【感想・ネタバレ】ドクター・スリープ 上のレビュー

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Posted by ブクログ

シャイニングの続編。あのダニーがどういう大人になったのか気になって読んだけど、最終的にシャイニングの時の苦しみや思いが救われるエンディングとなっていて、怖いだけでなく清々しく、あたたかい気持ちで読み終われた。もちろん、ページを繰るのが止まらない、何が起こるのかわからない、怖いけど読んでしまう...というストーリーとしての面白さもあるのだけど、それより何より友人、家族、同じかがやきを持つ少女アブラとの交流、折折心あたたまる言葉や場面があり。怖いよー怖いよーどうなるのーという展開から、あー読んでよかったなあ、大団円だな、と読んだ後もしばらく余韻が残るような本でした。

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2020年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2020.7.6
めちゃ面白い。映画も面白かったけど、
もっとずっとずっと引き込まれる。
上巻は野球少年のグローブを探しに行こうとするところまで。
下巻も楽しみ。

クロウは原作の方がイケメンぽい感じがする。
映画のローズは美人すぎて見てて悪役感ないって思ったけど、原作でも美人すぎる姿が想像できたから、やっぱりレベッカファーガソンはぴったりだと思う。

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2020年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を全て見たので原作にも手を出しました。

ダニーがアル中になってたのショックだったけれど、ティーニータウンにたどり着き、ビリー・フリーマン、ケイシー・キングスリーの二人に出会えてすごくホッとした。ケイシー・キングスリーのオフィスでアルコールの瓶を抱えて「助けて」と救いを求めることができたダニーにほっとした。
アブラの強さ、今回の敵の弱さがある意味物語の先に疑問を覚え、ダニーのアルコール依存症が物語にスリルを与えているきがする。

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2020年05月25日

Posted by ブクログ

映画がとても面白かったので。
映画の序盤が場面の切り替わりが激しく、なかなか話の筋をつかめなかったのですが、原作を読むことでより一層内容を理解できたと思います。

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2019年12月17日

Posted by ブクログ

 
 「シャイニング」の後の話。
 惨劇から生き残ったダン少年だったが、その<かがやき>ゆえに、というか、事件のトラウマゆえというか、彼そのものの気質のせいか、苦難に満ちた人生を歩んでいく。

 というのが、前半で、つらい。
 もうどうしようもない感じで、坂道を転がっていく様が、淡々と描かれるのでさらに救いがない。というか、ダンが本気で救われようとしてないんだよね。でも、それをせめるということもなく、かといって憐れむでもなく、一定の距離をおいて書き進めていけるのは、キングの筆力なんだろう。

 なので、小さな女の子の存在に結構癒されるのである。
 とはいえ、彼女アブラも<かがやき>の持ち主で、色々トラブルにあうのだけど、彼女の場合両親とその周りがしっかりしていた。
 アブラが成長していく過程を読んでいくたびに、ダンの父の弱さが浮かび上がってくる。
 同時に、弱さを受け継ぎ、それに屈してしまいそうになりながら、あがくダンの姿も明瞭になってくる。
 
 光を目指しているような二人の姿の陰に、<かがやき>を食べて生き続けている一族が近寄ってくる。
 これはこれで始終暗い。

 ようするに、色々な対比、というか対立の話なのだろう。
 対立は、他者と自分であるのは当然だが、自分自身の中にあるものとの対立も常に存在する。自身の中のものはどちらがが勝つとか負けるとかではなく、バランスなのだ。バランスであるということを、受け入れることが重要なのだ。

 後半の戦いは、一気読み必至です。
 でもってキングも丸くなったねぇ、って感じ。


 結論、キングは最高!! なのだ。

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2018年09月13日

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あ〜、おもしろい。そして、まじ、怖い。どうなっちゃうんだろう。シャイニングよりも怖さを感じます。ありえないだろうことをリアルに目の前に再現させてくれるスティーヴンキング、最高です。超能力者同士の交流は、ずっと昔初めて読んだ時の「七瀬ふたたび」を読んだ時の気持ちがよみがえってきたように感じました。下巻が楽しみです。

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2018年03月03日

Posted by ブクログ

"かがやき" という名の超能力を持った子供はどうやって大人になってどうやって生活していくのか。物心がつかないうちは皆同じだと思うだろうな。他人と違うと分かった時の気持ちはどんなだろう。
そして同じ力を持つ少女との出会い。ワクワクする。次の世代へ想いを伝えていけるのだろうか。
『シャイニング』の続編とあるけれど、読んでなくても十分面白い。

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2018年02月04日

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おもろかった!『シャイニング』の生き残りの男の子、ダン・トランスが主役で、シャイニングを持て余して身を持ち崩したりもするが、いい人たちに出会い更生している。シャイニングを”善”に使った仕事をしている。でまあ、上巻ではそこらへんの、トラウマティクなダンの過去の生活から立ち直るとこらへんの話と、非常に強いシャイニングを持つ少女エイブラの話、はしか流行で滅亡の危機にあるThe True Knot(ジプシーの生活をする異形のグループ)、この3つの話がバラバラに語られていく。上巻の最後でようやくエイブラとダンがユナイトして、他の友達の助けをかりて、エイブラを守る方向で動き出す。上巻の後半からものすごく面白くなってきた。

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2024年01月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「シャイニング」の続編。良い!映画を先に観てしまったけれど、原作はやっぱり描写があるので、ダンの苦悩が丁寧に伝わってきます。
アルコホーリクス・アノニマスの活動。アルコール依存症の怖さがとてもわかる。「今日も一滴もお酒を口にしませんでした」、ってすごい達成感と救いなんだろうな。もの凄く揺れてても、今のところは踏み止まれている。ビリーもケイシーも良い人だ、ダンは出会えて良かったねぇ。
アブラちゃんの〈かがやき〉エピソードも良い。11と175の夢、アブラちゃんもつらいだろうけどご両親もつらい。曾祖母ちゃん好きだ。
ダンにとってのハロランさんのような存在に、アブラちゃんに対してなりたい…ならなければいけないんだろう。「おまえさんには借金がまだある。借金を返せ」、ディーニーとトミーの話はつらかった。。アブラちゃんが同じ〈かがやき〉持ちだから助けるというより、一度トミーを見捨ててしまったのでもう誰も見捨てない、なのか。
原作読んでも〈真結族〉は結構唐突。下巻も読みます。

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2023年05月07日

Posted by ブクログ

スタンリー・キューブリックが無表情な双子の姉妹やオノを持って暴れ回るジャック・ニコルソンの映像で話題を集めたホラー小説「シャイニング」の続編。題名から前編を想起しづらいので読んでいない人がいるかもしれないが、キングのファンなら外せない。同名タイトルの映画化もされており、ユアン・マクレガーの味のある演技やキングが思い描いたシーンの忠実な映像化も見る価値あり。

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2021年08月01日

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