スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • ビリー・サマーズ 上

    Posted by ブクログ

    前半は単調ながらも後半にかけて面白くなります。
    上巻は読むのに時間がかかりましたが、下巻は一気に読み進められました。

    0
    2025年10月21日
  • 夜がはじまるとき

    Posted by ブクログ

    再読。日常に潜む恐怖体験

    皆が感じた恐怖を描く天才。これほど臭いまでやってくる作品はあるだろうか。

    0
    2025年10月19日
  • 任務の終わり 上

    Posted by ブクログ

    ビルホッジスシリーズ第3弾。第1巻で脳に損傷を負った殺人鬼ブレイディが異能の力をもって悪意を振りまく話。
    第1と第2から転じてオカルト色が強く出ている。面白いが求めていたものと違うと感じる人もいるかもしれない

    0
    2025年10月16日
  • 死者は嘘をつかない

    Posted by ブクログ

    久しぶりに徹夜して一気読みしたいと思うキング作品だった。若い頃のような無茶はできないので一気読みはしなかったけど。
    やっぱりキングは中編がいいね。この頁数だと一般的には長編の部類に入るだろうけどキングだと中編の感覚。
    キング中編は過不足なく濃密な読み応えの作品であることが多く、ファンとしては横道にそれてくどい部分がないのが物足りなくもあるジレンマ。

    本作はいつもの翻訳者の方ではないので、言葉選びや文章の組み立てに少し違和感を覚える。違う作家、キングなのにちょっと別のキングのような。ジョイランドの時もそうだった。
    読み進めるうちにそれはほぼ解消される。
    おそらく原文そのまんまな翻訳は好みが分か

    0
    2025年10月15日
  • H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って

    Posted by ブクログ

    ラブクラフト作品の精髄を鮮やかに構造化して示す手際はさすがである。一方で最終章の不穏なタイトルが示す通り、HPLの生涯からその恐怖譚の背後にある「思想」をえぐり出すところは激しく論争的で、これもやはりウエルベックの真骨頂というべきだろう。

    0
    2025年10月03日
  • ペット・セマタリー(下)

    Posted by ブクログ

    下巻の冒頭で起こった悲劇は非常に痛ましく、裏表紙で触れられていたため展開に驚きはなかったものの、それ自体には何の予兆もなかっただけに衝撃が強い。転じて、それ自体が幼児のいる家族のリアリティでもあり、その不幸の事故こそが恐怖の源泉でもある。

    蘇りの力を持つペット用の墓地という設定に留まらず、土地にまつわる忌まわしい呪いの物語という膨らませ方は上手い。加えて、指向性のない真の邪悪には人間の善意すらも容易く汲み取られてしまう。愛する者の死に対してできない納得を弱さと断じるには残酷ではあるのだが、そこから目を背けた結果としてより残酷なしっぺ返しが起こるというのは非常に忌まわしく、物悲しい。キング作品

    0
    2025年09月25日
  • ペット・セマタリー(上)

    Posted by ブクログ

    メイン州の田舎に越してきた一家と老人の交流。そして家の裏地にある古より伝わるペット専用の墓地を巡る物語。しかしながら、ペット専用の墓地という題材にしてはペットロスを取り扱ってるわけではなく、話もペット中心の物語ではない。

    ホラー作品の恐怖というのは必然的に結果としての死に直結してるが故の恐怖であり、死なないホラーで恐怖を演出することは難しい。それ故に結果としての死か、もしくは物語の導入としての死を語ることに偏りがちで、「死」そのものをテーマとしたホラーは案外珍しいものである。そんな中、本作はキング作品の中でもかなり直接的かつ広範に「死」というものをテーマとして取り扱った作品であり、そのせいか

    0
    2025年09月25日
  • フェアリー・テイル 上

    Posted by ブクログ

    ワクワク、キングの最新作!
    どんな感じかなと楽しく読んでいたら思った以上にミスターボウディッチが退場して、えー!となった。いよいよ不思議な世界で何が起こるか‥と思った矢先にあっという間に上巻終了。下巻楽しみ!

    0
    2025年09月22日
  • ミスター・メルセデス 上

    Posted by ブクログ

    引退した刑事に手紙が届く。それは担当したものの未解決で終わってしまった事件の犯人と思わしき者からの挑発的な手紙だった。元刑事のボッジズはそのことを警察に知らせず捜査を再開する。
    元刑事と犯人の視点が交互に変わるかたちで話は進む。アクシデントが余裕ぶった犯人にふりかかり犯人も追い詰められていく。もう少し頭脳戦があると良かった。

    0
    2025年09月18日
  • フェアリー・テイル 下

    Posted by ブクログ

    冒頭で言ったラヴクラフトはどこ行った!と思いながら読んでたら後半ガッツリラヴクラフトみがあって大変良かったです。
    また主人公が異世界を去る際の後ろ髪引かれる気持ちの描写が非常に悲しかった。
    ただ上巻と比べわんこのレイダーの描写が少なくなってしまったのがやや残念に思えてしまった。

    タイトルに偽りのない素晴らしいキングのおとぎ話でしたが、同じ長尺の『IT』や『ザ・スタンド』ほどの波瀾万丈さが無かったので物足りないなーと思ってしまいました。

    0
    2025年09月15日
  • 呪われた町 上

    Posted by ブクログ

     丘の上から屋敷が見下ろす町、セイラムズ・ロットに正体不明の恐怖が迫ってくるホラーで、閉鎖的な町に漂う不穏な空気と相次ぐ住民の不審死、多数の視点を通して徐々に怪異にに侵食され始める不気味さに支配された上巻で、下巻でどうなるのか楽しみ。

