スティーヴン・キングのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
引退することにした、暗殺者ビリー・サマーズ。
最後の仕事で引き受けたのは、護送中の殺人犯の狙撃。
報酬は200万ドルというから、1ドル150円で換算すると3億円かぁ。
いや、そうして計算してみると、うさんくさすぎないか、と思うところだけど、ビリーは引退の仕事として引き受ける。
狙撃するためにその街にしばらく住み、そのあいだは新作を執筆中の作家になって街に溶け込め、という。
なんだそれ、あやしすぎないか。
ビリーは指令に沿って、作家のふりをして、実際に書き始める。
警戒されないため、狙撃の腕は一流でも「おバカなおいら」を演じているビリーは、実は文学好きで教養が高い。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ上巻の最終盤でとんだやっかいごとに対処するはめになったビリー。
ただそこでのビリーの振る舞いが、主目的は自身の潜伏生活への危険を排除するためだが、半ばやけくそ気味になりつつもやっぱり「善き人」の行動様式。
このアクシデントから思わぬ旅の友が増えることになる。
ということで後半は自分を嵌めたニック、そしてその奥にいる真の黒幕へ落とし前をつけに行くロードノベルの様相。
上巻から時折挟み込まれていた作中作もいよいよビリーの心の奥底に沈むイラク戦争での喪失と対峙することに。
この”ひと仕事”の筋書きはビリーが睨んだとおりだったのか、真の黒幕は誰で何を狙っていたのか、気になり過ぎてどんどんページが -
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Posted by ブクログ
ネタバレ読みやすい、ちょうど良い長さ、初級編スティーブンキングという感想。
霊が見える(しかも話せる)少年が主人公。
とある老人の亡くなった奥さんから指輪のありかを聞いたり急死した小説家から続編のストーリーを聞き出すところはコミカルで楽しい。(こんな能力欲しいなーと呑気に思ってしまう)
ただ、おとなしく優しい(?)霊ばかりではなく、ある爆弾殺人鬼の霊に生前に仕掛けた爆弾の在処を聞き出したところから平和が崩れ始め、、、
ストーリーは流石のスティーブンキングでスラスラ読める。テンポも良い。
主人公と母親が健気に生きている描写に感動しながら読んでいたのに最後のオチが1番ホラーだった。
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Posted by ブクログ
最後の仕事を終えるも罠に気づいたビリーだが、レイプされ車から投げ捨てられた女の子アリスを救った翌朝、レイプ犯と間違われるところから下巻は始まる。アリスは回復するにつれてビリーを信頼し、ビリーもアリスに状況を話し始める。そしてビリーはアリスを傷つけた若者たちに復讐し、そして二人はビリーの命を狙う者たちに復讐するが…。ビリーの書き始めた自伝的小説は並行して進んでいく。
意外なラスト!と書いてはあるが、たいして意外ではない。そんなことより、このラストは心に染みる。格好つける必要もない。背伸びする必要もない。自分を追い込む必要もない。クリエーターのキングから、これからを生きる若者たちへのメッセージだ -
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