【感想・ネタバレ】ミザリーのレビュー

あらすじ

監禁と暴力と愛のクラシック

両足を骨折した作家ポールは「大ファン」を自称する女に監禁された。狂気に侵された女のもとから脱出することはできるのか――?

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Posted by ブクログ

面白過ぎた。衝撃的な展開の連続で飛ばし過ぎ。これ、最後まで持つの?と心配したけど無用だった。はい、最初から最後まで文句なしに怖くて痛くて面白いです。
売れっ子作家が不慮の事故で大怪我をし、元看護師の熱狂的なファンに監禁される怖いお話。
元看護師のアニーの狂いっぷりが豪快で想像を超えてくる。作家ポールがいけ好かないヤツなので、可哀想とばかり思えない。そして悲惨な状況なのに所々、笑ってしまう描写がある。結末がどうなるのか早く知りたくて読む手が止まらなかった。
作中作の「ミザリー」の物語の意味が理解できなかったのが、私の読解力の足りないところ。考察サイトを探そうと思っている。

稀代のストーリーテラー、スティーブン・キングの大傑作。ホラーも人怖もお手の物。最後まで読者を惹きつける天才だ。キングの他作品も読んでみたいのだけど、怖がりの私は決心がつかず、書店で「シャイニング」を手に取っては怖気付いて棚にしまう行動を繰り返している。はたから見た人はそれこそホラーだよね。

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2025年02月09日

Posted by ブクログ

何度読んでもアニーが怖すぎる!
怖すぎるのよ!
指の間から震えながら覗き読むような感じ。

狂ったファンに監禁された小説家。
運がないといえばそれまでだけど、ほんと恐ろしすぎる話。
なのに読み返しちゃうんだなあ。

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2024年12月18日

購入済み

人間の狂気

幽霊、化け物、猛獣などこの世の中にはたくさんの怖いものがありますが、人間こそが一番怖いものであることを証明する作品です
そしてフィクションとは言いきれないところがスティーブンキングのすごさです

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2020年03月11日

Posted by ブクログ

スティーブン・キング初読。映画は観たことないんだけど一本ホラー映画観た気がするような、映像が頭の中を駆け抜けていくような、とにかく面白くて久しぶりにページをめくる手が止まらなかった。

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2014年05月07日

Posted by ブクログ

すごいホラー小説!
ほぼ全編で一方的に主人公がアニーに監禁され、虐待を受けるだけの話だが虐待方法がだんだん狂っていくのがすごい。読んでいる方もぐいぐい物語の中にひきこまれていってハラハラしながら読むことができた。

解説にもあったがほぼ同じ舞台なのに全く飽きることがなかった見せ方はとてもうまいし、主人公が作中で物語を作っていくという手法もよくできてるなあと思う。

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2013年07月26日

Posted by ブクログ

高校のときに読んだのですが、そのときはホラー要素よりも、書かされるうちに傑作ができていく過程が大変おもしろく感じました。

プロットは単純だけど、人間や人間関係の複雑さを見事にあらわした傑作だと思う。

ジョジョの荒木さんがこの本を影響を受けた本にあげていて、嬉しくなりました。

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2012年11月05日

Posted by ブクログ

強烈な読者ファンが怖い。 それで、映画で観たら、キャシー・ベイツが主人公の「本(ミザリー)の熱狂的ファン」役をみごとに演じていて、ものすごく怖かった。 
人里離れたところで起こる恐怖体験。。。ってシャイニングにも似ている。
そう言えば、同じように、映画のシャイニングでは、ジャック・ニコルソンの狂った演技もそうとう怖かったな。。

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2010年09月22日

Posted by ブクログ

とにかく狂っている
狂い方がリアル
凶刃の相手をしている人の心の変遷もリアル
とにかく素晴らしい

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2010年04月17日

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スティーヴン・キングの作品。ポール・シェルダンとアニーのほとんど二人しか出てこないのに、500ページ超えの本がぐいぐいと進んでいく。最後の1ページまで何が起きるのかハラハラドキドキしながら楽しめました!

