阿部智里のレビュー一覧

  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    8つの短編

    ナルトは先生の世代は殉職者多かったが、ナルト世代は少なく、次世代まで繋がっていたなぁ。。。と現実逃避しつつ
    同学の彼等の話を読み進める。
    作者あとがきに主人公のようにされている雪哉以外にも八咫烏たちは一生懸命に生きている、とあるが
    短編ながら脇役ではなく皆主役だという熱量が凄い。
    未来をしっているので、過去が微笑ましくもあり、切なくもあり。

    □かれのおとない
    茂丸と親戚になっていたら、伴侶と子供がいたら、とたらればばかり考えてしまう。
    彼女との最後の会話で、思う事はあったと思うのに、なぜにその方向性???
    えこひいきだと断らず、繋がり続けて、雪哉にとって帰省する安らげる場所となっていたらな、とも思ってしまった。
    『「…家族でも、それぞれ悲しみ方は違うでな。でもな、悲しみ方は違えど…同じように…悼んどる。そのことだけはようよう承知しておくれ。」』

    □ふゆのことら
    市柳の過去と家族について。コントのような家庭(笑)
    それで、勁草院へ行く流れなのか。中二病可愛らしい(笑)
    垂氷の兄弟をちょっと可哀そうだと感じるからこそ、素で接しているのだろうか。家族皆長生きしてほしい。

    □ちはやのだんまり
    明留と千早の話もっと読みたい!(笑)
    たら、れば、を考えてしまうが(泣)、笑いながら読む。
    千早目線もあるとまた面白そう。
    この短編は是非ともメディア化してくれないだろうか。
    ラストの微笑みを音声付で見たい。
    作者、お笑いネタやコメディも書けるのではないだろうか。

    □あきのあやぎね
    『ハコヅメ』という漫画で、無能な上司だと部下が優秀に育つ、というのがあったが
    この当主ゆえに、西家の姫君などは他家に比べて、自分らしく生きて、幸せなのでは。
    こうも家毎に違うものか~、と。

    □おにびさく
    皇后の行動について、職人目線から描かれている。十二国記でもあったけれど、それぞれの文化があって、風俗があって、確率している世界なのだと改めて。
    なろう小説もサクサク読めて楽しいけれど、こういった設定が細かく小説を読むと改めてプロの凄さを感じる。

    □なつのゆうばえ
    皇后目線の過去。南家の中で生きるという事と、弟に対する感情の発端。
    その感情だけを支えにしないと壊れてしまったのか、または壊れている中での残った感情だったのか。
    本当たらればだけれど、西家で育っていたら、どんな性格になっていたのだろう。。
    融含め、南家の者は生きていて楽しい!幸せ!と思うのはどんな時なのだろう??

    □はるのとこやみ
    いじめや暴力による自殺って、自分で死ぬけれど、でもその選択をさせたのが他者ならば、果たして自殺と呼べるのだろうか??と思ったことがあるが
    本作は、まぁ。。
    『山田さんとみいちゃん』という作品が最近話題になっているが、浮雲って、IQはどうだったのだろう??
    そして下男による殺害、にまさかこんな背景があったとは。。

    □きんかんをにる
    姫君の強さが、雪哉にぶつけられる未来を知っている身としては、切ない。。
    『まどマギ』のオーディオコメンタリーで狩野英孝氏が「ハッピーエンドでもバッドエンドでもない」と言っていたが、今年の2月で完結するというが、仲違いからの仲直りからのめでたしめでたし、とはいかないよなぁ。。

    0
    2026年01月03日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    偶然「いままでの巻と比べたら面白くなかった」みたいな口コミ見ちゃったけど全然おもしろかったし完全なる異世界の話ではない分読みやすくてすぐ読めた。
    作者さんの初期の作品とのことで確かにシリーズのほかの作品より荒削りだったり詰め込みすぎだったりするところはあるかもなと思ったし展開としてもさほど裏切られるようなところもなかったけど世界観が広がって面白かった。あと奈月彦の印象だいぶ変わってきたな。

