スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • フェアリー・テイル 下

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    ハッピーエンドを明記(勿論疑って読む)。
    中盤以降、現実要素無しのファンタジー。
    珍しいキング作品です。これも良いです。

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    2026年03月18日
  • 呪われた町 下

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    ネタバレ

    上巻は町の人々の描写が多かったですが、
    下巻は展開が早くさくさく読めました。
    ベン率いる仲間たちは最終的にマークだけになってしまいましたが、そのマークはとても勇敢。両親が殺されても自身を奮い立たせ立ち向かったのは凄い。キャラハン神父は別の話で活躍する様なので、読んでみたいです。
    また後日談のが描かれているというトウモロコシ畑の子供たちも読みたくなりました。

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    2026年03月15日
  • ビリー・サマーズ 下

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    映画も小説もホラーが苦手で、これまで敬遠していたスティーブン・キング。本作はホラーでもスーパーナチュラルでもないストレートなクライムノベルとのことで読んでみました。
    殺し屋サマーズのお仕事小説としてスタートし、そこに先が気になる小説内小説も追加され、さらに素敵な少女アリスまで登場すると、ストーリーはフルスロットで加速してもう止められません。
    涙が溢れる美しいラスト。キング先生は物語の素晴らしさと自由さを心から愛しているのでしょう。
    先入観で避けていては出会えなかった作品です。4.5

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    2026年03月09日
  • ランニング・マン

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    ネタバレ

    逃げ切れば賞金10億ドル、捕まれば死。
    そんなイカれたデスゲーム番組に出場したリチャーズ。
    ゲーム開始までの120頁のせいで、じわじわと増していく恐怖感を彼と共に味わう事になった。
    息をもつかせぬ逃走劇や密かに手助けしてくれる人達の存在に胸が熱くなるけど、やっぱりラストシーンがピカイチなんだよねえ。
    下品な表現で申し訳ないけど、“クソみたいな社会に一矢報いてやった感”が最高なんです。

    失業者があふれた都市では貧者が命を賭けたゲームで一攫千金を狙い、その様子をテレビで楽しむ富裕層がいる。
    こんな世界が舞台のディストピア小説だけど、それほど暗い気持ちにならないうえに面白かった。

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    2026年03月08日
  • ランニング・マン

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    西暦2025年のアメリカが舞台のSF?
    四~五十年前の世界から見れば、今は未来か

    こんなアメリカもあったかもしれない
    家族の元にいた方が……と何度思ったか
    これが彼の選んだ生き方とは言え胸が塞がる

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    2026年03月06日
  • 死者は嘘をつかない

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    題名に惹かれて購入しました。S・キングの作品は映画ではよく拝見していましたが、小説は初めてでした。
    本作は少年のジェイミーが死者がみえる不思議な能力のせいで、厄介な展開に巻き込まれる物語でしたが、ページ数のわりに内容が綺麗にまとまっていて伏線もしっかり回収されていました。面白い作品でした。

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    2026年02月17日
  • フェアリー・テイル 上

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    現実からフェアリーテイルの世界へ

    いつのまにかフェアリーテイルの世界に入っている。
    これからどうなる下巻。

    あと、
    キング先生はやはり犬と少年、老人をうまく表現できる。

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    2026年02月12日
  • ビリー・サマーズ 上

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     今回読むキング先生はホラーではなくミステリー、というか殺し屋が主人公の犯罪小説。しかも、『ミザリー』を彷彿とさせるノベル・イン・ノベルでもある。主人公は、仕事のために「作家」という身分を偽装するが、もともと文学に造詣が深いこともあって、自身の半生をモデルにした小説執筆に没頭。『ミザリー』の時のように、地のパートと小説パートでは書体が変えてある。前半は地のパートより、小説パートの方が面白く、読むほうもアクセルを踏んでしまう。
     ところが、なにせ執筆中のことなので、いやおうなしに中断させられてしまう。もちろん、ビリーの仕事と「偽りの」日常の描写もそれなりの緊張感をはらんでいる。そんな、かりそめの日常も「決行」の瞬間から一転、キング先生の筆もギアを上げてくる。上巻を読み終えた直後、下巻を手に取ってしまったのは、言うまでもない。
    (下巻に続く)

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    2026年02月11日
  • ミスト 短編傑作選

