阿部智里のレビュー一覧
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【ナオミ】主人公。土の精霊。土蜘蛛。火竜に両親を殺され孔雀王に救われ鳥籠の宮にいたが蜻蛉帝に興味を抱かれ今度は巣の宮に。【孔雀王】ナオミを救った風の精霊。鳥族のトップ。【蜻蛉帝:せいれいてい】風の精霊全体のトップ。蟲族。ナオミに寵姫候補にならないか提案してくるが何か理由があるらしい。【火竜】なぜ土の精霊たちを襲ったのか。【イリス】蜻蛉帝の妻。今どうしてるのか。当初蜻蛉帝の頸飾りの石がイリスの仮の姿かと思ったけど違いました。【フレイヤとティア】敵か味方か。ナオミに好意的っぽいが。
【感想】ミステリとして最後に驚きはある。続編は可能とは思うけどどういう展開にするのか難しい気もする。ま、とりあえず八咫烏を終わらせてくれたらありがたいかな。
■巣の宮についての簡単な単語集
【アダ】鳥籠の宮の女官頭。口うるさく皆に怖がられている。蜻蛉帝にスカウトされたナオミに帯同した。彼女の忠誠は常に孔雀王にある。
【アビゲイル】白孔雀。孔雀王の妻だったが、元素に還った。
【イリス】元は孔雀王の正妻だったが現在は蜻蛉帝の正妻。羽虫の一族。
【エステル】白鳩の精霊。ナオミをバカにしているようだ。
【風の精霊】羽を持ち、飛べる。
【火竜】ナオミの両親と家を燃やした。火の精霊。
【孔雀王ノア】風の精霊。鳥の王。優しい王様だがそんな存在があり得るのかどうか。何か企んでるのは間違いないと思うが…
【サラ】白鳥の精霊。ナオミと仲がいい。
【山野の精】星の神々の系譜に連なる牧神の一族。葡萄酒造りが得意。蜻蛉帝の配下ではなく交易相手という感じ。
【ジョウ】巣の宮の宦官長。非常に高齢の風の精霊。甲虫の眷属だが羽を奪われている。
【水晶堂】様々な植物が繁茂している。まじないがかけられているようであらゆる季節の植物がある。ジョウがナオミにくれた。その後ナオミの居場所になった。
【巣の宮】蜻蛉帝の城。
【蜻蛉帝シリウス:せいれいてい】風の精霊を統べる皇帝。虫の王。かつての戦争で鳥に勝った。残虐と言われている。美しいものが好きでそのおかげで孔雀王とその妻イリスは助かり、イリスは蜻蛉帝の妻となり、孔雀王にはアビゲイルをあてがった。鳥籠の宮来訪時にナオミに興味を抱き自分の寵姫の座を狙ってみないかと提案してきた。
【土の精霊】飛べず、泳げず、姿を変えることもできないがものづくりできる唯一の存在。誰かが火の精の口車に乗ったせいで城を燃やされた。
【ティア】蜻蛉帝の第二寵姫。水の精霊。いたずら好き。最初からナオミに好意的っぽいが。
【鳥籠の宮】孔雀王ノアの城。鳥の精霊がいる。
【ナオミ】土の精霊の娘。土蜘蛛種族。火竜により両親と家を失ったところを孔雀王ノアに拾われた。黄緑色の虹彩だったからかもしれない。5年後蜻蛉帝に見いだされ寵姫になってみないかと持ちかけられる。植物が好き。
【ナオミの父】「輝ける春の庭のブローチ」を作ることができる一流の職工。
【ナオミの母】家とともに火竜に燃やされた。ナオミは湖の対岸からその様子を見ていた。
【火の精霊】姿を変えることができる。火竜もこの仲間。「火の仮生」と呼ばれ、手練手管を使い風の精や土の精に食い込んで利益を得ようとするので両種族からは嫌われている。水の精霊とは無縁のようだ。
【フレイヤ】蜻蛉帝の第一寵姫。火の精霊。ナオミの両親や家を燃やした火竜との同系統だが本人によると自分の方がずっと高位の存在らしい。言ってることが本当かからかいかつかみにくい。
【水の精霊】泳げる。火の精霊とは無縁のようだ。水を汚す土の精霊をあまりよく思っていない。
【ヨハネス】土の精霊。イベントでやってきていた。火竜に襲われ消息不明になったナオミの父のことを調べてくれると言った。
【レイ】蜉蝣の精。皇后イリス付きの筆頭宦官。 -
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ネタバレ雪哉がこんなになってしまって…。
と、時の流れを感じつつその間に何があったのか続きが気になります。
人間界で八咫烏の山の持ち主が相続により変わったことで物語が動きます。
持ち主の安原はじめが〈幽霊〉を名乗る謎の女性の導きで、山内へ入ります。
山を売って欲しい雪哉は、はじめの希望を受け入れ案内役として頼斗をつけ、彼に交渉を委ねます。
まっすぐに雪哉を尊敬している頼人は、猿の襲撃からはじめを守る時山内の暗部に逃げ込んでしまい、そこで今まで知らなかったことに気付くのでした。
若くまっすぐな頼斗は本当に坊ちゃんだなあと思います。
そして何があったかはわからないけれど、雪哉が山内のために己の手を汚すことを辞さないのもわかります。
まっすぐな頼斗が雪哉のしたことをどのように受け止めて成長するのか楽しみです。
そして、はじめのこと、トビのこと、これからの展開に何があるのか、とても気になります。
『楽園の烏』というタイトルがしみますねぇ…。 -
Posted by ブクログ
奈月彦《忠誠心の裏付けになっているのは、それぞれの思う「理想の主君」だ。そしてその像は、ぜったいにひとつになることはない。》p.23。
長束は路近を信じきれない。
久々登場清賢、翠寛。彼らの来た道は。
この巻の主人公は翠寛と言える。そして長束の側近に。雪哉の気分は?
凪彦派への負けを認めた雪哉は山内安定のため凪彦体制を整えようとするだろう。これまでの主人公がラスボスに変化するとき。皆が離れていくだろう道を選ぶしかなかった雪哉がかなしい。
同じく負けを認めた長束、路近、翠寛は反撃に出るか? 勇者役は紫苑の宮? 雪哉は彼女に討たれることを望むかもしれない。 -
Posted by ブクログ
ファンタジーが読みたかったので、ちょうど良く手に取れました。文章は若干軽めな一方で言葉が難しく、ちょっとチグハグさが感じられた。ストーリーも良く、伏線も綺麗だったのに、伏線を目立たせすぎて、でしょうねという感想になってしまうのが惜しいかなぁ〜。鈍感な読み手が増えているのですかね。
精霊とか大好きなので、そういう意味では楽しめた。ジョウとイリスの関係をもっと深掘りしてほしかったな〜!ノア王がナオミを利用したこと、ナオミに半分風の要素があると知って後悔したこと、なんか鳥の一族のバカっぽさが表されていて悲しい気持ちになった。こういう人いるよなぁ…って。
物語として、なにかもう少し光るものがほしかったです。