スティーヴン・キングのレビュー一覧

  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    スティーブンキングの作品は昔一冊だけ読んだことがある。ドラゴンの眼。当時は年齢的に早過ぎたのか分からないが、不思議な感覚を持ちながら読んだ。以来おそらく20年近くぶりのスティーブンキング。その不思議な感覚は今回も持ったが、面白かった。少しは味わえる年齢になったのかもしれない。

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    2026年02月21日
  • ファインダーズ・キーパーズ 下

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    ネタバレ

    ピートがホッジスさんに話しかけられてから、怒涛の勢いで物語が進行していく描き方に感嘆する。
    ありきたりでない物語は素晴らしい。

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    2026年02月19日
  • ファインダーズ・キーパーズ 上

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    ネタバレ

    前作のメルセデスベンツの事故の小説から読んだ方がいい。
    ある男の子は、父親がその事件のせいで足がわるくなり、働き手がいないため、お金に困った家庭で混沌としていた。ふとでかけた小川の隅で、スーツケースをみつけてしまう。その中には現金と上質なノートが入っていた。
    メルセデスベンツ事件を担当した刑事は、ファインダーズ。キーパーズという探偵会社をやっていた。

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    2026年02月19日
  • ビリー・サマーズ 下

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     下巻の要約は本書カバー見返しに書かれてあるとおり。追われる身となり潜伏中のアパートで、ビリーはある雨の夜、男たちから酷いことをされた女の子アリスを助けてしまう。
     仕事の残りの支払いはされず、傷ついた女の子を追い出すわけにもいかず、ビリーは身動きを取りづらい状況に追い込まれるが、自分をはめた連中、そしてアリスを傷つけた男たちへの制裁に、ビリーは仕事の相棒バッキーの手を借り、動き出す。自伝の続きを執筆しながら。


     さて、ここから少しネタバレモード。
     ビリーが助けた女の子アリス。21歳になったばかりというが、見た目はティーンエイジャーにも見える美少女。アリスといえば、キングの作品では『セル

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    2026年02月11日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    タイトル通り、「書くことについて」の技術、考え方、著者のこだわり、作家としての生き方などが綺麗に言語化されている。作家志望、著者が好きな人、あるいは文章に携わる人は読んでまず損はしない。気に入った箇所をメモしたら結構な量になった。それだけ面白い部分が多かったという話だ。
    外国人なので当然だが、外国の話や具体例が多い。そのため知らない作品や人物名が多く表れるが、やはりベストセラー作家というべきか、語りや比喩が上手いので読んでいても苦にならない。楽しめて読めた。技術の提示だけを著した本も多いが、この本はスティーブン・キングのエピソードも絡めて技術を説明しているので読み心地が良い。

    作家としての技

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    2026年02月05日
  • シャイニング(下)

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    めちゃくちゃ面白かったので何度でも読みたいが、怖すぎてもう一度読む勇気がない。幼少期から怪談やホラーは数えきれないほど読んだけど、さすが金字塔と言われてるだけあってダントツで怖い
    あとアルコール依存症をきちんと「病気」として描いてるのが良いなと思った。そういった日常の些細な事象にも目を背けず、ホラー小説でそこまでするかというほど繊細に描き切るのがキングにしかない良さだし、それによって逆にホラー要素をより身近に感じさせて恐怖を煽っているのかなって。もうこの分野ではキングの右に出る者は現れないだろうな
    この本だったか忘れたけど、昔キングの本の後書きで「子供の頃、電気を消すと天井の木目が人の顔に見え

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    2026年02月03日
  • シャイニング(上)

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    ネタバレ

    これ読んだ後にホテルに泊まらないといけない用事があり、お風呂にお婆さんの腐った死体があるかも、カーテンを開けたら全裸のガリガリの女がいるかもとビビりすぎて全然休めず、爆速で帰った

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    2026年02月03日
  • ビッグ・ドライバー

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    ネタバレ

    個人的には、とても興味深く刺激的な内容でした。超平たく言いますと「面白かった!」という表現になってしまうのですが、、、「面白かった」という表現だと、ちょっと語弊があるくらいに、内容は凄惨です。凄まじい、と言っても良い気がします。スティーブンキング、凄いなあ!と。

    個人的には、スーパーナチュラルや超常現象ありきのキングの小説より、そういった要素が一切ない、単純に「やっぱ一番怖いのは人間だよなあ、、、」な、キングの作品の方が、僕は好きだなあ、ということをね、思いましたね。

    元々の原本は、2010年に刊行されているそうです。「FULL DARK, NO STARS」という、4本の中編が収められた

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    2026年01月31日
  • ビリー・サマーズ 下

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    スティーヴン キングあまり読んだ事は無いけど、
    これは最高でした。

    デビューして50年だそうですが、こんな面白い本を今書けることが凄い。

    凄腕の殺し屋ビリー サマーズが最後の仕事として殺しを依頼される事から始まる話はラストまで予測不能な展開でグイグイ引き込まれました。

    読んだ事が無い方、オススメします。

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    2026年01月27日
  • フェアリー・テイル 下

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    読書備忘録966号(下)。
    ★★★★★。

    やっと読み終わりました。
    キング作品は時々菊版(A5よりちょいデカい)で出版される。
    今作がこのサイズ。
    このデカいサイズで更に上下段組。300pとはいえ、進まん!全然ページが進まん!
    1日50pが限界!