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    4つの短編と、中編「ミスト」からなる作品集。
    どの作品もキングの語りが本当に巧みで、怖いのに、気づくとどんどん引き込まれていく。
    特に印象的なのは結末の描き方で、読み終わったあとも余韻が残るものばかりだった。
    中編「ミスト」は霧の中で起こるパニックを登場人物たちと一緒に体験している感覚、読みながら何度も息が詰まりそうになった。
    そして、誰かの選択が他者にどんな影響を与えたか、集団心理がどんどん崩れていく場面は心に残る。

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    2026年02月02日
  • コロラド・キッド 他二篇

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    日本のキングファンにとって幻の作品とも言える二作がついに一般に流通!
    これだけでも嬉しいのに新作も一篇入っていて控えめに言って特別な一冊でしょう。
    ちょうど本なんて読む余裕がなかった時期で、限定的な出版であったことを後から知って本当にショックだった。その後何年もふとした時に思い出しては悲しい思いをしてたけど、ついに読むことができて感無量。内容や出来とかもう関係ないレベル。
    そんな思い入れをなんとか排除しての感想は、キング作の中ではまあまあってところかな。
    キング中編はハイレベルのものが多いことを考えるとやや物足りない。

    浮かびゆく男
    この作品で一番のポイントはキャッスルロックが舞台であること。
    よく知った地名や人名が登場するばかりか、なんと観光気分も味わえてしまう。久しぶりに里帰りした気分になれる。全力でファン向けサービスでしょう。
    内容自体は綺麗にまとまっていて読後感も素晴らしい。パノラマ島綺譚を想起させる場面があった。

    コロラド・キッド
    実際の理由は知らないけど邦訳本に入らなかったのもわかるような気がする内容だった。
    これは好き嫌いが別れる。序盤こそ面食らったものの、こういうものなんだと飲み込めればあとはキングの運転で連れて行ってもらうだけ。
    本作だけ本人のあとがきが付いてるのが笑える。ちょっと言い訳がましいよね。優しいんだよね。もっと突き放してくれてもいいんだけどな。

    ライディング・ザ・ブレット
    三作の中で一番好き。これぞキング。
    王道ホラーの要素てんこ盛りでどこを取っても不気味さが漂う。はっきりと見えてくるような気がする見事なホラー的風景描写。
    これを限られた人がダウンロードでしか読めなかったというのが悔しい。嫉妬。
    もっとゲス路線に振ってるほうが好みだけど、これはこれで哲学的で深みがあって満足度が高い。

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    2026年02月01日
  • 死者は嘘をつかない

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    ネタバレ

    面白かったです!ちょいと短い長編。或いはちょいと長めの中編。という感じのページ数なのですが、絶妙にキッチリとまとめられていていた感じ。スティーブンキング、お見事なり!と思いましたね。

    少年には、死者を見る事ができる、、、という、まあ、、、ホラー小説的には、超定番の設定、と言っていいのではないでしょうか。バリ面白かったのが、主人公のジェイミー少年が小説内で自ら「死者が見えるっていっても、ブルースウィリスのあの映画じゃないよ」って、誰もが知っているであろう同じテーマの超有名映画、M・ナイト・シャマラン監督&ハーレイ・ジョエル・オスメント君主演の「シックス・センス」をネタにしているところ。ま、テーマがテーマだけに、しかもこの小説はアメリカでは2021年に発表されているようなので、そこに触れんわけにはいかんだろう、、、ってなもんですよね。いやあ、センスあるなあ~キングさん!って思いましたね。

    で、その映画「シックス・センス」とは、同じテーマでありつつ方向性違う感じで、いやあ、見事な小説だったな!と。

    英語の原題は「LATER」でして、小説の中でこれまたジェイミー少年が、英語の原文章では、しょっちゅうこの単語を連発しているようなんですね。「後になって(わかった)」「(よくよく考えてみれば)そーゆーことだった」って感じで、この小説では、基本的に、重要にして重大な事が「後から」分かるんです。振り返ってみれば、そーゆーことだったのね、、、って事が、すっごく多い。だからこそ「LATER」ってのは見事な題名だなあ、、、この小説の勘所をキッチリと言い当てている名タイトルだな、って思うんですが、、、

    でも、日本語のタイトルである「死者は嘘をつかない」というタイトルも、読み終わったらしみじみと分かるんですが、めちゃんこ名邦訳だと思います。「そうだよなあ、、、死者は、嘘を、つかないよなあ、、、」って、しみじみと、しみじみと、感じるんですよね、、、

