阿部智里のレビュー一覧

  • 望月の烏 八咫烏シリーズ10

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    やっぱり入り込めますね、このシリーズ。

    また貴族側のお話となり、新たな金烏代の皇后選びが始まります。若宮時代の面々がいないのは、シリーズ前半を何度か読み直した者としては、とても寂しい時節の物語です。
    が、新たな面々も、いじらしく、子憎たらしく、愛嬌があって、なかなかいい感じです。シリーズ通してダークな雰囲気がありますが、今回は小休止のように、軽快で読みやすいと思いました。

    とはいえ、とにかく雪哉が気に入らんですね。なんだこいつ。若い頃のひねくれながらも人への優しさが見えた頃が見る影もありません。
    茂丸さんがとても惜しまれます。彼が生きていてくれたらと、この巻になっても思ってしまいます。

    今回は、はじめ君がやってくるまでの話の経過が分かり、次に期待を持てる終わり方で非常に満足。
    次から、長束兄さんやはじめ君が、雪哉を懲らしめてくれることを楽しみにしています。
    「長さん、安さん、懲らしめてやりなさい!」

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    2026年05月19日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

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    メンタルに余裕のある時でないと読み返せない
    容赦がない
    どういう最後になるのか最終巻が気になる
    続きが楽しみ

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    2026年05月19日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

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    ネタバレ

    雪正のあのひと言、それ自体も許せないけど、それ以上
    に雪哉にああ言わせた事は許せない。
    (私たちの雪哉になんてことを!引っ叩きたい)
    雪哉が子供の頃から雪正は何も変わってない。
    忍でさえ言ってたのに…あの梓が育てた子だからまっと
    うなはずだって。梓も、自分の知ってる雪哉を信じると。
    雪正が嫌いなのは母親のはず。雪哉はただ生まれてきた
    だけ。 …これで郷長なんてね。
    理想郷を唱える紫苑の宮は、まるでカルトのリーダー。
    そこで路近の言葉を思い出す。「人が最も残酷になるのは
    自分こそが被害者なのだと思い込んだ時」
    反感を持つ者たちを目的の為に利用しているだけ。
    全く共感できない。
    雪哉をよく知るはずの長束の目にさえ、山内の民を蔑ろ
    にしているように見えるのなら、博陸侯のやってること
    は間違いだらけなのかもしれない。でも、非難するだけ
    でなく、誰か正面から博陸侯に助言したり、提案をした
    り、協力した人はいたのだろうか?真っ当な意見なら、
    博陸侯は聞いたと思うのだけど。
    皆、全てを博陸侯のせいにしてるけど、博陸侯がいない
    山内を想像してみたらいい。北家、西家、南家、東家、
    権力と富が欲しいだけの貴族をどう統制するのか、紫苑
    の宮はどんな方法で山内を変えようとしているのか、
    聞いてみたい。
    民主主義。響きはいいよね。でも、欲深くずる賢い人間
    を相手にしている事を忘れちゃいけない。路近も言って
    たように、きれい事だけでは済まない。
    凪彦は、博陸侯のような覚悟は持てないと自覚したけど
    紫苑の宮はどうだろう?奈月彦だって雪哉に頼った部分
    がある。”きれい”じゃないところ。紫苑の宮は?
    もうここまで来たら、個人的には、山内がどうなろうが
    関心ない。(外界に来い、雪哉!)
    ただ、雪哉に幸せになってもらいたいだけ。
    毎回、阿部先生には驚かされてるので、最終巻(上下)
    にどんなお話を聞かせてくれるのか、とても楽しみに
    してる。覚悟してます。

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    2026年05月16日
  • 望月の烏 八咫烏シリーズ10

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    待ちに待った文庫化。ネタバレもかなり目にしていたけれど、自分で読むのとはかなり印象が違う。あせびはますます食えないし、凪彦は思ったより人の心があったし、それ以上に私は澄生がどうしても好きになれなかった。

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    2026年05月13日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    どう言い表せばいいのか分からない。
    それだけ色々な人が居なくなりすぎた。

    読み進めるほど、今までの登場人物がなにを画策しているのか、不安になる。
    読みたくないのに、先行きが怪しすぎて読まざるを得ない。

    もう一度楽園の烏を読み直そうかな

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    2026年05月10日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

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    最近は何冊かをつらつら併読することが多かったんですが、久しぶりに一気読みしました。
    まず、描写が本当に綺麗。豪華絢爛な後宮、瑞々しい四季の自然、美しい四人の姫、目の前に情景が広がるようで、とても贅沢な読書体験でした。
    全体的に展開が早いんですけど、特に最後の章が怒涛の情報量で!
    最初のうちは、あーね、少女小説だもんね、こんなご都合展開も好きよ、なんて思いながら読んでたんですけど......
    これがシリーズ最初なの嬉しい!まだまだ楽しみます!!