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2025年03月29日

Posted by ブクログ

登場人物はほぼ2人。監禁された部屋(というかベットの上)だけでほとんどの話が進むシチュエーションでこれだけのページ数を最後まで飽きさせず読ませる手腕はお見事というほかない。

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2025年01月31日

Posted by ブクログ

ポールが狂ってく文が面白い。アフリカ!
ハッピーエンドなのもポイント高い。無駄に不穏に不条理に終わるホラー多いんだもん。

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2024年11月11日

Posted by ブクログ

怖かったぁ。映画より数倍怖くて痛かった。(足を斧で切断されちゃうんだよ)
ミザリーはこの精神異常のおばちゃんの名前ではなく、ポール・シェルダンが書いてる小説の主人公の名前ね。
ミザリーの続きを書かせる為に買った中古のタイプライターのnの字がなくてそこだけ手書きになっていてなんか不思議だったわ。(ミザリーの小説もこの小説に挿話されている)
とにかく、あの殺人のスクラップ、一体何人殺してきたの?
でも結婚してた過去とよくその夫は殺されないで離婚できたよね。
アニー・ウィルクスそうこの名前よ。この殺人鬼の狂人と雪深い山奥で2人で身動きがとれない状態での生活。
それだけで発狂しそう。
やっぱ、スティーブン・キングはすごい作家だわ。

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2021年01月10日

Posted by ブクログ

作家の葛藤と監禁の恐怖といろいろ混じってすさまじい作品になっておりました。

読み終えるのにずいぶん時間がかかってしまいました。

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2014年07月02日

Posted by ブクログ

鬱々とした、まさに古典的な名作といった趣でした。映像化作品は怖くてあんまり見たくないような気すらします(笑)

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2014年02月06日

Posted by ブクログ

 ジョジョの作者の荒木比呂彦氏が面白いと言っていたので読んでみる。有名な作品だけど初めてだ。
 舞台は僻地の女の家、登場人物はそこに閉じ込められた作家と家主の女。極限までの閉鎖空間なんだけど、展開が面白くさくさくと読める。

 そして作家の業がすごい。極限状態に追い込まれても物語に書ける執着がありえそうである。作者本人なのなかなぁ。面白かった。

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2012年07月25日

Posted by ブクログ

暑いですね。なので今年はホラーでも読んで涼しくなろうかと思います。
キングも初読です。
いやー、すごかった。設定は有名なので知ってはいたのですがとにかくぐいぐい読み進めてしまい、あやうく電車乗り過ごそうになってしまいました。
あんまグロ描写もなく、あー怖いって思わせる技法はすごいなぁと思います。
かしこの文庫本、新装版にするなら新訳は出せなかったのかな?やっぱり古く感じます。
どうしても「アッタリキ」とか「ヨウヤットネ」という語句が原書でどういう語句なのかが気になります…。

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2011年07月06日

Posted by ブクログ

昔々、深夜に父親が見ていた映画。それがキャリーだと気が付いたのは、この作品の中盤にミザリーさんが斧を取り出して(省略)する場面でした。
「あのシーンのあの女はこの女だ!!!」
幼少期のトラウマが、あの女の斧を振り上げる映像とともにフラッシュバックした瞬間、わたくしは主人公と一体となったので御座います。本当に幽霊なんかより怖いよ、この女。
ある小説家が狂信的なファンに監禁されるという話っていうか、まぁ、イカれてしまった人間はどんな怪物より怖いんだよという話。

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2010年03月06日

Posted by ブクログ

怖いしイライラするし痛い。読みやすい文体ではないのと余りにも長くて辛かったけどその長さも含めてこの作品なんだろうなと思いました。

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2024年04月22日

Posted by ブクログ

以前に映画で見た時はおばさんの「狂気」が怖かったけど、小説で読んだら「狂気」よりも「病気」って感じだった。本作品を読んだ教訓。飲酒運転はやめよう。そんぐらい。個人的には読むより映画観た方がずっと面白いと思う。

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2011年11月18日

Posted by ブクログ

最初は監禁されていることと状況が分からないことが怖く、後半はだんだん増してく看護婦の狂気が怖かった。
特に、家に来た男が芝刈り機で殺されるところがやばい。

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2010年08月28日

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