阿部智里のレビュー一覧

  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    ネタバレ

    まさか最初の外界遊学者が千早だったとは。
    八咫烏からしたら今のところ大天狗しか頼れなくて、でも大天狗からしたら八咫烏は取引先ではあっても絶対必要な訳ではなく。

    明留の勇姿。最後まで守ろうとした人。

    千早の太刀を取り上げられたのは当然と言えば当然で、でも必ずしもそうする必要があったのかと言われたらそうでもなく。
    金烏を守れなかった自分がそこに留まるのを自分自身が許せなかったんだろうか。

    藤波の宮が自分の手で兄を刺したのは驚いたけどそこまで。やっぱりって思った。
    奈月彦がもっと早くに何かしていれば違ったんだろうな。罪を許さなくても繋がりがあれば違ったんだろうな。今更言うても遅いけども。
    でも

    0
    2024年05月27日
  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

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    ネタバレ

    【かれのおとない】
    茂さんがもう居ないというのを再認識して辛い。

    茂さんの人柄が凄く良かったと改めて思った。
    貴族に良いイメージを持っていないのに茂さんの友人だからと受け入れた。茂さんに対する信頼がある。

    【ふゆのことら】
    市柳さんが思った以上にやらかしてた。
    雪哉の事を知らないとは言え貴族としてまず駄目だった。

    垂氷の兄弟仲は良いけど立場の話をしたらやるせない。

    【ちはやのだんまり】
    結ちゃん強い。

    明留とシンさんの決闘はシンさんの思ってる事が分かって良かった。
    ただ、終わる直前の叫びは笑ってしまった。

    普段笑わない人の笑顔は怖い。

    【あきのあやぎぬ】
    これもまた一つの幸せ。

    0
    2024年05月25日
  • 烏に単は似合わない(4)

    購入済み

    4巻はスゴイ!!!

    4巻は怒涛の展開でドキドキしながら読みました。でもそのドキドキは1巻から読み続けてきたからのドキドキで。最初の印象とこんなに変わる??っていうね…。読後はちょっと整理がつかない私の気持ち…。カロリー消費したわ…(笑)

    #ドキドキハラハラ

    0
    2024年05月22日
  • 合本 八咫烏シリーズ 第一部【新カバー版】

    購入済み

    一気読みできる

    アニメ→漫画→原作小説の順で辿り着きました。
    漫画を読んだので『単』と『選ばない』の2冊は内容を知っているのですが、その続きの『黄金』を邪道だけど単冊で買うかで散々悩み、
    各種クチコミを参照した結果、やはり面白そうなので次も次もと買い足すよりは第一部が全部載った合本を買うのが経済的だと結論が出ました。
    最初は値が張ると少し怯みましたが、1冊ごとに買うよりは全然お得だし、クーポンを利用すれば安上がりです。
    それに新装版以外は1巻2巻と表示されていないので、八咫烏シリーズ初心者は読む順番を調べないといけない。ですが合本はきちんと順番になっているので困らずサクサク読めます。
    これが単冊だったら毎回買

    #切ない #深い #ドキドキハラハラ

    2
    2024年05月20日
  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

    購入済み

    面白かった

    私の楽しみはその作品がアニメにおいてどう演出されるか、だ。20年以上欧州で暮らして帰国してみると日本のアニメが著しく進化しているのに驚いた。技術ばかりでなく、視聴する対象年齢も大人向けだったりと多様化している。
    「烏は主人を選ばない」をNHKのアニメで視聴し、今更ながらこの作品を知った。それぞれの風貌に何か意味があるのかと思っていたが、やはりそうなのか、と小説を読み進めながら納得する。この外伝の一部はすでにアニメ一話に登場していたし、後から出てくるそれぞれキャラの説明も散りばめられている。アニメの制作サイドも頑張っているな、と思う。が、いかにせよ一週間に一度の放送なので今はシリーズを読みはじめ

