阿部智里のレビュー一覧

  • 烏に単は似合わない(1)
    原作が好きなので、読んでみました。絵が綺麗でした。話もまだ始まったばかりなのですが、面白くなりそう。この話だけじゃなくてシリーズをずっと追ってくれるのかな?だったらいいな。
  • 烏に単は似合わない【新カバー版】
    ★★★★☆
    絢爛豪華なSF歴史絵巻
    【内容】
    八咫烏が支配する世界で始まった、世継ぎの若宮の后選び。宮廷に集められた四人の姫それぞれの陰謀や恋心が火花を散らす。

    【感想】
    SF時代劇で若宮の妻を目指す4人の姫の物語。絢爛豪華な歴史絵巻で進んでいきます。

    このまま宮廷絵巻でもおもしろのですが、一気...続きを読む
  • 玉依姫【新カバー版】
    これは山内(八咫烏)側が心配…

    今作で視点が人間界にうつり、
    山神とその母役として生贄に差し出された人間の少女が主役。

    主人公の行動とその信条に理解できず、
    また若宮が振り回されて、キャラにブレが出てしまった印象が少し残念…。
    しかし、山内から離れた神域、そして大昔の歴史を紐解いていき、
    山神と...続きを読む
  • 烏百花 白百合の章
    最後の金柑の話は良かったな
    後々の展開を知っている状態で読んだので、あんなにいい時もあったのに、、、って思ってしまった
  • 望月の烏
    金烏代となった凪彦の妻選びが始まる。

    澄生のしなやかな強さが小気味よい。
    そして凪彦が意外にもふつうにいい子だった。なぜあの両親で…と思うが、長束同様、育ての親がしっかりしていたわけか。

    伏魔殿とおぼしき桜花宮に集った姫たちも個性がなさそうで個性的。全体に女性が生き生きと描かれている。
    それに魅...続きを読む
  • 望月の烏
    現代につながっちゃった
    あの人はやはりあの子だったのか
    明留が悪く言われる部分は涙出ちゃった
    何が正義かは人それぞれやけど、考えが全く別の人とはどうやったら分かり合えるのか
    雪哉の本心が知りたい
    そして幸せになってほしい
    まだまだ続きそう
    次はいつかな〜
  • 追憶の烏
    なぜこんなことになってしまったのか
    眺める角度が違うと、こんなにも想いは変わるのでしょうか
    シリーズ最初の本を開いたときには、あまり面白いとは思えなかったのが、2巻目からページをめくる手が止まりません
    山内と人間界と猿の世界と、皆関わりあっての話の流れに、目が離せなくなりました
    この、世界観は面白い...続きを読む
  • 追憶の烏
    金烏がこんなに簡単に亡くなるとは(ー ー;)

    彼の理想と願いが山内を狂わせたと思うのは、穿ち過ぎかもしれませんが、政を行うには狭量だったのかもな。

    不穏ばかりが並んでますが、とりあえず、続きを待ちたいと思います。
  • 望月の烏
    『楽園〜』の直前にあたる話。
    新しい金烏代の后選びの話かと思いきや、ほとんどは『追憶〜』のラストで出てきた落女・澄生の話。澄生の動向に始終はらはらさせられまくり。
    雪哉も金烏に悔しい思いをして、このままではいけないと思った結果、四家を立てる方向で今できることをしていると思うが、その状態ではいけないと...続きを読む
  • 烏の緑羽
    表紙に騙された!長束は中心ではなく、主には長束に仕えることになった翠寛の過去を中心とした路近の話。
    まあ、確かにこいつは謎だったよな、と思うが、他の感想で見たように番外編でも差し障りはないと思える作品。
    最後で『楽園〜』の長束につながる記述があるので、そこは読んでおいて損はないかなあと思う。
  • 烏百花 白百合の章
    蛍が猿襲撃まで、白百合が追憶の烏まで、といったかんじ。
    正直読まなくても差し障りはない。このシリーズが好きなら、作中のキャラクターをより知ることができるようになる、という番外編だと思う。
    こちらは暗い話が目立つ。もしくは、本編とあまり関係がない話。ゆくゆくはつながってくるのだろうか?
  • 烏百花 蛍の章
    蛍が猿襲撃まで、白百合が追憶の烏まで、といったかんじ。
    正直読まなくても差し障りはない。このシリーズが好きなら、作中のキャラクターをより知ることができるようになる、という番外編だと思う。
    こちらの方が第1部の内容ということもあり、気持ち楽しく読めた。
  • 烏百花 蛍の章
    最後の澄尾の話が好き
    改めて言われると、確かにますほの薄のシリーズ初期から話が進むにつれての株の上り方がすごい。
  • 烏に単は似合わない【新カバー版】
    後宮物語みたいな話かと思って読み始めたが、予想外の展開。
    姿を見せない若宮は、本当にいるのか深読みしてしまった。
  • 望月の烏
    2024年。咫烏シリーズ第12作。
    あせびと奈月彦の父の子の凪彦が金烏代(まだ少年)。そろそろ嫁を、とのことで登殿の儀。北の娘は生まれてくる子の乳母。南の娘が正妻、東の娘が側室(逆かも)と決まっているのだが。落女(女を捨てた)の澄生(美女)が朝廷で騒動を起こす。薄力粉と討論する彼女に、凪彦は興味を持...続きを読む
  • 楽園の烏
    ここでまた人間界の人物が登場。

    彼が山内へきて、皆に問いかける『ここは楽園か?』という質問がなかなかにえぐいなぁと思いつつ読んでました。

    楽園って実は地獄なんじゃないかと私は思うところがあり(『失楽園』のアダムとイブとか同じタイトルの諸星さんの『失楽園』などでそう思うってしまったんだよねぇ)、独...続きを読む
  • 玉依姫【新カバー版】
    この巻は人間が主人公である。
    唐突すぎて、正直、番外編なのか?と思ってしまったほど。しかし、この5巻と6巻が先の1・2巻と同様にセットになっており、第1部を締めくくることになる。
    ここまでに登場した大猿や外界のこと、失われた金烏の記憶、八咫烏の世界「山内」を開いた山神について明かされることになるのだ...続きを読む
  • 弥栄の烏【新カバー版】
    5巻と対になる、こんどは八咫烏側の話。5巻では人間目線であったため、主人公である八咫烏たちの心情がほとんど読めなかった分、こちらで示されるとともに、山内開闢の真相や失われた金烏の記憶が明かされる。
    ただいかんせんスピードが速い。5・6巻は一気に読むか記憶がある内に読んだ方がいいだろう…。
  • 烏は主を選ばない【新カバー版】
    楽しく読んだが内容が薄く低年齢層向けのコミックみたい。文章はとても読みやすかった。読後あまり良い気分になれないのが前巻と同じ。満足感を得られる読後感にいつかなれるのだろうか。世界観や設定はとても魅力的でそれだけで続きを読もうという気にさせられる。
  • 望月の烏
    面白かった、面白かったが
    奈月彦がいないのが、やっぱりつらい。そして、
    雪哉(博陸侯)が悪者に描かれるのがつらい。
    本作の主役は落女澄生、そして今上凪彦。
    澄生がねぇ、、というところが面白くはあるが、
    今一つ澄生がどないしたいのかわかりづらい。
    オルテガの大衆の反逆をふと思い出し、再読したくなった。...続きを読む