阿部智里のレビュー一覧

  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

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    八咫烏シリーズ第二部5作目。
    “いつかきっと報いを受けるぞ、博陸候”
    複雑な八咫烏たちの関係の果てに起こった悲劇。
    山内の未来は弥栄か?それとも絶望なのか?
    序章 第一章 影 第二章 人質  第三章 野良絵
    第四章 御前会議 第五章 変節  第六章 誤算 終章
    用語解説、人物相関図、山内中央図有り。

    満ちた月は、あとは欠けゆくのみに・・・「望月の烏」の
    ラストで呟いた、博陸候。それは予感だったのか?
    山内の滅びの危機を救うための政策。命だけでも救って
    やりたいという、せめてもの温情だとのたまうが、
    彼の強引さが綻びというさざ波となって広がってゆく。
    その流れの中にあるのは、
    北家の朝宅に引き取られたトビと梓や雪雉たちの交流。
    新たなる野良絵。金烏代・凪彦と後宮の女性たちの動き。
    御前会議からの四家の思惑。明鏡院・長束の動きと失墜。
    そして、やるせない悲劇が起こってしまう。
    終章で衆目の前に現れるのは紫苑の宮。
    新しい山内よ、弥栄あれ!
    だが、もし博陸候を打ち滅ぼしたとしても、
    その後はどうなるのだろうか?
    今までの彼女の言動と行動が、何とも危う過ぎる。
    あまりにも凄惨な物語の進行に戸惑ってしまいました。
    トビは、金烏代・凪彦は、明鏡院・長束は、路近は、
    どうなってしまうのか、不安でいっぱいです。
    それでも懐かしい澄尾と真赭の薄の一家の登場や、
    豪快な風巻郷の忍、その息子の懐かしい市柳の姿が嬉しい。
    そして、ラストに紫苑の宮と共に現れた、医は翠寛。
    ではもう一人の男は何者なのか?が、気になるところ。

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    2026年04月17日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

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    ネタバレ

    2部に入ってからもうずっと、
    新刊を読み始めるとあれ?今回は別角度からのお話で博陸侯軸とは違うのかな?と思いながら楽しく読んでいると急に現在の地獄パートに呼び戻されるわけですが……
    今作は発売前から帯がもう、確約された地獄!!
    すごくすごーーーく楽しみにしてたのに、読み始めるのにも抵抗を感じて3日寝かせてしまった……

    今回はわかりやすく、2部で色々な方面から書かれていた話が1本に繋がった、収束に向かってるんだなという思いで読んでいたけど……
    毎回毎回最後の章で怒涛の展開を持ってこられる!!!
    わたしたち読者は(主語がでかい)1部からずっと雪哉のことを見守っているので、雪哉が何をいちばん大切にしているのかを知っているから……
    なんという無知の愚かさ、ほんとうに大誤算。
    こうなってしまったら、雪哉が山内自体に見切りをつけてしまうんじゃないかとすら思ってしまう。

    2部始まった当初は期待していた紫苑の宮も、今となっては余計なことをするなぁぁぁ!!!という気持ち

    ほんとうに、あと1巻。
    なんでも良いので雪哉が救われてほしい。

    0
    2026年05月04日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    長束陣営の若かりし頃からの物語。いろいろなしがらみや因縁、集まるべくして集まった感のあるキャラの濃いメンバーのプロフィール楽しめました。激動が待ち受けるであろう山内のこれからの展開を予感させる終わりかたも気になります。続きが待ち遠しいですね。

    0
    2025年03月22日
  • 黄金の烏 八咫烏シリーズ3

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    謎の大猿との対決。
    金鳥とはなんなのか、八咫烏とはなんなのか、朧気ながら見えてくる第三巻め。

    雪哉がまだ出てきてくれてよかった!

