阿部智里のレビュー一覧

  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

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    阿部先生のあとがきがすべてでした。
    全体的には各四領を主軸にしたオムニバスという感じで、八咫烏シリーズの世界観の奥深さを味わえました。

    【ふゆのことら】は先に松崎先生のコミカライズを読んでいたのでここにきて原作が読めてすんごい楽しかったです。いやぁ…雪哉こわ……(笑)

    各エピソード、急に聞いたこともない新しいキャラクターがどんどん登場するので、一瞬えっ!?となるのですが、読み進めていくうちに過去のエピソードと繋がっていくので楽しかったです。

    これが『追憶の烏』を読んだときにどう影響されるのか今からドキドキしています。

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    2025年11月19日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

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    面白かった。シリーズとしては2部が終わってるのかな? 読んでみたいとは思うけど…長いなぁ〰️。
    まとめて買えないけどこまめに読んでいこうかなと思いう。この感じで続いてくれると良いんだけど…

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    2025年11月15日
  • 発現

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    怖かった〜!
    八咫烏シリーズのような不思議な話は大好きで、そんなイメージで読み始めたけど、この本はホラーだよ。
    戦争はダメダメ!絶対反対!

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    2025年11月13日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    ネタバレ

    『恋』にフォーカスをあてた短編集。

    【しのぶひと】
    真赭の薄と雪哉の縁談の裏話と澄尾の切ない恋心。
    冒頭すっかり大きく成長した雪哉に貞木かと思いきや、霜試との発言があったのでまだ草牙の頃の話でしたね。一年半で真赭の身長を越すほど成長したのね…。
    澄尾は山内衆としてものすごい実力を兼ね備えた人なのに、人間味が溢れてていいですね。
    千早くん、察しが良すぎませんか?

    【すみのさくら】
    浜木綿の過去の話。
    青嵐の想いに泣ける。
    融殿はシリーズ通してずっと考えが読めなくて怖いです。

    【まつばちりて】
    まさかの松韻のエピソード!
    『主』でちらっと登場したキャラをここまで掘り下げるとは…!切ない。

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    2025年11月11日
  • 皇后の碧

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    「風」「火」「水」「土」という四大元素をもつ精霊たちが主役です。
    作者によると「アール・ヌーヴォーを自分なりに解釈した世界に辿り着いた感じ」だそうです。

    そう知るとなるほどと思う美しさが全編に散りばめられていて
    よく考えられたストーリーであると共に
    その場面を頭に描きながら読むのも楽しかったです。
    謎を解き明かそうとワクワクしながら読みました。

    続編ありかな?

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    2025年11月08日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    雪哉の山内の過去に何があったのか?
    私の大好きな雪哉が変わってしまったのは何故?
    ここにきてやっとわかりました。
    まだまだ全部の理由ではないかもだけど…。

    皆の哀しみと愛が人をどんどん変えてしまう。
    この後も楽しみです。

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    2025年11月06日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    雪哉が憎きあいつがと称される世界線よ!
    どうしてこうなった?
    残酷なことでも誰かがやらなければならないことを躊躇いなく行う雪哉ってことだと思って腑に落ちようとしたところに、いやそれにしては嫌われすぎてるー!というラスト。
    雪哉が垂氷の雪哉であった頃が懐かしい(⁠T⁠T⁠)
    ちょっと路近なぁー方向転換が上手く行き過ぎたかなー
    あそこまで他人の気持ちを解せない生き物はもう人間では無いです。
    そこを自認しないで方向転換できるとは思えない。

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    2025年11月03日
  • 望月の烏 八咫烏シリーズ10

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    ネタバレ

    長い間「おあずけ」となっていた、奈月彦亡き後の話。
    澄生の正体は分かっていつつも面白かったです。
    でも、最後は行方不明…
    すっきりしない気持ちで、次の話を読みます。

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    2025年10月29日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

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    凄まじい展開だった。
    第二部が始まった時に、これ以上の衝撃はないと思っていたが、戦慄に近い衝撃を受けた。
    これからどうなってしまうのか、怖さと期待がぐるぐる。

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    2025年10月26日
  • 皇后の碧

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    世界観、それぞれのキャラクターが素敵
    ファンタジーなのに、争いの問題点が現代の人種や民族の関わり方に通ずるところもあると思う
    ナオミと同じ過程を辿って謎を解くことはできないが、驚きのラストまであっという間

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    2025年10月25日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

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    いきなり烏が山神様に仕えてるので、一巻飛ばしたか?と思いきやあってた

    人間コワイ…
    まぁねー今更人間界に戻って高校とかもう行ってらんないよねーて気持ちは分かる

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    2025年10月23日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    今まで色々掻い潜って来たのにここで力尽きるのかぁ!
    それに藤波が絡んでくるなんて…
    藤波も可哀想な人だったな。切ない。
    暴走しだす浜木綿が私の知ってる浜木綿じゃない…
    奈月彦のあの言葉は何だったのか?
    山内の安寧を願うなら託すのは雪哉だと思うけどなぁ。
    浜木綿に託したのが納得いかないし、真の金烏たる奈月彦って結局何を成し遂げた?とか思ってしまう。
    さらにシリーズの序盤に登場したあの女がまた現れるとは!
    目を見張る強かさ!
    雪哉が報われてほしいと感情移入してしまう。
    続きが気になりますな。

