スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • 異能機関 上

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    「異能機関(上)」(スティーヴン・キング : 白石 朗 訳)を読んだ。
    
なんか久しぶりにスティーヴン・キングを読んでいる。
    
これまでに読んだ作品は意外と少なくて
「ペット・セマタリー」
「ミザリー」
「11/22/63」
ぐらいだな。
    
 最近は電子書籍ばかり読んでいるので、二段組なんていつ以来だろう。
    
 この先の展開はまだ見えてこないのだが、『覚醒』してスプラッターになるのか、頭脳戦でチェックメイトするのか、いずれにしても期待値「大」である。
    
 さあ(下)に突入。

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    2023年07月20日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    恥ずかしながら私自身は本書を読むまで作品と名前が一致していなかったのだけれど、米国では誰もが知る巨匠エドワード・ホッパー。
    様々な作家の作品からなる『短編回廊』とは違って、一冊丸ごとエドワード・ホッパーの絵画から紡がれた物語はどこか懐かしく、登場人物とはこれまでもドラマや映画、小説などで出会っていたような不思議な既視感と絵そのものから漂う危うい気配にゾクゾクした。おもしろかった!

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    2023年05月10日
  • ドクター・スリープ 下

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    ネタバレ

    満足度高いです。読んでよかった。先に映画を観ているのでそこで感じたもやもやは結構晴れました。
    …どうしてこの方向で映画化しなかったんだろう、という新たなもやもやは生まれたけれど。
    ダンとアブラの絆が、〈かがやき〉持ちだけでなく、実は血縁関係があってふたりともジャック・トランスと同じ癇癪持ちなのはかなり重要でした。アブラにとってはダンは導きの人だけれど、ダンにとってのアブラは救いだなぁ。きっと。
    キューブリック版シャイニングしか観ていない知人との会話で「オーバールックホテルは焼失している」が食い違ってたのですが、そうかこれ小説版だけの展開だったのかと思いました。この作品では跡地をキャンプ地として

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    2023年05月07日
  • 心霊電流 下

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     幼少期に出会った神父は奇跡を起こす人だった。

     まあ、なにをどう言ってもネタバレになるんですよ。
     
     でも、幼少期の出会いから、落ちて、救われて、そして、っていうのが、エゲツないぐらいうまい。
     表現悪いけど、まじエゲツない。
     
     中高の切ない初恋から、落ちていくのが、本当に切ない。
     ダメってわかっていても、彼女が好き、彼女にいい所見せたい、ってそれが切ない。

     私は、だれかも憎んだりねたんだりしなくて、今いる。


     その幸せを、思わずかみしめるのである。

     
     …、もめっちゃ面白かったよ。
     

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    2023年02月24日
  • 夕暮れをすぎて

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    「ウィラ」がよかったです。小説なのでしょうが、この人が描くと、なぜか当たり前のように、実話か本人の体験のように感じます。
    ほのぼのしながらぞっとするような、なんともいえない印象です。この人らしい作品です。

    #ほのぼの #深い #泣ける

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    2023年02月04日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    スティーヴン・キング自身の凄まじい人生を面白おかしく書きながら(面白おかしく書けるのは貴方が困難を乗り越えた証拠だからだ)、私は小説をこんな風に書くよ〜という作法まで全部ぎっっっつちり詰め込まれてて笑った。
    副詞への恨みが凄い。
    エッセイであり小説の書き方を記した本なのにあまりにも面白くて、読み終わるのが勿体なくて、結局2ヶ月かけてしまった。

    スティーヴン・キングの文章が好き過ぎる。
    小説を書くことの情熱を、そして配偶者やへの愛をどうしてここまでに書けるのか。
    天才。
    マーカーを引きまくったページを読み返すとまた心がほかほかしてくる。
    私はこの本を死ぬまで手放せそうにない。

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    2023年01月29日
  • 眠れる美女たち 下

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    上巻ではオーロラ病が蔓延し女性が次々と眠ってしまい、女性警察署長ライラまでもが眠ってしまうところで終わります。男はパニックに陥り右往左往するのみです。ここで読者の緊張が頂点になります。

