阿部智里のレビュー一覧

  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    緑の羽と書いて
    みどりば。

    なつかサイドから見た路近のお話

    最初は路近のことがわからないと嘆いていたなつかから始まり
    恐ろしくも出来すぎた「みちちか」の半生を書いた物語。
    路近って賢すぎてイカれてるらしい。
    そう感じた一冊。次巻に期待。

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    2024年12月12日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    八咫烏シリーズ。
    外伝的な巻だと思う。

    長束に使える路近への猜疑からストーリーが始まり、路近の過去へ。
    路近の過去にかかわる人たちの章を経て、前巻への続きへと結ばれていく。
    嫌いだと思っていた翠寛の印象が大きく変わったし、清賢の片腕に色々な意味で路近が救われていたなんて。

    拝読しながら、自分も問答をしているかのような気になってくる。
    結局のところ、自分の好みで物事を見る目が変わる。ということなのか?な?

    真の金烏である奈月彦に仕える雪弥でいて欲しいのか?
    奈月彦は親の欲目で紫苑の宮を次代にと望んだのか?
    なぜ奈月彦は皇后に?
    紫苑の宮と雪弥に敵対してほしくない!

    路近の過去、長束の変化

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    2024年12月08日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    今までで一番しんどかった。
    玉依姫側では描かれなかった八咫烏側の世界の話。まさか澄尾や茂丸がそんな事になってるなんて…。
    奈月彦も今までの自信たっぷりの金烏ではなく記憶のない事で不安いっぱいだ。それと対比しての雪哉なのか逞しいというか、冷徹というか心配になるくらいの采配で、結果的には良かったのかもしれないけど今後が心配だ
    大猿から聞いた昔の話とか、色々モヤモヤするけど、一応シリーズ完結らしい。
    今回一番株を上げたのはやっぱり、真緒の薄だと思う。浜木綿もそうだけど女性たちの逞しさが素晴らしかった。

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    2024年12月07日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

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    ネタバレ

    高校生の志帆は伯父に誘われ、祖母が母を連れて出て行った山内村を訪れる。異様なほどの歓待を受けたが、実はそれは志帆を山神様の生贄として差し出すためだった ―― 。


    一度は逃げ出した志帆でしたが、山神の母になると決意し戻ります。山神に仕える八咫烏の長の奈月彦や大猿。それぞれの思惑もありましたが、志帆が戻ったことで山神は落ち着きます。
    この巻は人間世界の話なので、八咫烏は奈月彦とますほしか名前がでていないのが寂しい気がしました。

    生贄の儀式を残している村の住人は自分達さえよければいいのですね。生贄として娘を差し出さなければならないのに村を離れないのは恩恵があるから。

    今回も一気に引き込まれて

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    2024年12月04日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    路近の周辺人物が中心の巻だった
    ラストにこれまでの経緯と繋がる話が書いてあり
    次巻がますます楽しみである

    前回で普通の人間も登場し、果たして山内の存続維持はできるのだろうか
    全く先が読めなくてワクワクドキドキする

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    2024年11月29日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    一気に展開するのか❗と思ってたけど、今回は小休止的な。長束、路近などなど脇役人の話もおもしろかったです

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    2024年11月15日
  • 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2

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    アニメはこちらのサイドがメインだったので、どうなるか分かってはいるけど、より心情とかが描かれているので入り込めた。アニメはさらに続きもあったし、小説の方も追ってみようかと思います

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    2024年11月06日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    アニメ「烏は主を選ばない」から入った勢です。
    やっぱ面白いわ〜!
    いよいよ開花する雪哉の才能と本性。
    同世代の学友との交流が新鮮で微笑ましくも背負ってるものが重すぎる。清賢先生の言葉が沁みる。
    同時並行で語られる真の金烏と世界の謎。そして猿再び

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    2024年11月05日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    予想外の展開になっていて、読むのをやめようかと思っていたけど、やっぱり手に取ってしまい、そして最後まで読み進めてしまった。

    とにかくクセが強い。(苦笑)

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    2024年11月03日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    ネタバレ

    山内衆になるため養成所の勁草院に入学した雪哉。
    彼の同室の先輩は同郷の幼馴染の市柳。同期は同じ北領出身の大柄な茂丸。相変わらず、のらりくらりの雪哉は徐々に勁草院を掌握していきます。
    若宮派の坊ちゃん明留、妹を人質にとられている千早等、将来の仲間も出来て、有意義な院生活を送ります。

    実戦試験の最中に雪哉の後輩治真が猿にさらわれ、若宮との対談を要求されます。雪哉は若宮を危険にさらすわけにはいかないと主張しますが、若宮は行くことを決意します。八咫烏の父であり母である金烏の若宮が治真を見捨てることは出来ないかもしれませんが、雪哉の本当の願いを汲み取ってのことだと思いたいです。

    若宮のために後ろ暗い

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    2024年10月27日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    玉依姫のお話を八咫烏側から描いており、物語世界が一段と広がりと深みを持ちました。猿との決着、八咫烏の治める山内の秘密と烏と猿の宿命が明らかにされ、一応の安寧が訪れ大団円を迎える。登場人物の立ち位置は第一巻と比べるとずいぶん変わり、それぞれ成長していきます。それぞれの正義はあれど正解はない中で何ともすっきりしない感じも残りますね。破滅を約束された山内がこれからどうなっていくのか、気になるところです。

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    2024年10月25日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    ネタバレ