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    2025年10月20日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

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    ネタバレ

    これまでの話から一気に視点が変わり、読者側からのこの物語の世界の見え方がわかる話。

    話を通してあまり気分が良くない、理不尽で悲しい話であったように思う。
    志帆の気持ちが反映されているという話だけど、それも志帆の主観であって、話の最後まで「それは本当に志帆本人の気持ちなのか?」と疑う余地のある設定なので、どうしてもすっきりできなかった。

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    2025年10月19日
  • 皇后の碧

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    読書家の友人から「阿部智里の新境地だと思う」と聞かされて読む。
    正直、読んでいる間は、さほど・・・
    ところが、来るんだな、最後に。
    大どんでん返し。
    やっぱり阿部智里。
    そして友人の言う、新境地の意味も、ようやく腑に落ちる。

    ネット上で、作者が「あたりあたりアール・ヌーヴォを意識した」と語っていた。
    なるほど、あの「碧」のネックレスは、そんな感じ。
    アール・ヌーヴォを掘り下げていくと、こうなるのかと、
    友人の言葉と合わせ、あらためて感嘆。

    どうやらシリーズ化されるよう。
    このキャラと設定なら、いくらだって物語が生まれそうだねw
    そういう意味では「十二国記」っぽいかも。

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    2025年10月19日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

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    ネタバレ

    第2シーズンも、ここにきて大詰め感が出てきた。次巻が最終ということ? どこに正義を求めるべきかわからないのが良いところだけど、取っ散らかった部分もあり、物語の行きつく先が気になるところ。シリーズ自体は続きそうな気がする。まずは、本流として大きく流れ出したので、このまま一気に読んでいきたい。早く読みすぎたかな?

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    2025年10月17日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    雪哉…恐ろしい子…

    どんどん話が広がっていくー
    Audibleで聴いているので、コザル(?)がロード・オブ・ザ・リングの「ダンナさん、コッチよー」のイメージに笑

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    2025年10月16日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    シリーズ初めての長束様側の視点の物語。
    側近の路近がどういった人物か分かりかねている長束様。それは読者である私も同じ。
    その2人を描いている。
    第二部が始まって、次ばどうなる?とドキドキしているこのタイミングで、今必要な話なのか?と読み初めは思った。
    けれども。。。
    さらに次が楽しみになった。
    早く文庫化しておくれ!

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    2025年10月14日
  • 望月の烏 八咫烏シリーズ10

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    ネタバレ

    「烏は主を選ばない」から考えさせられる忠誠。
    それぞれがそれぞれ信じる者に忠誠を誓って、そのために行動してるように見えるのだけど、今作でも雪哉の忠誠の在り処が分からない。

    追憶で奈月彦を失って、その時に自分が忠誠を誓っていたのは金烏の力だと気付いたようだったけど、紫苑の宮にもそれ以上の忠誠を誓っていたように見えたのに。
    逃避行を断られたからって、彼女のことをなんとも思わないところまで行くのだろうか。
    彼女を守るため、敢えて反感をかってでも山内を安定させることをしていると信じたい。
    今作で澄生が行ったことも、雪哉の掌で、最後はすべて紫苑の宮のためだった、的にならないかなぁ⋯。

    雪哉の想定外だ

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    2025年10月13日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    面白かった〜!第二部になってから、どういう状況なのかよく見えてなかったけど、ようやく方向性が見えたというか。とにかく続きが楽しみだし、はやく読みたい!

    相変わらずキャラクタが個性的で魅力的で、読んでいて楽しい。思ってた以上に路近はこわいやつだったし、翠寛は苦労人だったし、長束は純粋無垢だった。物語でも、その人の一面だけを見て人を判断してはいけないなあ、という気持ち。

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    2025年10月12日
  • 皇后の碧

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    ネタバレ

    描写が綺麗。
    王道ファンタジーとミステリーのバランスがいい。
    ミステリーとして売り出してないにも関わらず、伏線の貼り方や真相が明るみになっていく過程は王道ミステリーそのもの。
    ジョウのことをなぜ皇后と呼んだのか分からなくて、ジョウって女性だっけ?って思っちゃったけど、なるほど、、「皇后は子を産むだけじゃなく、支える人」ね。
    これ当たり前のこと言ってるかと思ったけど、たしかに「支える人」を別個として考えれば、男性も「皇后」と捉えることもできるね。
    最後のページで、本当の気持ちに気づいてしまったシリウスが、自分が1番に受け入れられなくて、皆に横暴な態度をとったと思うとしんどいな、。
    イリスに殺され

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    2025年10月17日