阿部智里のレビュー一覧

  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白い、これは面白い。
    最後の最後で、一本の線に繋がる。
    長束、路近、清賢、翠寛の一連の過去があるからこそ、のラスト。
    血盟箱を開けた後、皇后サイドはどうなっていたのか……。
    成る程、と唸らずにはいられない。すごい。

    0
    2025年09月25日
  • 黄金の烏 八咫烏シリーズ3

    Posted by ブクログ

    八咫烏シリーズ『黄金の烏』。面白くて一気読み。相変わらず阿部智里さんの書く世界観は独特で面白い。
    今回は八咫烏を喰らう、天敵の猿が現れ…。

    今回は、「山内」という世界の謎、外の世界との関わり、そして、真の金烏とは何か?
    と言う謎が少し明かされます。山内は言わば大きな結界であり、そこからの出入りは(特に入ることが)容易ではありません。

    今までの敵は、宮中内の同じ烏同士でしたが、今回は新たな敵「猿」が登場します。
    また八咫烏の世界と何らかの関わりがある「人間」の存在も。

    今まで、独立した異世界だと思っていた「山内」が、実はいろいろな世界とつながり、影響を受けていることがわかってきます。
    雪哉

    0
    2025年09月18日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夕闇の中、手鞠のようにまるまると咲き誇る紫陽花が、………「どうして」という文章の意味が理解出来ないまま読み進み事の次第が明らかになった後、またそこから再読。阿部先生「どうして」と言いたい。この巻は一番泣いた。暫くは続きが読めない。本当に衝撃です。

    0
    2025年09月12日
  • 妖し

    Posted by ブクログ

    電車の乗り換え時に構内の本屋で購入

    「妖し」という固有名詞を題材にするとこんなにも作者のカラーが出るのかと…!

    大好きな恩田陸さんの作品のじっとり感がたまらなかったです。
    バナナの話は、一生忘れないと思います。
    情景描写が秀逸で、主人公視点の光景が目に浮かびすぎて怖い。そして情景は目に浮かぶのに主人公の感情が絶妙に言語化されないままそこにある感じが凄かったです。

    たまたま手に取った本でしたが大好きな一冊になりました。

    0
    2025年08月24日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回の主人公は、路近の周りの人たち。
    路近の過去の話がメインですが…想像以上の過去。
    なにかと悪いイメージの翠寛の過去も興味深いです。
    それにしても、少しずつしか語られない紫苑の君の空白の過去が気になる!!
    今回も少ししか進まなかった〜

    0
    2025年08月23日
  • 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2

    Posted by ブクログ

    『烏は主を選ばない』。前作『烏に単は似合わない』と対になる作品です。
    若宮を命を狙う事件が少年・雪哉の視点で描かれます。
    ファンタジーの形を借りたミステリでもあるので、謎解きの面白さもあります。

    人の姿をとる八咫烏の世界、山内。
    出自のため、ひねくれたところのある少年、雪哉が仕えることになった若宮・奈月彦は、その美しい容姿とは裏腹に、とてつもなくマイペースで破天荒。

    そんなふたりが。若宮の暗殺事件の謎を追います。

    0
    2025年08月19日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

    Posted by ブクログ

    人の姿をした八咫烏たちの世界。八咫烏が支配する土地「山内」の統治者である金烏。

    その世継ぎの若宮への入内をめざす貴族の姫が宮中で遭遇する事件を軸に、不思議な八咫烏の世界が描かれます。

    異世界恋愛ファンタジーかと思ったら、叙述トリックミステリだった。

    物語の構成も雅に春夏秋冬、再びの春となっていて、これだけみたら、どうしたって純愛を期待してしまうのだけど、読んでいくうち、「…?」「…!」といった展開に。

    1
    2025年08月19日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    Posted by ブクログ