    #切ない #ドロドロ #深い

    0
    2024年05月30日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    ネタバレ

    久しぶりの八咫烏シリーズ。
    前作までの内容か抜けてるから微妙かと思ったら問題なく楽しめた。

    今回は長束さまと路近の物語。
    と思いきやメインはまさかの翠寛。
    いつぞやに雪哉と対立して完全なる敵だと思っていた翠寛ですよ。
    びっくり。
    路近と昔馴染みだったということで、翠寛視点で路近がどんな人物かを掘り下げていきます。
    また「赤ちゃん」と評された長束さまの教育係としても大活躍。
    これがまたいいキャラしてて。
    印象がガラッと変わって好感度爆上がり。

    初登場時はあんなに完璧で素晴らしい人物に見えた長束さま。
    ポンコツっぷりが確かに「赤ちゃん」笑。
    路近も芯は通ってるけど、お気に入りのおもちゃで遊ぶ子

    0
    2024年05月14日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

    購入済み

    潤う

    追憶まで読みました。それぞれの良い時間を通り越してしまったような気がして寂しい思いでしたが、ここに喜びが記されていました。これを読まずして先には進めないですね。外伝があって良かった。

    #笑える #ハッピー #癒やされる

    1
    2024年05月14日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

    匿名

    購入済み

    不思議で面白い

    アニメから原作を読みたいと思い購入。表紙の女性がヒロインには違いないが…まさかまさかのどんでん返しでびっくりした。悪気がないことは許されるのか。本気でそう思っていたのか。4人の姫達のバチバチの裏にある本心。若宮の推理と暴き。もう面白かったの一言。最後から最初に戻って読み返すと、ストンと府に落ちた。

    #ドキドキハラハラ #ダーク

    0
    2024年05月14日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    購入済み

    ひたすら悲しい

    「楽園」での雪哉が別人のようになっていて苦しくなってしまいました。弥栄から20年。その間にいったい何があったのか、この巻に答え合わせがあるとはやる気持ちでこの巻を手に取られた方も多いのではないでしょうか。二巻で一つのお話になる手法に警戒していたら、先に結果を読者に見せつけておいて今、「追憶」にてそのネタばらしをするという大胆さ。おかげで私はここ数日、八咫烏シリーズを読むことを抑えることができず、歩きスマホまでしてしまっています。

    #ドキドキハラハラ #切ない

    2
    2024年05月14日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    ネタバレ

    単行本を何年か前に読んで、雪哉がすごい恐ろしいことやるようになってるぞ...雪哉変わっちまったよ...の印象が強かった。
    最後の雪斎の一言にえ、どういうこと?と疑問を持つ終わり方。
    20年の間に何があったかは次の巻を早く読んで確かめたい。

    0
    2024年05月07日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

    購入済み

    いったい何が

    昭和の日本の風景から始まるこの作品に「またしても二冊で一つの物語なのかな」と読み進めると、年齢を重ね出世した雪哉や数名のなじみの名前がある。が、足りない、、。これ、弥栄の鳥の後のストーリーだよな?と確認してしまったほど大事な部分が飛ばされているのだ。ここでは読者が知りたい部分は一切描かれることなく、一貫して雪哉に対する批判ばかりが綴られる。雪哉、いったい何があったの?

    #切ない #深い

    0
    2024年05月22日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

    購入済み

    「空」を買い忘れ、先に「玉」とこの本を買ってしまいました。買ってしまったので読んでみたら、なんとこの「弥栄」と「玉」は対になっていた。宮内ではこんなことになっていたのか。新しい名前が出てきた。「空」に登場した新キャラなんだろう。雪哉を理解するには「空」を読まねばならない。
    ラスト、やっぱり泣けたが、先に「空」を読んでいたら辛くなっていたかもしれない。

    #切ない

    0
    2024年05月03日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

    購入済み

    泣いた

    実は「空」と間違えて先にこちらを買ってしまった。買ってしまったので読んだら全く別の角度からのストーリーでとても楽しめた。志帆に感じた焦ったさも後半になると納得。さらにラストでは神々しくさえ思えた。圧巻だと思った。
    泣きました。

    #感動する

    0
    2024年05月03日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

    購入済み

    新しい仲間

    新しいキャラクターはとても魅力的だ。雪哉はどこにいても計算高く、強い。腹を括った雪哉は若宮を護るためならどんなことでもするのだ、たとえ化け物になろうとも。勁草院での院生たちとの出会い。わずかなこの数年の雪哉を思うと、この後にくる猿との決着は辛い。

