スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    アメリカの書評で話題だったので気になっていましたが、和訳が出たので早速読みました。これを手に取るのはやっぱりみんなホッパー付きの人だと思うのだけれど、私もその一人で、で、読んでいる中で、お、と思うタイミングでホーッパー作品が出てくるので読んでて心地よかったです。いろんな作家さんの短編小説が入っていて、初めて知る人もいて、それも良いです。ただちょっとこじつけじゃないの?と思ってしまう組み合わせもありましたが、それもまあ楽しみかと。なによりこういう本を企画し実行した編集さんがすごい。

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    2020年02月03日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワードエドワード・ホッパーの絵を題材にした短編集。
    絵と物語を楽しめる。
    「オートマットの秋」「牧師のコレクション」「音楽室」が面白かった。

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    2020年01月26日
  • アンダー・ザ・ドーム(4)

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    文庫本で全4冊、各巻がそれぞれ500ページ以上あるので、総ページ数が2,000ページを超えるという、とんでもない超大作。
    しかも、主な登場人物のリストが4ページもあり、実際に登場する人物は遥かにこれを上回る。
    実は、単行本で一度挫折した経験があるのだが、その理由は、この膨大な登場人物の行動や相関関係を理解するのに苦しんで投げ出したんじゃなかったかという気がする。
    今回改めて通読して感じたことは、よくもこれだけの架空の人物を登場させ、しかもそれぞれの人物がちゃんと「生きて」いて、最後まで破綻していない、という、圧倒的なリアリティを持っているということだ。

    キング作品にある感動的な展開はあまりな

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    2020年01月25日
  • ミスター・メルセデス 下

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    とにかく予想外の展開に息を呑む下巻。ホッジズとブレイディの息詰まる攻防、ラストに向かって畳みかける筆致に、何回もいったんページを閉じ、気持ちを落ち着かせながら読み終えた。一見関係なさそうな事件が「そうくるか!」という伏線。しかしながら「無差別殺人」が珍しくなくなってしまった昨今、もはや「メルセデス・キラー」は他人事ではないのかもしれない。
    さて「ファインダーズ・キーハーズ」は読んでしまっているので、『任務の終わり』に取り掛かるとしますか。

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    2020年01月24日
  • ミスター・メルセデス 上

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    続編の『ファインダーズ・キーパーズ』を先に読んでいたので結末はわかっていたけれど、それでも最高に面白かった。序盤はスローペースで読んでたけど、ホッジズとブレイディの攻防が始まったあたりからぐいぐい読み始めて、気が付いたらあっという間。ジェイミーも素敵な女性だけど、ホリーのことも大好きになってしまった。

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    2020年01月24日
  • シャイニング(下)

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    下巻である。
    上下巻あわせて、800ページ。読みごたえがあり、読むのにかなり時間がかかった。
    1回では理解できないところもあり、時間があればすぐにでも再読したい。

    下巻はホテルが完全に起きている。
    下巻は終始、登場人物たちは危険にさらされている。上巻でたっぷりと登場人物の内面に踏み込み、下巻でたっぷりと恐怖を味わう。

    とても内容が濃い。

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    2020年01月22日
  • シャイニング(上)

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    上巻はまだホテルは眠っている。
    これだけで、エピローグのようなものである。
    ジャック、ウェンディというのはどういった人間かを詳細に描かれている。ホテルに行くまでがとにかく長い。長いが後々これがよくきいてくる。

    上巻だけで400ページあり、読みごたえはかなりなある。読むのに時間が相当かかるし、1回だけではいまいち理解できないとこも多いかもしれない。
    話に入り込めないとまどろっこしいかもしれない。だが、話はとても興味深く引き込まれていく。

    時間があればすぐにでも読み返したくなった

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    2020年01月22日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーの絵をもとに
    17人の作家の17つの短編。
    序文でローレンス・ブロックも言っているけど、本当にバラエティ豊かだ。
    色白で、表情が虚ろにも見える人びと。
    (そのせいなのかちょっと死体と犯罪が多い)
    スウェーデンの映画監督、ロイ・アンダーソンの作品にでてくる人みたい。

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    2020年01月18日
  • ドクター・スリープ 下

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    『シャイニング』で幼い子どもだった主人公が中年になり、同じく超能力をもつ少女とともに、子どもたちの命を狙う一族との闘いに挑む。

    あのダニー坊やがアルコール依存症になり、すさんだ生活をしている序章は、読んでいて気分も下向きに。でも、どん底の暮らしぶりがあったからこそ、その後の少女とのかかわりや一族との闘いにも説得力が加わっり、深みが出ている。

    『シャイニング』を初めて読んだのは数十年前。
    逃げ場のない閉鎖的な空間で、徐々に追い詰められていく恐怖は圧倒的で、しばらくは物語の世界をひきずって、動物の形の植え込みにぎょっとしたり、出張先のホテルでバスルームをのぞくのが本気で怖かったのを覚えている。

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    2020年01月11日
  • 死んだら飛べる

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    飛行機に関するアンソロジー。どれも良かったけど、「第五のカテゴリー」と「落ちてゆく」はあまり合わなかった。お気に入りは「高度二万フィートの悪夢」と「ルシファー!」かな。 作品群にはホラーがあり、戦争物があり、ミステリがあり、SFがあり、ファンタジーもゾンビもあり…こうみると、飛行機というだけでも幅広く読めるなぁ、と。

