心霊電流 下
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心霊電流 下

ミュージシャンとなった僕は、元牧師の“電気治療(ヒーリング)”のおかげでヘロイン中毒を克服していた。だが後に、
彼の治療を受けた一部の人たちが後遺症に苦しんでいる実態を知る。僕は「ヒーリングをやめるべきだ」と進言するが、
彼は“神秘なる電気”の研究にのめりこんでいき……。ジワジワと襲う恐怖、ホラーの帝王、面目躍如の巨編!


電気に憑かれた元牧師は
詐欺師か、真の魔術師か?

『フランケンシュタイン』メアリー・シェリー、
「クトゥルフ神話」H・P・ラヴクラフトら、
ホラーの巨匠たちに捧げる新たなる恐怖小説!

※この電子書籍は2019年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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心霊電流 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 心霊電流 上
    1,300円 (税込)
    少年時代、僕の町に新任牧師がやってきた。仲良くなった僕は、彼の家のガレージで、キリスト像が「静かの湖」の上を渡る 電気仕掛けの模型を見せてもらった。やがて、彼の妻と幼い子が突然の事故で無惨に死亡する。敬虔だった彼は、神を呪う説教を最後に、 町から姿を消した。27年後、僕は再会する。「電気」にとり憑かれた、カルトを率いる人物となった元牧師と――。 妻子の凄惨な死に絶叫、 神に背いた牧師の狂気 恐怖の帝王・キング、ひさびさの正統派ホラー! ※この電子書籍は2019年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 心霊電流 下
    1,300円 (税込)
    ミュージシャンとなった僕は、元牧師の“電気治療(ヒーリング)”のおかげでヘロイン中毒を克服していた。だが後に、 彼の治療を受けた一部の人たちが後遺症に苦しんでいる実態を知る。僕は「ヒーリングをやめるべきだ」と進言するが、 彼は“神秘なる電気”の研究にのめりこんでいき……。ジワジワと襲う恐怖、ホラーの帝王、面目躍如の巨編! 電気に憑かれた元牧師は 詐欺師か、真の魔術師か? 『フランケンシュタイン』メアリー・シェリー、 「クトゥルフ神話」H・P・ラヴクラフトら、 ホラーの巨匠たちに捧げる新たなる恐怖小説! ※この電子書籍は2019年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

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心霊電流 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    死後の世界に迫る狂気。それを描き切った作品。鬱展開の連続だが、それでも自分を曲げない主人公を応援できる作品。

    0
    2024年12月20日

    Posted by ブクログ

    ものすごく良かった。
    上巻からの仕込みが期待以上に炸裂していて大満足の下巻。
    私がキングに望むのはこういうの。
    とてつもなくおぞましく、でもその根底に流れるのは物悲しさとせつなさ。狂気に満ちた愛も。
    冒頭の献辞。そうそうたるホラー作家たちの名前が連ねられてるのも、読み終わって納得できる。
    特に私が本

    0
    2024年08月15日

    Posted by ブクログ

     幼少期に出会った神父は奇跡を起こす人だった。

     まあ、なにをどう言ってもネタバレになるんですよ。
     
     でも、幼少期の出会いから、落ちて、救われて、そして、っていうのが、エゲツないぐらいうまい。
     表現悪いけど、まじエゲツない。
     
     中高の切ない初恋から、落ちていくのが、本当に切ない。
     ダメ

    0
    2023年02月24日

    Posted by ブクログ

    やっぱりキングは面白い。後半は少し冗長に過ぎると思ったが、全体的にとても面白かった。こんな風に過去と現在が交錯する話は好きで、大ハズレはないと、個人的にはおもっている。

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    ジェイコブスが求めていたものは………
    そこにあって見えないところ、生者の世界から移っていくところ。死者の通路を通り、治療を受けた者をカギに使って扉を開けること。
    うーー 恐ろしい。
    語られる言葉の映像を想像するだけでゾワゾワする。そんな世界は見たくない。そんな世界に行きたくない。
    あぁぁぁ 怖か

    0
    2022年02月22日

    Posted by ブクログ

     原著2014年発表。
    「キングひさびさの正統派ホラー」との売り出し文句だが、最後の部分以外はあまりホラーっぽくなかった。ホラーらしさは無いものの話はやはり面白く、ストーリーテリングは抜群である。
     ただし、いつものキングの文体にある「地口丸出し」感はあまりなく、割とすっきりとした語り口。
     書き手

    0
    2024年08月27日

    Posted by ブクログ

     妻子を悲惨な事故で失い、神を呪ったジェイコブス牧師は、“神秘なる電気”に取憑かれ、その力で死後の世界を垣間見ようとする。そして、地獄よりも尚悪い“真実”を見てしまってショック死。余りに救いの無い人生である。主人公のジェイミーも、牧師に薬物依存から救って貰った一方で、呪いをかけられたような状態で物語

    0
    2023年09月10日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     キングらしい展開でした(;^_^A

     『スタンド・バイ・ミー』を思い起こさせる子供時代から、結末までの流れはノスタルジックで好きですが、そこからが(◎_◎;)

     ですが、やっぱりキングが大好きです♪

    0
    2022年04月27日

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