    #感動する #深い

    0
    2024年05月03日
  • 黄金の烏 八咫烏シリーズ3

    ネタバレ 購入済み

    雪哉の決意

    読後、やっとここまできたか、と思った。難解な事件、雪哉の決意を固めるに十分な内容だった。が、一つ引っかかったのが水売りの男が最後に書いた手紙。老舗のボンボンだったから教育は受けていたのかなぁ。そんなに長い手紙を書くほど文字が書けたのなら、どこで生まれたかもしれない女を女房にするには反対もあっただろうに、とか。また、犯行現場にいたような娘が宮廷の桜花宮という場所で働けるのかなど、ささやかに気になるところが出てきてしまった。何より雪哉の義母が小梅を気にかけるところが嫌。これ伏線だったらどうしよう。雪哉には小梅はダメダメ!

    #切ない

    0
    2024年05月03日
  • 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2

    購入済み

    息を呑む展開でした。躍動感があって面白い。
    わずかに割引もあったのでまず3冊だけ購入してみた。あぁ、既刊分全部買っておけば良かった、と「単」を読み終えて後悔した。
    この巻では一巻の「単」に湧いた疑問、若宮が殆ど登場しないなど、いくつかの理由が明らかになる。2冊で一つの物語です。

    #ドキドキハラハラ #カッコいい #スカッとする

    0
    2024年05月03日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    ネタバレ

    はじめさんの家族いいな。
    諍いのない気持ちのいい遺産相続。

    今上陛下は誰か。奈月彦を若いとは言われんでしょう。
    出てこない人の安否がこんなに不安になるとは。

    千早は勁草院時代に雪哉が裏で手を回していた結ちゃんの件を知ってしまったんですね。
    千早が太刀を取り上げられた時の経緯が気になるけど知るのが怖い。

    最初、猿に生き残りがいたのかと驚いたけど偽装だと分かって安心。
    けど何とも言えないこの感じ。

    合理的。
    雪哉の政策に諸手を挙げて賛成は出来ないけど、合理的ではあると思ってるから表立って反対はしない。
    しないというか出来ないといいますか。

    朔王が外界に家族をつくっていたとは。
    はじめさん

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    2024年04月28日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

    購入済み

    爽快

    果たして私は何の本を読んでいたのだろうと終盤に思った。それほど前半と後半の色合いが変わるのだ。大奥さながらお姫様たちのマウントの取り合い。家を背負っているだけに辛辣で重い。辟易とした頃に殺人と謎解きが始まる。そして後半あっけなくそれらが解決されていく。言うまでもなく若宮の登場あってのものだ。ドロドロとした世界がとたんに澄み渡る爽快感。
    けれど1番驚いたのはこれを20歳の女性が書いたことだ。

    #スカッとする

    0
    2024年04月19日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    ネタバレ

    本編が好きになるほど外伝が嬉しくなる。

    【しのぶひと】
    気になってた雪哉と真赭の薄の縁談の話。
    身分やら政治やらの話をしたらお互いちょうどいい相手なんだろうけどね。

    若宮夫妻は似たもの同士で仲がいい。んでもって二人とも人が良い。
    真赭の薄に良い縁談をと考えてるから優しいと思う。真赭の薄の事は無視してしまってるけど。

    【すみのさくら】
    浜木綿と若宮の出会いはもっと野性的な感じかと勝手に思ってた。八咫烏の姿で山の中とか。
    でも実際は色々と危ない出会いですね。ばれたらどうなってたか。
    浜木綿は姉の様な目線で登殿したけどまさか夫婦になるとはね。

    【まつばちりて】
    あの人はもう居ないのか。
    大紫

    0
    2024年04月13日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    八咫烏シリーズのファンにとってはたまらない一冊。登場人物それぞれにまつわる短編が6章収録されているんですが、どれも良かった。

    「ふゆきにおもう」と「わらうひと」の章が特に好きです。

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    2024年03月10日