    0
    2025年09月14日
  • IT(4)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第4巻
    ITとの死闘が凄まじかった。息もつかせぬ展開に圧倒された。
    11歳の時の闘いと27年後の今の闘いが、一文で繋がり交互に描かれる構成が素晴らしい。緊迫感がより高まり、ぐいぐい読ませる。こんな描き方があるのか…やっぱキングって凄いわ。
    太古の昔から闇の中に生きてきたIT。食べては寝て起きて食べては寝るというサイクルを27年ごとに繰り返していた。近年は子どもの恐怖心が好物で捕食しており、あらゆる物に化け人々を恐怖に陥れる。
    それに立ち向かうビル達はみだしクラブの7人。仲間を失いながら、傷を負いながらも友達を思いやり挑んでいく。
    自分や仲間を信じる勇気こそがITを滅ぼすチカラとなり、そして…

    0
    2025年09月13日
  • IT(4)

    Posted by ブクログ

    喪失なくして克服なし。ままならない日常に光った煌めきも、恐怖に呑まれそうになった痛みもいつかは忘れていく。絶対はないということ。ホラー・ジュブナイル・スーパーナチュラル大長編の根幹には、人の切ない性(さが)がある。Bravo!

    0
    2025年09月12日
  • フェアリー・テイル 上

    Posted by ブクログ

    タイトルの時点でテンションだいぶ高まってるのに、冒頭の文章読んで卒倒。煽りすぎですよキングさん!

    上巻は主に主人公と、偏屈なボウディッチ老人と彼の飼い犬レイダーや父親との温かいやり取り、また幼い時事故死してしまった母親への思慕を主に描かれていますが、この温かさがキングの他人への眼差しのようで読み心地が良かったです。
    その温かさがあるから異世界への旅立ちを決意する辺りが痛切に響きました。

    感想下巻に続きます。

    0
    2025年09月06日
  • フェアリー・テイル 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻に続いてレイダーが可愛い。コウロギのスナブがレイダーの上に乗ってるところを想像するだけで頬が緩みます。

    おおまかなところは予想通りだけれども、それはフェアリー・テイルとして果たすべきストーリー展開を描き切ったのだと思います。下巻で登場人物がめちゃくちゃ増えるし、その人たちを巻き込んで読んでいて苦しい場面も多いけれど、ぜひぜひ映画化して欲しい。
    レーアの女王としての生きていく決意と、ドーラの暖かさに感動。そしてチャーリーの決断…この終わり方、好きだなぁ。それでいいのだと思う。ドーラの家と赤い罌粟の花が残像として今も残っています。

    0
    2025年09月05日
  • IT(3)

    Posted by ブクログ

    ペニー・ワイズはそれぞれの悪意や憎悪、トラウマの形をとって襲いかかる。黒人や同性愛者へのフォビアが、キング流筆致で描かれる、映画よりも露悪的に。映画2本目でドランがITに惨殺されるゲイ青年役を演ったのが、今更やっと政治的な意味を帯びてくるような、1985年編の幕開けとしてかなり重要な配役だと気付いた。最終決戦へ。

    0
    2025年08月31日
  • IT(3)

    Posted by ブクログ

    第3巻
    ITとの対決を通して、7人の子どもそれぞれが自己と向き合い、自身の持つ問題と対峙し成長していく。
    ホラーだけど
    青春群像劇でもあり、冒険小説でもある。
    友情、信頼、チームワークによって、勇気を得て恐怖心に打ち勝とうとする少年達の姿に感動を覚える。
    人の心を丁寧に描き出し、成長や再生を感じさせる筆力が、私がキングの好きな所なんだと思う。
    アメリカの田舎の市井の人々の考え方や暮らしを赤裸々に表現している点も興味深い。
    暴力やいじめ、貧困、差別は想像以上に酷い。ここからどのように生きていくのかも焦点になっている。

    ITの正体がチラチラと見えてきた。
    さあ、いよいよラスト第4巻へ。結末はいか

    0
    2025年08月30日
  • 死者は嘘をつかない

    Posted by ブクログ

    怖いだけじゃなくて、ちゃんと人間の深くまで描いているのが好き。重量のあるストーリー描けるのいいなぁ
    怖さも、小説の怖さを感じられる、映像とは違うゾクゾクする感じ。安定だと思います。

    0
    2025年08月28日
  • フェアリー・テイル 下

    Posted by ブクログ

    もう上巻の終わりあたりから一気読み状態に突入のはずが・・・立って本を読む習慣があるため上巻ですでに腕が本の重さに耐えきれず、筋肉痛で湿布を貼る羽目に(泣)
    それでも筆者の筆力のおかげで、すっかり異世界に没入体験できました。全く未知の世界をまるで自分の目で見ているように想像できる圧倒的な筆力に感動。
    あまりにもその情景が見えてしまうので、見たくないものもあったりして・・・。
    とにかくハッピーエンドで良かった。

    星が4つの理由は上下巻通して誤植が多かったことと、翻訳もの独特の文体だったこと。(でも某英国の魔法使いの翻訳よりは原文に近いのかもしれない。)
    そのうち機会があったらぜひ原文で読んでみた

    0
    2025年08月28日
  • ビリー・サマーズ 下

    Posted by ブクログ

    上巻のラストからどんな展開になっていくのー!?とワクワクでしたが、静かなのに激しい戦いでした。最後の展開とかデスペレーションとかランゴリアーズを思い出してなんかしんみりだけど前はみている感じで良かった。
    あのホテル名が出てきてテンションが上がる笑

    0
    2025年08月25日