阿部智里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めての阿部智里さん。
たまたまSNSで某本の紹介番組で流れてきたのを目にして興味があり購入。実のところファンタジー小説は初めて。
土の精霊であるナオミが、風の精霊の王・蜻蛉帝(せいれいてい)の妾候補として赴くが、孔雀王が懸念していたのイリスの生存と蜻蛉帝が統べる『巣の宮』の謎も紐解くファンタジー。
ナオミ自身、最初は萎縮しててもったいないなと思うところもあったけども、巣の宮の謎が紐解かれていくうちに、自身と向き合いながら蜻蛉帝と強く向き合う姿は逞しさを感じた。
「理不尽に奪われず、奪いもせずに生きていたいだけ。だが、尊厳は戦って勝ち取らなければならない。平穏を守るためには、戦わなければ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ『追憶』のその時、長束たちは…の話。
『主』の頃から一貫して考えが読めず、謎に包まれたキャラクター路近がいかにして、こうなるに至ったかを周囲のキャラクターを通して知れる巻でもありました。
長束さま、ここまで当初のイメージからかなり印象が変わるキャラクターになるとは想像もしてなくて、ただただ微笑ましい笑
途中までは読み手の気持ちを代弁してくれる存在と思ってましたが、誰よりも高潔でピュアだった…そして世間知らず…
そこにまさかの翠寛が再登場。相当に苦労人の過去が明かされ、またもイメージがガラリと変わるキャラクターに。阿部先生は始め少ししか登場しなかったキャラクターもバックボーンをしっかり設定 -
Posted by ブクログ
ネタバレ八咫烏シリーズ。
もうこのシリーズ読みたいけど雪哉推しとしてはもう読めないジレンマを抱えてる。飛びついてすぐ読みたいけど、展開が怖くて…。
トビを含めた北家朝宅の会話が興味深く、雪哉や政権のことこう評価するのかと感心した。忍さんみたいな人がおってくれるの有難い。
澄尾と真赭の薄が出てくると好きな2人ってなるし、雪哉との仲を思うとしんどい。あとあせびまじでこいつどういう性根しとんねんずっと不信感持ってるある意味すごい。長束と路近、千早もどう考えてるのか気になる。
あとは金烏と姫宮の動きも気になる。姫宮にこういまいち感情移入できやんの、なんか上滑りしてるように感じるからかな。雪哉を落とすのに -
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Posted by ブクログ
ネタバレ『恋』にフォーカスをあてた短編集。
【しのぶひと】
真赭の薄と雪哉の縁談の裏話と澄尾の切ない恋心。
冒頭すっかり大きく成長した雪哉に貞木かと思いきや、霜試との発言があったのでまだ草牙の頃の話でしたね。一年半で真赭の身長を越すほど成長したのね…。
澄尾は山内衆としてものすごい実力を兼ね備えた人なのに、人間味が溢れてていいですね。
千早くん、察しが良すぎませんか?
【すみのさくら】
浜木綿の過去の話。
青嵐の想いに泣ける。
融殿はシリーズ通してずっと考えが読めなくて怖いです。
【まつばちりて】
まさかの松韻のエピソード!
『主』でちらっと登場したキャラをここまで掘り下げるとは…!切ない。