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    2026年05月08日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

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    2026年中に最終巻がでるということで読み返し。
    改めて読み返すことでサイコパスあせびがゾクゾクする…。
    烏は主を選ばないとセットで読むと「あーこの時はこんなことしてたんだー」みたいに読めるのでさらに面白い。

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    2026年05月07日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    ネタバレ

    ----------------------------------
    生まれながらの貴公子に忠誠を誓ったのは、
    あきれるほどに有能で誰もが畏れる凶暴な男
    ----------------------------------
    長束、路近、翠寛の話がメインでした。

    路近は…苦手ですが、
    こうして描かれるとちょっと見方も変わりました。
    純粋な好奇心なのかもしれないですが、
    実際にいたら苦手なタイプです。苦笑

    それにしても著者の描く人物の幅広さたるや…。

    そして最後に、追憶の烏に合流します。

    ここで終わるのか!!
    めっちゃ続き気になる!!

    けど著者の描き方だと、
    また次は違う角度や時期から始まるのかなと。
    そしてどこかで交差するはず…。

    わー、続きが読みたい。
    とりあえず手元にある文庫が読み切れてよかったです。

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    2026年05月08日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    ネタバレ

    ずっと楽しみにしてました。
    どうしてもまとまった時間があるときに読みたくて。
    ゴールデンウィークに八咫烏シリーズの第二部を読むと。

    私のゴールデンウィークはカレンダー通りだったのですが、土日は疲れてぐったりしてました。
    月曜にようやく回復して本が読めるようになり。
    手元にあるのは文庫4冊。
    果たして月火水の3日間で読み切れるかと不安でしたが…あっという間でした!笑

    そしてこれはネタバレなしでは書けない!笑
    人間が登場する物語冒頭はあんまり入り込めず、読み進めるペースは遅かったですが、雪哉が登場したあたりから一気でした。

    懐かしい人に再会した気持ちで読んでましたが、
    え?え?え…?と頭の中がハテナだらけで、
    結末に近づくにつれて、
    どんどん嫌な予感が膨らんで、
    あっという間に終わりました。
    でも読んだ後疲れました。苦笑

    私の大好きだった雪哉が…。
    そして他のメンバーはどうなってるんだ?
    と謎だらけで終わりました。

    これは続きを読むしかない。
    お、次は短編。
    どうしよう、続き気になるし飛ばしたい…。
    でも、順番通りにも読みたい。

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    2026年05月06日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    今までで1番面白かった。
    最後に怒涛の種明かしがあるのは今まで通りの展開で最高に面白かったけど、今回は友情とリベンジの要素がかなり面白かった。
    雪哉を冷徹で恐ろしいと思い始めたところでの清賢の雪哉の本心を突く言葉と茂丸の雪哉を想う気持ちに心打たれた。
    リベンジもかなり気持ちよかった。あのシーンは本当にテンションが上がった。
    ってか、雪哉っていつのまにそんなに戦闘センス磨いてきたの?

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    2026年04月25日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    第一部完。前巻の物語を裏から描きつつ、その先に待つ怒涛の展開。
    これまで書き上げられてきた人物たちだからこそ、その自らの想いと対峙した決意や行動が、スッと沁み入る。
    シリーズ物を読み続ける醍醐味がそこにある。だから第二部も楽しみなのです。

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    2026年04月24日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    長束陣営にじっくり切り込んだお話。長束も路近も今までの浮世離れした雰囲気に意味があったのねーという納得!
    翠寛についても、
    雪哉の本質を理解する前の初読1部
    追憶まで履修した後の再読1部
    緑羽
    でどんどん印象が変わったのが特徴的だった。言動はなにも変わっていないから阿部先生の物語と人の見せ方が本当に上手いんだな、と思いましたー!

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    2026年04月16日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    ネタバレ

    緑羽の前に勁草院周りを思い出すために再読









    楽園と追憶でメンタルずたぼろだったから読んでてすごく楽しかった。
    (比較的)平和!青春!輝かしい学生時代!でもやっぱりこの先の彼らの未来が脳裏によぎってちょっとつらい、、
    すごく面白く読ませてもらいました!!

