阿部智里のレビュー一覧

  • 弥栄の烏【新カバー版】
    八咫烏シリーズの第6巻。
    前作の玉依姫の出来事を、山内目線でかかれている。
    なぜ猿が入ってきたのか、真相がわかった。
    第1部完結。
  • 玉依姫【新カバー版】
    人間が出てくる話。
    シリーズ1から4までとは違い、山神についての話だった。雪哉が出てこなくて少し残念。
    この話は、阿部智里さんが高校生の時に考えていた話と巻末に書いてありすごいなぁと思った。
  • 空棺の烏【新カバー版】
    雪哉勁草院話
    大々的に語られることのなかった楽俊の学園譚をじっくり読めたような多幸感があった

    今まで多く触れられていなかった、山烏や馬といった身分についてがっつり向き合っていた
    舞台が学園ということもあり、ともすれば番外編のような位置付けになりがちな題材のところ、歴代金烏の記憶が無い点・猿の侵入経...続きを読む
  • 烏に単は似合わない(3)
    八咫烏シリーズのコミカライズ。
    八咫烏の一族が支配する山内で始まった后選び。
    大貴族四家の姫たちの思惑が交錯する、人間模様が描かれる。
    秋から冬、歪な人間関係の中、不穏な出来事が次々と発生。
    真相が謎の中、姫たちの緊張が高まってゆく。
    秋の章
    第十八話 縺れ 第十九話 浮雲の君 第二十話 陰風
    第二...続きを読む
  • 烏に単は似合わない(2)
    八咫烏シリーズのコミカライズ。
    八咫烏の一族が支配する山内で始まる后選び。
    大貴族四家の姫たちの思惑が交錯する、人間模様が描かれる。
    夏から秋、歪な人間関係の中、不穏な出来事が起こる。
    夏の章
    第七話 南家 第八話 端午の節句 第九話 覚悟の音
    第十話 性情 第十一話 まがいもの 第十二話 嘘と真
    ...続きを読む
  • 空棺の烏【新カバー版】
    山内の宗家に仕える者を教育するための機関である勁草院の話。
    若宮に仕えていた雪哉が登場するが、章によって中心となる人物は代わる。

    宗家に仕えるために必要な勉学や武術に勤しむ若者たちの話だが、同じ目的を持ちながらも、大人たちの世界と同様、四家の権力争い、若宮派か長束派か、宮烏と山烏との超えられない溝...続きを読む
  • 烏に単は似合わない(1)
    八咫烏シリーズのコミカライズ。
    八咫烏の一族が支配する山内で始まる后選び。
    大貴族四家の姫たちの思惑が交錯する、人間模様が描かれる。
    また、世継ぎの若宮の動向も・・・誰が彼の后に選ばれるのか?
    第零話 はじまりの春 第一話 登殿
    春の章
     第二話 政治闘争 第三話 異常 第四話 闇の中で
     第五話 ...続きを読む
  • 発現
    ホラーだった、ファンタジーを期待していたのだけれど…。
    映画化したら、面白いだろうと思うけど、凄く怖い
  • 烏の緑羽
    今回の主人公は翠寛。
    あの翠寛。
    ただの嫌なヤツかと思っていたら、なんと魅力的な人物か。
    視点が変わるとこんなにも違うものか…
    そしてサイコパス路近。思っていたよりもずっとやばい奴(翠談)。
    清賢も長束もいいキャラ。
    翠寛が眼鏡な理由、清賢が隻腕な理由がわかります。
    キャラの描き分けが光る今回。でも...続きを読む
  • 弥栄の烏【新カバー版】
    1巻と2巻の関係のように、5巻と6巻も一つの物語を裏表紙から見ているのだけど、5巻で描かれていなかった部分の覚醒した雪哉がすごかったです。
  • 黄金の烏【新カバー版】
    読み始めから、絶対に叙述トリックがあると思っていたけどやっぱり!と喜んだ自分を殴りつけてやりたい、、、と思うくらいに最後の50ベージから物語のスケール感が変わってしまいました。朝廷の権力闘争なんて大人と子供のケンカじゃないですか、、雪哉の成長?覚醒?は素直に嬉しいけど、小さい私は小梅とのキュンを期待...続きを読む
  • 烏百花 白百合の章
    お得感が高かったです。

    最後のどんでん返しが決まるまで、うかうかできないところは、短編でも同じですね。懐かしさでしみじみする余裕などなく、悲しみを深めたり、未来を憂えたりで、短編の数以上に、感情の起伏が激しくて、疲れました(笑)。

    そして、どんな悪辣なやつでも、雪哉は特別に思ってしまいます。
  • 空棺の烏【新カバー版】
    このシリーズ、一つのシリーズなのに、全ての巻が違う小説、全然似ていないのがすごいですね。。そして、今作も最初からおもしろいけど、最後の50ページになってまたぐっとギアが上がる感じ。それにしても、覚醒した雪哉がすごい。。まさに麒麟児ですね。清賢が雪哉を慰める言葉にもちょっとぐっと来ました。
  • 楽園の烏
    久しぶりだから思い出せずにいたことも多かったけど、面白かった!!解説でようやくシリーズのおさらいができたので、いよいよ続きが気になってしょうがない。なんて所で終わるんだ!早く文庫落ちしないかな〜!!
    雪哉や千早、懐かしいと思ったのも束の間、思うことは色々あるけど、とにかく見届けたい一心。色々想像しな...続きを読む
  • 烏の緑羽
    ほんっとに、ひっさびさに読んだ烏シリーズ。
    (本編玉依姫あたりで止まってます(苦笑))

    長束様の側近、南橘家路近にまつわる物語。
    めちゃめちゃ理屈っぽくて、いちいち面倒くさい人(八咫烏)たちだなー、と思いながらも、一気読み。

    、、、しばらく読んでない間に、本編がめちゃめちゃ動いているらしいことも...続きを読む
  • 弥栄の烏【新カバー版】
    玉依姫を読んだ時に感じた金烏の違和感というのも多少解消した感じ。

    父親は娘には激弱いものだが、それにしてもまさか金烏もそうだとは…
  • 烏百花 白百合の章
    かれのおとない/ふゆのことら/ちはやのだんまり/
    あきのあやぎぬ/おにびさく/なつのゆうばえ/
    はるのとこやみ/きんかんをにる

    本というものによって著わされた世界には限りがある。
    そこからこぼれていた事を時々見せてもらえるのは嬉しい。

    私の住む世界にも、この身の回りという小さな世界がまずあって順...続きを読む
  • 烏百花 白百合の章
    待ってました!
    八咫烏シリーズ外伝。

    スラスラと読める平安絵巻の様な、ミステリーファンタジー。登場人物がいつも魅力的。
    会話調の文体が自然で、映像化されたとして、脚本は要らない気がする。

    気分転換に読むのに最高!続き発刊待ち遠しい。
  • 黄金の烏【新カバー版】
    読み進めるにつれて明らかになる謎と広がり深まってゆく世界。
    大作のファンタジー小説を読む醍醐味ですね。

    続きがますます楽しみになりました。
  • 烏百花 白百合の章
    久々に私の中でブームが来まして第2部を追いかけてます。
    結の話は男衆が相変わらずで好きです。
    東の姫たちは怖すぎる。
    紫苑の宮可愛い。
    鬼火の話も良かったです。