阿部智里のレビュー一覧
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浜木綿が真赭の薄を若宮の妻とするために自決してしまうのではと思った。しなくて良かった。
真赭の薄はかなり変わったな。勿論良い方に。
最初は登殿の時、そして今。ただの籠の鳥ではなくなった。
茂丸が、山内衆の仲間が死んだ。
雪哉が人であるための理性が崩れたような。
猿殲滅作戦はもっといい作戦があっ...続きを読むPosted by ブクログ -
山内の外視点だから山内側で何が起こって、こうなったのか分からなくて凄く不安。
山神さまの怒りで死んでしまった護衛と重症の護衛が誰か分からなくて怖い。誰か想像するだけでも怖い。
サエの時も誰かが傍で見ていれば何か変わっていただろうか。
猿が何を考えているのか分からなくて怖い。
山神さまによって創...続きを読むPosted by ブクログ -
なかなかびっくりの展開の話でした。
前半はいわゆるシンデレラものかなぁ?という感じで期待しつつ読み進めていましたが、とんでもない。
(あ、もちろん昨今流行りのよりずっと以前に書かれたものだとは存じていますが)
後半からラストにかけての驚きがわたしの今まで読んだ本の中でもびっくり度は上位でした。
時...続きを読むPosted by ブクログ -
喧嘩の時の雪哉が生き生きしてる。
周り必死なのに楽しそう。楽しそうに煽ってる。
思わず笑ってしまった。
喧嘩する「あいつら全員」に含まれた院士。
喧嘩を最初に売られた院士。
盤上訓練は雪哉だからこそ気付いて、上手く利用できた事ですよね。
翠寛院士が少し哀れに思う。
嵐試で普通で勝つつもりだった...続きを読むPosted by ブクログ -
雪哉の家族はいいな。父親の事は駄目だと思うと同時にしょうが無いとも思ってしまう。
雪哉が蔑ろにされていた訳でも無いし、何より母が強い。良い家族。
若宮は心が無いと言うがそんな事は無いだろうに。
ただ自分では分からないだけで周りには分かる時がある。だから分かる人は若宮の傍に居る。
小梅の父親はろく...続きを読むPosted by ブクログ -
八咫烏シリーズ2。1とほぼ並行して物語が進んでいるが、若宮サイドからの視点。最後には謎がとけ、思わぬ展開に!しぶしぶ若宮の近習となった幸哉の秘密も。1、2、また読み返したくなった。
えっ、まだシリーズ続くって⁈(^o^)Posted by ブクログ -
あの時の近習が思ってたより小さかった。
でも小さいからって侮れない。
なんて事ないように言ってる事がとても凄い事。でも本人がなんて事ないと思ってるから呆れてしまう。
ぼんくらのふりが必要だったからとは言え勿体ない。
桜花宮での若宮が来なかった件、2回とも裏ではそんな事があったのか。
これに関しては...続きを読むPosted by ブクログ -
凄い。
読み終わったら今まで読んだところが全く違うものになる。
上手いこと勘違い出来る。
色々と腑に落ちる。
まさか最初に出てきた下男の嘉助が出てくるとは。
まさか陛下までとは。
宝物庫で会ったのは陛下だったりするんですかね。Posted by ブクログ -
面白かった!
最後まで読んでから冒頭を読むと、全く違った感情がわいてくる。
若宮のネタバラシにスカッとしたけど、本当にびっくりさせられました。
黒幕がサイコパスすぎて予想外でした。Posted by ブクログ -
完全に別世界の話だと思っていたら、最後に出てきた人間世界。それが八咫烏の世界を少しずつ侵食していっているという描写が今現在、現実世界で直面している自然の問題と重なって良い意味でゾッとした。
また冒頭の話が小梅のことかと思って雪哉と一緒に小梅のことを疑ってしまっていたが、やっぱり今回も驚かされるような...続きを読むPosted by ブクログ