阿部智里のレビュー一覧
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八咫烏の世界のお話。
これ、自分、大好きで。だから、書きすぎるとネタバレする可能性高いから書きすぎないんですけど。これだけ言わせてください。
これ、本当に、ラノベでよくある後宮話みたいなのじゃあ、無いです。いや、ちょっっと途中までそうかもしれないけど!そんな、まあまあ型にハマりつつあるような流れじゃあない。
自分は漫画や、アニメもあるけど、小説が1番勧めたい。漫画やアニメもとてもいいけど、小説はその比にならないくらい引き込まれる。表現があまりにも、凄い。平坦すぎる感想ですけど、本当に凄い。なんというか、本当に的確すぎるんですよね。表現がそうだから、登場人物の感情さえも、衝撃さえも心に突き -
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前作 八咫烏シリーズはかなり好きで、ずっと文庫化を待ち、読んでいた
そろそろ完結のはず
テレ東「あの本読みました?」阿部智里さん回を観た後、ついつい文庫まで待てず買ってしまった
「皇后の碧」
ファンタジーが苦手という方もいるでしょう
良質なファンタジーは巻を重ね読み進めてゆく程に
奥が深いと思う
阿部作品は、広大で緻密な世界観が魅力的
主人公の成長物語だった今作
主人公は悩む!
平穏を守るためには、戦い、そして奪う事が、絶対必要なのか?
火の一族はドラゴンを使いこなす
主人公ナオミの両親は、その襲撃により命を落とす
「平穏を愛し、平穏を望んだ、そなたの家族は
その祈りだけで平穏を -
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ネタバレああ、これは前巻の『玉依姫』の
八咫烏側から見たストーリーなのですね…。
1巻目と2巻目もそうだったけど
色んなサイドから考えることができて面白い。
よくできているなぁ。
金烏、大猿、ますほの薄、雪哉それぞれの事情、感情、価値観が交錯する。
『自分には感情が無い』
と、言っていた金烏も人間らしく
クヨクヨしている。笑
そこがいい!
それを母親のように見守り支える
奥方の浜木綿。
本当に憧れの女性です。
大好きな雪哉は厳しい戦いの参謀になり
非情な決断を躊躇わずにする。
ちょっと小賢しいけどかわいかった私の好きな
雪哉なんてもうどこにもいない…泣
今回親友を亡くし荒んでしまったのか?
戦