    失ったものが大きすぎて辛いお話でした。
    「忠誠を誓う」ことの難しさ、これまで見てきたものが違う角度から見直され、自分が正しいと信じてきたものが覆されていく…
    続きが気になります。
    はやく平穏な日々が来て欲しいです。

    0
    2025年08月11日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

    Posted by ブクログ

    八咫烏シリーズ第四弾。
    今回は学園ものの面白さがありますね。章ごとに視点を変え、群集劇の面白さも味わえます。
    前巻での雪哉の覚悟。それは自分のことだけでなく、もっと広く大きな視野を持っていたとも知れる。
    物語も大きく動き、続きが楽しみ。

    0
    2025年08月07日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    気になってた!っていう人たちの話でとても面白かった。

    特に、松韻の「まつばちりて」と雪哉の二人の母たち「ふゆきにおもう」が好き。

    「まつばちりて」は、松韻の成長による気付きが切ない。なにも知らないままだったら、生きていけたとかもしれないのに⋯。
    純の想いも辛い。愛が憎しみに変わるとはこのことだ、を体現したような話。
    そして女性と男性との平等とは何か、というのも考えさせられる。

    「ふゆきにおもう」は、なぜ梓が冬木のことを悪く言わないのかがすっきりする。
    冬木は雪哉みたいな人で、本質的なものを見ることができるとても賢い女性だった。
    梓はそんな冬木が大好きで、冬木も梓を可愛がっていて。この2人

    0
    2025年08月06日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    Posted by ブクログ

    暗転。

    この先を読んでから読み返すと見え方がまた変わってくるのがこの作品の面白いところ。

    人としての感情は浜木綿のほうが真っ当なんだけど、雪哉を打ちのめすには十二分な出来事が続いて、闇堕ちするのも、彼が個人より八咫烏の世界を選ぶのも、理解できるから、やっぱり嫌いになれない。

    この作品は雪哉の物語なんだ、と改めて思わされる。

    2025.8.3
    156

    0
    2025年08月03日
  • 猫はわかっている

    Posted by ブクログ

    この本棚に「猫」で検索かけたら17冊も読んでいた。これが18冊目である。
    アンソロジーもあるので、ニャンコ好きな作家さんは多いんだなあと感心するニャンコ好きな自分である。
    1番バッターの村山由佳さんの作を読みながら、ずっと前から読みたいと思いながらも650ページの大作にためらっていた「風よあらしよ」に、やっぱり挑戦しにゃきゃあと思った。

    0
    2025年08月03日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「弥栄の烏」と「楽園の烏」の間に何があったのか。
    楽園の烏で「???」となった謎の半分くらいは解き明かされます。
    久しぶりに登場する藤波やあせび。
    色々と驚きすぎてるうちに読み終わってしまいました。
    表紙の幼い雪哉が切ないです…

    0
    2025年07月23日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    気を付けて読んでたんです。
    今までの3作を読んで、
    きっと黒幕がいて、どんでん返しがあるんだろうなと。

    でもやっぱり気付かず、最後にあっとなりました。
    雪哉、家でも何でも使ってやるって、そういうことか…。
    腹をくくった君は、頭が良くて性格が捻くれまくっているんだね。。

    より好きになりました。雪哉推しです。

    そして、趣味の悪い服の似合う明瑠も可愛くて好き。姉弟ともども可愛い。

    0
    2025年07月12日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    金烏と同じように、玉依姫も代々の記憶を持って、体を乗り移っているようで。
    でも志帆の意志や感情は消えてなくて、
    そうすると若宮もやっぱり感情はあるんじゃないかな。護衛が山神に殺されてしまったとき、感情がないようには思えなかった。
    死んでしまった護衛が誰かも気になる。。
    雪哉、無事でいてくれ。。