    後半は一転してヴァイオレンスの連続で、ジェットコースターが落下するような展開が続きます。クリントンの籠城するドゥーリング女子刑務所にフランク率いる民兵隊が攻撃を仕掛け、それとは別にアームレスリングチャンピオンのヴァネッサのグライナー兄弟追跡劇もあります。ものすごい迫力です、街中の火器が集まっているのでそりゃあそうなるよねという感じです。男たちは他人には理解しがたい流儀をそれぞれもって争いに参加しているようです

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    2023年01月25日
  • 眠れる美女たち 上

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    上巻を読んでの感想。

    すぐに死亡すると思ったのに最後まで生き残ったのが2人います。1人は受刑者のセクハラ行為を繰り返す刑務官ドン・ピーターズ、もう1人は緑のベンツで猫を轢き殺す薬物中毒の形成外科医ガース・フリッキンジャー。クズ2人の今後の活躍が楽しみでもありおそろしくもあります。ちなみにP474のガースが小さな黒いバックと往診バックを手にして現れるところは良いシーンだと思いました、クズのくせにカッコつけてるところがです。

    ドゥーリング女子刑務所に女性が立て籠もり、男が包囲するような感じになると予想するのですが、想像を超える展開になると思うと楽しみです。



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    2023年01月19日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    人生は芸術の支援組織ではない。その逆である。
    という言葉が印象に残った。
    作者は幼いころからめちゃくちゃ書き続けて出版社に送り続けてきたことが分かり、尊敬した。創作のモチベを上げるにはいい本だと思う。
    反面、創作のために人生を犠牲にしてはいけないと、あのキングが言ったことにまたグッときた。

    あと個人的に印象深かったのは、副詞を削るというところ。文章がゴチャゴチャしてしまいがちなので、たまにこの言葉を思い出している。

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    2023年01月04日
  • 任務の終わり 下

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    初キング作品良かった!!!

    1部はちょっと物語の動き悪くて読むの辛くて時間かかったけど、2部は夢中になって読んじゃったし、この3部の伏線回収と締めくくりが良かった。

    また数年後に読み直したい。

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    2023年01月01日
  • 呪われた町 下

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    もしアメリカのスモールタウンに吸血鬼が現れたら…?というアイデアから生まれた作品。

    田舎の人間関係が丁寧に描かれていて、
    かつ丁寧に生活が壊されていく様子がリアル。

    でも吸血鬼伝説に準えたファンタジー的な対処法が
    実際に効いてるのが対照的で面白い。
    登場人物も魅力的で良かった。

    そして、書評が最高に面白かった。
    サバイバル映画だと思って見たら
    苦手なゾンビ出てきて、夜寝れなくなった
    「アイ・アム・レジェンド」に実は原作があって、
    本当は吸血鬼もので50年前以上に刊行されてて、
    キングの呪われた町に影響を与えていたと、、、
    知ってるものがリンクする感覚たまらん、、

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    2023年01月01日
  • 呪われた町 下

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    下巻の展開が面白くて上巻の3倍のスピードで読めた。

    上巻でワクワクさせて下巻で一気に読ませる。物語は下巻で一気に進む。
    上巻の感想にも書いたが、ぜひ上巻で読むのを諦めないでほしい。

    ホラー作家らしく展開に容赦はない。
    上巻で登場した魅力的な人物も、結構バタバタと死んでいく。
    一つの町が死んでいく様子を描いた作品。

    ある邪悪な存在によって町が滅ぼされようとしている状況について、さまざまな価値観の人の、いろいろな考え方がある。

    医者なら、「急に貧血で死ぬ人が増えた」ことや
    警察官なら「行方不明者が急増している」「死体が消えてしまう」、
    町の少年は「夜な夜な行方不明になった友達が家を訪ねてく

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    2022年12月03日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    ネタバレ

    最初の章はスティーブンの生い立ちから。ここで語られる作者の生い立ちで、スティーブンキングという名高い作家への親近感を感じることができた。少年の頃の悪戯や、最初の頃は人の真似をして書いた小説、出版社からの不採用通知、妻との出会い。書き続けているということ以外では、多分アメリカの片田舎にいる人として一般的な人物像がそこから浮かび上がってくる。
    そうして、その親近感を持たせたまま、小説を書くということについて、一体何が必要なのか、訳者後書きにもあったように、まるで知人が隣で親しみを込めて語るように、ひとつひとつ教えてくれる。
    小説を書くということについて、なんらハードルがあるわけではなく、書きたいと