    0
    2025年12月31日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    「新しい法律ができた」からはじまる物語の短編集。今っぽい話から、未来の話、法律にまつわる歴史的な瞬間まで、同じ一言からここまで広がるのかと面白かった。

    私は特に五十嵐律人さんの第二次世界大戦後の日本国憲法に関する話が好きだった。

    0
    2025年12月23日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中盤まではあった希望が打ち砕かれたところでページが止まらなかった。雪哉が根回しの上手い人間かつ犠牲も厭わない人間であることが象徴されていたため可愛かった頃の雪哉を恋しく思ってしまう。最後の澄生のパートに希望を抱いた。次回も楽しみである。

    0
    2025年12月22日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いろんな作家さんの作品を読めて楽しかった。
    いくつか心に残るものがあったけど、特に「ネーミング」と「革命夜話」は強い印象。
    前者はこれから先こういうことは実際に起こりそうだなと感じたし、後者はこれから先法律がどう揺らいで行くのかなと不安を覚えた。
    いろんな味が楽しめて、読めて良かった。

    0
    2025年12月20日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    とっても面白かった。
    短編なのに内容が深いものが多く読み応えがあった!特に「忘却加害」と「もうディストピア」がとってもよかった。いじめっ子は忘れるんだってところと、殺人が合法だから殺されないように生きるってところは響いた

    0
    2025年12月19日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    Posted by ブクログ

    第2部が始まってからトーンが変わってきていると思ったら、こういうことだったのか…
    まだまだ伏線が隠されているのは言わずもがなだけど、さらなる展開に期待は高まるばかり

    0
    2025年12月11日
  • 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2

    Posted by ブクログ

    2巻目。1巻目の私の評価は低かったのだが、これは出てくる奴らはちょっとめんどくせえけど、意外な展開が続き、面白かった。1巻の裏の話で、なるほどこう云うことだったのかと感心。3巻が楽しみになって来た

    0
    2025年12月08日
  • 皇后の碧

    Posted by ブクログ

    前作 八咫烏シリーズはかなり好きで、ずっと文庫化を待ち、読んでいた
    そろそろ完結のはず

    テレ東「あの本読みました?」阿部智里さん回を観た後、ついつい文庫まで待てず買ってしまった
    「皇后の碧」

    ファンタジーが苦手という方もいるでしょう
    良質なファンタジーは巻を重ね読み進めてゆく程に
    奥が深いと思う
    阿部作品は、広大で緻密な世界観が魅力的


    主人公の成長物語だった今作
    主人公は悩む!
    平穏を守るためには、戦い、そして奪う事が、絶対必要なのか?

    火の一族はドラゴンを使いこなす
    主人公ナオミの両親は、その襲撃により命を落とす


    「平穏を愛し、平穏を望んだ、そなたの家族は
    その祈りだけで平穏をな暮らしを守れたか?」

    「己の身を守るために、何者かに媚びねばならず、
    我が身の行く末を決める自由も無く、いつ殺されるか恐れながらただ息をしていることを、生きているとは、決していわない!」

    という皇帝シリウスのことば


    前半はファンタジーでその世界観
    後半は、息もつかせぬミステリー!

    この先、どんな展開になってゆくのだろう

    0
    2026年05月31日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『追憶』のその時、長束たちは…の話。

    『主』の頃から一貫して考えが読めず、謎に包まれたキャラクター路近がいかにして、こうなるに至ったかを周囲のキャラクターを通して知れる巻でもありました。

    長束さま、ここまで当初のイメージからかなり印象が変わるキャラクターになるとは想像もしてなくて、ただただ微笑ましい笑
    途中までは読み手の気持ちを代弁してくれる存在と思ってましたが、誰よりも高潔でピュアだった…そして世間知らず…

