阿部智里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読む前、タイトルの選ばないの意味を「主人を選り好みせず、不平不満を言わず忠義を尽くす」という意味だと思っていた。
前作が愛と裏切りの女たちの物語(語弊あり)だったために、聞き齧ったあらましから今度は熱い野郎どもの主従話になるのかと。
最後の結末を読んで、あぁそういうことね…と意表をつかれながらも納得。タイトル回収。
意表をつかれたものの、最初に想像していた内容である忠義…忠誠や、人のためを思い行動するとはどういうことか?が1つの作品テーマになっている。
人のためを思ってした行動と、そこに含まれる自分のエゴと。その線引きは意外と難しい。
そう考えた時、最後の雪哉(主人公)の判断は本人なり -
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズの10作目。
第2部4作目。
金烏代は、あのあせびの君の息子…。
登殿の儀では、皇后になれなかったあの腹黒あせびの君が、大紫の御前として登場する。
何だか読む前からドキドキしたのだけれど、今回はあせびちゃんの暗躍は無し?
いや、側室の件には裏があるのかな?
少し肩透かしをくらった感じ。
金烏代凪彦はあせびの君の息子なのに、意外にまとも!
澄生の正体は何となくわかっていたけれど、ラストの流れから次巻ではどうなるのか、楽しみ。
途中まで、北家の姫君・鶴が音の鼻持ちならない行動や言い種に、かなりイライラしてしまった。
もう、しゃしゃり出てこないで欲しい。 -
Posted by ブクログ
ここで再度訪れた登殿の儀!!!!エモいな!!!
再び始まる女のバトル!!??
とはいかない今回の儀。
なんとなくそうだよね、って思っていたけど澄生の正体にため息が出る。
とうとうきた、直接対決。見たくなかったね。
この物語から読んでいればヒールの親玉である博陸侯とそれに立ち向かう聡明な少女の澄生、なんでしょうけど、どうしても孤独な戦いを何らかの理由で強いられているとしか思えない雪哉(そう思いたい、は多分に含む)がちらついて、逆に澄生がヒールに見えてしまう。そうなると聡明な少女が賢しいだけの少女に見えてしまう。
それも作者様の狙いでしょうか?
続きも楽しみですなぁ
2025.3.13
-
Posted by ブクログ
作家さん達が全国18か所の灯台を巡り、紹介する紀行文。島国である日本人は古くから海と共生してきたが、現在のような西洋式灯台が建設されたのは明治維新以降になってからだという。風の吹きすさぶ岬の突端でポツンと立ちながら必死に灯を届ける様子は、孤高であり浪漫を掻きたてられる。
近代日本の文化遺産として、灯台が見直されつつあり、各地域では新たな観光資源となっている。各地に旅行に行く際に、灯台へふらりと寄ってみるのも楽しそうだ。私の地元の灯台も紹介されていたので、まずはそこから訪問したい。
また、どの作家さんも『喜びも悲しみも幾年月』という映画について言及されていた。近代日本を支えた誇りある灯台守という -
Posted by ブクログ
10年ぶりくらいに再読。というのも、アニメを見たときに「あれっ?こんな内容だったっけ?雪哉って誰?」と思ったからです。そもそも、”単”だけ読んで、読後感がいまいちで続きを全く読んでおらず、一巻はさわりでどんどん面白くなるから絶対読んだ方がいいと読書好きの人数名に言われ、いつか読もうと思いながら後回しにしていました。なるほど、少なくとも最初の二冊は一気に読む必要があるのか。同じ時系列の視点違いの内容になっていて、アニメは二巻からの目線が主軸だったんだと思いました。うんうん、確かにそっちからだとさほど読後感悪くないもんね。
人(八咫烏)が死んでいる描写などあり、設定もむずかしく小学校向けではないけ