阿部智里のレビュー一覧

  • 烏は主を選ばない(4)
    八咫烏シリーズのコミカライズ。祝・アニメ化!
    雪哉は桜花宮へ行ってきました。
    それも崖の上から若宮に突き落とされて!
    藤宮連から酷い目にあわされ、死にかけました(怒)
    桜花宮は華麗で姫君たちも美しいけど、怖い場所です。
    帰れば敦房が来るし、不穏さがぷんぷん臭います。
    でも若宮や澄尾さんとの街巡りは楽...続きを読む
  • 烏の緑羽
    初登場の時は翠寛にあまり良いイメージ持っていなかったけれど、彼含め路近のイメージもがらりと変わった。清賢の片腕が無い秘密が書かれていた。道理とか義とかについて考えさせられる。過去編かな?と思ったら前巻軸にも絡んできた。貴族だろうと谷間だろうと辛いものは辛い。もう奈月彦が金烏の代につく前から未来が決...続きを読む
  • 烏は主を選ばない(3)
    八咫烏シリーズのコミカライズ。祝・アニメ化!
    あぁ、雪哉は若さまの質草になってしまいました。
    それも最下層の地、谷間で。しかも一月半も働きました。
    更に、血みどろの会合まで目撃することになってしまいました。
    でもやる事はちゃんと・・・反省しても後悔するな!ですから。
    第十七話 若さまの馬鹿 第十八話...続きを読む
  • 楽園の烏
    第2部開始
    冒頭からグイグイ引き込まれます
    流石、阿部智里さんの作品ですね
    (この本の前に読んだ本が、イマイチな作品だったので尚更この作品の良さが際立ちました)
  • 黄金の烏【新カバー版】
    ミステリとして読んでもシリーズものとして読んでもとにかく面白い作品であることは間違いない。ここまで読者に鮮明な情景をイメージさせ、深い考察を促し、ハッとさせられる作品は少ないであろう。
  • 烏に単は似合わない【新カバー版】
    時代設定も、登場人物全員のキャラが立っている所も、そしてミステリーとしても素晴らしい作品。最初から最後まで一気に読みたくなるし、読者に情景を鮮明にイメージさせる能力がすごい。
  • 空棺の烏【新カバー版】
    面白いです!主人公の雪哉は性格に難がありますが、そこが物語のスパイスになっています。歯切れよく読み進めることができる作品でした。
  • 烏は主を選ばない(2)
    八咫烏シリーズのコミカライズ。祝・アニメ化!
    あぁ、雪哉は本当にとんでもない所へ来てしまいました。
    御前会議では権力争いの一端を垣間見せられ、更に、
    真の金烏だからと長束様を蔑ろにする若宮の姿も。
    如何にも悪役、朝廷内の反発必須な姿をですよ~。
    でも、その若宮の不審な行動や花街通いには、
    命に関わる...続きを読む
  • 烏百花 白百合の章
    外伝二作目。
    第二部に入って衝撃的な展開が続く八咫烏シリーズ。ホッコリする物語から、表の事情を知っているからこそ裏事情が描かれている物語に、世界観の奥深さを感じる。
    若宮、雪哉、その他の魅力的な登場人物の一面が読めるとなれば読むしかない。
    おそらく来年には刊行される新作に備えて、外伝だけではなく、せ...続きを読む
  • 烏は主を選ばない(1)
    八咫烏シリーズのコミカライズ。祝・アニメ化!
    北領の垂氷郷、郷長のぼんくら次男・雪哉は、
    あるきっかけで金烏宗家の若宮殿下の側仕えとなる。
    不承不承で一年間仕えることになったが、その若宮とは・・・。
    第一話 ぼんくら次男 第二話 能ある烏は
    第三話 若宮の側仕え 第四話 はじめてのおつかい
    第五話 ...続きを読む
  • 烏に単は似合わない(4)
    八咫烏シリーズのコミカライズ。
    八咫烏の一族が支配する山内で始まった后選び。
    大貴族四家の姫たちの思惑が交錯する、人間模様が描かれる。
    混乱の冬を経て再びの春に。
    ついに若宮が姿を現し、真相を解き明かす。そして后は?
    冬の章
    第二十七話 凍える夜 第二十八話 交錯する思惑
    第二十九話 烏太夫
    再びの...続きを読む
  • 空棺の烏【新カバー版】
    段々と強かになる雪哉。学園モノはいつの世も楽しい。雪哉に友達ができてよかった。信頼出来る烏の皆が。雪哉暗躍しすぎだからどこかで息抜きしてくれ……
  • 烏は主を選ばない【新カバー版】
    皆阿呆を演じているのが本当に策略めいている。作中の「穏健派」と「過激派」がラストでひっくり返った。性格に騙された。1巻で出てきたシーンの裏が読めてようやく納得出来た。姫のことを蔑ろにしてた訳ではなかったのか。雪哉の減らず口とサディスティック若宮のコンビ最強。
  • 黄金の烏【新カバー版】
    危険な薬の被害と大猿からの被害の謎に立ち向かう話。
    面白くて、一気に読んだ。真の金烏とは何か、金烏の秘密が分かった。
  • 烏は主を選ばない【新カバー版】
    前作、「烏に単は似合わない」の若宮側の話。

    若宮がとった行動の意味が、前作と繋がって面白かった。続編も読みたい。
  • 烏の緑羽
    2部に入ってどんどん面白くなっていく。
    この巻で両陣営が出揃い、長束派の面々の背景が語られたことで一気に愛着も湧いた。
    この先の展開が楽しみで仕方がない。
  • 烏は主を選ばない【新カバー版】
    前作「烏に単は似合わない」とは裏表をなす対となる作品でした。
    どちらも宮廷内のどろどろとした陰謀劇を描いていますが、今作の方がスカっとした見せ場やバトルシーン、丁々発止の論戦など、小説として更に面白くなっています。

    また前作ではやや唐突感のあったどんでん返しの謎解きシーンも、今作は自然な感じで作品...続きを読む
  • 烏の緑羽
    「なぜ、私の配下になった?」
    生まれながらに山内を守ることを宿命づけられた皇子。葛藤と成長、彼らのその先には――
    「文藝春秋BOOKS」より

    今回も一気読み.
    なぜこいつはこういう性格なのかとか、なぜあそこでああいう行動をとったのかとか、うすい靄がかかっていたものが晴れていく感じのする展開.よく分...続きを読む
  • 烏百花 白百合の章
    穏やかな状況とその中に潜む影を追っていた第一幕から一変。
    厚い緞帳が下ろされたように暗い場面の多い第二幕に引き摺られて落ちていた気分がぱっと明るくなるような短編集だった。
    古き良き日の山内の記憶、といったそれは本当にその通りで、電子機器に溢れた現代から昭和、はたまた大正のようなノスタルジックを求める...続きを読む
  • 空棺の烏【新カバー版】
    またしても雪哉にやられる。
    雪哉が勁草院に入学して、前作までとはまた違う感じで楽しめた。最後の方で色々繋がっていくし、さらに先が気になって仕方ない展開。