阿部智里のレビュー一覧
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八咫烏シリーズ5作目。いきなり人間界の話。奈月彦は出てくるが、1作目、2作目とあまり変わらない時期のようにも思えるし、今作での記憶が奈月彦に残っていないのも不思議。山神様を育てる御供の女子高生、志帆と玉依姫の関係、荒ぶる山神と対抗する英雄の関係が曖昧なまま、クライマックス。謎が謎を呼ぶ設定と展開。その上で、これでもかという、想定外のどんでん返し。山神と玉依姫、大天狗は次作にも登場するのか、邪悪な大猿の山内進出のねらいとは…。次作は第一部完結。さて、どの伏線がどのように回収されるのか。そして第二部はどんな展開になるのか。予断を許さない和風ファンタジー。
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北方の森で父母と幸せに暮らしていたナオミ。火竜によって瞬く間に両親を奪い去られてしまうが、孔雀王ノアに拾われる。その後ナオミは風の精霊を統べる皇帝陛下•蜻蛉王シリウスから「私の寵姫の座を狙ってみないか?」と誘われる。蜻蛉王はなぜナオミを気に入ってくれたのか?謎を解くためにナオミは後宮に入ることになるが…
「風」「火」「水」「土」の四大元素をもつ精霊たちが主役のファンタジー。表紙の装画含め装丁がお洒落。シリウスの愛妾達がそれぞれ特徴的なキャラクターかつミステリアスな雰囲気を醸し出している。脳内イメージはドラクエ7の四精霊。タクティクスオウガのフォリナー四姉妹でもいいけど。誰が敵で誰が味方なのか -
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ネタバレ【収録作品】
「ルパちゃん」 金子玲介
「推し活制限法」 日野瑛太郎
「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」 朱野帰子
「つるべを取られて」 阿部智里
「こんにちは、チャッテー」 真下みこと
「虚法」 須藤古都離
「国家殲滅フットボール法」 嶋戸悠祐
「復讐者は振り向かない」 多崎礼
「コロシヤとユキオンナ」 風森章羽
「 Touch law if you can」 名倉編
「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子
「『ラ禁法』ディストピア」 東川篤哉
「忘却加害」 霜月流
「密室の獣」 矢樹純
「御首塚の風」 高田崇史
「ネーミング」 潮谷験
「試み」 献鹿狸太朗
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作品紹介・あらすじ
何がどうしてそうなった? 1行目は全員一緒、できた新法25本!
『黒猫を飼い始めた』『嘘をついたのは、初めてだった』『これが最後の仕事になる』『だから捨ててと言ったのに』に続く、会員制読書倶楽部:Mephisto Readers Club(MRC)で配信(公開)された大人気ショートショート集第五弾。
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25編からなるショートショート集。
Mephisto Readers Club(MRC)シリーズ第5弾。
最初の一文は必ず「新しい法律ができた」で始めなければならない、という括りがある。
このシリーズを読むのも本作で5冊目。いつものように玉石混交。
以下が -
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阿部先生の新作後宮ミステリーファンタジー!
事前情報一切いれずに著者と装丁の美しさで読んだら驚くほどファンタジーだった。
(いや、八咫烏シリーズも十分ファンタジーなのだから、驚くことでもないか…)
人に近い姿をもつ精霊たちの住まう世界には王様も皇帝も存在する。
王様の庇護下のもと慎ましい生活をする主人公が突如として生活を奪われ、命からがら鳥の一族の王様に拾われ後宮で女官としての新たな生活が始まる。というところからのスタート。
終始美しい世界観が続く。
後に行くことになる虫の一族が多く住まう後宮には火の精に水の精、風の精が登場し、主人公が土の精というのもあり、これは…もう四家!(正しくは四大