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    2026年04月10日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    ネタバレ

    なんと、前作『弥栄の烏』から20年が経過……。
    山内の世界とこちらの世界(作中で言う外界)の時間の速さが同じだとすると、玉依姫が1995年ということなので、そこからも20年経過して、2015年。
    単行本の発刊が2020年ということなので、え、これもしや最後に現代に追いつく設定・・・?

    話は突如、現代日本。
    突然、山内のある山“荒山”を相続することになった安原はじめは、「幽霊」を名乗る謎の女に連れられて山内に足を踏み入れることになる。
    そこで出会ったのは、かつて北山雪哉だった雪斎。
    今は、黄烏にまで出世して「若き金烏」から全幅の信頼を寄せられている、というが、果て、若き金烏とは……誰???
    20年の間に一体何があったのか。

    そして20年の間に、雪哉がなんと嫌な奴になってしまった!と思っていたら、全部芝居だったのか……?
    確かに、終章の雪哉目線では、それまでと少し違う感じではあったが。。。
    次の『追憶の烏』で、20年の間に起こったことが描かれているらしいが、その前に番外編が!

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    2026年04月06日
  • 烏は主を選ばない(6)

    購入済み

    あの方のため

    あの方のため、あの方の望みだから、がぶつかってる話だったなあ。
    番外編も読んでて苦しくなる内容だった⋯。

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    2026年04月05日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    八咫烏シリーズ第二部『楽園の烏』は第一部『弥栄の烏』から20年後が舞台。

    若宮や浜木綿、そして雪哉は…?表紙に映る女性はいったい…?
    そんな期待とワクワク感は、読んでいくうち衝撃に変わりました。

    『烏に単は似合わない』ではラブストーリーの定番を覆し、『玉依姫』では、せっかく長続きしそうなシリーズの世界観を早々にネタバレさせてきた阿部先生。

    さらに『楽園の烏』を読んで「この作家、何する気なん?(群馬弁)」と思ったものです。

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    2026年03月31日
  • 烏は主を選ばない(6)

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    八咫烏シリーズのコミカライズ。
    知られたくなかった。
    知っていても言われたくなかった。
    宮中では血と縁故がすべてなんて、くそくらえだ!
    だって、僕は垂氷の雪哉なのだから。
    第四十四話 雪に烏      第四十五話 美しい言い訳
    第四十六話 烏は主を選ばない 第四十七話 希くは
    第四十八話 垂氷の雪哉    小話
    外伝 ふゆきにおもう

    こんな所、来るんじゃなかった。
    朝廷内での人間模様と陰謀を企てた敦房の狂信的な真意。
    妄信する自己の未来を静かに語る敦房との対話の怖さ。
    聡過ぎるからこそ、解ってしまう内情と心情。
    本編では、雪哉の叫びと行動で締めくくられます。
    「ふゆきにおもう」は短編集『烏百花 蛍の章』から
    同名作のコミカライズ。
    雪哉と雪雉が行方不明に。
    探す梓の脳裏に浮かぶのは、冬木の事。
    病弱な姫・冬木と仕えた梓、二人の心と想いが交錯する。
    梓だから我が子を託せるという願い。そう、私たちの息子だ。
    そして、これら二つの物語に挟まれた、小さな話。
    漫画家オリジナルの、遥か先の未来の話。
    『亡霊の烏』までを読んだ人には分かる内容ですが、
    ここにこの話を入れてきたことは、かなりの衝撃でした。
    ともあれ、路近ちゃんはやっぱり好き♪

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    2026年03月29日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    ここから初読!
    玉依姫の答え合わせ的な感じ。
    もう、雪哉、、、(涙。
    闇堕ちしないで、、。
    澄尾さん、、切ないよ、、、。
    若宮、、、過去も大事なことかもしれないけど未来みてこ??

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    2026年03月26日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    再読。
    八咫烏青春編!みんなで若宮のため、山内のために切磋琢磨し合って、もう、素晴らしい。すてき。みんな大好き。でもやっぱ雪哉が1番好き。

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    2026年03月26日
  • 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2

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    再読。
    雪哉ー!好きすぎる!!爪を隠してる能ある鷹が1番かっこいいんや!
    若宮もいいキャラだよなぁ。しきたりに惑わされず、淡々とやるべき事を進められる人はほんとにかっこいい!

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    2026年03月26日