スティーヴン・キングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
終わりに向かって加速するルイスの悲しみと狂気に引きずられるように、読んでるこっちの足元までがどんどん冷たく暗くなっていくような感覚。
終盤の展開はあらゆる負の感情を詰め込んだ感じなのに、ときどき穏やかに暮らしていたときの描写が入ったりするから辛い。クライマックスの絶望の中にときどき希望の光のようなものが見えて、見えては消えてしまうから辛い。苦しくて怖くて、どこまでも悲しい。
小説を読んで震えたのは生涯これだけかもしれない。
読後の後味は最悪で、泣きたい気持ちで本を閉じたときに表紙絵の意味を知ってさらに打ちのめされたのでした。
キングの最高傑作だ!と声を大にして言いたいです。
それと、キング作 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ今までのハードボイルド・ミステリだったのが一転、超常ホラーへと移り変わる本作だが、その移行が非常にスムーズかつ違和感がまるでないことに驚いてしまった。やはり書き手がキングであるせいかホラーの大家らしい本領発揮といった感じの筆の乗り具合であり、まともに見えた世の中でも一皮捲れば常識では説明のできない薄ら寒さや運命としか呼ぶことのできないものがある。
入院した連続殺人鬼ブレイディが目覚めて、念動力と相手の中に入って精神を操る術を獲得するくだりはこうして書いてみると荒唐無稽ではあるのだが、いざ読むと当たり前のこととして受け入れて読んでしまうのは自分でも笑ってしまった。相手を操るくだりはゲームボーイ -
Posted by ブクログ
恐怖との距離が近い… 背中にゾワゾワ感が押し寄せてくるスティーヴン・キングのモダンホラー最新作
●もし血が流れれば
■あらすじ
学校で爆弾事件が発生、被害者がでた痛ましい事件をレポーターが報道している。そのニュースを見ていた探偵ホリー・ギブニーはある疑念をもつ。このレポーターが犯人ではないか? ホリーは調査を進めるも、監視カメラに写っていた怪しい人物とレポーターは全く容姿が違っていた…
■きっと読みたくなるレビュー
本作のイチオシは、なんと言っても主人公のホリーですよね。不器用ながらも一生懸命に前を向いて頑張っている姿が、とにかく健気でキュートなんです!
親との関係があまり良くないせいで -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作と比較すると話のスケール感自体はこじんまりとしているものの、流れている時間軸自体はゆうに30年を超えており、そこで物語の厚みを生むと同時に脱獄犯モリスの未発表原稿に対する執念がひしひしと伝わってくる。
前作主人公が完全に脇役というのは好みが分かれるものの、高校生に過ぎない少年が殺人も厭わない脱獄犯と対峙するというのは緊迫感があり、中盤から後半にかけてのドライブ感は凄まじく、一気に読み終えてしまった。超常現象は起こらないものの、スマホ社会になっても「すれ違い」の作り方が非常に上手く、ピート、モリス、ホッジズの三人称多元視点を活かした追うものと追われるものの構図の作り方には息を飲んでしまった -
Posted by ブクログ
ネタバレ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
クリスマス間近、ある中学校に届けられた小包み。姉妹校からのクリスマスプレゼントかと思われたそれは爆弾だった。多数の子どもたちが死傷したという臨時ニュースを、私立探偵のホリー・ギブ二ーは事務所のテレビで目にする。どの局よりも早く爆発現場からレポートするTVキャスター。ホリーはこのTVキャスターに違和感をおぼえる…。
「あの怪物に、はたしてひとりで立ちむかえるだろうか-?」
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声を大にして言いたいのは前作の「アウトサイダー」を読んでからがいいよ! ほんのり(ほんのりかな?けっこうガッツリ?)前作のネタバレがあります。
そして小声でこっそり言っち -