染みの面子がほぼいない。うん?と読み進めると舞台は現代(1995年)の日本。
    でもどうやら、『空棺の烏』で若宮たちが禁門を開いたあとの話のようなので時系列的には『空棺』の数年後のよう。
    まず、最初の印象は「因習村じゃん…」と思った。
    ただ、そのまま進むと生贄の少女はそのまま悲しい結末を迎えるはずなのだけれど、この作品はそうはならない。
    醜い山神を我が子として育てる生贄の少女。
    …って、ちょっと待って…!
    山神って八咫烏シリーズで散々出てきた、山内を創

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    2025年11月01日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    ネタバレ

    今回から八咫烏シリーズは第2部に突入!

    優れた参謀であった(私の大好きな)雪哉は
    いけすかないトップへと成り上がっていた。
    (すごく悲しい…)

    民の為に…と、考えられた地政に
    外界から『幽霊』に連れてこられた人間は
    違和感を覚える。

    花街で働かなくても良くなったとしても自由は奪われている。
    家族はバラバラにされている。
    しかし当人達は
    『この暮らしはとても良い』
    と、口を揃えて言う。

    何か宗教的に洗脳されているかのよう…。

    それにしても『幽霊』は何者?
    何で金烏は出てこない?
    雪哉達の本当の考えは?
    (まだ大好きな雪哉が悪徳政治家になってしまったと
    信じたくない私)

    正直言って今ま

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    2025年10月30日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    今回は外伝…ということで気楽に読めました。
    ほんのちょっとしか出てこなかったひとに
    スポットライトが当たっていて
    華々しくなくてもどんな人にも
    その人なりの人生があるんだな
    って、当たり前のことをしみじみと
    思ってしまう1冊でした。

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    2025年10月27日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

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    ファンタジーは読んだことなかったのと、TVで八咫烏シリーズを紹介した番組を見て読んでみようと思いました。

    若宮の妻に選ばれるため四家の娘たちが桜花宮にあつまる。そこで繰り広げられる嫉妬、妬みは現代社会にも通ずるところで面白かった。

    結末も意外だったので楽しく読みました。

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    2025年10月26日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

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    ネタバレ

    前の巻がこれからいいところ!
    で、終わったのですごく期待していたら…
    話がガラッと変わっていてがっかり。
    まるでスピンオフのよう…

    実はこちらは八咫烏シリーズの先駆けになるものだったようです。

    玉依姫と山神の悲しい定めも
    最後には本物の愛と互いに認めるところとなり
    良かった良かった…

    でも、そうなるとこれからどういう展開に
    なるのでしょうか?

    やはり気になります。

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    2025年10月24日
  • 新しい法律ができた

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    サクッと読むのにちょうどいいショート×ショート
    本当にいろいろなパターンがあって、そうかきたかぁーって唸ってみたり、この法律は困るーってなってみたり、楽しかった。
    最初の金子玲介さんの「ルパちゃん」せつなさに心持ってかれた。
    手放してしまって後悔しているからね、そこを突かれたよね。
    締めの五十嵐律人さん、さすがです。ピシッと綺麗に締めてくれました。

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    2025年10月24日
  • 皇后の碧

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    最近のファンタジーは兎に角長いので、さくっと終わってくれるのは、それだけで珍しいし、内容は濃いのでそれなにり満足

    ただ、どうしても風とか火とかのイメージよりも、虫や鳥のイメージに引っ張られるので、蜻蛉が最強なの?孔雀よりも強いの??としっくりこない部分もある

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    2025年10月14日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

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    長期シリーズの弊害が出てきた。
    大好きな和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」の2部5巻。

    1部では英雄だった雪哉が2部の冒頭で嫌われ者として描かれいてました。その原因を描くと思われるクライマックス?へのつなぎ巻でしたね。であるため、本巻としては不要である記述もあります。一方で、過去のシリーズであった内容を説明する文も多くなってしまっており、もはや大河となったシリーズの弊害も感じてします。

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    2025年10月07日
  • 望月の烏 八咫烏シリーズ10