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    2025年03月20日
  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

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    前回の短編集とは異なった読了感をもった今巻もとても心に残る素敵な1冊でした。
    特に茂丸の妹とのエピソードや、双子の楽士、最後の書き下ろしが胸にくるものがありました…。
    最後の書き下ろしの苦慮の中にある清々しさに、心が洗われるような気持ちになりました。

    #切ない #深い

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    2025年03月16日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    最初この作品を読んだ時と、その先を読んで戻ってきたのでは感じ方が異なる作品。何度読んでも美味しい。このタイミングでの再読は正解でした。

    一章から何十年経っているのだろう?
    貴族と貧民と外界からきた人間の三つの立場。
    あの雪哉がヒール役になっている。
    一度目は戸惑いが大きかった。
    二度目は雪哉より他の人がヒールに見えた。(千早除く)

    私の中に変わらずにある雪哉への絶対的信頼。雪哉はエレンなんだ、と私は勝手に思い込んでいる。

    この作品を最初に読んだときは一章と雰囲気が違いすぎてこの先楽しめるか不安だったが、この二章のための一章だったと思えなくもない再読でした。

    2025.3.15
    59

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    2025年03月15日
  • 八咫烏シリーズ最新刊!『亡霊の烏』予習BOOK

    購入済み

    こんな本が出るなんて

    あと2冊で完結とのこと。前巻から少し時間があきましたが、こんな本が出るとは。雪哉(雪斎)のその後はどうなったのか。気になったままでした。今月出る「亡霊の烏」、楽しみにしています。

    #深い #感動する

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    2025年03月12日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

    購入済み

    アニメを観てはまり、アニメ化以降のストーリーを知りたくて読み始めましたが、ただただ圧巻の一言でした。
    とてつもない壮大なストーリーに人々の心の機微。
    すさまじい文章力に脱帽してしまいました。
    若宮や雪哉たちの想いも切なく重く…とても考えさせるもので、この作品を読むことができて本当によかったと思えました。

    #切ない #深い

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    2025年03月10日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    ネタバレ

    翠寛さんの事は正直舐めてました。舐めてたと言っても雪哉にに負けた人という認識だけでしたけど。
    生まれはどうしようも無い。気付いたらそこにいるから。けど、何処かに行こうとするには縁、又は金が必要で。どちらも運と言えば運だけども、翠寛さんが今そこにいるの並々ならぬ努力と己を曲げない心の強さだとも思う。
    翠寛さんは雪哉と違う状況で会っても、最初から同じ立場で近くにいても相容れなさそう。同族嫌悪に似た、けど違う何か。

    清賢院士は凄い人。居てくれて良かったと思う人。

    奈月彦の遺言が公開された後の皇后側の話を読んでもやっぱり何故って思う。と言うかより一層その遺言は駄目だろうと思ってしまう。

    分かっていながら、違うものを望む。
    望むのが悪い訳では無いけど、どうにも辛い。

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    2025年02月04日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    ネタバレ

    ミドリ…翠お前…!ってなった。前より翠寛が好きになったし、長束さまへの感情移入も深まった。それにしても路近、濃い…とても濃い。続きが楽しみ。文庫は今日ここまでしか出てないんだよなあ。でも、作者さんから完結の目処も表明されたし、安心して読めるのはうれしい。私も山内を見届けよう。長束さまサイドの心情で。

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    2025年01月27日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    前巻楽園の烏までの20年間を補完するお話 激動の20年間 目まぐるしく変わる世情、雪哉の心中いかばかりか。何を書いてもネタバレになりそうな本巻、時間を忘れて読んでました( ´ ▽ ` )ノ

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    2025年01月26日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    ネタバレ

    千早の明留への友情にぐっときた。関係が雪哉に作られたのがきっかけだったとしても、千早は明留を友だと思っていたことに救われた気がした。
    私の情緒は長束様と一緒に乱高下しまくりだよ…もうあの頃の雪哉はいないんだなあ。
    奈月彦が雪哉に言おうとしていたことが何なのか気になる。

    0
    2025年01月24日
  • 烏は主を選ばない(5)

    匿名

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    もうラストに向かってる!

    ここは大事な回で、とても丁寧に描かれていて良かったです!次回でもう終わってしまうのかと思うと寂しくなります。

    #ドキドキハラハラ #アツい

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    2025年01月13日
  • 烏は主を選ばない(4)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    面白い!

    原作では書かれていないオリジナルシーンが、とてもいきいきと描かれていて、面白かったです。漫画でしか読めないので、おすすめです!

