スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • フェアリー・テイル 下

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    ネタバレ

    上巻では地上での出来事で、わかりやすかったけれど下巻になったら、ファンタジーになりすぎてついて行けない箇所も…
    それでも展開はまさしくおとぎ話であの量にして頑張れたのもストーリー、登場人物の魅力の無せる技!
    それに、上巻では老いて切なかった犬のレイダーが元気になってよかったよかった!

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    2025年06月22日
  • シャイニング(上)

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    再読。Sキューブリック氏の映画とはまた違うし、ジャックニコルソンのジャックトランスとはまた違う。

    小説版の方が家族愛を感じさせられる。そんなところが憎めないところ

    後半へ

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    2025年06月18日
  • ビリー・サマーズ 上

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    ネタバレ

    本の雑誌・2024ベスト・ミステリ部門から。キング作品の良い読者じゃないし、新作を読む前に、読むべき古典がいくつもあるだろうに…とは思いつつ。でもこれ、さすがに面白いですな。今のところ、作中作があまりピンときていないのを除き、本編の求心力は圧倒的。当初の目的である狙撃自体が、本上巻の2/3くらいで果たされてしまうんだけど、さて、そこからどう転がっていくのかってのが見えてこず、先の展開が気になることこの上なし。下巻も楽しみ。

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    2025年06月12日
  • ビリー・サマーズ 下

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    ネタバレ

    2024年スティーブン・キングデビュー50周年記念出版の本作

    キングは30年くらい前に「スタンドバイミー」を読んで、「映画とちがうなぁ」と思った記憶しかなく、どんな作風の作家なのかも知らなかったんですけど

    トランプ大統領、性犯罪、小児の性的身体的虐待、に強くNOを突きつけてました
    もともとはコロナ前に書かれたようなので、トランプ→バイデン→トランプになったのをどういう気持ちで見ていたのか気になるところ
    たぶん戦争に対しても批判してると思うんだけど、ビリーの射的能力は戦争で開花しているからなぁ…
    ただ戦争のトラウマ、なんらかの事件のトラウマに向ける目は優しい

    途中から映画「レオン」みたいに

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    2025年06月03日
  • ビリー・サマーズ 下

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    引退を決めた殺し屋が、最後の仕事として引き受けた依頼を遂行するうちに、思わぬ展開へと巻き込まれていくクライムサスペンス。

    悪人をターゲットにした仕事しか請け負わないというポリシーをもつ主人公は、不幸な家庭環境や退役軍人としてさまざまな修羅場をくぐり抜けて生きてきた。それらの過去が、弱者に向ける温かい眼差しとなり、周囲の人々からの信頼を勝ち取っていく。
    多少ご都合主義的な展開もあるものの、久し振りに読むキングの切ない長編ということで、懐かしい気持ちになった。

    また、本筋とは関係のないところで、代表作のひとつである『シャイニング』を絡ませてきたのは、長年の愛読者へのサービスか。
    ホテルや動物た

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    2025年06月01日
  • 11/22/63(中)

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    上巻の広がりと比べると中巻はいくばくかのトーンダウンがあり、いよいよ現れたリー・ハーヴェイ・オズワルドの監視に大半の紙幅を割くせいだろう。やはり監視というものは地道な作業であり、それは読み手にとっても同義である。もう一つはセイディーとの出会いと牧歌的な60年代を背景にめくるめくロマンスにあり、こちらは過去の世界に対する執着を強める意味でもとてもよかった。クライマックスの急転換と「共鳴」なる追いかけてくる過去の不穏な暗示を抱えたまま、物語は下巻へと雪崩れ込む。

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    2025年05月29日
  • アウトサイダー 上

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    前情報ゼロで読んだ。
    キングの本はまっさらな状態から世界に入る瞬間が最高にわくわくする。
    どんな世界観?主人公は?何が始まるんだろう。そんな楽しさが味わえる上巻だった。
    目撃者からの事情聴取という形式を挟みつつ、ものすごくゆっくりと進む。というか時間軸でいうとほぼ停滞したまま。なのになんでこんなに面白いんだって驚愕する。
    そして主人公が誰なのかちょっと戸惑う。いいよね、このキングの手の上で転がされてる感じ。
    本格ミステリなのかスーパーナチュラルなのか問題も浮かんでくる。前者ならクリスティやドイルも裸足で逃げ出すレベルの不可能すぎる仕掛けなんだけど、キングならやってくれるかもしれない。後者ならそ

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    2025年05月19日
  • 怪奇疾走

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     2009年から2019年頃の作品を収録。
     作者はスティーヴン・キングの息子。あの父の子、と言われるのがイヤで、ペンネームで当初隠していたらしい。が、それなりに現在人気作家であるようだ。
     序文からしてスティーヴン・キングの文体そっくりで、笑ってしまった。父と比較されるのがイヤだったら、ジャンルや文体をまるっきり変えてしまったらよかったのに、と思う。
     文体までそっくりなのでこちらもスティーヴンと比較せざるを得ないのだが、文章やストーリー・テリングは、似ているようでもやはり大家スティーヴンに比して少し何かが抜けている感じがする。が、比較せずに読めば、これはなかなか面白い、出色のホラー短篇集で

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    2025年05月18日
  • フェアリー・テイル 下

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    下巻は「長いな〜」と思うシーンがとても多くさらに登場人物が一気に増えて名前が覚えられなくなり挫折しそうになったが、グロさと痛々しい描写やたくさんの死の場面もありダークファンタジーの雰囲気はとても好きなテイストだった。
    色々な謎も解き明かされていき、最後は帯に記載されている通りのハッピーエンドへ集結していく。
    やっぱり物語はハッピーエンドがいい。

