阿部智里のレビュー一覧

  • 玉依姫【新カバー版】
    ご本人がエピソード0と言うように、ここから始まった八咫烏シリーズ。八咫烏や大猿たちが脇役になっている物語でしたね。生贄なんて、本当に時代錯誤もいいとこ。令和の時代でも生贄なんてものがあったら、私は絶対志帆のおばあちゃんと同じ行動を取ってただろう。それにしても、最後がちょっと…急に志帆が玉依姫の口調で...続きを読む
  • 弥栄の烏【新カバー版】
    那月彦、雪哉、澄尾、茂丸、浜木綿、真赭の薄、山神、烏、猿… んんん…いろいろありすぎて混乱(笑) 那月彦も大変だと思うけど、私的にはやはり雪哉が…やばいよね…どう考えてもやばいよね。茂丸の件のあとの雪哉は本当にどうしようもなく泣けた。辛さしかない。二部はどうなるの???
  • 黄金の烏【新カバー版】
    まず最初に言いたい!! 雪哉おかえり!!!!!← ほんとすぐ出てきたなwありがとう! 大掛かりな話になりそうな猿が出てきて、おそらく一部が完結するまでこいつらと戦う羽目になるんじゃないかと思ってます(笑) 浜木綿も真赭の薄も最高! 最後は雪哉に胸打たれました!
  • 空棺の烏【新カバー版】
    勁草院での雪哉のやりたい放題と、新しい仲間と、そして猿の襲来。相変わらず内容が濃いなぁ。 雪哉推しだけど、茂丸に危うく惚れるところだった…いや惚れても問題ないんだけど!雪哉の腹黒さは好みだから(笑) 終わりにまた問題発生。次から次へと…大変だ
  • 楽園の烏
    八咫烏シリーズの第二部の第一巻。
    主人公は道楽でたばこ屋を営む若者。義父から相続した山が八咫烏たちが住む山であったという始まり。幽霊を名乗る女性に導かれて彼も八咫烏がすむ山内へ。
    山内では雪哉がトップの権力者に。しかも、絶滅させた猿を騙り異端者を排除したり工作したりするとい非道っぷり。さらには、金烏...続きを読む
  • 楽園の烏
    八咫烏シリーズ第二部第一作。
    第一部から20年後の世界。
    山内では雪哉改め雪斎が黄烏となり政をおさめている。
    日本では安原はじめという男性が、7年前に失踪した養父から山内を内包する荒山を相続した。
    「幽霊」と名乗る謎の美女に導かれて山内に入る。

    面白かった。
    皆、口々に山内の八咫烏は楽園だと言うけ...続きを読む
  • 楽園の烏
    冷徹で狡猾な者ばかりで、読んでいて一瞬たりとも、気が抜けないです。ここまで疑って安心して読めない話もそうそうないです(笑)。

    お話的には、別世界への交流手段があって、異世界ファンタジー的なのに、干渉の仕方が、土地やら金やらで、夢や希望なんて甘いこと考えてると、生きてはいけないよと、すっぱり切り捨て...続きを読む
  • 楽園の烏
    今までは一冊ずつでも
    どこから読んでも
    解りやすく
    読む順番も読者が選べるような
    感じが楽しかったけど

    今回のような
    絶対に続きあるでしょ!
    みたいな終わり方も
    期待感をそそり
    今後が楽しみ

  • 楽園の烏
    相変わらず最高だった。ストーリーの組み立て方など本当にすごい。全作読み返したくなるし、早く続きも読みたくなる。
  • 空棺の烏【新カバー版】
    再読。
    八咫烏シリーズで
    1,2を争うほど好きな作品

    明留は良くも悪くも素直なんだなぁ
    人間的成長度No.1

    卒院の儀で
    若宮が雪哉たちに山内衆に任じるシーンは
    いつ読んでも良い
  • 楽園の烏
    本作品の見どころは雪哉の豹変ぶりだ。

    第一部の八咫烏シリーズの中で、一番緻密かつ複雑に何度も描写された雪哉。

    幼少期の雪哉(シリーズ2)と雪哉の成長する生活(シリーズ4)を読んで、雪哉を好きになるしかないほど、雪哉は魅力的なキャラクターである。

    そんな雪哉を投影したまま本作品を読み進めると、「...続きを読む
  • 空棺の烏【新カバー版】
    前作までのハードボイルドな世界観から、一変した。

    主人公の雪哉の
    スカッとジャパンみたいな物語に笑ってしまう。

    茂丸の台詞に感動した!
    「お互いに、わからない事はわからないで構わないと思うんだ。無理に、わかった気になるよりも、そのほうがずっと良い。理解できないってことが、自分の知らない世界に生き...続きを読む
  • 楽園の烏
    面白かったのに、時間がかかってしまった。
    ついに人間界の身近な異界になって、世代もかわっていってましたね。

    安原がまさかの。
  • 楽園の烏
    この作家は本当にすごい。
    続編を、時系列無視して出してくる。
    前回の終わりが気になる~と思って最新刊を読むのに、全く時間をすっ飛ばして入ってくる。
    謎がまた増えていく。
    それが、きっと次の伏線になる。
    もう続編は発売されてるんだけど、文庫になるまで待つ。
    待てるかな(笑)
  • 楽園の烏
    この人は、腹に一物のある人間を書くのが本当に上手い。それを明かすタイミングが絶妙で、物語が奥へ奥へと深みを増す感じがします。
  • 楽園の烏
    八咫烏シリーズの第2部開幕とあって、ファンの期待を背負った形での発売だ。1部の登場人物がこぞって現れ前作から20年後の世界が描かれる。山内と人間界との関わりが明かになり、烏と猿、人間、天狗、そして新たな登場人物たちの思惑が交差して事件が起きる。
    八咫烏シリーズはファンタジーという形を成した政治の話だ...続きを読む
  • 八咫烏シリーズ外伝 きらをきそう

    素敵です。


    素敵です。
    こんなふうに 過去のお話が出てくると 改めて烏のお話を最初から読み返したくなりました。
    雪哉の祖母?のおはなしかなぁ?
  • 八咫烏シリーズ外伝 きらをきそう

    タイトルが秀逸

    いつも短編のタイトルが本当にうまい。多分白珠の祖母の話かな。コンスタントに短編出してくれるのはありがたい。
  • 空棺の烏【新カバー版】
    前巻の烏主では若さまにその技量を認められて”近習と若宮”としての信頼関係が出来上がりました。垂氷のポンコツではなくとんでもねえハイパースキル右腕の才覚が芽生えましたね。
    今回は垂氷の雪哉でもなく北家の雪哉でもなくただの雪哉として認めあったりぶつかったり磨きあったりします。なんでもそつなくこなせる超優...続きを読む
  • 弥栄の烏【新カバー版】
    玉依姫のラストが素晴らしかったので、読み始めはこういうのは二次創作にやらせとけばいいのにと思ったが、やはりうまくて面白く、終盤は著者の最高傑作だと思う。哲学が感じられる作家になった。