阿部智里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズのコミカライズ。
八咫烏の一族が支配する山内で始まる后選び。
大貴族四家の姫たちの思惑が交錯する、人間模様が描かれる。
夏から秋、歪な人間関係の中、不穏な出来事が起こる。
夏の章
第七話 南家 第八話 端午の節句 第九話 覚悟の音
第十話 性情 第十一話 まがいもの 第十二話 嘘と真
秋の章
第十三話 七夕 第十四話 みじかき葦
第十五話 不始末 第十六話 手打ち 第十七話 刃
大胆で奔放な浜木綿。矜持が高く感性豊かな真赭の薄。
静謐ながら北家悲願の入内が全ての白珠。
そして無垢で無知なれど琴の技量は一流のあせび。
だが、桜花宮という狭い空間の中で囁かれる噂。
季節の移ろいの中で、彼らの真の顔が徐々に表れてくる。
また、大紫の御前の烏太夫という言葉。
藤波の宮のあせびへの偏った肩入れも。
若宮は、端午の節句の儀式、七夕の宴にも現れなかった。
その後に起る不穏な事件や動き。
果たして、無事に后選びは成されるのか?
雅な雰囲気が豪華な室内の設えや衣裳に垣間見られ、綺麗。
フォントの使い方も良く、心の揺らぎを表現しています。
「烏は主を選ばない」の雪哉や澄尾が登場も良かったです。
しかも、澄尾が凛々しくてカッコいい! -
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズのコミカライズ。
八咫烏の一族が支配する山内で始まる后選び。
大貴族四家の姫たちの思惑が交錯する、人間模様が描かれる。
また、世継ぎの若宮の動向も・・・誰が彼の后に選ばれるのか?
第零話 はじまりの春 第一話 登殿
春の章
第二話 政治闘争 第三話 異常 第四話 闇の中で
第五話 記憶の扉 第六話 桜と月と琴の音
夏の章
第七話 南家
八咫烏シリーズをコミカライズしたら、どのように描かれるのか。
原作を読んでいるので、期待しながら読んでみました。
世継ぎの若宮の后選びの場は、華やかな桜花宮。
選ばれるべく火花を散らす、姫君たち。
それは各々の出身の大貴族四家の政治抗争でもある。
その状況に困惑する、世間知らずの東家の、あせび。
現皇后や若宮の妹の藤波などの動向。登場した若宮。
人間模様は不穏で歪。南家の浜木綿の決意も気になる。
原作の世界観を丁寧に描いていて、好感。
桜花宮の雅と美のみならず、登場人物の表情や仕草にも
心配りが感じられます。これからの展開にも、期待します。 -
Posted by ブクログ
猫に深く関わっている物語もあれば、ほんの一部分にかませて描かれているものもありますが、どれも面白かった。
「世界を取り戻す」
最近猫を亡くした身としては、共感できる部分が多々ありました。日常生活の中で描かれる猫と登場人物の絡みが泣ける。。第1弾もあるのかな?ぜひ読んでみたい
「50万の猫と7センチ」
作者の実家でかっているリアル猫のお話。家族として迎え入れるまでの経緯やとある事件にハラハラドキドキしつつ、最後はハッピーエンドというオチがお気に入り。
「双胎の爪」
猫からこんな風に話が転がるものなんだな、と驚きました。悲しい話の中で追い打ちをかけるストーリーが逸脱。
-
Posted by ブクログ
猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い!
ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。
描かれた猫の魅力に一番のめりこんでしまったのは阿部智里「50万の猫と7センチ」。はらはらどきどき、笑いあり涙ありの一作。だけどそのようにさまざまな感情に振り回される人間たちをよそ目に、猫ときたらもう……! このオチには脱力せざるを得ませんでした。だけど猫ってこういうものだよね。猫の魅力ってこういうところなんだよね……と猫好きの人間が諦めてしまうことを、猫はわかっているに違いありません(笑)。 -
購入済み
スッキリしない
若宮が来なかった理由はわかった。3人の姫の決意に感動した。しかし、あせびはなにひとつわからなかった。小説を6回くらい?読んでも理解不能で、コミカライズなら....と期待したのがムダだった。