阿部智里のレビュー一覧

  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

    Posted by ブクログ

    路近はキャラが立ってて好きなので、再登場が嬉しい。路近の言う、変節してしまった理想主義者とは、やっぱり澄生のことかな。残念。

    0
    2025年11月27日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今作は「弥栄」から「楽園」までの間になにがあったかを記すお話。
    「弥栄」のラストに誕生した姫宮がすでに8歳になり、雪哉は変わらず金烏の護衛として務めている。ここに至るまで朝廷や雪哉の周りでは大なり小なり衝突や諍いはあったのかもしれないけど、山内自体はなんとか平和な世を保ってこれたんだなぁと想像。

    そしてまさかまさかの澄尾と真赭がくっつき子供ができてるなんて(泣)久しく享受できなかったキャラクターの幸せに涙…

    雪哉の遊学の決定、花祭りに姫宮と出向いた先で突如として呼び出されるも本性の伺いしれない東家当主との会談、小梅との邂逅、そして遊学直前の金烏からの謎の「相談事」…。
    序盤の空気と打って変

    0
    2025年11月26日
  • 望月の烏 八咫烏シリーズ10

    Posted by ブクログ

    ここにきて再びの后選び。懐かしく感じる。あせびは相変わらずマイペースで底知れない。
    雪哉は最終的に金烏に打倒されることまで見据えて悪役を買って出ているのか何なのか、よくわからん。辛そうな本音が時折漏れるのが見ていてしんどい。

    0
    2025年11月23日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第2部のスタート。

    急に20年後の話になっててビックリ。
    謎の『幽霊』によって山内に連れてこられる『人間』はじめ。
    おおお…なんか偉そうな人が来たぞ……ん、博陸侯?どええ〜ッ、雪哉でした…。人間味を失い、底しれぬ表情で話す雪哉…はじめは最初から狡猾さを秘めた雪哉と相対するキャラ然としてましたね。

    新キャラ頼斗登場。
    まるで八咫烏シリーズ冒頭の若宮と雪哉のバディものを読んでいるときような、はじめに振り回される頼斗たちの道行き。

    猿の残党はまだこの時代に潜伏し(と言われる)、その存在に怯える山内の民たち。
    行く先行く先で『山内は楽園か?』と問いかける、はじめ。

    この先どうなるの全く分からな

    0
    2025年11月16日
  • 皇后の碧

    Posted by ブクログ

    世界観が新鮮で、設定を追うのに駆け足で読んでしまいました 「元素に還る」がしっくりきてお気に入りの表現です 美しいと感じることを、問い直させてもらいました

    0
    2025年11月09日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    昔の話、現在の話、近未来の話、遠い未来の話と同じ「新しい法律」をテーマとしている短編でもこうもバリエーションがあるんだと驚いた。1話1話とても短かったためすぐに読み切ってしまった。

    0
    2025年11月07日
  • 皇后の碧

    Posted by ブクログ

    ファンタジー過ぎて自分の想像力が追いつかない。挿絵が欲しい。唯一表紙の蜻蛉帝だけで他キャラクターの想像が難しい。
    まじないがある世界ならなんでも出来てしまうので、謎解きは成立するのか?

    0
    2025年11月07日
  • 皇后の碧

    Posted by ブクログ

    どんでん返しで私はすらすら〜と読めた。内容は薄いけどサクッと読めるので良かったです‼︎なんか、最初の入りが好きでそーゆーファンダージーかなと思っていたので色んな意味で覆されました。

    0
    2025年11月05日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    薄々そうじゃないかと予想はしていたけど、『玉依姫』の対になる話でした。
    ひたすらに辛い…。『玉依姫』のエピソードの裏で八咫烏たちがどのように思案し、対策を練り、そしてあの悲しい出来事が……。

    冒頭、すっかり頼もしく成長した雪哉や、思いがけないラブの予感にまだ気持ちは落ち着いていました。(むしろやや浮足立ってた)
    ところがどっこい。
    突如として『空棺の烏』でも予告されていた大地震が山内に発生。みるみるうちに山内に甚大な被害が。
    きっかけは山神がゴクを喰べたこと。

    ここからは『玉依姫』と同様の時間軸で物語は進行していく。目を背けたい事実が刻々と迫りつつ。
    そして起こってしまう悲劇。
    茂丸嘘でし

    0
    2025年11月04日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『空棺の烏』からウッキウキの八咫烏シリーズ第5巻。
    どん底もどん底に突き落とされた…。

    ひたすらに辛い、ずっと辛い…。
    まず、登場人物紹介にお馴染みの面子がほぼいない。うん?と読み進めると舞台は現代(1995年)の日本。
    でもどうやら、『空棺の烏』で若宮たちが禁門を開いたあとの話のようなので時系列的には『空棺』の数年後のよう。
    まず、最初の印象は「因習村じゃん…」と思った。
    ただ、そのまま進むと生贄の少女はそのまま悲しい結末を迎えるはずなのだけれど、この作品はそうはならない。
    醜い山神を我が子として育てる生贄の少女。
    …って、ちょっと待って…!
    山神って八咫烏シリーズで散々出てきた、山内を創

    0
    2025年11月01日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回から八咫烏シリーズは第2部に突入!

