スティーヴン・キングのレビュー一覧
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ネタバレ4.5くらい。
暗殺を請け負うという一連の流れは、なんだかオズワルドみたいだなあと感じていたら、現実世界でも起きてちょっとびっくり。
100分de名著でキャンベルの話見てたら、ここでも触れられてて、やっぱ有名なんだなと実感。
暗殺実行に至るまでの、人々との触れ合いはまあまあ面白いし、ビリーがどう切り抜けるつもりなのか想像出来たし、作中作が面白かった。キングの書きたいところだけ、必要なところだけが書かれているという印象。
で、暗殺が起きて潜伏していたら、アリスという女性を助ける。上巻の終わりで新キャラ登場というのは、変化があって良かった。 -
Posted by ブクログ
邦題のイメージで読んだらかなり違った。
久しぶりにキング節炸裂のB級お下劣ホラー系を期待したら、まさかのハートウォーミング甘酸っぱ青春ものだった。
献辞にラブクラフトやブラムストーカーらそうそうたる作家たちの名を連ねておいてこの内容。やられた。
それでもさすがキング。相変わらずこれ以上ないってくらい少年を書くのがうまい。牧師の扱いも巧みでキングの手の上で転がされる楽しさを存分に味わえた。
ロックバンドを大きく取り扱っているのも好ましい。
そしてコアなファンへのサービスもきっちり。ストーリーに直接関係ない名前があちこちに散りばめられていてニヤリ(そしてゾワリ)。
気持ちを切り替えて楽しんでいたら、上巻終盤で雲行きがあやしくなってきた。これは⋯下巻で炸裂を期待してもいいのだろうか。
翻訳がいつもの方と違い、言葉の選び方などが新鮮だった。2~3ヶ所流れ的に違和感はあったけど読みやすい翻訳だと思う。 -
購入済み
映画を先に観ています。上巻を読んだ時点での印象ですが、ジャック、ウェンディ、ダニーそれぞれの内面描写に紙幅が割かれていて、テンポよく進むというよりはじっくりと読み進める感じがしました。特にジャックは映画版のようなエキセントリックな人物でなく、彼の背景も丁寧に描かれています。
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Posted by ブクログ
上下巻の内、上巻だけを評価というのも野暮だなと思いながら。
主人公の殺し屋が、何ヶ月か先に来るはずの標的を待つ間ひとつの町で暮らし、殺し屋として暮らすわけにいかないからと小説家と偽るものの、元々読書家だったからか自叙伝風フィクションと決めて執筆活動を始めると思いのほか面白くなり、ご近所付き合いもパーティーを開いたり招かれたり、毎週末近所の子どもとモノポリーをやるほどうまく行き、仕事場(執筆と狙撃兼用)として借りたビルの女性ともうまく行き、でもギャラが高過ぎたりいかにも使い捨てな奴が武器を調達してきたりとどーも胡散臭いから誰にもバレないようにもう一つの身分を作って保身を進め、クライアントの真の狙いを探りはじめる中、標的がやってきて色々ととんでもない事が起こってしまって後半へ続く(ちびまる子ちゃん風に)という感じです。
基本的に進行形の文章なので勢いが良いし、でもやはりキングなので心理描写や情景描写が濃密で映画のように思い描けるし、主人公ビリーが悪人のみ標的にしているというモットーが、ご近所付き合いのお陰でじゃあ自分は?という考えが浮かび上がってきつつここまで盛りだくさんなのにまだ折り返しって何?というのが正直な感想です。
ここまで読んでオカルト、ホラー要素がゼロなので、それも大変新鮮です。オカルトの無いキング作品は自分初かも。
連続TVドラマを観ているような読書感。キングファンはもちろん、そうでない人も読み易いかと思います。 -
Posted by ブクログ
キング氏の作品は基本
ドミノ倒しみたい。
前半はドミノのように
地道に伏線を並べて、
後半なにかの出来事を
きっかけに、
一気にパタパタパター
とドミノを倒すように
伏線を回収する感じ。
だから前半は面白みに
欠けて挫けそうになり
ますが、
その分後半に爽快感が
訪れる感じ。
現実世界と想像の世界
が入り乱れて、
悪のヌルヌルとかよく
わからない表現が出て
きて、
最初はとまどって本当
に挫けそうに。
でもやがて爽快なパタ
パタが始まります。
なにせ氏自身がベスト
と推す本作。
ラストの情景描写が◎
もうこれ以上はないと
いうくらい♡
星五つ捧げたいけれど、
前半のいばら道で挫け
そうになった身として
星四つに留めます。 -
Posted by ブクログ
上下2段の、2巻で長編でしたが
読み出すと止まらなくなります。
SFを読むことが多いのですが
スティーブンキング、久しぶりに
読みたくなって手に取りました。
上下巻の感想として
最後までハラハラします
感情移入、
急げーー!にげてーー!やめてーー!
ってなる。
下巻、悲しかった。
やるせない気持ちが残りました。
なんで???
っていう悲しみを引きずってしまった。
君たちは、決して悪くない!
って言いたい。
未来予知で人を救うのは
確率的に低い
誰もが自分たちで
ある瞬間に立ち会った時、正しい選択をする
そんな人間が増えることを祈るしかない
こうしたら絶対世界中が
平和になるっていう方法があればいいのに。
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Posted by ブクログ
神保町の書店で買った選書本。ラッピングされた文庫本の中から、本文から抜き出しされた一文を読んで気になる一冊を選ぶというもの。
「幽霊ならまだいい」という文章に惹かれてこちらを選んだ。
It、スタンド・バイ・ミーなどでキング作品はことごとく挫折してきてるので、正直読み切れるか不安だったけれど、面白い!
「魔性の猫」、「聾唖者」、「アヤーナ」が面白かった。特に魔性の猫は友達にも薦めたほど。
「どんづまりの窮地」はコーヒーを飲みながら読むものじゃなかった……何度顔を顰めたことか…ある種一番こわい。こわすぎる。
キングのあとがきに「私の感じた恐怖をみなさんにおすそわけしたいと思って書いた」とあり笑ってしまった。ふざけんなこのやろう。
最近翻訳物が読めなくなってきていたのだけど、楽しく読めたので嬉しかった。
挫折した作品にももう一度トライしてみようかな。