    長束兄さんサイドのお話。
    やっぱり一癖も二癖もある人ばっかりいる。
    特に清賢さんは面白い。
    今回は子供と大人の違いがよくでてくるけど、自分は雪哉のどこか冷めた大人より、長束軍団の理想も追ってしまう甘さがある方に肩入れしてしまう。
    路近も翠寛も、これまではお邪魔キャラみたいだったけど、今回グッとそのキャラを見せつけてきた。

    長束兄さんが翠寛の教育で、世の中の見方を改めていくところは、これからに希望が持てるようで、ポジティブに感じられた。
    次もいよいよポジティブな展開になってほしい。彼らの活躍に期待。

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    2024年10月20日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    ダメだー八咫烏シリーズは読めば読むほど推しが増えていく危険な話だー!
    本当にみんな穏やかに楽しく生活していってくれ……。


    八咫烏シリーズ4巻目はこれまでとちょっと毛色が違う、若宮の護衛を勤める為の人材を育てる学校(みたいなもんよね?)での話。
    同期でありライバルでもあるこの巻でのメインキャラクター4人それぞれの目線での学校生活やら授業内容、そしてそれぞれが抱える「何故戦う力を身につけたいのか」等の過去などが語られます。
    もうね、この話は本当に毛色が違うのにあぁ八咫烏シリーズだなぁと唸ってしまったんですけど、まぁみんなそれぞれ抱える過去が重いんですよね。
    八咫烏シリーズって一件煌びやかな和風

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    2024年10月16日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

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    八咫烏シリーズ5作目

    今までの八咫烏中心の世界観からもっと大きな世界での八咫烏の存在を知ることができる作品。
    しかしこの作品にとって八咫烏は脇役に過ぎない。サイドストーリーなお話。

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    2024年10月14日
  • 黄金の烏 八咫烏シリーズ3

    購入済み

    八咫烏と猿、ニンゲンの関係

    物語は八咫烏を発狂させ、凶暴化させてしまう麻薬のようなものが出回っているという話から始まる。
    その話を追っていく上で、村一つ何者かによって食い散らかされた沢山の八咫烏の亡骸を見つけた。
    その近くには巨大な猿の姿があった。

    物語はここから始まっていく。
    巨大な猿はどこから来たのか?
    真の金烏とは何なのか?
    そしてこの物語はどこに向かって話を進めていくのか。
    根幹に関わる内容が散りばめられた、かなり重要な巻であった。

    ミステリーありつつの政治戦略、ファンタジーとしてもとても面白いです!

    #ドロドロ #カッコいい

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    2024年10月14日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    第二部が始まったけれど、弥栄の烏から20年後の山内の話で、第一部から変わりすぎていて少々戸惑う。
    雪哉が山内を取り仕切る実権を握っているお偉いさんになり、猿との闘いの時にも見せた冷酷な采配をふるったり、山神の力の衰えから山内の仕組みも変わっていたり、金烏もどうやら若宮殿下から代わったようだし、様々な謎が多い中、山の権利を持つ安原はじめの動向と、要所要所で存在感を示す“幽霊”の正体もとても気になる。

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    2024年10月10日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    八咫烏シリーズの7冊目だが、メインストーリーの裏側な巻。
    登場人物たちのそれぞれの関係や、メインストーリーでは描かれなかった気持ちの部分が描かれている。
    ストーリーの中では目立つことはない?彼らにも人生があること、を大事に描かれている巻だと思う。

    人を好きになるって、思い通りにはいかないもの。
    短編で綴られているそれぞれの章を読むと、やるせない思いもしたし、せつなく、悲しい気持ちにも。

    浜木綿とますほの潔さはカッコイイですね。
    澄男の恋はほろ苦いけれど、彼のまじめさと一途さを感じました。

    前巻から一転して、穏やかに読める巻でした。

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    2024年10月09日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    前作を外伝では?と思っていたが、メインストーリーで、本作は前作を八咫烏視点で描かれているストーリーとなっており、第1部の完結作品。

    読んでいて辛い内容が多く、複雑な心境になる。
    前作で火傷を負った烏が誰だったのか、亡くなった烏が誰だったのか、が分かり、ショックだった。
    雪哉の参謀としての頭脳は評価するし、冷酷さに目がいってしまうけれど、雪哉本人の心の内で燃え盛っている怒りを思うと……。

    涙する雪哉がいて良かった。

    第2部を読むか悩んでいたけれど、追いかけていきたいと思ってます。

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    2024年10月07日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    ネタバレ

    あー、あー、どうしてこんなことに。
    ようやく芽生えた希望が、あっけなく崩れて。
    ショックというか腹が立って、感想書きづらい。

    さてさて、これからまたどうなっていくのか。幽霊の正体はあの人なのか。大天狗はもっと活躍しないのか。朔王はどうやって外界で成功したのか。雪哉は普通の八咫烏なのか。
    色んな予想や謎が散りばめられていて、いつも続きがとっても気になるこのシリーズ。
    早く続きを読みたい。

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    2024年10月06日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    ネタバレ

    第一部、完結。にしては、パンチが足りなかったか……?特にラスト、雪哉の匂わせ?が強すぎて、受け取りづらいところがあったように感じる。

    個人的には、重篤の澄尾がますほを見て「手を……」というシーンが刺さった。刺さりまくった。推し。
    無意識に、無自覚に、すっとまっすぐな想いを瞳にのせていたので射抜かれました。ずるいですね、アレ。でもすきだな。

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    2024年10月06日