    いろいろとぎゅっとして一冊にまとめてくれてこの価格ならとてもよかったと思う。

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    2025年05月12日
  • コロラド・キッド 他二篇

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    やっぱりキングは面白い!一作目は相変わらずキャッスルロックの人はモーと思ったり、でもラストに切なさもあり。恐怖要素は薄めだけれど、しっとりとした味わいにある作品で良かった。キングはホラーで好きになったけれどこういうのも楽しめるようになってきた。

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    2025年05月07日
  • フェアリー・テイル 上

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    今までのスティーブン・キング氏の上下巻シリーズよりもかなり高額でびっくりして怯みそうになったが、キング50周年の集大成、そしてファンタジーとなると読まないわけにはいかないでしょと奮発しました。
    本が大好きなので値段のことであまり悩みたくないが、それにしても上下巻の本でこの価格は高すぎると思ってしまった・・

    上巻のほとんどは主人公の父親や周りを取り巻く環境について、そして老人と犬との出会い、信頼関係を築き上げていくまでの展開に費やされるが、ファンタジー要素がちらりとしてからは前のめりに、そちら側の世界に行ってからは立ち上がって読むくらいのテンションでもうわくわくとページをめぐる手が止まらない!

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    2025年05月12日
  • トム・ゴードンに恋した少女

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    9歳の少女が森で迷子になって、サバイブするだけのお話もキングが書くとこんなに面白くなるのはなぜなのか??
    人生を乗り越えるためのヒントが沢山描かれている感じがして良かった。

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    2025年04月14日
  • コロラド・キッド 他二篇

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    三者三様、それぞれに違った面白さがあるまさにキングにしか書けない作品が揃ってる!

    表題作『コロラド・キッド』は謎の死体を巡る一種のミステリーで、最初から最後までズーッとワクワクしながら読めた。

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    2025年04月14日
  • 11/22/63(下)

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    いやー、さすがキング!!面白かった!

    この物語は2011年から1958年に通じるタイムトンネルを通り、ケネディ暗殺を阻止するといあもの。

    ラストは

    なるほどー!こう終わるのか!!

    って感動もある!

    さすがです!キング先生!!

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    2025年04月14日
  • ミスト 短編傑作選

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    なんとスティーヴン・キングの作品を読んだのは初めてだったんだけど、不安と人間の凶暴性で揺さぶってくるので、怪奇現象自体は別に何でも…みたいなノリが書いた奴から感じられた。お陰様で縦横無尽に怖かった。ノーナ怖い。アメリカ人怖い

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    2025年04月13日
  • ミザリー

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    スティーヴン・キングの作品。ポール・シェルダンとアニーのほとんど二人しか出てこないのに、500ページ超えの本がぐいぐいと進んでいく。最後の1ページまで何が起きるのかハラハラドキドキしながら楽しめました!

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    2025年03月29日
  • ビリー・サマーズ 下

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    二段組、上下巻なのに、リーダビリティが高くて、長さを感じない。
    流石のスティーヴン・キング。仕掛けがこんなにもあって、その仕掛けのための描写が細かいのに、全く苦にならず。
    ただのミステリー作家ではないので、ビリーだけでなく、アリス、バッキーさらに、マージ(!)の人生まで描いてしまう。
    さらに、小説を書くということは、異界に足を踏み入れるということ。その境地も描く。
    そして、トランプ政権下の社会情勢も加味して。(キングはトランプ支持者ではないことがはっきりわかる)

    久々のキング。盛りだくさんで読者を掴んで離さない力技を楽しめました。

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    2025年03月27日
  • ミスト 短編傑作選

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    ネタバレ

    『霧』が読みたくて買った短編傑作選だったが、『ノーナ』に不思議と惹かれて読後も印象が強い。
    主人公以外誰もノーナの姿を見ていないのなら、主人公の内なる暴力性が他者の形をとって現れたということなのだろうか。孤独な生い立ちでどこにも行き場のなくなった主人公に、ただひとつの指針として女神のように現れている。主人公の認識ではノーナは確かに目の前にいたのだと思うと、この歪みがなぜだか神秘的な出来事のように思えてしまった。
    『霧』は映画を観たことがあるはずだが内容をほとんど忘れており、読みながら「そういえばそうだった」と思い出していった。
    生きるか死ぬかの状況下で先の見えない不安が人々を締め付けて、思いも

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    2025年03月26日
  • コロラド・キッド 他二篇

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    「浮かびゆく男」2018年、「コロラド・キッド」2005年、「ライディング・ザ・ブレット」2000年。
     キングの中編小説3本を収めた作品集で、一番長い「コロラド・キッド」は邦訳で200ページもあり、日本では普通に長編小説で通る長さ。一番短い「ライディング・ザ・ブレット」でさえ80ページほどある。
     この3編を私が5段階で評価するとしたら、順に5点満点、3点、4点。
     とにかく巻頭の「浮かびゆく男」が素晴らしい。
     見た目や体積が変わらないのに体重がどんどん減ってゆく男性の、不条理なホラーSFで、合計20キログラムのダンベルを持って体重計に乗っても体重の数値は変わらず、人を抱きかかえてみるとそ

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    2025年03月22日
  • コロラド・キッド 他二篇

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    ネタバレ

    「浮かびゆく男」
    風船の男の子の話を思い出す。ポップアートだっけ?
    でも良い話。

    「コロラド・キッド」
    結局ダークタワー案件?
    会話から事件の洗い出しがされてて面白い。
    人間の力だけでも可能という説になってるが、やっぱダークタワー案件?

    「ライディング・ザ・ブレット」
    面白いな。母親と息子の複雑な関係。愛はあるけど、保身もある。
    ハッピーエンドに終着して良かった。

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    2025年03月17日