    そこにまさかの翠寛が再登場。相当に苦労人の過去が明かされ、またもイメージがガラリと変わるキャラクターに。阿部先生は始め少ししか登場しなかったキャラクターもバックボーンをしっかり設定してて、またそれが後々に効果をもたらすからほんとすごいです…。

    路近と出くわすと悲鳴をあげる翠寛、なんだか勁草院で久しぶりに再開した雪哉と市柳さんを思い出して微笑んでしまう。

    最後の「第六章 翠寛」がまたすごかったぁ……
    前半の朗らかな雰囲気から一変、一気に『追憶』の時間軸に。そして雪哉が東家当主と話していた頃桜花宮で行われていたことが明確に。

    「終章」で出てきた人物は…?
    最後の台詞の意味とは…?
    続きが気になってしょうがありません!!

    0
    2025年12月04日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いよいよ次回作で雪哉vs紫苑の宮の争いになるのでしょうか。
    紫苑の宮が、少し前に読んだ「皇后の碧」のイリスを彷彿させます。

    0
    2025年12月02日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    八咫烏シリーズ。
    もうこのシリーズ読みたいけど雪哉推しとしてはもう読めないジレンマを抱えてる。飛びついてすぐ読みたいけど、展開が怖くて…。

    トビを含めた北家朝宅の会話が興味深く、雪哉や政権のことこう評価するのかと感心した。忍さんみたいな人がおってくれるの有難い。

    澄尾と真赭の薄が出てくると好きな2人ってなるし、雪哉との仲を思うとしんどい。あとあせびまじでこいつどういう性根しとんねんずっと不信感持ってるある意味すごい。長束と路近、千早もどう考えてるのか気になる。

    あとは金烏と姫宮の動きも気になる。姫宮にこういまいち感情移入できやんの、なんか上滑りしてるように感じるからかな。雪哉を落とすのにこう確固とした目的が見えやんくて、雪哉の肩を持ってしまう。

    そんなことを思いながら読んでたところを突き落とすラスト。何で!!!こんなことができるんだ!!!もう!やめてくれ!私はね、雪雉のことだって可愛くて好きだったのに、雪哉が何よりも大事にしてた家族なのに。こんなのあんまりだ…。

    ほんま二部やから読んでたら憎き博陸侯ってなってたかも知れやんのに、ずっと読んでたからそうなりきれやんのよ。あのあどけなく、不器用に、性格が悪くても家族思いの雪哉を知ってるから。もうなんか、山神に殺されてたらこんな苦労せんかったのに、と烏滸がましくもいっそのこと早く死なせてあげたくもなる。せめて奈月彦生きててくれたらこうならなかったのに。

    雪哉を推してるんこの世でもう私だけって思いながら読んでるんやけど、治真も相当やな。仲間やったわ、あ、嘘そんなん言ったら治真に殺されかねやん。

    もう私はただ、雪哉が救われてくれたらそれでいい。もう今姫宮との番外編とか涙なしに読めやん。何でこうなったんだ。次が最終巻…?どうなるの…、どうにか、雪哉に救いを。

    0
    2025年11月30日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今まで不思議に思っていた雪哉が変わってしまった理由を知ることが出来る一冊。
    雪哉の心情を思うと切ない…

    0
    2025年11月25日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    隙間時間に読みやすい短編だけど、しっかり読み応えのある話ばかり
    突拍子もない法律と思いきや、腑に落ちるものがよかった。

    0
    2025年11月21日
  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

    Posted by ブクログ

    阿部先生のあとがきがすべてでした。
    全体的には各四領を主軸にしたオムニバスという感じで、八咫烏シリーズの世界観の奥深さを味わえました。

    【ふゆのことら】は先に松崎先生のコミカライズを読んでいたのでここにきて原作が読めてすんごい楽しかったです。いやぁ…雪哉こわ……(笑)

    各エピソード、急に聞いたこともない新しいキャラクターがどんどん登場するので、一瞬えっ!?となるのですが、読み進めていくうちに過去のエピソードと繋がっていくので楽しかったです。

