スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • コロラド・キッド 他二篇

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    特に表題作はね、純文学ですよね、これは。浜辺に出現した死体の事件を、老いた地方紙の記者ふたりが若い女性インターンに語って聞かせるのだが、謎は解けず、だけど海辺の街の香り、人が人に伝えていくべきこと、受け取るべきことが描かれてて。さすがキングですよ。

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    2025年01月01日
  • 死者は嘘をつかない

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    ネタバレ

    読みやすい、ちょうど良い長さ、初級編スティーブンキングという感想。

    霊が見える(しかも話せる)少年が主人公。

    とある老人の亡くなった奥さんから指輪のありかを聞いたり急死した小説家から続編のストーリーを聞き出すところはコミカルで楽しい。(こんな能力欲しいなーと呑気に思ってしまう)

    ただ、おとなしく優しい(?)霊ばかりではなく、ある爆弾殺人鬼の霊に生前に仕掛けた爆弾の在処を聞き出したところから平和が崩れ始め、、、

    ストーリーは流石のスティーブンキングでスラスラ読める。テンポも良い。

    主人公と母親が健気に生きている描写に感動しながら読んでいたのに最後のオチが1番ホラーだった。

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    2024年12月30日
  • ビリー・サマーズ 下

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    意外な展開が続く

    登場人物が頭の中で混乱してしまったので
    機会があれば再読したい

    超常現象などはないので
    肩透かしと感じる読者がいるかもしれません

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    2024年12月29日
  • ビリー・サマーズ 下

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    最後の仕事を終えるも罠に気づいたビリーだが、レイプされ車から投げ捨てられた女の子アリスを救った翌朝、レイプ犯と間違われるところから下巻は始まる。アリスは回復するにつれてビリーを信頼し、ビリーもアリスに状況を話し始める。そしてビリーはアリスを傷つけた若者たちに復讐し、そして二人はビリーの命を狙う者たちに復讐するが…。ビリーの書き始めた自伝的小説は並行して進んでいく。

    意外なラスト!と書いてはあるが、たいして意外ではない。そんなことより、このラストは心に染みる。格好つける必要もない。背伸びする必要もない。自分を追い込む必要もない。クリエーターのキングから、これからを生きる若者たちへのメッセージだ

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    2024年12月26日
  • ビリー・サマーズ 上

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    殺し屋 ビリーサマーズの物語
    上巻最後にストーリーがまた動き出した

    海外小説は名前が覚えられない ストーリー展開が早く面白い

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    2024年12月15日
  • 死者は嘘をつかない

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    死者の声が聞こえたら‥最初は伝えられなかった思いを伝えられる良い話かと思いきや、そこはキング。人間の悪意がしっかり絡んだ少年の成長物語になりました。初期の化物系ホラーも好きだけど、後期のしんみりしたホラーもなんだかんだすきだなぁ。

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    2024年12月12日
  • アウトサイダー 上

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    うほっ!

    最後でここにつながるのね?

    これ以上はネタバレになるから言えない。

    やっとホラー要素が出てきたところで終わるのね。

    後半、ちょっと中だるみの箇所もあるにはあったが、

    ほぼ一気読み。

    読ませるね〜!

    前作に繋がってるやないけ〜!

    下巻読むの楽しみすぎる〜♪

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    2024年11月13日
  • ミザリー

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    ポールが狂ってく文が面白い。アフリカ!
    ハッピーエンドなのもポイント高い。無駄に不穏に不条理に終わるホラー多いんだもん。

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    2024年11月11日
  • 死者は嘘をつかない

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    まあいつものキング作品、って言ってしまえば簡単なんですけどやはり面白いです。
    主人公が回想しながら語る作りなので全編気持ちに余裕のある物語だった印象です。
    といいつつ主人公母親の元恋人の悪徳警官や爆弾魔のくだりは流石にキング、肝を冷やす、嫌な気持ちにさせる描写が上手いと思いました。

    全体的には怪談のような雰囲気でした。

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    2024年11月10日
  • トム・ゴードンに恋した少女

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    RソックスのT•ゴードンファンの少女がハイキングで遭難するだけの話といばそれまでなのですが、そこはさすがキング、最後までひっぱられるように読みました。彼女は果たして生還できるのか。
    キングだから最後までわからん!なところもよきで、好きな作品でした。

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    2024年11月09日
  • IT(4)

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    正直四巻まで面白さがわかんなかった。ただただスティーブンキングの文章力に魅せられてページをめくっていただけだったが、四巻で全てを持っていかれた
    大人になる恐怖、忘れてしまった子供時代、すべてがリンクしてまた忘れていく一連のサイクルがとても美しかった
    ベヴァリーのセックスの話はちょっと助長だと思ったけど、スーザンの回復やデリーの崩壊の部分はすごくよかった
    でも個人的にはあんまり怖くなかったかな、ホラーの帝王の文章を味わう小説だと思った

