【感想・ネタバレ】眠れる美女たち 上のレビュー

あらすじ

はじまりは小さな町ドゥーリングの女子刑務所だった。受刑者たちが眠りにつき、白い繭に覆われていく。女性だけが眠りに落ち、目覚めなくなるこの奇妙な現象は「オーロラ病」と名付けられ、やがて世界中に発生する。さらに、起きている者が「オーロラ病」患者を無理矢理起こそうとすると、凶暴化して見境なく人を襲い始めてしまう特徴があり……。

人々が恐怖でパニックに陥る中、ドゥーリングには唯一、病を恐れる様子もなく静観する“謎の女”がいた。彼女の正体とは?

<恐怖の帝王>スティーブン・キングとその息子オーウェン・キングが贈る、SFホラー巨編。

※この電子書籍は2020年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

上巻を読んでの感想。

すぐに死亡すると思ったのに最後まで生き残ったのが2人います。1人は受刑者のセクハラ行為を繰り返す刑務官ドン・ピーターズ、もう1人は緑のベンツで猫を轢き殺す薬物中毒の形成外科医ガース・フリッキンジャー。クズ2人の今後の活躍が楽しみでもありおそろしくもあります。ちなみにP474のガースが小さな黒いバックと往診バックを手にして現れるところは良いシーンだと思いました、クズのくせにカッコつけてるところがです。

ドゥーリング女子刑務所に女性が立て籠もり、男が包囲するような感じになると予想するのですが、想像を超える展開になると思うと楽しみです。



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2023年01月19日

Posted by ブクログ

「男が女に“愛してる”といったら、パンツを脱がせて一物を突っこみたいというのが本音だよ」

――何かと分断が取り沙汰、懸念される世の中だが、男と女という、最も身近な分断の元をメインにした、パンデミック?SFホラー。女性への愛は、斯くの如くでない自分でありたい。

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

主な登場人物 42人
読み始めから人物の特定に苦労する。クリント と フランク をよく勘違いしてしまう なんで??
夫婦 親子 同僚 警察 刑務所 う~~ん。イメージが固まらないうちに次の出演者が登場する。最後まで固定できてたのはイーヴィだけかもしれない。

女性だけがかかる病 という不思議な状態に男たちはどう対応していくのだろう?

あれ??男だけがかかる疫病による……
よしながふみ原作の「大奥」を思い出した。

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2023年03月09日

Posted by ブクログ

2022.1.17

自分が女だからかな、頭をブンブン振って同意したい場面がたくさんあった。
世の中の大半の女性が体感してきたであろうフラストレーションをぶった斬ってくれる場面があって気持ちいい。

ただ、下巻のドンピーターズとフランクの動向が気掛かりすぎる…
この世界の女性たちがこれ以上危険に晒されませんように…

居酒屋で教授(名前忘れた)が熱弁してた、
世界中から男が消えても女は生き延びていけるが
女が消えたら男は死んでいくだけ
みたいなセリフが印象深かった

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2023年01月17日

Posted by ブクログ

良くも悪くも今風の小説だった
父キング特有のホラー感は少なかったけど、得体の知れない不安にゾクゾクはした
男女が別れて各々の生活を営むことで、これまであった問題や、愛おしさを再認識するというのも人間の残された可能性を示すようで面白かった

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2025年01月03日

Posted by ブクログ

世界からすべての女性がいなくなったらvsすべての男性がいなくなったら…
自分がどっちかということを置いておいても面白い。

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2023年03月15日

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