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    動きがあったようで、布石のような巻。
    博陸侯vs澄生、そのいち、みたいな。
    博陸侯は何を先に見据えているのだろうか。

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    2025年09月25日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

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    ネタバレ

    烏シリーズ、何作目だろうか。
    せっかくなので、というか、惰性だろうか、前作読んでいる。
    最初はもちろん、すごい!と思いながら読んでいたのだが、
    到着点は見えているのだろうか?
    どんでん返しが必ずあるとは思っているので、途中でやめれないのだけれど・・・
    雪哉と紫苑の宮が良い結末を迎えられるといいなあ。

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    2025年09月16日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    このシリーズはわかりやすく
    ○巻とはなっていない

    どこからでもどうぞという意図なのだろうが
    やはり発売順をお勧めする

    誰と出会って誰と別れてを繰り返して
    人は変わっていくんですね

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    2025年09月14日
  • 新しい法律ができた

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    『黒猫を飼い始めた』のシリーズ。「新しい法律ができた」で始まる掌編がたくさん入ってお得。

    圧倒的に面白かったのは白井智之「ぜんぶミステリのせい」
    こんなにソフトな話書いてここから入る人いたらどうするつもりなんだろう。この短さで犯人当てに挑戦してミステリに向き合ってて好き。
    大沼紀子「もう、ディストピア」も反転がうまくて面白かった。
    五十嵐律人「革命夜話」はさすが得意分野って感じでこれがラストで締まってよかった。

    退屈する話も特になく、各作者の色が出ていて軽く読むのによかった。赤川次郎の赤川次郎らしさたるや。
    『異セカイ系』の名倉編が参加してて嬉しかった。また長編書いてほしい……!

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    2025年09月09日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    助走のような回だと思ったな。
    ここからあの世界がどうなってゆくのか、登場人物たちがどう動くのか。
    続きが楽しみ。

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    2025年09月07日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた」という同じ書き出しから始まるアンソロジー。作家によってさまざまなストーリーが生まれて興味深い。読んだことのない作家さんが今回はとくに多くて、新しい出会いがあったのがうれしい。とくに好きだったのは「ルパちゃん」「つるべを取られて」「虚法」「ネーミング」「もう、ディストピア」「ショートケーキの夜」かなあ。

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    2025年09月06日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    多くの登場人物を緻密に想定しながら
    書かれている作品なのだなと感じた。

    母や育ち、環境を知ることは
    その人なりがいっそう浮かび上がり
    物語にいい肉付けがされて楽しく読めた。

    次、いってみよう!

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    2025年09月04日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    戦争が起こるのは、過去の裏切りや恨みが
    原因となる。その歴史をしっかりと
    記憶していないことで許そうにも許せない。

    そんな我らにもありがちな戦争の始まりを
    深く考させられる巻となった。
    多くのものを失った鳥たちは知らなかった
    過去には戻れない。

    さて、もう1巻読んでみるか。

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    2025年09月03日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

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    なるほど...自分でそうと認めると
    そうなっていくというスタンスが印象的。

    何者でもないでは、なんにでもなれない
    ことに妙に納得した。

    自分がありたい形は一般的でなくても
    それでよいと思えば他からどう見えてもいい
    という作者の気持ちが透けて見えた。

    もうちょっと読んでみるかな、このシリーズを。

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    2025年09月01日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    学習するときは切磋琢磨する同期や先輩が
    いた方が成長するといういい例となっている。
    得意分野は様々で補完しあえる関係性も
    重要なのだ。

    ここまで4冊を読んでどんどん読む手が止まらなく
    なってきた!

    さ、次の号にいくかな

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    2025年08月31日
  • 黄金の烏 八咫烏シリーズ3

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    生まれや育ちが悪ければ曲がってしまうのではなく
    生まれや育ちが良くても違う種類の悲しみや
    苦労があるから曲がる事もある。

    それぞれの生まれや育ちの苦労図鑑の
    ような話だった。
    そうか、阿部智里さんの描くものは
    少しの秘密を少しずつ読者にうちあけて
    少しびっくりさせる手法が読む手を
    急がせるんだ。

    もう、2、3冊読んでみるか。

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    2025年08月30日