    ジェイミー少年は、死者を見る事ができるし、死者と話をすることができる(でも死者がどこか別のベクトルの世界へ「旅立つ」までの間だけ)。そして、死者は、嘘を、つかない。これが本当に物語の重要な点でして、死者が嘘をつかないからこそ、物語が、見事に見事に、、、転がっていくんですよね、、、「死者は嘘をつかない」というこの小説内の絶対のルールが、本当に、凄く、重要でして。

    で、面白いことに、死者は嘘をつかない。というか、つけない。のですが、、、「真実を言いたくない!」と、駄々をこねる事はできるんです、死者は。そこがバリおもろい!バリ見事!って思いました。死者でも、言いたくないことがある。死者でも、言うことを拒否したいと思う事がある。そこが本当になあ、、、その目の付け所よ!って、僕はなんか、感動しました。

    物語の最終盤、マーズデンという麻薬の売人が、とある理由で殺されるんですが、殺されたマーズデンは、大量の麻薬を隠している?という設定だったんです。でも、大量の麻薬を隠している、と思わせた?のは、生前の彼の、嘘だったんです。彼が、実際に隠していたのは、麻薬とは違う方向性の、、、本当に本当に酷い、恥ずべき(でも本人はソレを嬉々として行っていた)趣味だったんですよね。

    そして、死者となったマーズデンは、その彼のその鬼畜の所業がバレる事を、しっかり恥じていたんですよね。死んだから、嘘はつかない。嘘はつけない。でも真実を言いたくはない。でも嘘はつけない。最終的には、言うんです。でも彼はそれを、それがバレるのを、既に死んでいるのに、それでも死ぬほど恥じている。そんなことが理解できる描写が、あるんです。それがなんというか、本当に見事だな、ってね、思ったんですよね。

    あと、そうなんです。「死者は嘘をつかない」ということは、逆説的に言えば、裏を返せば「生者は嘘をつく」んです。そう。「生者は嘘をつく」ことこそが、この小説の真のテーマかもしれない。生者は嘘をつくからこそ、「後になって分かった。あの時のアレは、そーゆーことだったんだ」ってことが、シミジミと、ウソがばれた後に、理解できるんですよ。「死者は嘘をつかない」ことと同じくらいに「生者は嘘をつく」ということこそが、この物語の重要なポイント、なんだと、勝手に思いました。僕は。

    そして、著者のキングは、それを、否定していない。「生者は噓をつく」のは、人間として、本当に至極当然のことなんだ、と、キングは理解している。「生者は噓をつく」ことは、良いとか悪いとかの次元で判断できる事ではない。それは絶対的に「そういう」ものなのだ。と、キングは達観している。そう認識しました。僕は。

    あと、この小説は、キングの超大作「IT(イット)」を、できれば、必ず、先に読んで欲しいです。ココから先、「IT」のネタバレにもなりますので、ご注意を。まさか、あの連続爆弾魔「ケネス・セリオ―」が死んだ後に彼にとりついていたのが、あの「IT」のピエロ、ペニーワイズ的存在の、「死の光」だったとは!まさかここで、「IT」から時を超えて「チュードの儀式」が出てくるとは!

    ジェイミー少年は、物語の中盤で、一度は「IT」を打ち負かします。だがしかし、物語の最終盤で、どうしても、どうしようもなく、「IT」の助けを、力を、借りる事となります。そうしなければ、ジェイミー少年が、死んでいたでしょうし。しかしだからこそ、あの時点で、「IT」に借りを作ってしまったことで。「IT」より上の立場だったジェイミー少年は、再び、「IT」と対等の立場になってしまいました。悪魔に魅入られる可能性のある立場に。

    「笛吹かば、我は現われん、いいか」

    いつの日か、ジェイミー少年が大人になった時に、笛を吹く物語が、語られるかもしれません。この物語は、まだ終わっていない。そんな気がするんですよね。

    ま、しかし、キング自身にとって、「IT」のテーマが、それだけ重要だ、ということなのでしょう。自らの作家生命をそこに注ぎ込んでもいいくらいの、存在なんだろうなあ、と。そんな事も思った次第ですね。いやはや、、、コズミックホラー作家、だったのか。スティーブンキングって。うーむ。ビックリしました。

    あと、この文春文庫版。2024年6月1日に発売されているんですが。お値段が。1500円+税。なのです。超分厚い文庫本でもない、この作品の文庫本の値段が、1500円+税って!?紙の本の値段って、そこまで高くなっているのか!?という事実も、僕にとっては超!衝撃でありました、、、

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    2026年01月28日
  • シャイニング(上)

