阿部智里のレビュー一覧
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八咫烏シリーズ第二部5作目。
“いつかきっと報いを受けるぞ、博陸候”
複雑な八咫烏たちの関係の果てに起こった悲劇。
山内の未来は弥栄か?それとも絶望なのか?
序章 第一章 影 第二章 人質 第三章 野良絵
第四章 御前会議 第五章 変節 第六章 誤算 終章
用語解説、人物相関図、山内中央図有り。
満ちた月は、あとは欠けゆくのみに・・・「望月の烏」の
ラストで呟いた、博陸候。それは予感だったのか?
山内の滅びの危機を救うための政策。命だけでも救って
やりたいという、せめてもの温情だとのたまうが、
彼の強引さが綻びというさざ波となって広がってゆく。
その流れの中にあるのは、
北家の朝宅に -
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ネタバレ2部に入ってからもうずっと、
新刊を読み始めるとあれ?今回は別角度からのお話で博陸侯軸とは違うのかな?と思いながら楽しく読んでいると急に現在の地獄パートに呼び戻されるわけですが……
今作は発売前から帯がもう、確約された地獄!!
すごくすごーーーく楽しみにしてたのに、読み始めるのにも抵抗を感じて3日寝かせてしまった……
今回はわかりやすく、2部で色々な方面から書かれていた話が1本に繋がった、収束に向かってるんだなという思いで読んでいたけど……
毎回毎回最後の章で怒涛の展開を持ってこられる!!!
わたしたち読者は(主語がでかい)1部からずっと雪哉のことを見守っているので、雪哉が何をいちばん大切に -
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最初この作品を読んだ時と、その先を読んで戻ってきたのでは感じ方が異なる作品。何度読んでも美味しい。このタイミングでの再読は正解でした。
一章から何十年経っているのだろう?
貴族と貧民と外界からきた人間の三つの立場。
あの雪哉がヒール役になっている。
一度目は戸惑いが大きかった。
二度目は雪哉より他の人がヒールに見えた。(千早除く)
私の中に変わらずにある雪哉への絶対的信頼。雪哉はエレンなんだ、と私は勝手に思い込んでいる。
この作品を最初に読んだときは一章と雰囲気が違いすぎてこの先楽しめるか不安だったが、この二章のための一章だったと思えなくもない再読でした。
2025.3.15
59
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ネタバレ翠寛さんの事は正直舐めてました。舐めてたと言っても雪哉にに負けた人という認識だけでしたけど。
生まれはどうしようも無い。気付いたらそこにいるから。けど、何処かに行こうとするには縁、又は金が必要で。どちらも運と言えば運だけども、翠寛さんが今そこにいるの並々ならぬ努力と己を曲げない心の強さだとも思う。
翠寛さんは雪哉と違う状況で会っても、最初から同じ立場で近くにいても相容れなさそう。同族嫌悪に似た、けど違う何か。
清賢院士は凄い人。居てくれて良かったと思う人。
奈月彦の遺言が公開された後の皇后側の話を読んでもやっぱり何故って思う。と言うかより一層その遺言は駄目だろうと思ってしまう。
分かって -
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズ第二部二作目。
(単行本で登録できないので、文庫版で登録)
第二部一作目では猿の対戦後、「弥栄の烏」から20年後が描かれていて、何があった、雪哉?!というまま投げ出された感があったが、その何があったか、についてついに語られる巻。
えぇっ!?
そんな…あっけなく?!
いやでも、うーん…
青天の霹靂、雪哉の心には大打撃だったろう。
序盤は、山神の不在により山内がいずれ崩壊するという危機、政治など問題山積みだがなんとか山内の未来のための活路を見出そうとしていて明るい希望も見えていただけに、その衝撃は計り知れなく、登場人物でない読み手(私)も辛すぎて途中読み進めるのが難しく一旦本