阿部智里のレビュー一覧
-
購入済み
引き込まれる
ストーリーが繊細に作り込まれていて、独特の世界観に引き込まれました。難しいお話ではありますが、魅力的な登場人物たちと刻一刻と変わる展開に夢中になります。絵もとても綺麗で、素晴らしいです。
-
購入済み
以前から原作の小説を読んでみたいと思ってはいたのですが、読まないうちに巻数が増えていてちょっとひるんでいました。漫画なら気軽に読めると思い試してみましたが、絵がきれいでお話も面白いので先が気になります。このまま漫画で読み進めるか、やはり小説にするか迷うところです。
-
購入済み
好きな作品のコミカライズ。和製ファンタジーで源氏物語や大奥みたいなドロドロ劇かなぁ?と思ったら、実はミステリー(まぁ、原作は松本清張賞作品ですので)。平安っぽい雅な煌びやかさと、人物は八咫烏人型と転身した姿があるってなファンタジー性と、血なまぐさい事件と…と、色んなモノが上手く融合されていますね。漫画版で、真相・結末がどう描かれるか楽しみです^^♪
-
Posted by ブクログ
ネタバレ八咫烏シリーズの阿部さん。
シリーズとはまた違ったカンジ。 ホラー??
現代と昭和を行き来しテンポも早くてあっという間に引き込まれました。
どちらの時代でもイイところでストップしたり、気になって気になって一気に読んじゃいました。
最終章の前で一旦お風呂に入って冷静に考えてみる(笑)
何となく繋がりは見えたものの、原因というかオチが全く予想つかず最終章に突入。
うーん、そうか。。
何となく残念というか・・ 結構盛り上がっただけに『仕方ない』と割り切るしかない結末が何とも・・ うーん・・
戦争から無事に帰還しても残る心の闇。
読みながら久々に色々考えてしまい、没頭しました。
阿部さんの書く物 -
Posted by ブクログ
平成30年、突然起きた幻覚に翻弄される兄妹、病気が原因と思っていたら自殺した母の過去の状況が…という話と昭和40年、復員後に理由もなく突然自殺した兄の真相を探る弟の話が交互に語られる。始めは生きていない少女と彼岸花の幻覚が何処までも追ってくる描写がじわじわした怖さでホラーなのか?と思ってたら復員前の兄の生きて帰ってきたが上に抱えた悲惨さが語られると違う意味での怖さを生んだ。やはり現実は強い。淡々と語られる分重い。そして交叉した結果推測される幻覚の原因が単なるホラーではないのが上手いと思った。兄妹の未来はどうなるのか推測すると後味が悪い。
-
Posted by ブクログ
「新しい法律ができた」
の一文から始まる25個のショート・ショート。
25人の作家たちが各々の世界を作り出していく。ほっこりするものやかなり作り込まれたトリックを忍ばせているもの、思わず肝が冷えるものなど、"新しい法律"というテーマをどう使うかが如実に表される。新しい読書体験だった。
「Touch law if you can」 名倉編
途中まですごく楽しい話だと思っていた。
「ある死刑囚の回顧録」 真梨幸子
最後の最後にタイトルを読むと本当に肝が冷える。あまり他人事とは言えないのだ。
「もう、ディストピア」大沼紀子
何故人を殺してはいけないか。その問いに、殺人が許容されて -
-