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    映画とは全然違う、より人物の内面や思考が浮き彫りになる小説はやはり面白い。しかしこの上巻はまだ導入。嵐の前の静けさといった感じか。一部日本人には理解の難しい固有名詞やサイケデリックな表現を脳内で補完するのに若干苦労した。ただし読めない程度ではないのでこの点数。
    ホラー小説もいいね。

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    2026年01月22日
  • ジョイランド

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    流石は巨匠の作品。
    隙間時間に少しずつ読んでいたので続きが気になり、就寝前などに内容をふと思い返したりもしました。
    大半が主人公の青春譚なのでミステリー要素は薄いですが、それでも満足感あり。
    アメリカ人ならではの軽快なジョークと会話のテンポも面白かったです。
    彼が過ごしたあの夏は、陽光に照らされ煌めく波のようだったでしょうね。
    軽いベッドシーンと匂わせ程度の幽霊も出るので、苦手な人はご注意を。

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    2026年01月16日
  • ミザリー

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    ネタバレ

    後半はページを繰る手が止まらなかった。

    人物が徹底して作り込まれているため、まるで自分が主人公ポールであるかのような臨場感で物語に引き込まれた。

    監禁され、足を切り落とされ、名誉を剥奪されたポールが、四肢満足で頑強かつ狡猾なアニーに一矢を報いようとするが、、、。

    あらゆる事象がポールに牙を剥き、強くあろうとすること自体が不可能に思える状況のなかで、それでも最後の最後まで自尊心を保ち続けた彼に一縷の光が差し込み、物語は大団円を迎える。

    こうして振り返ってみると、勇者が龍を倒すという王道の物語にほかならない。だが、スティーブン・キングの手にかかれば、擦り尽くされた英雄譚でさえ、傑出したサスペンスへと一新されてしまうのかと、舌を巻かされた。

    極上のエンターテインメント。

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    2026年01月10日
  • ビリー・サマーズ 下

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    上巻に対して下巻は殺し屋の復讐&逃避行がメインの話で冗長な印象を受けた。
    余談だが、キング作品『シャイニング』のオーバールックホテルがこの作品でも少し言及される。キング作品では『11/22/63』でも、他作品『IT』の舞台デリーが出てきたり、ちょい怖なクロスオーバーがあり楽しい。

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    2025年12月21日
  • 死者は嘘をつかない

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    キング大先生のおなじみ一級娯楽ホラー小説。
    ただし怖くはない。
    でも怖くないので夜でも読めます(^^)

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    2025年12月20日
  • 11/22/63(下)

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    上中下とあって、やっぱりキングの長編は長い。
    描かれている古き良きアメリカの空気感は肌で感じられるほどだったし、この規模のプロットを制御できるキングはやっぱり凄いと思った。
    個人的には『スタンド・バイ・ミー』や『リーシーの物語』のほうが登場人物の心情が練られていて好きだけど、最後のシーンでちゃんと感動させられたので好きな小説にはなった。

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    2025年12月15日
  • アンダー・ザ・ドーム(3)

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    エンタメ、面白いけど、読みたい名作が世に沢山ある中でエンタメ100%の長編を読む時間はちょっと勿体無いなと考えてしまう、今の私…。
    16章の、語り手と読者が風になって町の各地を見回る描写よかったなぁ。

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    2025年12月18日
  • ランニング・マン

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    バトルランナーの改訂版。
    西暦2025年、アメリカは巨大な管理国家と化し、都市には失業者があふれていた。貧困にあえぐベン・リチャーズは人気を誇るゲーム番組『ランニング・マン』に出場することに。逃げ切れば大金、捕まれば即死。30日間逃げ切れるのか…。
    大好きなキングのリチャード・バックマン名義で発表していた初期の代表作とあって、復刊に歓喜です。
    リチャーズは逃げ切れるのか、ハラハラする展開も見所ですが、リチャーズの心境の変化が面白かった。
    最初は娘の病気の治療費を稼ぐためゲームに参加しましたが、ゲーム中に出会う人と接していくうちに、メディアに支配された社会に対する怒りが増長していく様を丁寧に描いています。
    2026年に映画が公開されるので、映画と原作の違いを楽しみたいと思います。

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    2025年12月14日
  • ビリー・サマーズ 下

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    上巻の素晴らしさが続くものの、個人的にはちょっと中だるみ感があり、残念だった。
    下巻は半分のボリュームだったら最高だった。

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    2025年12月09日