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    2022年09月06日
  • シャイニング(上)

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    スタンリー・キューブリック監督の名作映画の原作。
    映画化にあたって、色々変更されたことで、原作者のスティーブン・キングを怒らせ、キングは原作通りのTVドラマを作らせた。
    私はのこの2夜連続の原作通りのドラマも見たが、映画の足元にも及ばないと思った。
    こう書くと原作がつまらないように聞こえるが、原作もとても面白いから、不思議だ。
    映像化ってほんと難しい…。

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    2022年06月28日
  • 呪われた町 下

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    ネタバレ

    面白かった。

    マークが聡明すぎるし、出来すぎる。子供に頼りすぎでは?と思ったが戦力が乏しいので仕方ないし、マークが頼れるキャラだったしで、話が進んだ。

    吸血鬼に支配されると、恍惚とした状態になる描写が面白かった。クレイジーだ。
    異変に対して、どう説明するかで、信じてもらいたいのに取り合ってもらえないというもどかしさはあったけど、今までそういうの散々見てきたおかげで苛立ちはしなかったし、医者のジニーさ結構すんなり仲間になってくれたので良かった。

    『屍鬼』で見たなこれ、とか、『アンダー・ザ・ドーム』でもあったなこれ、という既視感があり楽しめた。
    話の進め方というか仲間の増え方は「ミスト」を思

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    2022年05月31日
  • 呪われた町 上

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    ネタバレ

    『屍鬼』と『アンダー・ザ・ドーム』を通っていたおかげで読めた。キャラ多い。登場人物の表もっと欲しかった。全員載せてくれ。

    その後の二人から始まるので、結末をある程度知って読めたのも良かった。この人は生き残れるのか、とか。答え合わせのようで楽しめる。

    翻訳はそこまでつまずくことなく読めた。古くさすぎるとは思わなかった。この単語(車の名前とか)知らんというのはあったけど。あすこ、と表記したり、読みは同じでも古い漢字の熟語(刺激の戟とか)を使ったり、妻の名前はアマンダなのかミランダなのか混乱したりしたけど。
    ひどくはない。
    1975年のキングの作品だしなあで読めた。キングの文章に慣れていたので、

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    2022年05月31日
  • リーシーの物語(下)

    購入済み

    「チャネリング」と、リーシー自身も自ら言葉ではっきり言っていたので、実際そうなんだなと思いましたが、改めてチャネリングなるものの壮大さに驚きました。
    キング夫妻の体験も描かれているのでしょうか。

    アマンダもすごくよかった。緊張病や、精神疾患患者が内面で何を見ているのか、少しだけわかった気がします。
    読む前の想像とは全く違った作品で、なんだか勉強になった作品でした。
    ただただ脱帽です。

    #泣ける #シュール #深い

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    2022年09月30日
  • ペット・セマタリー(上)

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    ネタバレ

    キングは実際に墓荒らしをしたことがあるのではないか。でなければ、どうやってここまでリアルなものを書けよう。息詰まるようで、救いがなく、切ない作品。

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    2022年05月15日
  • ミスト 短編傑作選

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    ミストの原作目的で読んだ。ミストの不気味さ、救われなさは文章でもありありと伝わってきて、映画とは異なる結末もまた良い。他の短編では、ジョウントが一番気に入った。淡々と語られる事実と、迫りくる懸念…あるいは恐怖。そして迎えられる結末。何度も読みたくなってしまった。

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    2022年05月06日
  • シャイニング(下)

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    2022.5th
    映画を観てから本作を読みましたが、映画を観ていないと上手くオーバールックの情景が描けなかったように思います。
    映画では、即死だったハロラン氏が生き残り、ダニーにとって最高の友人になった展開は良かったです(^^)
    映画も小説もいずれも名作であることは間違いない!
    キングの作品は多分10年以上ぶりですが、これからも忘れたころに読んでみようかと思います。

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    2022年04月08日