阿部智里のレビュー一覧

  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    ネタバレ

    山内衆になるため養成所の勁草院に入学した雪哉。
    彼の同室の先輩は同郷の幼馴染の市柳。同期は同じ北領出身の大柄な茂丸。相変わらず、のらりくらりの雪哉は徐々に勁草院を掌握していきます。
    若宮派の坊ちゃん明留、妹を人質にとられている千早等、将来の仲間も出来て、有意義な院生活を送ります。

    実戦試験の最中に雪哉の後輩治真が猿にさらわれ、若宮との対談を要求されます。雪哉は若宮を危険にさらすわけにはいかないと主張しますが、若宮は行くことを決意します。八咫烏の父であり母である金烏の若宮が治真を見捨てることは出来ないかもしれませんが、雪哉の本当の願いを汲み取ってのことだと思いたいです。

    若宮のために後ろ暗い

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    2024年10月27日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    玉依姫のお話を八咫烏側から描いており、物語世界が一段と広がりと深みを持ちました。猿との決着、八咫烏の治める山内の秘密と烏と猿の宿命が明らかにされ、一応の安寧が訪れ大団円を迎える。登場人物の立ち位置は第一巻と比べるとずいぶん変わり、それぞれ成長していきます。それぞれの正義はあれど正解はない中で何ともすっきりしない感じも残りますね。破滅を約束された山内がこれからどうなっていくのか、気になるところです。

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    2024年10月25日
  • 烏の緑羽 八咫烏シリーズ9

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    ネタバレ

    長束兄さんサイドのお話。
    やっぱり一癖も二癖もある人ばっかりいる。
    特に清賢さんは面白い。
    今回は子供と大人の違いがよくでてくるけど、自分は雪哉のどこか冷めた大人より、長束軍団の理想も追ってしまう甘さがある方に肩入れしてしまう。
    路近も翠寛も、これまではお邪魔キャラみたいだったけど、今回グッとそのキャラを見せつけてきた。

    長束兄さんが翠寛の教育で、世の中の見方を改めていくところは、これからに希望が持てるようで、ポジティブに感じられた。
    次もいよいよポジティブな展開になってほしい。彼らの活躍に期待。

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    2024年10月20日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    ダメだー八咫烏シリーズは読めば読むほど推しが増えていく危険な話だー!
    本当にみんな穏やかに楽しく生活していってくれ……。


    八咫烏シリーズ4巻目はこれまでとちょっと毛色が違う、若宮の護衛を勤める為の人材を育てる学校(みたいなもんよね?)での話。
    同期でありライバルでもあるこの巻でのメインキャラクター4人それぞれの目線での学校生活やら授業内容、そしてそれぞれが抱える「何故戦う力を身につけたいのか」等の過去などが語られます。
    もうね、この話は本当に毛色が違うのにあぁ八咫烏シリーズだなぁと唸ってしまったんですけど、まぁみんなそれぞれ抱える過去が重いんですよね。
    八咫烏シリーズって一件煌びやかな和風

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    2024年10月16日
  • 玉依姫 八咫烏シリーズ5

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    八咫烏シリーズ5作目

    今までの八咫烏中心の世界観からもっと大きな世界での八咫烏の存在を知ることができる作品。
    しかしこの作品にとって八咫烏は脇役に過ぎない。サイドストーリーなお話。

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    2024年10月14日
  • 黄金の烏 八咫烏シリーズ3

    購入済み

    八咫烏と猿、ニンゲンの関係

    物語は八咫烏を発狂させ、凶暴化させてしまう麻薬のようなものが出回っているという話から始まる。
    その話を追っていく上で、村一つ何者かによって食い散らかされた沢山の八咫烏の亡骸を見つけた。
    その近くには巨大な猿の姿があった。

    物語はここから始まっていく。
    巨大な猿はどこから来たのか?
    真の金烏とは何なのか?
    そしてこの物語はどこに向かって話を進めていくのか。
    根幹に関わる内容が散りばめられた、かなり重要な巻であった。

    ミステリーありつつの政治戦略、ファンタジーとしてもとても面白いです!