    そんなことはおいといて。
    フェアリー・テイル。
    すなわちおとぎ話です。ディズニーの世界です。
    言ってみれば鏡の国のアリスです。

    いやいやちゃいます。
    表紙絵を見てください。
    藤田新策さんの絵ですよ。
    確かに向こうに王国を統べる王家が住んでそうな城がありますけど、不気味すぎて・・・。
    そしてあたり一面罌粟の花・・・。
    犬くらいのサイズのあるコオロ

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    2026年01月25日
  • シャイニング(下)

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    上巻の大人しさはこの下巻の爆発の為の溜めモーションだった。映画を観て小説も読むとスティーブンキングが映画の出来に怒った理由がよくわかる。映画も映画で良いんだけどね。読み終わった後の清涼感、カタルシス、どれも一級品。良い小説だった。

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    2026年01月22日
  • 死者は嘘をつかない

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    スティーブン・キングは久しぶりに読んだけど、やっぱり面白いなあ!読み出すと時間を忘れて読んでしまう。
    これは文庫1冊でキング的には短いし、読んだことない人にもおすすめ。

    死者が見え、会話もできる主人公の、6~15歳の間に起こった”事件”を、22歳の現在に語る構成。
    子供が死者と向かい合わないといけない状況にハラハラするし、身勝手に利用しようとする大人には腹が立つ。
    そして回顧録なので、原題のLater、”あとになってわかったけど”のような記述が頻出する。
    もう戻ることのできない子供時代を思い起こさせて、怖いだけでなく背後にせつなさもあってとてもいい。

    最高級のホラーエンタメ。キングはやっぱ

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    2026年01月14日
  • ビリー・サマーズ 上

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    最近はキング作品をよく読んでいる。
    これは殺し屋が依頼を受けて殺しの準備が整うまで小説家として二重生活をする話。
    キングが描くアメリカの田舎生活の解像度は本当に高い。自分は割りとそれ目当てで読んでいる。
    上下巻で構成されていて上巻だけでも話が大きく展開される。

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    2025年12月21日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    書くことについて基本的に好意的に書いているところが良い。もちろんできるできないということは本人次第だけど、その後押しはしてくれた

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    2025年12月17日
  • ランニング・マン

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    バトルランナーの全面改訂版!
    バトルランナー読みたくて中古で手に入れてたのですが新装版としても出版されてて嬉しい。
    そして初回刊行は1980年代にも関わらず、全然古さを感じない面白さです。

    10億ドルの懸賞金をかけて逃げ続ける男、リチャード。キングにしては描写が薄めではじめっからスピード感溢れる展開。そして予想のつかないラスト。
    2025年から見ると、そのラストはまさかあの…とある事件を思い起こさせますが、、、
    本当にさすがキング!さすがキング!!で面白かったです

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    2025年12月10日
  • ビリー・サマーズ 上

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    全ページ面白いとはよく言ったもので、読む手が止まらなかった。
    あまり何も起こらない場面でさえ面白く描けるのは天才。

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    2025年12月09日
  • H・P・ラヴクラフト 世界と人生に抗って

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    ネタバレ

     『クトゥルフ神話』の創造者として今日まであらゆる分野で影響を与えている怪奇幻想作家のH.P.ラヴクラフトの作品と生涯を独自の目線で語った、小説家ミシェル・ウエルベックのデビュー作。
     1991年に発行した本文に、作者本人による「はじめに」(1999年)とスティーヴン・キングによる序文「ラヴクラフトの枕」(2005年)を加えた普及版を底本にしているとのこと。

     怪奇幻想文学を読む上でラヴクラフトは外せないとのことで、最近発売されていた新潮文庫のシリーズを読んでみたがいまいちノリが掴めず断念していた。魅力を知る人の感想は作家の世界に入る足がかりになるものなので、ラブクラフトを「熱烈な偏愛で語る

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    2025年11月29日
  • ビリー・サマーズ 下

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    ネタバレ

    2025年の40、41冊目は、スティーヴン・キングの「ビリー・サマーズ」です。キングの作品を読むのは、「アウトサイダー」以来でしょうか。この作品は、キングお得意の超能力もホラーも有りません。至って普通の小説です。上下巻、2段組みの構成で合計600ページ以上有りますが、流石にキングです。読ませます。作家人生の最終盤に向かいつつあるキングの最後の傑作と言って良いかも知れません。
    主人公は、元軍人でイラク帰還兵の凄腕の殺し屋ビリー・サマーズです。ビリーは、ある人物の暗殺を依頼され、それを最後の仕事と決めて引き受けます。最後の仕事と云うベタな設定ながら、そこはキングです。最後は思いも寄らない所に着地し

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    2025年11月09日
  • ビリー・サマーズ 下

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    ネタバレ

    印象的なラストに感動しました。
    事件の真相は割と呆気なく分かりますが、それ以上にビリーやアリス、バッキー、ニックなどの魅力的な登場人物が多く、飽きずに最後まで楽しめました。

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    2025年10月21日
  • 書くことについて ~ON WRITING~

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    自分も書いてみたい、そう思わせてくれる1冊でした。私は小説どころか、何か物を書くということを仕事にしているわけではありません。仕事どころか趣味としても書くことにはなじみがありません。
    それでも心のどこかに、何かを書いてみたいという欲求はあって、それがどうしてなのかわからずにいました。でもこの本を読んで、少しだけその理由がわかった気がします。
    もちろん著者にとっての書くことと、私にとっての書くことの意味は違うと思います。でも誰かに読んでもらうことを意図して書いている場合、そこには読者のために何かを為したいという意図は働いているはずです。たぶんそれが子を持つ親になった今、実感として理解できるように

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    2025年10月20日