阿部智里のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
追いかけている八咫烏シリーズ。
前巻での謎がこの巻でようやく理解。
シリーズ最大の衝撃!と帯にあるように、とにかくいろいろなことが盛りだくさん。
明留の思いが痛くて。
明留の場面を電車で読んでいたので、胸が詰まり、ぐっと耐えた。
裏切りとトカゲの尻尾切り……
辛くて、悲しくて……
誰か助けて!と言いたくなる。
八咫烏シリーズは、既に10冊を読破した。シリーズは続編として?続いているけれど、ただの続き、ではなく、続巻で過去に戻り、前巻の謎が明かされたりする構成になっている。
普通なら混乱しそうだと思うのにそれはなく、なるほどねーとなるので不思議。
雪哉が変わっていく様が寂しく、悲しくもあ -
Posted by ブクログ
ネタバレGPSの進歩により、灯台がその役割を終えていっているという事実を初めて知った。
「海と灯台プロジェクト」協力のもと、灯台が存在することの意義を、その土地のあらましや歴史、灯台を守ってきた人々にスポットライトを当てることで言語化した、6名の作家さんによる紀行文。
作品を読みながら旅行気分に浸れるので愉しい。作家のみなさんが灯台の中の螺旋階段を登り、灯台室に入られる場面のわくわく感が伝わってきた。フルネルライトを初めて検索したが、見事なライトであった。
灯台の父と呼ばれるイギリス人のブラントンさんという方が、菜種油で火を灯す木造の灯明台が主な海の道標だった日本に、西洋式の灯台をもたらした。また -
Posted by ブクログ
ネタバレ解説大森望氏。相変わらず解説者が熱くてためになる情報満載。
日本のファンタジー作品を列挙。
小野不由美『十二国記』既読
茅田砂胡『デルフォニア戦記』既読
上橋菜穂子『守り人』既読
荻原規子『西の善き魔女』既読
須賀しのぶ『流血女神伝』→知らない
雪野紗衣『彩雲国物語』→アニメのイメージ
菅野雪虫『天山の巫女ソニン』→知らない
乾石智子『オーリエラントの魔導師』→知らない
→女性作家が多いイメージ。未読含め読んでみたい。
松本清張賞
岩井三四二、山本兼一、葉室麟、青山文平など歴史時代小説作家や牧村一人、本城雅人、三好昌子も気になる。
本作、アニキっぷりが凄まじい茂さんのファンになるのではな -
ネタバレ 購入済み
山内の外が普通に現代日本だったのが驚きだったし、そこまで話が広がるとは思わなかった。
今作の主人公と山神の終着点は感動的だったが山内はどうなってしまうのだろうか。
-
Posted by ブクログ
衝撃の展開からの今作はどんな感じで始まるんだろう?とある意味不安を感じながら開いた。どう考えても不穏な話にしかならなそうで私のメンタルが保つかしら…?と(笑)
ところがいざ読み始めると路近と翠のお話だったので、私にはある意味緩衝材的な物語になっていた。この物語構成も意図的の行われたものなんでは?と思った。
心揺さぶられる展開は確かに必要だけど、それがずっと続くってなるとしんどいのもまた事実。こうした周辺のキャラを深掘りすることでその匙加減を調節するようにしているとしたら凄いな、と。読者の視点を変え落ち着かせる効果もあり、物語に厚みを加えているし。
登場人物に一切の無駄がないのも凄い。主要キャラ -
Posted by ブクログ
ネタバレ楽園の烏までの空白の20年間の一部が詰まってました……。
奈月彦がいないなー、金烏は二人の子供なのかなー、代替わりしたから、出てこないのかなーと悠長に構えていたら、とんでもなかったです。
これでもかってほど、多方面から精神を削ってくるので、読んでてきついです。それから逃れたくて、この先には安寧や希望が待っているはずだと思って、読み進めるのに、出てくるのは、不安や絶望という、容赦のなさ!
雪哉の立場や態度の理由がはっきり分かったわけですが、第一部第一巻から、ずいぶん遠くに来たなーと思いました。アニメのおかげで、おさらいできたのがよきです。 -
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズ八作目。
第二部の二作目。
とても長い時間をかけて読んだ。
思いもしない、あまりの衝撃的な展開が辛くて、するすると読み進められなかった。
楽園の烏を読んで金烏が変わったこと、出てこなかった面々に何かが起きたことはわかっていたけれど、まさかこんな風になっていたなんてー。
良くも悪くも、女性たちが物語を大きく動かしている感じがすごくした。
中でも、若宮殿下のお妃選びの時に強烈な存在感を放ちつつ退場したかの性悪姫が、強力な隠し球をもって再登場するとは!
あのまま埋もれていくようなキャラではなかった。
流石です、しぶとい。おみそれしました。
終わりがけに、また謎のキャラクターが登場