    #カッコいい #ドロドロ

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    2024年10月14日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    第二部が始まったけれど、弥栄の烏から20年後の山内の話で、第一部から変わりすぎていて少々戸惑う。
    雪哉が山内を取り仕切る実権を握っているお偉いさんになり、猿との闘いの時にも見せた冷酷な采配をふるったり、山神の力の衰えから山内の仕組みも変わっていたり、金烏もどうやら若宮殿下から代わったようだし、様々な謎が多い中、山の権利を持つ安原はじめの動向と、要所要所で存在感を示す“幽霊”の正体もとても気になる。

    0
    2024年10月10日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    八咫烏シリーズの7冊目だが、メインストーリーの裏側な巻。
    登場人物たちのそれぞれの関係や、メインストーリーでは描かれなかった気持ちの部分が描かれている。
    ストーリーの中では目立つことはない?彼らにも人生があること、を大事に描かれている巻だと思う。

    人を好きになるって、思い通りにはいかないもの。
    短編で綴られているそれぞれの章を読むと、やるせない思いもしたし、せつなく、悲しい気持ちにも。

    浜木綿とますほの潔さはカッコイイですね。
    澄男の恋はほろ苦いけれど、彼のまじめさと一途さを感じました。

    前巻から一転して、穏やかに読める巻でした。

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    2024年10月09日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    前作を外伝では?と思っていたが、メインストーリーで、本作は前作を八咫烏視点で描かれているストーリーとなっており、第1部の完結作品。

    読んでいて辛い内容が多く、複雑な心境になる。
    前作で火傷を負った烏が誰だったのか、亡くなった烏が誰だったのか、が分かり、ショックだった。
    雪哉の参謀としての頭脳は評価するし、冷酷さに目がいってしまうけれど、雪哉本人の心の内で燃え盛っている怒りを思うと……。

    涙する雪哉がいて良かった。

    第2部を読むか悩んでいたけれど、追いかけていきたいと思ってます。

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    2024年10月07日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

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    ネタバレ

    あー、あー、どうしてこんなことに。
    ようやく芽生えた希望が、あっけなく崩れて。
    ショックというか腹が立って、感想書きづらい。

    さてさて、これからまたどうなっていくのか。幽霊の正体はあの人なのか。大天狗はもっと活躍しないのか。朔王はどうやって外界で成功したのか。雪哉は普通の八咫烏なのか。
    色んな予想や謎が散りばめられていて、いつも続きがとっても気になるこのシリーズ。
    早く続きを読みたい。

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    2024年10月06日
  • 弥栄の烏 八咫烏シリーズ6

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    ネタバレ

    第一部、完結。にしては、パンチが足りなかったか……?特にラスト、雪哉の匂わせ?が強すぎて、受け取りづらいところがあったように感じる。

    個人的には、重篤の澄尾がますほを見て「手を……」というシーンが刺さった。刺さりまくった。推し。
    無意識に、無自覚に、すっとまっすぐな想いを瞳にのせていたので射抜かれました。ずるいですね、アレ。でもすきだな。

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    2024年10月06日
  • 烏百花 蛍の章 八咫烏シリーズ外伝1

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    八咫烏シリーズの外伝1巻。
    短編が6作収録されている。
    本編のキリキリとした緊迫感ある情景とは違った、本編からこぼれ落ちた恋愛に関する短編たちー。

    ますほの薄と澄尾の話が最初と最後にあって、ふたりの関係が印象に残ると思いきや、『まつばちりて』と『ふゆきにおもう』は別格だった。

    どちらの主人公も、本編では誰?あ、そういえばそんな人いたなくらいの印象だったけれど、とても凛とした素敵な女性の生きざまに心がふるえた。

    その重い話の後の『ゆきやのせみ』も最高だった。
    雪哉の冴え渡るツッコミと、若宮のせいでやっぱりまあまあ酷い目に遭う雪哉の様子が可笑しくて、思いきり笑えた。

    順番も練られた構成にな

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    2024年10月05日
  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

