阿部智里のレビュー一覧
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ネタバレ楽園の烏までの空白の20年間の一部が詰まってました……。
奈月彦がいないなー、金烏は二人の子供なのかなー、代替わりしたから、出てこないのかなーと悠長に構えていたら、とんでもなかったです。
これでもかってほど、多方面から精神を削ってくるので、読んでてきついです。それから逃れたくて、この先には安寧や希望が待っているはずだと思って、読み進めるのに、出てくるのは、不安や絶望という、容赦のなさ!
雪哉の立場や態度の理由がはっきり分かったわけですが、第一部第一巻から、ずいぶん遠くに来たなーと思いました。アニメのおかげで、おさらいできたのがよきです。 -
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八咫烏シリーズ八作目。
第二部の二作目。
とても長い時間をかけて読んだ。
思いもしない、あまりの衝撃的な展開が辛くて、するすると読み進められなかった。
楽園の烏を読んで金烏が変わったこと、出てこなかった面々に何かが起きたことはわかっていたけれど、まさかこんな風になっていたなんてー。
良くも悪くも、女性たちが物語を大きく動かしている感じがすごくした。
中でも、若宮殿下のお妃選びの時に強烈な存在感を放ちつつ退場したかの性悪姫が、強力な隠し球をもって再登場するとは!
あのまま埋もれていくようなキャラではなかった。
流石です、しぶとい。おみそれしました。
終わりがけに、また謎のキャラクターが登場 -
Posted by ブクログ
ネタバレすっごく面白かったです。
シリーズ1作目は主人公に肩入れして読んでいたので残念感が先に立ってしまったのですが、本作は本当に面白かったです。
北家垂氷郷のぼんくら次男、雪哉は中央で若宮の側仕えとして1年働くことになり、うつけと噂される若宮を排除しようとする陰謀に巻きこまれていきます。
誰が味方で敵なのか、それぞれの駆け引きにページを捲る手が止まりません。
自分が利用されたことに傷付く雪哉が、若宮の味方になるかわりに出した条件「日嗣の御子の座を降りること」。条件をのまれなかったので雪哉は垂氷に帰ったようですが、そんな雪哉の信念をとても好ましく感じました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレラストが胸熱すぎる!!!!
雪哉ーーーーーー!!!!
P.368-369
「僕は、勝算のない勝負はいたしません」
「長束さまのおっしゃった通りだっあ。あなたを守るという事が、すなわち僕の故郷を守るという事だ。あなたの大切なものと僕の大切なものは、最初から同じだったんです山内を守るために僕は、僕の持っているもの全てを、あなたさまに捧げましょう」
「真の金烏陛下に伏してお願い申し上げます。これより後、わたくし垂氷の雪哉は、この命尽き、体朽ち果て、魂の最後の一片が消えて無くなるまで、あなたさまに忠誠をお誓い申し上げます」
(中略)
「……いずれお前は、わたしの懐刀となるだろう。だが、私の臣下になっ