スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • コロラド・キッド 他二篇

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     スティーブンキングは映画の作品を数作観たことはありましたが、小説は初めて読みました。

     面白かったです。
    3作収録されていますが、どの作品も毛色が異なり、どれも読み応えがありました。

     今後、スティーブンキングの作品が本棚に増えそうです。

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    2024年09月18日
  • 11/22/63(下)

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    ネタバレ

    自分のためのあらすじメモ。結末あり。

    ■概要
    ・教師の主人公、ジェイク。行きつけのハンバーガーショップのオーナー、アルから1950年代にタイムトラベルできる穴があることを打ち明けられる。
    ・アルは、歴史をいい方に変えるためにケネディ暗殺を阻止しようとしていたが、病気になりジェイクに代わりを依頼する。
    ・引き受けたジェイクは、過去の1950年代でも教師になる。そこでセイディーという女性と恋に落ちる。

    ■ハリーを救う
    ・現代で父親に家族を皆殺しにされたハリーの運命を救うために、父親ダニングを殺害。長男は間に合わなかったが、他のハリーと母親、兄弟の命を救う。しかし現代に戻るとハリーは結局ベトナム

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    2024年09月17日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    小説家を目指す人に宛てたメッセージが詰まっている。もっと一般的な「書くこと」についての本だと思い手に取ったが(つまり私は小説家を目指していないが)、読み物として面白かった。特に前半の著者自身のことについて書かれた「履歴書」は連載の小説を読んでいるようだった。

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    2024年09月17日
  • IT(4)

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    いや、トムの扱いが…
    「ハイヨォー、シルヴァー、それいけぇぇぇぇ」の原文なんだろう?映画で実際に言っているの確認したい
    「イエス、イエス、イエス」か…
    「カレハコブシデグイグイトハシラヲオシテユウレイガイルトイイハル」を検索してもあまりヒットしない、本当に吃音矯正の為の言葉なのか確認できなかった。
    主人公のビル禿げてるみたいなんだけど映画だとどなってるんだろう?
    シルヴァーって自転車実在すんのかな?
    他の描写でケッズだとか具体的なブランドのぎ記述あったからあるかもだけど。
    それにしても、あっさりIT倒しちゃた。素手…って?

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    2024年09月14日
  • IT(1)

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    昔は、遊園地で見るピエロが怖かった。鼻は赤くて口が裂けているように見えたから、その時の自分にはピエロが気違いだと思っていたのかも‥。
    だから、子供たちが恐れた「IT」がピエロなのも、分からなくはなかった。でも、この本を読んで、子供だけではなく、大人でもピエロが怖いと思う人は、いると気づいた。だから、マクドナルドのピエロのカッコしたおじさんの像も見かけることが減ったのかな…。

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    2024年09月11日
  • 死者は嘘をつかない

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    ネタバレ

    面白かった。するする読めた。期待以上。

    死者が見える少年というと「シックスセンス」だが、ブルース・ウィリスはいない。アルツハイマーを患った伯父や隣家の大学教授はいる。

    初めて死者を見たと認識したシチュエーションは、映画のシックスセンスの感動的シーンをモチーフにしている気がする。似ている。

    リズが抱えている問題が現代アメリカっぽくて、まんま。リーマンショック前後と麻薬依存の話。

    結局、爆弾魔だったセリオーは教授いわく外から来たものらしいが、クトゥルフ案件?キングユニバースのダークゾーン案件?
    撃退の魔法の言葉は「あとで(later)」ってことかな。ジェイミーが死んだ後にという。これ、結局

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    2024年09月10日
  • ジョイランド

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    ノースカロライナの遊園地で一夏+α働いた大学生の物語。青春、友情、恋愛、オカルトといったキングおなじみ要素にミステリも加わって、短いながらも満足感高い。

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    2024年09月01日
  • ミスト 短編傑作選

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    傑作短編集「ミスト」。
    その中の中編『霧』は、初期のスティーブン・キングの代表作。
    “霧の中の何か”がスーパーに残された人々を襲う。相手が見えないということの恐怖、自分との戦いの中、少しずつ壊れていく人が増える……怖いですね〜。

    他に短編『ほら、虎がいる』『ジョウント』『ノーナ』『カインの末裔』には独特の味わいがあり、また、S.キング得意のしつこいほどの描写と説明と思いきや、意外と読みやすく楽しめた。

    ややキング色は少なめなので、マニアには物足りないかも。

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    2024年08月25日
  • アウトサイダー 下

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    勝利と引き換えの代償がキングにしては弱いかな(被害者はいるが)。
    それでもホリーの独り立ちの感動が上回る。

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    2024年08月21日
  • 死者は嘘をつかない

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    死者は嘘をつかない ~~ ホントに??

