スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • ペット・セマタリー(上)

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    もう文体から死の香りが漂って来る。よくスティーブン・キングは、不可避な残酷な運命をエッセンスに取り入れるけど、その中でもこの作品は秀逸です。

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    2010年07月09日
  • 夜がはじまるとき

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    哀しくも美しい死からみじめな怒り、ノンストップ絶体絶命の窮地までまったくよく楽しませ苦しませてくれる。巻末話ときたら、いやはや。

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    2010年07月07日
  • ミザリー

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    とにかく狂っている
    狂い方がリアル
    凶刃の相手をしている人の心の変遷もリアル
    とにかく素晴らしい

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    2010年04月17日
  • IT(1)

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    キング作品を初めて読んだときから、この人の子ども(ティーンエイジャー)の描き方は秀逸すぎると思っていましたが、この「IT」を読んで確信しました。キングが書いているのはホラーではなく青春小説だと。…まあ全部ではありませんが(当然ながら)。
    個人的にキング作品で何度読んでも面白い!と思ったのは、「IT」の他には、「キャリー」、「死のロングウォーク」、「ハイスクール・パニック」などなど…。やっぱりティーンエイジャーが主人公の作品が多いです。

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    2013年04月17日
  • 夜がはじまるとき

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    やっぱりキングは面白いですね。怖いだけじゃなくて、人間の深いところをきちんと描いていて。好きだったのは「ニューヨークタイムズを特別割引価格で」。このタイトルも何とも言えずいい。とても効果的だった。「アヤーナ」も同じように怖さより愛を感じる。死と奇跡。人間を超えたところで起こる出来事。でも、人間だからこそ奇跡を呼ぶ。
    ラストで気持ち悪くされてしまいましたが、「読んでよかった」本です。

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    2010年04月29日
  • ペット・セマタリー(上)

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    『猿の手』がモチーフの作品はたくさんあるけれど、こんなに感情面を掘り下げて書き込まれた作品はほかにないのでは。
    作者に息子がいるだけあって、壮絶な描写。
    ・・・あの息子があんなになるなんて。年取るはずだよー。

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    2010年02月23日
  • ペット・セマタリー(下)

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    愛する者を失ったとき、自分は理知的に行動できるだろうか?と考えさせられてしまう。
    通常であればハナにも掛けないような世迷いごとであっても マヤカシであっても、そこに希望があると思えばすがってしまうかもしれない。
    それがマヤカシだとわかっていて、希望がないと知っていても 己を騙してすがりつくだろう。

    様々な形の愛がこの本の中にある。

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    2009年12月08日
  • IT(1)

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    傑作です!ホラー要素だけではなく、子供時代の懐かしさや切なさに読後は思わずホロリときてしまいました。

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    2009年11月19日
  • IT(1)

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    キングと言えばホラーと、全部ホラーの棚に放り込んでしまったけれど、厳密に言うとホラーとは言いがたい作品もけっこう多い。この『It』も、最初と最後は正統派ホラーで怖いんだけど、途中のあたりはいつものキングの「ティーンエイジャーの青春小説」風な挿話が多くて、そこが楽しい。
    この『It』はアメリカではテレビドラマで映像化されていて、それもそれなりに楽しいのだけど、ドラマとして面白いのは圧倒的に主人公達の子ども時代だと思う。
    とにかく盛り込まれたプロットが物凄く多くて、文春文庫で4冊というボリュームだけれど、実際、普通の小説の4、5倍の物語が含まれていると思っていいくらい。
    この『It』以降のキング作品は、ちょっと私の好みからはずれていってしまうので、そういう意味でも惜別の感のある一冊でもある。それにしても、何度読み返しても面白いし怖い。

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    2009年11月18日
  • 夕暮れをすぎて

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    久しぶりのキング。大きな短編集の前半部分だってハナシ。早く後半分も出ないかな。
    どれももちろんおもしろかったんだけど、印象に残ってるのは『ジンジャーブレッド・ガール』、『エアロバイク』、『彼らの残したもの』かな。それぞれジャンルは違うものの、良い意味でキングらしくて期待を裏切らない。とくに脂質株式会社(だったけ?)なんて思いつかないもの!

