阿部智里のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ中年の雪哉の登場から 衝撃の展開すぎて 何がなんだか
断片だが明らかにされた過去の出来事は事実は泣きたいものばかりなのだが。。CLAMP作品なみにお亡くなりになる。。
解説瀧井朝世氏 非常に分かりやすい
『ぞっとせずにはいられない本作の最後の一行』
『とにかく唸るのは見せ方の上手さだ…素直に時系列で追った話だったらきっと中弛みがあったに違いない…阿部智里は最高の演出家でもあるのだ』
最後の一行については 雪哉もどうしているのだ と思っていたのに そのセリフは一致しないような。。
そういうことになっているだけ だと信じたい。。
というか治真がワザと悪役になってるならアレだが こんな性格だったのか??! なんかサイコ入ってる。。
頼斗の行動の真意も 闇落ちしていないか不安。。忠誠心によるもので上司の意図をくみ取ったのだと信じたい。。
「性別も年齢も身分も職業も異なる誰もが 全く不平不満を漏らさない…生き物が生きている以上 誰しも完璧に幸福な世界なんてあるわけがねえだろう」
「安全で 衣食住が満たされていても それだけでは楽園にならない」
「真相が分かった時には手遅れだ くそみたいに嫌っていたはずの…は この世で最も近しい他人に成り果てていた」
→この後の千早のせりふに読者は皆ギャッ!?となったのだろうなぁ
「そう 一緒にされては 困るのだよ」
この雪哉のせりふ 聞こえるように言ったのか 自分に言い聞かせたのか はたまた。。真意は。。
「あいにく死人は物を思わないのでね」
死人に口なし を超えるせりふだなぁ。。
雪哉は本当にノーダメージだったのか 予想していたから表情を変えずに済んだのか もうとっくにその域は超えてしまったのか。。
「泣いてどうなる 嘆いて何とする 助けなど来ない 救いなどない 誰も救ってくれない ここが地獄なら 自分で楽園に変えるしかないのだ…地獄のここが楽園だ」
→ホント茂さんがいてくれたら(泣)
母親である梓とは今どうなっているのだろう
「楽園に必要なものとは…人だよ…人にとって 一番の希望は人なんだ 人との関わりこそが喜びだ…理屈ではなく本能で求めていた あんなに人間が大嫌いでみんな死ねとすら思っていたのに それでも久しぶりに会えた人間に 俺は喜んじまった…期待をきているからこそ 生きるのが辛くなってしまった 諦められなくなってしまったのだ」
「人の真価は困難な時にこそ現れるもんだ 困難の中でそれを仕方ないと諦めずに ちょっとでも楽園に近づけようとする」
「あの博陸候を誰が倒すのかを最後まで見届けるとするかね」
→雪哉の真意は何なのだろう?? -
Posted by ブクログ
八咫烏シリーズ。
外伝的な巻だと思う。
長束に使える路近への猜疑からストーリーが始まり、路近の過去へ。
路近の過去にかかわる人たちの章を経て、前巻への続きへと結ばれていく。
嫌いだと思っていた翠寛の印象が大きく変わったし、清賢の片腕に色々な意味で路近が救われていたなんて。
拝読しながら、自分も問答をしているかのような気になってくる。
結局のところ、自分の好みで物事を見る目が変わる。ということなのか?な?
真の金烏である奈月彦に仕える雪弥でいて欲しいのか?
奈月彦は親の欲目で紫苑の宮を次代にと望んだのか?
なぜ奈月彦は皇后に?
紫苑の宮と雪弥に敵対してほしくない!
路近の過去、長束の変化についてはとても面白く読み進めたけれど、最後で「なんでよー!」と言いたくなり。
いよいよ本格的に対立していくのでしょうね。
でもどこかで、裏の裏があるよね?
そうだよね?と願っていたりもする。 -
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八咫烏シリーズの外伝1巻。
短編が6作収録されている。
本編のキリキリとした緊迫感ある情景とは違った、本編からこぼれ落ちた恋愛に関する短編たちー。
ますほの薄と澄尾の話が最初と最後にあって、ふたりの関係が印象に残ると思いきや、『まつばちりて』と『ふゆきにおもう』は別格だった。
どちらの主人公も、本編では誰?あ、そういえばそんな人いたなくらいの印象だったけれど、とても凛とした素敵な女性の生きざまに心がふるえた。
その重い話の後の『ゆきやのせみ』も最高だった。
雪哉の冴え渡るツッコミと、若宮のせいでやっぱりまあまあ酷い目に遭う雪哉の様子が可笑しくて、思いきり笑えた。
順番も練られた構成になっているので、外伝集としてよく出来ていると思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ八咫烏シリーズ短編集パート2、再読完了!
ついに「追憶の烏」に進める。一体どうなることやら。楽園の烏で衝撃を受けてから、何があったのか気になるところ、その前に、と与えられた白百合の章。本編のキャラの再描写に、あらら、こんな人だったのか、と思い直すことシバシバ。
とくに、やっぱり雪哉さん。茂丸さんのこと以降、やっぱりというか闇が生じてる様子はみれるけど、真っ直ぐな姿もまた垣間見れる。いや、これから何があったのよ、あんた。このまま紫苑様と仲良くしてくれよ〜。信じてるぞ。ダークな状況はやめろ!
自分はポジティブが好きなんだ!
それにしても、結ちゃんと明留氏のポジティブさはいいですね。だから自分は「ちはやのだんまり」が1番よかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ第2部突入。
時代も変わって、雪哉もおっさんに。
いやはや気分が悪いことこの上ない。自分の周り以外、いや、自分も含めて全てクズって言ってる。
ここは地獄だと諦めて、したくもないことを仕方ないと続けるしかない。いや、それが必要だからするしかない。それで思惑通りにあんなことを。茂丸のこともあっさり切り捨てる雪哉は狂ったとしか思えん。あ〜あ、ここまでくると可哀想だよね。誰か止めてよ。若宮様どした〜。山神様はどした〜。大天狗さんはもう少し活躍しないのか〜。
一方、少しでも楽園に近づくために、できることを精一杯。これがポジティブで、はじめさんに救われた一冊。
今後がとても気になるけど、もう一つ気になるのは、この前の話。雪哉がおっさんになるまでに何があったのか。気になるけど、いい話じゃないよな、きっと…。