阿部智里のレビュー一覧
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先輩からお借りした本の続きです。
私の苦手な短編でございました(^◇^;)
私の苦手なファンタジーで短編ですけれども、貸して頂いたものに文句を言ってはいけません。読みますともっ (๑˃̵ᴗ˂̵)و
『しのぶひと』
端午、桜花宮前の馬場において競馬が行われる。神事の中で、選りすぐられた大烏の背に乗ったまま、土器で作られた赤い鹿の像に向けて矢を射る儀式が行われる。
その儀式に抜擢されたのは雪哉だった。
そんな折、若宮のお后候補だった美女・真赭の薄(ますほのすすき)に縁談がもちあがり、、、
『すみのさくら』
南家の姫でありながら、両親が政権争いに敗れて殺されたため山烏として育った過去を -
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今回は雪哉サイド目線が多かった。雪哉語りは少なめ。前に途中で頓挫した野良絵に博陸候の政治の実態を書いて撒くという企みが大規模に実施されてしまい、博陸候が窮地に立たされる、そして落女として朝廷に仕えていて、大滝で死んだはずの澄生がそれをやっていると書かれていた。これを軸に澄生がどのようにして真赭の薄の家の子扱いになったか、とか、澄尾と真赭の薄の家族での澄生の扱われ方の語りが入る。また、別目線で谷間で地下街の長トビであった少年はなぜか雪哉の母たちがいる中央の朝宅に預けられた。博陸候の家族に預けられた反発でハンストを始めるトビが徐々に変化していき、トビ目線で政治がわかってくるのが語られる。だから、最
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話題作、人気の作家たちによる"新しい法律ができた"の一文から始まる短編集。同じような短編集の5冊目。めくる度にうわっ、今度はこの人か~とワクワクしながら読めます。個人的に一番良かったのは五十嵐律人さんの憲法のお話でした。
殺人や男女関係のエピソードあり、中学校から。
金子礼介「ルパちゃん」
日野瑛太郎「推し活制限法」
朱野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」
阿部智里「つるべを取られて」
真下みこと「こんにちは、チャッテー」
須藤古都離「虚法」
嶋戸悠祐「国家殲滅フットボール法」
多崎礼「復讐者は振り向かない」
風森章羽「コロシヤとユキオンナ」
名倉編「Touch la -
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さて、まだまだ先輩にお借りした本が続きます^^;
この本は前巻とかなりリンクしています。
前巻の復習?も大部分あり、前巻は無くても良かったんじゃないか??くらい思ってしまいましたが、多分これはこれでいいのだと思います。
知らんけど^^;
烏vs猿
いよいよ大乱闘でございます。
なんのこっちゃ(^◇^;)
金曜日、固定資産の除却に立ち会っていたのですが、その時現場に居た方がコロナで今週会社を休んでおりました。
金曜日その方とガッツリお互いマスク無しで喋ってしまった私は、今週生きた心地がしませんでした(⌒-⌒; )
この忙しい週にコロナになってしまったら、休んだとしてもベッドの上で仕事 -
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家事をこなす為に休みを取ることが時々あります。
今日は歯医者と家事の日です(*´꒳`*)
というわけで自宅に居たのですが、私は家族の誰も居ない時はテレビを見ません。
テレビを消して、家のお掃除、大物のお洗濯をしていると、携帯からけたたましい音が!?
雨も降っていないのに何!?
と思ったら津波注意報。
直ぐにテレビをつけて確認。
カムチャッカ半島が震源らしいので、ここは少し離れているし、まぁ大丈夫かと一安心。
息子のほつれた作業着を繕い、アイロンをかけていると2回目のけたたましい音。
今度は警報ですと!?
そしてさらに、私の住んでいる隣の町に避難指示が!!マジっすか!?注意報が警報に変わ -
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ネタバレ既読の友人の感想は「地獄。」
読み進めて、気になっていた人物の登場もあり、今回はそうでも。。。と思っていたら、ラストまさかの展開。作者酷い!!
合わす顔が無くとも、でも、自分を信じていてくれる存在は救いであったはず。。
確かに、読者は上から見下ろして、情報や背景を知っているけれど 実際にその場にいたとしたら、そうだよなぁ、と。
情報収集や推測に自信のある雪哉だからこそ、反対にその思考回路と行動パターンは思いもよらなかったのでは無いだろうか。
父親の分からなくは無いけれど、でも、ちょっと、奥方や息子達に比べると、と思ってしまうのも、上から見下ろしているから抱いてしまう感想なのだろうか。
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先日、いつも本を貸してくださる会社の先輩が、
「まきちゃん、またファンタジーなんだけど、
『烏は主を選ばない』って本知ってる?
読んでみる?」
と言われたので、
「知らないですけど、貸してくれるなら、何でも読んでみますっ♪」
と答えたところ、
「アマプラにアニメがあるから、先ずはそれを見て。私が買ったのアニメの続きからだから(^^)」
と言われました(゚o゚;;
アニメを見なければ!20話もあるぞっ!
これは大変だっ!ってことで、先週からお風呂の時間は浴槽でアニメをずーっと見ておりました^^;
この巻はアニメの最後の方と同じお話でした。
八咫烏の一族のお話。
八咫烏は脚が三本 -
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ネタバレ前作「玉依姫」の山内側からの話。
玉依姫で亡くなったり怪我した山内衆が誰なのか気になってたけど、ええええええって感じだった。狂ったような雪哉が辛すぎた。それなのにそのあとは恐ろしく冷酷になってしまって。。。雪哉の良心も茂丸とともに焼けてしまったのかと。。最後に姫宮と会って泣けてよかった。やっと雪哉の時間が動き出した。幸せになってほしいけど、どんどん感情がなくなって行く雪哉と、対比するように自我が芽生えて感情が豊かになっていく若宮。
滅んでいくことを悪いことじゃないという浜木綿と、女は子供を産むだけじゃないという真赭の薄の現代的な考えが今後の山内を救ってくれるといいなー。
第二部も早く読もう。 -
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ネタバレ八咫烏シリーズ第2章5作目
金烏代からの求婚を拒み滝壺に死亡したとされる澄生、虐殺の中生き延びた少年トビ、かつて幼き若君だった金烏代、それぞれの思惑が雪哉の治世を動かすのか…
私は雪哉が少年の頃の姿を忘れられず人間くさい奴だと信じたい、今までの非情さにも何か考えがあるはずと思いながらずっとこのシリーズを読んでいるが、ますます真意が読めない…
騙し合いのどんでん返しまでは、シーソーゲームとして攻防を見守りながら読んでいられたが、この卷は最後まで油断できない…最後の勘違いによる奇襲は酷だった。ますます雪哉が殻にこもって孤立した独裁者になりそう
次巻、澄生の復活でどう展開していくのか、楽しみに待とう -
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ネタバレ面白かったが、満足度としてはちょっと足りない。
起承転結の承と転ばかりで、先が見えない。それでも読みやすくて面白いけど。
ずっと雪哉を見てきたので、澄生と雪哉だと雪哉に肩入れしてしまう。
キャラもいろいろ出て、南家の融視点があったのは良かった。融についてちょっとわかって良かった。プライドバカ高くてめんどくさいキャラだ。
綺羅絵野良絵うんぬんなはマスメディアやSNSの見立てなんだろうけど、それに踊らされたり流されなかったりでいろいろ。
梓や弟一家が死ぬところは雪哉の報いではあるし、衝撃でもあるが、なんかそこまでショックではなかった。澄生が受けた悲劇と比べるとこれでやっとイーブンだなって感