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    2009年11月10日
  • 夕暮れをすぎて

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    スティーブン・キングの久々の短編集。それぞれ、いい。キングらしい短編が続く。「ジンジャーブレッド・ガール」は、まさに王道。そして、この本に納められている全ての短編の中で、「彼らが残したもの」が何よりも、印象深く、よかった。本当に、久々に本読んで泣くかと思った。解説によると、大きな短編集の前半部分がこの本とのことなので、後半部分も楽しみ。

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    2009年10月16日
  • ペット・セマタリー(下)

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    終わりに向かって加速するルイスの悲しみと狂気に引きずられるように、読んでるこっちの足元までがどんどん冷たく暗くなっていくような感覚。
    終盤の展開はあらゆる負の感情を詰め込んだ感じなのに、ときどき穏やかに暮らしていたときの描写が入ったりするから辛い。クライマックスの絶望の中にときどき希望の光のようなものが見えて、見えては消えてしまうから辛い。苦しくて怖くて、どこまでも悲しい。
    小説を読んで震えたのは生涯これだけかもしれない。
    読後の後味は最悪で、泣きたい気持ちで本を閉じたときに表紙絵の意味を知ってさらに打ちのめされたのでした。

    キングの最高傑作だ!と声を大にして言いたいです。
    それと、キング作品にしては珍しく、映画版もまあまあ良くできてると思います。

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    2009年10月04日
  • ペット・セマタリー(上)

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    「愛するがゆえに犯す禁忌」の物語、死ぬほど怖いんだけどそれよかやっぱ号泣だよ、家庭持ちにお勧めいたします。徹夜本な保障ができます。

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    2010年12月18日
  • IT(4)

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    27年ぶりにIT(それ)と対決するはみだしクラブの面々。仲間は欠け、子供時代に持っていた魔法を信じる心も失った彼らが、ITと戦うために支払った代償とは…。ラストの一文は、何度読んでも泣けます。

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    2009年10月04日
  • IT(3)

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    7人の仲間達の過去と現在をザッピングしつつ話は進む。過去編は、子供時代に秘密基地作って探検ごっことかしてた人の心の琴線に響くこと請け合い。

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    2009年10月04日
  • IT(2)

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    TVシリーズとして映像化されている本作。ピエロのペニーワイズの怖さはあの映像で更に納得させられたのですが、まずは原作を読んで欲しい作品。(TVシリーズはいろいろとアレなので…)ピエロが怖いというのを明確に示したのは、この作品がはじめてだった。(少なくとも私にとっては)マク○ナル○のドナ○ドとかも笑いながら人殺しそうですよねぇ…。

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    2009年10月04日
  • ペット・セマタリー(下)

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    最後の希望に縋りついた主人公が、どんどん深みに嵌まっていく様を眺め(読み)つつ、それを止めたいという気持ちと、止められないという気持ちの二律背反に襲われる。私は子供いないですが、子供のいる方はもっと感情移入してしまうだろうなぁ、と。

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    2009年10月04日
  • IT(2)

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    1985年、大人達は思いを馳せる。
    1959年に何があったのか。徐々に甦る記憶と共に、ITが再び姿を現す。

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    2009年10月04日
  • IT(4)

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    1959年、7人はITと闘った。
    1985年、大人になった彼らは再びITと対峙する。少年時代に使えた力を、今も使えると信じて。
    キング超大作の最終章。

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    2009年10月04日
  • IT(2)

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    えーと、どういう所が好きかはよく分からないんだけど・・・
    そういうのを確かめようと思って適当に開いたページから読むと、ついつい話に引き込まれて、いつの間にか全部読んでしまったということになりがちです。
    困ったものです。

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    2009年10月04日