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    2022年01月16日
  • 夕暮れをすぎて

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    スティーヴン・キングは、映画では観てるけど、よく考えたら小説を読んだことがないなと思って読んでみた。

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    2019年12月29日
  • ペット・セマタリー(上)

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    キングのホラー小説はほぼすべてジェットコースターだ。
    落ちる落ちる落ちるぞ……ほら落ちたー!!と、緩急は絶妙にして盛り上げるだけ盛り上げてどん底に突き落とす、よくできた遊園地のアトラクションのような構成。
    それ故に、彼の作品で恐怖を感じたことはない。
    一時期ハマって読み漁ったのだが、「IT」も「シャイニング」も「呪われた町」も、モダンホラーの傑作と絶賛される完成度の高さは認めるが、お話としてはよくできてる、エンターテイメントとしては大満足、と感心しながら、真実の恐怖を味わったことはいまだない。
    それよりはむしろ「刑務所のリタ・ヘイワース」や「11/22/63」のようなヒューマンドラマに重きをお

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    2019年12月15日
  • ミスト 短編傑作選

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    初、キング。
    なんといっても表題作。映画は絶望のラストシーンでしたが、原作はそこまで踏み込んでいない模様。怖気付く類のホラーではなく、身の危険を感じるテラー的な作風と感じましたが果たして。しかし、長篇はなかなか読む気が起きないんですよね。。。

    それはそうと、SF好き的にはアルフレッド・ベスターの「ジョウント」が出てきたのが嬉しかったり。本書にもSF作品が収録されてたように、他にもSF描いてたりするのかな。

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    2019年12月08日
  • ドクター・スリープ 下

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    恐怖小説では無いな~。でも、面白かった。
    シャイニングの続編だけど、ダニーの話として独立した物語
    だと思う。
    続編として、自分が思うのは何かの理由で「オーバールック」が再建されており、そこへダニーが行って悪霊達と対決するような話が読みたかったな~。

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    2019年11月30日
  • IT(1)

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    ネタバレ

    映画は見ていないのですが、ペニーワイズが姿を変えて子どもたちを襲っていることに衝撃が走りました。もし親しい誰かに成り済まされたら? ゾッとせずにはいられません。ハラハラドキドキしながら、それでも楽しく読みました。続編も楽しみです!

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    2019年11月21日
  • 11/22/63(中)

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    ネタバレ

    上巻では、死を目前にした友人から頼まれた勢いで過去に戻り、歴史の転換点であるケネディ暗殺を阻止して、世界に平和を取り戻すための行動をとることにしたジェイク改めジョージの心情にどっぷりはまってしまった。
    しかし、間をおいて中間を読むと、「マジですか?」って気持ちがふつふつと…。

    だって離婚は不本意だったとして、やりがいのある仕事があり、多分友人だってアル以外にもいただろうし、あるの見世以外にも行きつけの店はあっただろうし…。
    そういう現在の生活のすべてを捨てて、見知らぬ世界で人殺しをする?
    それが世界のためだと言われても。

    至る所たばこの煙が立ち上っているような世界で、人種差別は甚だしい

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    2019年11月19日
  • 11/22/63(上)

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    ネタバレ

    アメリカ人はリンカーン暗殺とケネディ暗殺について語るのが好きだなあと思う。
    まあ、日本人が本能寺について語るようなものか。

    ケネディが生きていたら世界は今とは違っていたはずだ。
    そう信じている友人アルに、死期が迫っている自分の代わりに過去へ行って、ケネディ暗殺を阻止してほしいと頼まれるジェイク。
    ワンアイデアでこれほどの超大作。
    けれど、全然無駄な部分がない。

    その「穴」は、どういう理屈で過去と繋がっているのかはわからない。
    ただ、毎回同じ場所同じ時間に戻されるので、過去に対応すること離れてくると比較的簡単だ。
    ただし、一度現代に戻ってから過去に来ると、全てが振出しに戻っていることになるが

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    2019年11月05日
  • 死んだら飛べる

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    これたぶん「トワイライトゾーン」で見たよね、と思われるマシスン『高度二万フィートの悪夢』は、やっぱり秀逸だなあ。

    筒井康隆『五郎八航空』も入れていただきたいところ。

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    2019年11月05日
  • IT(1)

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    ホラー小説だけど、描かれている少年少女たちの魅力のほうが印象に残る。キング作品は「11/22/63」しか読んだことなかったけど、あれもキャラクターや数十年前のアメリカのダイナーの食事とか、背景描写がとっても魅力的だったな。

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    2019年10月19日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    エドワード・ホッパーという画家の絵から、17人の作家たちがそれぞれの物語を紡いでいく、いっぷう変わった趣向の短編集。

    文章に合わせた絵ではなく、一場面を切り取った絵から背景にある物語を想像するというのは、なかなか興味深い。皆それぞれ個性的で、そこまで想像の世界を広げていくのかと驚く。
    知っているのはキングとキャロルオーツくらいだったが、大御所キングの作品は絵そのままという感じでいちばん凡庸だった。
    自分ならこの絵からどんな物語を作るだろうと、読む前に考えるのも楽しかった。

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    2019年10月02日