    これが『追憶の烏』を読んだときにどう影響されるのか今からドキドキしています。

    0
    2025年11月19日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

    Posted by ブクログ

    面白かった。シリーズとしては2部が終わってるのかな? 読んでみたいとは思うけど…長いなぁ〰️。
    まとめて買えないけどこまめに読んでいこうかなと思いう。この感じで続いてくれると良いんだけど…

    0
    2025年11月15日
  • 発現

    Posted by ブクログ

    怖かった〜!
    八咫烏シリーズのような不思議な話は大好きで、そんなイメージで読み始めたけど、この本はホラーだよ。
    戦争はダメダメ!絶対反対!

    0
    2025年11月13日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『恋』にフォーカスをあてた短編集。

    【しのぶひと】
    真赭の薄と雪哉の縁談の裏話と澄尾の切ない恋心。
    冒頭すっかり大きく成長した雪哉に貞木かと思いきや、霜試との発言があったのでまだ草牙の頃の話でしたね。一年半で真赭の身長を越すほど成長したのね…。
    澄尾は山内衆としてものすごい実力を兼ね備えた人なのに、人間味が溢れてていいですね。
    千早くん、察しが良すぎませんか?

    【すみのさくら】
    浜木綿の過去の話。
    青嵐の想いに泣ける。
    融殿はシリーズ通してずっと考えが読めなくて怖いです。

    【まつばちりて】
    まさかの松韻のエピソード!
    『主』でちらっと登場したキャラをここまで掘り下げるとは…!切ない。

    【ふゆきにおもう】
    雪哉の産みの母、冬木の話。
    雪哉の頭の良さや兵法の上手さは母親譲りであるとともにやや捻くれて世界を見るところもそっくりでしたね。
    でもその裏には誰かに理解してほしい、という孤独な気持ちがいずれもあるんだよねぇ…
    またコミカライズを読んでからずーっと気になっていた幼い頃の若宮との会合シーンがここに来てようやく分かったのが嬉しかった〜!

    【ゆきやのせみ】
    異色エピソード。
    若宮、雪哉、澄尾の珍道中話。
    時系列としては「黄金の烏」と「空棺の烏」の間。
    相変わらずの若宮に振り回される雪哉たちを描いたドタバタ劇でこの流れで切ない話がくるもんだと思って構えていたので、「うそ!?ここで終わるの?」という感じでしたが、めちゃくちゃ笑えました。
    雪哉の薄情っぷりに呆れる澄尾すごい好き。(「黄金の烏」の『悪い男になるなよ…』もすごい好き)
    久しぶりに若宮に対して辛辣な雪哉がいっぱい読めてニコニコ。

    【わらうひと】
    「しのぶひと」のアンサー的おはなし。
    時系列的には「弥栄の烏」の後の話。
    真赭にも澄尾にもほんと幸せになってほしい。
    読み終わった後はすごく爽やかな気持ちに。「しのぶひと」から始まり「わらうひと」を最後に持ってきた収録順が完璧すぎて思わずため息が出ました。

    明留くん苦労人になりそう…笑
    千早くんほんと察しが良すぎませんか……!???

    次から第二章!!
    あ〜〜〜〜〜楽しみ!!!!

    0
    2025年11月11日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    Posted by ブクログ

    雪哉の山内の過去に何があったのか?
    私の大好きな雪哉が変わってしまったのは何故?
    ここにきてやっとわかりました。
    まだまだ全部の理由ではないかもだけど…。

    皆の哀しみと愛が人をどんどん変えてしまう。
    この後も楽しみです。

    0
    2025年11月06日
  • 黄金の烏 八咫烏シリーズ3

    Posted by ブクログ

    前作で若宮の元を去っていった雪哉が再び若宮に仕えるまでの話。前作までの登場人物が生き生き動き出したなって印象。真の金烏とはが明らかになったことで若宮が魅力的になったし、雪哉が若宮に再び仕える旨の口上がかっこよかった。

    0
    2025年11月04日