    答えは分からなかったけど、怖くて恐ろしくて面白かった。

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    2024年08月17日
  • 死者は嘘をつかない

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    ネタバレ

    タイトル「死者は嘘をつかない」が大きな意味を持ってる。ミスター・バーケットな存在が救いだったが、あまりに短かった。最後父親が判明してあまりのことに愕然とした。これからの人生であの得体の知れないものとの邂逅が訪れるかもしれない可能性を匂わせて終わるの嫌いじゃない。

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    2024年07月30日
  • 死者は嘘をつかない

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    死者が見えてしまう少年の成長記録… シックスセンスばりのホラー&エンタメ #死者は噓をつかない

    ■きっと読みたくなるレビュー
    エンタメ書かせたらマジで世界一すね。さすがスティーブンキング。

    序盤に興味を持たせて、中盤でのエピソードで徐々に盛り上げる。後半は緊張感とボルテージアゲアゲでラストまで一気に読ませちゃう。それにも関わらず、訴えかけるテーマは深く心に残るんですよね。

    また読んでると自然に映像が浮かんでくるんすよ。一人称視点での語り口調が絶妙で、かつて自分が書いた日記を読んでいるみたいなんです。

    しかも読者を楽しませるため、嫌味がない程度に既存映画などのエピソードやセリフなんかを入

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    2024年07月30日
  • ビリー・サマーズ 上

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    上下2段組みのなかなかの分厚さ。
    ”アウトサイダー”は挫折してしまったので今回はどうかなとおもい読み始める。
    結果、早く下巻が読みたい!
    このナイフを持った二十歳のアリスにまさか刺されないよね
    ビリーいや今は正確にはドルトンはあんたの命の恩人だよ。
    こらが最後の仕事と決め、(ニックが発注しビリーは狙撃しただし悪人だけど殺す仕事)ばっちしやり終えたのに、ニックからの送金150万ドルはない。
    やはりニックは裏切ったのね。ビリーが悪人を狙撃したあと手配された車に乗ってたら100%始末されてたね。
    あー、ビリーアホな振りしてなんて賢いんだろう。
    惜しむらくは近所のアッカーマン夫妻、その子どもたちと親し

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    2024年07月25日
  • ミスター・メルセデス 上

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    キングをけっこう読んでいるつもりでいたが、今世紀に入ってから書かれた長編を読むのは初めて。彼の作家生活の半分以上が未踏と言える。まだ楽しみがあるものだ

    キングにミステリーを書かせてもうまいであろうことは全然想像に難くなかったのだが、それにしてもお見事

    舞台はオハイオかインディアナあたりのイメージだろうか

    キングはassholeは単純にthe assholeとして描くことが多かった気がするが、ややそれへの反省というか少し変えたところもあるのかも

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    2024年07月21日
  • 死者は嘘をつかない

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    キング健在!アピールしているよう。一時期は不安な作品があったが(私個人の感想)作品のままに蘇ったよう。霊が見えるって、こういうことなんよって、先に読んだ作品に言いたい。まじでもっと作品を読ませて欲しい。

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    2024年07月19日
  • ビリー・サマーズ 上

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    ネタバレ

    4.5くらい。

    暗殺を請け負うという一連の流れは、なんだかオズワルドみたいだなあと感じていたら、現実世界でも起きてちょっとびっくり。
    100分de名著でキャンベルの話見てたら、ここでも触れられてて、やっぱ有名なんだなと実感。

    暗殺実行に至るまでの、人々との触れ合いはまあまあ面白いし、ビリーがどう切り抜けるつもりなのか想像出来たし、作中作が面白かった。キングの書きたいところだけ、必要なところだけが書かれているという印象。

    で、暗殺が起きて潜伏していたら、アリスという女性を助ける。上巻の終わりで新キャラ登場というのは、変化があって良かった。

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    2024年07月16日
  • 心霊電流 上

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    邦題のイメージで読んだらかなり違った。
    久しぶりにキング節炸裂のB級お下劣ホラー系を期待したら、まさかのハートウォーミング甘酸っぱ青春ものだった。
    献辞にラブクラフトやブラムストーカーらそうそうたる作家たちの名を連ねておいてこの内容。やられた。
    それでもさすがキング。相変わらずこれ以上ないってくらい少年を書くのがうまい。牧師の扱いも巧みでキングの手の上で転がされる楽しさを存分に味わえた。
    ロックバンドを大きく取り扱っているのも好ましい。
    そしてコアなファンへのサービスもきっちり。ストーリーに直接関係ない名前があちこちに散りばめられていてニヤリ(そしてゾワリ)。
    気持ちを切り替えて楽しんでいたら

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    2024年07月03日
  • シャイニング(上)

    購入済み

    映画を先に観ています。上巻を読んだ時点での印象ですが、ジャック、ウェンディ、ダニーそれぞれの内面描写に紙幅が割かれていて、テンポよく進むというよりはじっくりと読み進める感じがしました。特にジャックは映画版のようなエキセントリックな人物でなく、彼の背景も丁寧に描かれています。

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    2024年06月30日
  • ビリー・サマーズ 上

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    上巻は、依頼を受けた殺し屋が、周到に計画をたてていく過程を描く。
    2段組で300ページ以上あるが、ストーリー的には進みは遅い。
    しかし多彩な登場人物との濃厚なコミュニケーション、そして主人公の過去が小説中の小説というメタ構造になっていて引き込まれていく。文章が緻密で比喩も上手いし、小説や映画からの引用も多くキングの知識の広さを堪能できる。
    ここらがキング作品の好みの別れるところだろうが、完成度が高くて十分に楽しめるし、ラスト近くで急に話が動き出すので下巻が楽しみ。

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    2024年06月29日
  • ビリー・サマーズ 上

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    ネタバレ

    帯に「すべてのページが面白い」とは言いすぎでは(笑)
    と期待してしまったので、少し肩透かしをくったものの、作家になりすましたビリーは好印象の素敵なおじさんだ。
    そして、ビリーが仕事を終えたことで、物語の様相はきな臭くなってくる。
    さて、後半で真相が明かされ、どんな展開になるのか・・・

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    2024年06月27日