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2019年、リメイク版映画が公開! 競争社会を逃れてメイン州の田舎に越してきた医師一家を襲う怪異。モダン・ホラーの第一人者が“死者のよみがえり”のテーマに真っ向から挑んだ、恐ろしくも哀切な家族愛の物語。
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Posted by ブクログ
所々、脱線があり読みづらい部分もあるが、キングの世界観にあっという間に引き込まれる。 ホラーではあるがキングらしい人間の悲哀、愛の物語。 これを読むと、毎日を大切に生きようと思える。
我が子の死を受け入れられない父親。 それは大人としての弱さでもある。 そして彼に身も凍る恐怖が襲いかかる。 本当に恐ろしい。 けれど哀しみと切なさだけが残る。 名作。
田舎町に引っ越してきた医者のルイス一家。妻と子供たちが帰省した時、娘の可愛がっている飼い猫のチャーチルが死んでいるのを、ルイスは見つけてしまう。 ルイスは隣人のジャドと共に、猫の死体を自宅の近くにあるペットの霊園に埋葬しに行くことにするのだが…。 キング作品はなかなか動きだしの遅いイメージや...続きを読む、文章がボリューミーだったりと、エンジンのかかりだしの遅い作品もちょくちょくあるのですが、この作品は入り込みやすかったです。 登場人物の平和なやり取りをはじめとした人物描写や、子どもたちの可愛らしい様子はもちろんですが、いいタイミングで恐怖描写が入ってくるのもまたいい! そして怖い! 大学の治療室での一幕、そして猫を埋めに行った土地での不穏な雰囲気、そこで語られるジャドの過去…、派手に来るホラーの描写ももちろん怖いのですが、ひたひたと迫りくる怖さもしっかりと描いているあたり、キングの凄さがあるとあります。 そして命や死をめぐる物語としても秀逸です。娘のエリーがふと生物の命や死に興味を持った時、父のルイスがやさしく語り聞かせているところも、しっかりと描かれていて、こうした一家がこれからどういう運命に襲われるのか、ホラーとしての楽しみもあるのですが、一方で不安でもあります。 舞台は整った、という感じがあるので、下巻もとても楽しみです。
アメリカの田舎町に越してきた医者一家。優しいお隣さんとの出会い。職場環境も順調そう。子供たちは元気で可愛く、妻は聡明で美しい。読む方もホッとさせられるような出だしですが、それだからこそ合間合間に垣間見える不穏な予感が恐ろしい。その昔この上巻のみを旅先に持込み、下巻を持ってこなかったことを激しく後悔し...続きを読むました。
引き込まれる感じでおもしろかった! 続きが気になって結構スイスイ読めました。 上巻の最後でゲージの事が書いてあったのはびっくりしました。 なんか静かな怖さがあると思います><
もう文体から死の香りが漂って来る。よくスティーブン・キングは、不可避な残酷な運命をエッセンスに取り入れるけど、その中でもこの作品は秀逸です。
『猿の手』がモチーフの作品はたくさんあるけれど、こんなに感情面を掘り下げて書き込まれた作品はほかにないのでは。 作者に息子がいるだけあって、壮絶な描写。 ・・・あの息子があんなになるなんて。年取るはずだよー。
「愛するがゆえに犯す禁忌」の物語、死ぬほど怖いんだけどそれよかやっぱ号泣だよ、家庭持ちにお勧めいたします。徹夜本な保障ができます。
メイン州の田舎に越してきた一家と老人の交流。そして家の裏地にある古より伝わるペット専用の墓地を巡る物語。しかしながら、ペット専用の墓地という題材にしてはペットロスを取り扱ってるわけではなく、話もペット中心の物語ではない。 ホラー作品の恐怖というのは必然的に結果としての死に直結してるが故の恐怖であり...続きを読む、死なないホラーで恐怖を演出することは難しい。それ故に結果としての死か、もしくは物語の導入としての死を語ることに偏りがちで、「死」そのものをテーマとしたホラーは案外珍しいものである。そんな中、本作はキング作品の中でもかなり直接的かつ広範に「死」というものをテーマとして取り扱った作品であり、そのせいかどことなく物語の根底には物悲しい悲哀が漂っている。 死に接することの多い医者という職業である主人公。幼少期の姉の死がトラウマになっている妻という設定もまた魅力的で、それ故に否応なしに死というものを意識してしまうのだ。そんな中、飼い猫チャーチの死と、そのチャーチを甦らせてしまうミクマク族の墓地という流れは非常に面白く、帰ってきた猫が「猫なるもの」と言っても過言ではない不気味な存在なのもまたゾワゾワする怖さがある。それでいながら埋めたペットが帰ってくるなら死んだ人間を埋めたらどうなる?という匂わせを出しているのも上手い。 上巻はまだ恐怖の予兆にすぎず、不穏さのみを残して終わったわけだが、これが下巻でどう展開するか楽しみである。
「おれは聖トマスに似てるのかもしれんな。イエスが復活したと聞いて、“その手に釘の穴を見、自分の手をその脇腹の傷にさしこんでみなければ”、けっしてイエスがよみがえったことを信じない、と言ったあのトマスさ。おれに言わせれば、トマスこそは弟子たちのうちの真の医者だったんだ—―聖ルカじゃなく」 ……ていう...続きを読む、主人公の同僚の台詞。「信じるのが宗教で、疑うのが科学」みたいな事を予備校時代、講師の誰かが言って、この ”doubting Thomas” のエピソードを連想したが、光栄な事にキングも同じ事を考えたらしい。そういえば、医師である筈のルカは『キリストの変容』のエピソードでも、神がかった少年の症状を癲癇発作と記述していない。
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