    優れた参謀であった(私の大好きな)雪哉は
    いけすかないトップへと成り上がっていた。
    (すごく悲しい…)

    民の為に…と、考えられた地政に
    外界から『幽霊』に連れてこられた人間は
    違和感を覚える。

    花街で働かなくても良くなったとしても自由は奪われている。
    家族はバラバラにされている。
    しかし当人達は
    『この暮らしはとても良い』
    と、口を揃えて言う。

    何か宗教的に洗脳されているかのよう…。

    それにしても『幽霊』は何者?
    何で金烏は出てこない?
    雪哉達の本当の考えは?
    (まだ大好きな雪哉が悪徳政治家になってしまったと
    信じたくない私)

    正直言って今ま

    0
    2025年10月30日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

    Posted by ブクログ

    今回は外伝…ということで気楽に読めました。
    ほんのちょっとしか出てこなかったひとに
    スポットライトが当たっていて
    華々しくなくてもどんな人にも
    その人なりの人生があるんだな
    って、当たり前のことをしみじみと
    思ってしまう1冊でした。

    0
    2025年10月27日
  • 烏に単は似合わない 八咫烏シリーズ1

    Posted by ブクログ

    ファンタジーは読んだことなかったのと、TVで八咫烏シリーズを紹介した番組を見て読んでみようと思いました。

    若宮の妻に選ばれるため四家の娘たちが桜花宮にあつまる。そこで繰り広げられる嫉妬、妬みは現代社会にも通ずるところで面白かった。

    結末も意外だったので楽しく読みました。

    0
    2025年10月26日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前の巻がこれからいいところ!
    で、終わったのですごく期待していたら…
    話がガラッと変わっていてがっかり。
    まるでスピンオフのよう…

    実はこちらは八咫烏シリーズの先駆けになるものだったようです。

    玉依姫と山神の悲しい定めも
    最後には本物の愛と互いに認めるところとなり
    良かった良かった…

    でも、そうなるとこれからどういう展開に
    なるのでしょうか?

    やはり気になります。

    0
    2025年10月24日
  • 新しい法律ができた

    Posted by ブクログ

    サクッと読むのにちょうどいいショート×ショート
    本当にいろいろなパターンがあって、そうかきたかぁーって唸ってみたり、この法律は困るーってなってみたり、楽しかった。
    最初の金子玲介さんの「ルパちゃん」せつなさに心持ってかれた。
    手放してしまって後悔しているからね、そこを突かれたよね。
    締めの五十嵐律人さん、さすがです。ピシッと綺麗に締めてくれました。

    0
    2025年10月24日
  • 皇后の碧

    Posted by ブクログ

    最近のファンタジーは兎に角長いので、さくっと終わってくれるのは、それだけで珍しいし、内容は濃いのでそれなにり満足

    ただ、どうしても風とか火とかのイメージよりも、虫や鳥のイメージに引っ張られるので、蜻蛉が最強なの?孔雀よりも強いの??としっくりこない部分もある

    0
    2025年10月14日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

    Posted by ブクログ

    長期シリーズの弊害が出てきた。
    大好きな和風ファンタジー「八咫烏シリーズ」の2部5巻。

    1部では英雄だった雪哉が2部の冒頭で嫌われ者として描かれいてました。その原因を描くと思われるクライマックス?へのつなぎ巻でしたね。であるため、本巻としては不要である記述もあります。一方で、過去のシリーズであった内容を説明する文も多くなってしまっており、もはや大河となったシリーズの弊害も感じてします。

    0
    2025年10月07日
  • 皇后の碧

    Posted by ブクログ

    八咫烏シリーズの阿部さんによる新作ファンタジー
    風の「孔雀王」に仕える、土の精「ナオミ」。彼女はふとしたことにより、悪名高き蟲の皇帝「蜻蛉帝」の第3愛妻へと見初められた。彼女の運命やいかに。

    八咫烏は和風ですが、本作は洋風。「指輪物語」みたいな。。
    ファンタジーなので世界観を伝えるのが大変です。そのため前半は説明が多くてなかなか進めません。しかし世界に慣れてきた後半は俄然面白くなってきました!これは続きも作れると思うし、将来的にはハリウッドで映画化してくださいませ。

    0
    2025年10月02日
  • 望月の烏 八咫烏シリーズ10

    Posted by ブクログ

    動きがあったようで、布石のような巻。
    博陸侯vs澄生、そのいち、みたいな。
    博陸侯は何を先に見据えているのだろうか。

    0
    2025年09月25日
  • 亡霊の烏 八咫烏シリーズ11

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    烏シリーズ、何作目だろうか。
    せっかくなので、というか、惰性だろうか、前作読んでいる。
    最初はもちろん、すごい!と思いながら読んでいたのだが、
    到着点は見えているのだろうか?
    どんでん返しが必ずあるとは思っているので、途中でやめれないのだけれど・・・
    雪哉と紫苑の宮が良い結末を迎えられるといいなあ。

    0
    2025年09月16日