阿部智里のレビュー一覧

  • 八咫烏シリーズ外伝 さわべりのきじん

    驚きでした

    別の作品の後書きで、作者が2人の出会いについては執筆しないと書かれていたような気がしたので、今回の著作は意外でした。これまでの作品を読んだ上で、今回の作品を読むと主従関係になるほどと感心しました。
  • 猫はわかっている
    猫に深く関わっている物語もあれば、ほんの一部分にかませて描かれているものもありますが、どれも面白かった。

    「世界を取り戻す」
    最近猫を亡くした身としては、共感できる部分が多々ありました。日常生活の中で描かれる猫と登場人物の絡みが泣ける。。第1弾もあるのかな?ぜひ読んでみたい

    「50万の猫と7セン...続きを読む
  • 猫はわかっている
    猫小説アンソロジー。猫好き必読。もうどれを読んでも可愛い! 全部可愛い!
    ミステリ好きとしては有栖川有栖「女か猫か」、長岡弘樹「双胎の爪」がお気に入りです。だいたいほんわかとした幸せなムードの物語が多い中、ざっくりと残酷さを突き付けられる「双胎の爪」はインパクトがありました。
    描かれた猫の魅力に一番...続きを読む
  • 烏百花 蛍の章
    八咫烏シリーズの6つの話の短編集。
    「しのぶひと」・雪哉と真赭の薄の見合い話が出た裏側が分かったが、もう澄尾の馬鹿っと言いたくなる人続出だろう。本当に澄尾の頭には若宮と真赭の薄の幸せしかないのが不器用過ぎる。
    「すみのさくら」・浜木綿が山烏になる経緯が書かれているが、物語冒頭から若宮に会うまでは同一...続きを読む
  • 弥栄の烏【新カバー版】
    物語終盤のどんでん返しや疾走感が楽しい。今回は前作の山神サイドと同じ時間軸の山内と八咫烏サイドの話。真の金烏も悩んだり間違ったり、人間?くさい感情の揺れがあって、印象が大分変わった。
    八咫烏シリーズは読者も物語の一員のように、決してストーリーを俯瞰して見ている存在ではなく、ある一点の視点からしか状況...続きを読む
  • 烏に単は似合わない(4)
    美しく描かれた世界観に、ある意味で残酷ともとれるあせびの君の結末。作風に一目惚れし読み始めましたが物語自体も大変面白く原作も読んでみたいと感じるほどでした。

    赤子のように純新無垢で悪という自覚すらない「純粋悪」自分の大好きなキャラ像です。
  • 猫はわかっている
    世界を取り戻す 村山由佳/女か猫か 有栖川有栖/
    50万の猫と7センチ 阿部智里/双胎の爪 長岡弘樹/
    名前がありすぎる カツセマサヒコ/
    猫とビデオテープ 嶋津輝/幸せなシモベ 望月麻衣

    ねこ ネコ 猫 猫だらけ キャーー!
    みんな可愛い奴らですハイ
  • 烏に単は似合わない(1)
  • 弥栄の烏【新カバー版】
    最初の方で描写される山神の禁忌がおぞましく、この後の八咫烏の命運が不安で仕方なかった。
    これまでの登場人物がみなそれぞれに動き、最終局面に向けて全員が主要メンバーとして機能していて、ほんとに面白かった。
    ネタバレになりますが、私は死ぬのは茂丸ではなく治真だろうとずっと思ってた。もしくは雪雉かなあ、と...続きを読む
  • 烏に単は似合わない(1)

    恋愛ものじゃなくミステリー的な

    全て読み終わりました
    原作があるのでストーリーに対してこちらに文句は言えないですが、ぽっと出が最後に事件を解決する展開ほどシラケるものは無いですね
    漫画として、絵は綺麗だし表情も上手いしで文句無しです
  • 発現
    ホラーと謎解きが混ざったような感じ。
    一気に読んでしまった。

    過去と現在が交互に語られて、少しずつ全貌が分かって行くのが爽快感がある。
    でもベースが戦争の話があるので読んでいてツライところもあった。
  • 発現
    阿部智里は
    オカルトと終戦間際の満州と現代とを結びつける荒技ができる実年齢とはかけ離れた作家だと思う。
    [烏]シリーズのファンより。
  • 烏に単は似合わない(4)

    スッキリしない

    若宮が来なかった理由はわかった。3人の姫の決意に感動した。しかし、あせびはなにひとつわからなかった。小説を6回くらい?読んでも理解不能で、コミカライズなら....と期待したのがムダだった。
  • 烏に単は似合わない(1)

    絵と世界観好きです

    八咫烏が出てくるあたり、日本神話を少し取り入れた平安ファンタジーの世界って見方をしてます。
    この作品をしっかり理解するのに時間がかかるというか、読み返す必要がありました。
    1巻カバーの姫さまが色んな意味で曲者なようで・・・。伏線が沢山ありそうなので、皆の考察も確認しながら読んでいこうと思います。...続きを読む
  • 妖し
    印象的だった作品

    ANNIVERSARY/村山由佳
    真珠星スピカ/窪美澄
    李果を食む/阿部智里
    かぐわしきひと/乾ルカ
    喪中の客/小池真理子

  • 烏百花 蛍の章
    しのぶひと、すみのさくら、まつばちりて、ふゆきにおもう、ゆきやのせみ、わらうひと。読み終わって、それぞれのタイトルを振り返ると、「ゆきやのせみ」の輝きがすごい(笑)冬木さんの話が読めてよかった。
  • 烏百花 蛍の章
    恋話はあんまし好きじゃないけど山神編の後の山内が読めただけでも満足!
    新たなストーリーが待ち遠しい!
  • 妖し
    以前読んだ妖のアンソロジーと同じかと思いきや少しテイストが違った。
    でもどれも一通り面白かった。

    その中でも武川佑さんの短編が素晴らしかった。
    日本史に明るくない私が読んでも目が離せない凄まじい熱量。読めない字も吹き飛ばすほどの強風がふく文章。本を持つ手が肘まで熱くなるような引き込まれ方をする物語...続きを読む
  • 烏百花 蛍の章
    八咫烏シリーズ外伝。異世界「山内」を彩る八咫烏たちの、
    想い、愛、そして恋を綴るファンタジー短編集。
    しのぶひと・・・真赭の薄と雪哉に縁談?雪哉の言動に憤慨する
         明留を諭す澄尾だが、彼には秘めた想いがあった。
    すみのさくら・・・なぜ両親は死んだのか?宮烏から山烏に堕とされ、
        もがき...続きを読む
  • 烏百花 蛍の章

    八咫烏シリーズ 外伝
    6篇が収録されている
    少しずつ芽生えた恋の物語や奈月彦様と浜木綿様の出会いの物語、女を捨て宮仕えする女の物語、幸哉少年の母達の物語、そして日常を描いた物語たち
    どの物語も良く、おまり視点を当てられてこなかった人の物語は興味深かった
    やはり印象深いのは対となる「しのぶひと」「わ...続きを読む