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    ネタバレ

    八咫烏シリーズ短編集パート2、再読完了!
    ついに「追憶の烏」に進める。一体どうなることやら。楽園の烏で衝撃を受けてから、何があったのか気になるところ、その前に、と与えられた白百合の章。本編のキャラの再描写に、あらら、こんな人だったのか、と思い直すことシバシバ。
    とくに、やっぱり雪哉さん。茂丸さんのこと以降、やっぱりというか闇が生じてる様子はみれるけど、真っ直ぐな姿もまた垣間見れる。いや、これから何があったのよ、あんた。このまま紫苑様と仲良くしてくれよ〜。信じてるぞ。ダークな状況はやめろ!
    自分はポジティブが好きなんだ!
    それにしても、結ちゃんと明留氏のポジティブさはいいですね。だから自分は「ち

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    2024年10月01日
  • 楽園の烏 八咫烏シリーズ7

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    ネタバレ

    第2部突入。
    時代も変わって、雪哉もおっさんに。
    いやはや気分が悪いことこの上ない。自分の周り以外、いや、自分も含めて全てクズって言ってる。
    ここは地獄だと諦めて、したくもないことを仕方ないと続けるしかない。いや、それが必要だからするしかない。それで思惑通りにあんなことを。茂丸のこともあっさり切り捨てる雪哉は狂ったとしか思えん。あ〜あ、ここまでくると可哀想だよね。誰か止めてよ。若宮様どした〜。山神様はどした〜。大天狗さんはもう少し活躍しないのか〜。
    一方、少しでも楽園に近づくために、できることを精一杯。これがポジティブで、はじめさんに救われた一冊。
    今後がとても気になるけど、もう一つ気になるの

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    2024年09月28日
  • 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2

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    八咫烏シリーズ2冊目。

    アマプラのアニメから入った私は、前巻がアニメとは違う視点だったので、お得な気分になった、と書いたが、アニメの主軸は本作なのだなと。なるほどね!

    アニメは見たけれど、なんとなく流れていた相関図が、本作を読んだことで納得。
    さりげなく散りばめられた伏線に気づかされながら、楽しく拝読しました。

    作者さまのエネルギーを感じ、かなりの年月が経っているのに人気が衰えないことも理解出来ますね。
    流行りや時代に関係なく楽しめる作品だと思います。

    続きが楽しみ!

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    2024年09月26日
  • 烏百花 白百合の章 八咫烏シリーズ外伝2

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    ネタバレ

    前作の玉依姫は主に人間界視点で物語が進行しましたが、今作は八咫烏視点で物語が進行でした。

    若宮の葛藤、大切な仲間を失い、心折れそうになりながらも故郷や国を護ると固く誓う幸哉。それを見守る周りの者たちの複雑な心境。

    猿との決着は想像よりあっさりでしたが、若宮の猿に対しての強気な態度がだんだん見られなくなり、八咫烏の長としての責任の重さが随所に感じられました。

    殺伐とした内容が多かったですが、終盤に一筋の救いがあって良かったです。

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    2024年09月22日
  • 黄金の烏 八咫烏シリーズ3

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    ネタバレ

    CL 2024.9.17-2024.9.19
    アニメに合わせて文庫にて再読。
    ここで雪哉は若宮に忠誠を誓うのか。
    それが今ではあの雪斎か。
    とにかくこのシリーズは再読するたびに頭から読み返したくなるから厄介だわー

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    2024年09月20日
  • 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2

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    優秀な兄宮を退け日嗣の御子の座に就いた若宮に仕えることになった雪哉。だが周囲は敵だらけ、若宮の命を狙う輩も次々に現れ……

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    2024年09月19日
  • 黄金の烏 八咫烏シリーズ3

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    山内に危険な薬の被害が続出。
    その行方を追って旅に出た若宮と雪哉の前に出現したのは人を喰らい尽くす大猿だった……!

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    2024年09月19日
  • 烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2

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    ネタバレ

    前作では「日嗣の御子」こと皇太子になかなか会えない姫君達が主役となっていたが、今作はその皇太子がなぜ姫君達に会いに行かなかったかが語られる、いわば表裏の関係にある物語。かの有名な(?)雪哉も登場、というか雪哉を中心に語られる。周りは敵だらけで、常に身の危険が付き纏う中、数少ない、けれどとても心強い味方と共に治世の足固をしていく。皇太子を排除したい者達は、単純に侮っている者、能力を認めているからこそ脅威と捉えている者。だけど結局は己自身のための思惑へ行き着く。やっぱり面白い。続編が気になってしょうがない。

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    2024年09月18日