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    2024年11月08日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    一流の娯楽作家が創作の真髄を余すことなく、自由に綴っており、作家を目指す人にとっての心構えも丁寧に述べている良書だと感じた。

    将来、私も創作しようと考えているので、この本は当分の間は大切に保管することにする。

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    2024年11月04日
  • ビリー・サマーズ 下

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    誰も死なないで・・・って願ってたのに
    めっちゃハードボイルドで
    ハートウォーミングで
    キングのこういうお話は大好きです
    長さが気にならなかったし
    終わらないで!!って強く思ってた

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    2024年10月31日
  • コロラド・キッド 他二篇

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    浮かびゆく男/コロラド・キッド/
    ライディング・ザ・ブレット

    ≪男≫
    スコットの不思議な体重減少
    何を着ていても何を持っていても目盛は同じ
    いつまで減るの?なぜ浮かぶの?
    体重は減らしたいが浮かびたくはない

    ≪キッド≫
    二人の記者の想いが残る事件
    被害者はコロラド・キッド(仮)
    二人の話を聞きながらステファニーは質問し、意見を言う
    考える調べる 々々 記者になれるかな

    ≪ブレット≫
    語り手はアラン・パーカー
    母 緊急入院の連絡を受け病院へ
    ヒッチハイクの道中に起きたことは
    怖い と思うのに文字から目が離せない

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    2024年10月31日
  • ビリー・サマーズ 上

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    だんだん良さが出てくる
    表紙も然り
    泥沼に足突っ込んでるのに
    女の子まで・・・
    久しぶりのワクワク感

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    2024年10月29日
  • 任務の終わり 上

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    久しぶりに小説が読みたくなったので読んでみました。
    スティーブンキングらしい、若干サイコだけどリアルな表現を楽しめました。

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    2024年10月21日
  • ビリー・サマーズ 下

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    ネタバレ

     たまに見かけそうなジャンルを、まあよくありそうな結末で描いているだけのはずなのに、読んでいてずっとおもしろい。さすがスティーブン・キングというところ。
     「小説」が地の文での最新近況に追いついてしまった時点で嫌な予感はしたが、「作者」が信じたかった展開をはらはらしながら追いかけているうちに、ふと最後に待つ現実を忘れてしまった。書くことについて書かれたことの説得力は抜群で、書かれた人物が書かれたままに生きているという説の正しさは、ここまで夢中になって読み続け、架空の登場人物でしかない存在の生き死ににこだわっている読者だからこそ実感できるという、上下巻2冊もかけてのおもしろい仕掛けだった。さすキ

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    2024年10月18日
  • 異能機関 下

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    子供たちの頑張りよ。
    ルーク頑張れと心の中で応援しながら読んだ。モーリーンとエイヴァリーに泣けた。生き残ったみんな、幸せに生きて欲しい。

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    2024年10月07日
  • コロラド・キッド 他二篇

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    エモすぎて心臓を掴まれまくり!スティーヴン・キングの中編短編3作を収めた作品集 #コロラド・キッド

    ■はじめに
    スティーヴン・キングの中編2編と短編、計3作を収めた作品集。巨匠キングのパワーを感じられる内容で、ドエンタメをベースしながらホラーや超自然的現象もある。短いお話ながらどれもエモさも抜群で、心臓をぎゅと掴まれること請け合い。

    本作に収められている作品は、これまで手に入りづらかったとのことですが、どれもキングらしくて面白い! どれも気軽に楽しめ作品ばかりなので、未経験の方にもオススメですね。

    ■各作品のレビュー
    ●浮かびゆく男
    なぜか体重が徐々に少なくなって初老男性。体調変化に憂慮

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    2024年09月27日
  • 異能機関 下

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    ネタバレ

    下巻はもう、疾走していくような展開で一気読みです。
    ルークとティムが出会ったことにより、研究所への反撃開始の一方、研究所でもエイヴァリーを中心に反乱がおこります。
    ソ連やアメリカには超能力研究所があるという都市伝説?から膨らませた物語だと思いますが、キングらしくその世界観は壮大です。
    超国家的に連携された超能力研究所が世界中にあり、その目的が核絶滅を防ぐためにキーパーソンを暗殺するためという発想は、普通出来ないと思います。
    ただ、今回のことがきっかけに組織が崩壊することはあっけなさすぎるような気がします。
    続編もありうるかもしれないですね。

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    2024年09月20日