    志帆の他人の幸せが自分の幸せ、っていう考え方は、素晴らしいのかもしれないけど、身内は辛いなとも思う。
    自分の幸せを考えて欲しいって、親や祖母の立場から望むのは当然で、でも志帆本人の幸せとはまたずれるから悩ましい。。。
    志帆は椿とともに滅ぶことを選んでしまったけど、それが本当に幸せなんだろうか。。難しい

    0
    2025年07月12日
  • 皇后の碧

    Posted by ブクログ

    表紙のイラストが素敵で購入しました。

    風・火・水・土の精霊たちの世界の物語です。皇帝、王、皇后、愛妾、宦官、女官などが登場する宮廷もので、ファンタジーにミステリー要素が加わったような内容でした。神秘的で幻想的な雰囲気と不思議な謎に魅了され、一気に読んでしまいました。

    終盤のスピード感ある展開は見事だったと思います。ずっと疎外感を感じていたと思われる主人公が最後に信じ合える仲間と、安心して過ごせる環境を手に入れることができ、本当に良かったです。

    本の装丁のイメージどおり世界観がとても美しく、精霊が登場するような日本のファンタジーは初めて読みましたが、このジャンルも良いなと思いました。

    0
    2026年03月05日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初の方はついに東京まで来たかww
    なんてのほほんと思ってたけど、若宮死ぬんかい!
    しかも藤波にかい!!おい!!おぉぉぉおい!!
    浜木綿ももはや御乱心にしかみえない…
    あと浜木綿に全て任せるってのもよく分からない…
    心がないって言ってなかったか?嘘だね。バリバリ心動いてんじゃねーか。結局奈月彦はしっかり夫だったししっかりパパだったんかな。金烏としての心と自分の心の葛藤があったりしたんだろうか。
    はぁ、雪哉…お前、どーすんだよ。
    澄生は紫苑の宮なのか?ってかそうでしょ?
    こりゃ次早く読まないと…結末どうなんのかな…。

    0
    2025年07月05日
  • 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かったー!!
    前作と対になった作品で、桜花宮に来ない若宮なにしてたんだよ、に応えてもらった。

    大変だな若宮、と思って、姫様達への誠意もわかった。
    だけどやっぱり殴りたいよね若宮を。特に雪哉にはその資格がある。無理かもしれないがぶん殴ってやれ。
    若宮の考えの裏を敵に読まれたかと思ったらまたそこも若宮の掌で…的なインフレが多くて、最後までドキドキした。

    この話は忠誠とは何か、大切に思うものはなにか、がテーマとして語られていて、其々が其々の心に従っていて、とても気持ち良い。すれ違おうが、殺されかけようが、皆が皆筋が通っている。理解できるかは別として。
    そんなところがとても良かった。

    最後の

    0
    2025年06月28日
  • 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作の方が驚きは大きかったけど、個人的には今作の方が話にのめり込めて好きだった。
    若宮が后候補に対して取っていた行動の意味とか、裏で何が起こっていたのかが分かってすっきりした。
    若宮が全然桜花宮に来ないことにもやもやしていたけど、后候補に対する誠実な気持ちが知れたところは凄く嬉しかったし、若宮が好きになりました。
    気になるところで終わっていたので、若宮と雪哉の関係性がどうなっていくのかなど続きが楽しみです!

    0
    2025年06月25日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

    Posted by ブクログ

    流石におもしろすぎてオススメしてくだすった同僚と悶絶。いいから早く弥栄を読め!とのことだったので取り急ぎ手に入れ。

    ここでくるのか現代編、(というか著者が最初に、しかも高校時代に書かれたものがたりだという衝撃)十二国記の正統後継、、、泣 と思いつつこの、いやらしく狂った土着!民間信仰!人身御供!(今で言う因習村というやつか)うわーん、ホラーで1番好きなやつすぎて困る。(サイレンをやっています)
    でもやっぱりこのさらっと、爽やか感が阿部先生の良さですね。読後感良すぎる。
    文庫版の荻原先生との対談も良すぎて泣く。

    0
    2025年06月12日