    #ほのぼの #ハッピー #癒やされる

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    2025年01月02日
  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

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    大好きな八咫烏シリーズの短編集、第二弾。
    今回はいろいろな八咫烏の話が入っていてどれも面白かった!
    また時系列をおさらいして今からシリーズ第二部に挑みます。

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    2025年01月01日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    八咫烏シリーズ第二部二作目。
    (単行本で登録できないので、文庫版で登録)

    第二部一作目では猿の対戦後、「弥栄の烏」から20年後が描かれていて、何があった、雪哉?!というまま投げ出された感があったが、その何があったか、についてついに語られる巻。

    えぇっ!?
    そんな…あっけなく?!
    いやでも、うーん…

    青天の霹靂、雪哉の心には大打撃だったろう。

    序盤は、山神の不在により山内がいずれ崩壊するという危機、政治など問題山積みだがなんとか山内の未来のための活路を見出そうとしていて明るい希望も見えていただけに、その衝撃は計り知れなく、登場人物でない読み手(私)も辛すぎて途中読み進めるのが難しく一旦本を閉じた程。

    本当に胸がざわつく内容だったが、中でも、登場人物たちも、私もすっかり存在を忘れていたあの人の凶行、その背景は悲しく、やるせなかった。誰からも意識されることなく、忘れ去られることはどれだけの孤独だったことだろう。

    終章「答え」に登場した、澄尾とますほの娘、葵あらため「澄生」が任官試験「貢挙」を受けたあと、どうなるのか、が今後の見どころ。

    ともかく、八咫烏シリーズの主人公といっても過言ではない雪哉には、降り注ぐ悲運、悲劇で打ちひしがれて明るさが消えてしまったとしても最後には彼なりの幸せにたどり着いてほしい…

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    2024年12月31日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    路近を恐いと思う長束が変わる
    翠寛により、何よりも奈月彦の手配によって
    奈月彦には何かの予感が有ったのかと思えてしまう

    終章に続く未来を今読みたくてたまらない

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    2024年12月31日
  • 烏は主を選ばない(2)

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    美しい!

    原作は読んでいたのですが、どういう状況なのかいまひとつ分からなかった部分などが、漫画となってなるほど!と納得できました。バトルシーンもかっこよかったです!

    #カッコいい #ドキドキハラハラ #アツい

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    2024年12月29日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    今回アニメにどハマりし、続きが知りたくて小説を購入。
    やっぱり八咫烏シリーズ面白い!

    新キャラも多く登場し、新しい風が入ってきたのを感じました。
    雪哉が信頼出来る仲間たちと共に成長していく姿にも感動。皆のこれからの活躍に期待が膨らむ!

    終わり方も続きが気になるラストで、
    次作も読むのが楽しみです。

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    2024年12月27日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    ネタバレ

    外伝、短編集
    「しのぶひと」…真赭の薄と済尾の話
    そんな事があったとは!と驚いてしまった。
    千早も良く人を見てるね。

    「すみのさくら」…浜木綿が浜木綿になるずっと前、
    若宮の悪友になるまでのこと。
    子どもの頃に一緒の二人を想像すると楽しい。でも、
    今もきっと変わらない関係なんだろうなというのが、
    真赭の薄の描写でわかる。
    若宮のさくら、見てみたい。

    「まつばちりて」…二人の能筆家の話
    これは悲しかった。でも、若宮・雪哉・澄尾が飛び
    回る山内の世界ではこうして他の八咫烏にもそれぞれ
    人生があり、必死に生きてるんだと、山内の世界観に
    深みを与えた。

    「ふゆきにおもう」…雪哉の実母と育ての母の話
    雪哉のあの優秀さと性格がどんな人から受け継がれた
    のかを知る事ができ、雪哉がますます愛おしくなる。
    同時に、梓がどれだけ雪哉を想っているかも知ること
    が出来て温かい気持ちになれる。

    「ゆきやのせみ」…雪哉が蝉を食べるだけの話
    とあとがきで阿部先生が書いてありましたが、その
    通り。でも、雪哉が若宮を叱ってる様子や、若宮と
    済尾が小さく(若宮はそうでもないか)なってる様子、
    雪哉と若宮が雨宿りしてる様子を想像すると、とても
    楽しくなる。読者の知らないところでも、確実に3人の
    信頼関係は築かれていたんだと認識させられる。

    「わらうひと」…再び、真赭の薄と済尾
    済尾に幸せになって欲しい!
    気持ちを素直にまっすぐに相手に伝えられるところが
    かっこいいし、惹かれたきっかけが済尾らしくて、内
    面も魅力的だと思った。

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    2024年12月20日